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親友の夏美が引越したばかりのアパートで殺された。前夜泊まっていた悦子は、警察の鈍い捜査にいらだち、自分で犯人捜しに乗り出した。なぜ犯人は密室の鍵を開けていったのか。表題作や、乱歩賞受賞後第一作となった「罠の中の七面鳥」など、ユーモアと恐怖が交錯する6編を収録したミステリ傑作集。収録作「罠の中の七面鳥」「サイドシートに赤いリボン」「危険がレモンパイ」「がんじがらめ」「火をつけて、気をつけて」「開けっ放しの密室」。刊行1984年(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
岡島二人さんという作家さんのことを知り、『焦茶色のパステル』を読み作家さんに興味がわきこの作品を読みました。 短編集で読みやすく楽しめました。長編も好きですが短編集をはさむのはいいリズムで読めました。 自分では思いつくはずのないトリックや犯罪の理由などおもしろいなと思いました。 ただこの作品はかなり...続きを読む古めのようで、へーと思う内容が多々ありました。それも面白かったです。
あとがきにもあったけど、短編それぞれのタイトルがホントしゃれてる。センスがよすぎ。“危険がレモンパイ”てなんのこっちゃ?!って考えながら読むのも楽しかった。タイトルだけじゃ、どんな事件が起こるのか分からないから、何が起こるんやろ~?!っていうドキドキワクワク感も楽しめた。 情景描写が巧いので、場面場...続きを読む面が頭にすぐ浮かぶから、サクサク読める。
短編集「罠の中の七面鳥」「サイドシートに赤いリボン」「危険がレモンパイ」「がんじがらめ」「火をつけて気をつけて」「あけっぱなしの密室」の6編。短編ながら安定したしっかりとしたストーリ展開。楽しめる。
題名を見て、一体どういう殺人なのだろう? と思いきや 中は短編でした。 6つも謎が入った短編。 これはこれでかなり満足でしたw 2本目の短編ですが、この前読んだものとやり口が似てるな…と。 先にこちらを読んでいれば、もしかしたら分かったかも知れません。 多分気が付かないと思いますが…w よくもこ...続きを読むれだけ違うような話を詰め込めたな、という感じです。 人を呪わば穴ふたつ、どころでなく掘られてました。
罠の中の七面鳥 サイドシートに赤いリボン 危険がレモンパイ がんじがらめ 火をつけて、気をつけて 開けっぱなしの密室 の6編。 わたしは「がんじがらめ」が気に入りました。 競馬などで借金を重ねた弟が姉の自宅へお金を借りようと 訪ねていくと、姉はガス自殺を図っていた。 姉はつい最近夫ではなく弟を受取...続きを読む人にした多額の保険に加入したばかりだった。 加入後1年以内の自殺については保険金が支払われないことから 弟は他殺に見せかけようと遺書を持ち帰ったり、指紋をふき取ったりと 様々な工作をする。 警察の質問にもおびえて答えられない弟。 いつ自分が他殺に見せかけようとしたのかばれるかと思うと気が気ではない。 捜査が進むにつれ、わかったことは姉の死は本当に他殺だったということ。 殺した犯人が、自殺に見せかけていたものを、また弟が他殺に見せかけようと してしまったというのだ。意外な犯人とは・・・? 岡嶋さんはどちらかというと長編向きの作家さんだと思うのですが、この短編も なかなか楽しめました。
ユーモアと恐怖が交錯するミステリー傑作集。親友の夏美が引越したばかりのアパートで殺されてしまった。前夜泊まり込んでいた悦子は、警察の鈍い捜査にいらだち、自分で犯人捜しに乗り出した。なぜ犯人は密室の鍵を開けていったのか。表題作など、軽やかな都会派ミステリーの魅力があふれる6編を収録。
講談社文庫版では初めて競馬以外に題材を求めた短編集。競馬ネタ以外でも勝負できることを示した作品集である
六編収録の短編集。タイトルの付け方が面白いですね。どんな話だろうかと興味を惹かれます。どの作品も読みやすい上に、捻りを効かせた短編ばかりで初期作品だとは思えませんでした。独白と会話のみという構成が面白い「罠の中の七面鳥」や、20ページ足らずの作品ながらも充実した内容の「火をつけて、気をつけて」等、短...続きを読む編ならではの楽しさに満ちた作品でした。
ミステリー短編集。 どれもクオリティーは高い。 「開けっぱなしの密室」開けっぱなしなのに密室?読んで見るとなるほど納得。
「罠の中の七面鳥」「サイドシートに赤いリボン」「危険がレモンパイ」「がんじがらめ」「火をつけて、気をつけて」「開けっぱなしの密室」の6作品が収録された短編集です。 基本的に短編集は好きです。 でも岡嶋二人は一つ一つの作品をもっと深く読み込みたいんです。 これらの作品を短編で終わらせるにはもったいな...続きを読むい気がします。 一番好きなのは「火をつけて、気をつけて」かな。 うわー!そういうことかよ!って思いました。 自分の手を汚さずに事件を起こすことってできるんですね。 あんまり深く書くとネタバレになります(笑) あー。でもやっぱり岡嶋二人の世界を楽しむには短編じゃ物足りない。 その一言につきます。
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