焦茶色のパステル 新装版

焦茶色のパステル 新装版

796円 (税込)

3pt

ミステリー界の至宝はここから誕生した。二人で一人の作家、岡嶋二人のデビュー作にして江戸川乱歩賞受賞作。東北の牧場で牧場長と競馬評論家・大友隆一が殺され、サラブレッドの母子、モンパレットとパステルが銃撃された。隆一の妻である香苗は競馬の知識は一切持っていなかったが、夫の死に疑問を抱き、次々と怪事件に襲われる。一連の事件の裏には、競馬界を揺るがす恐るべき秘密が隠されていた。

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焦茶色のパステル 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本作を読まずしてミステリーが好きです、なんて言ってはいけないですね、すいません。というぐらいの記念碑的作品。20数年の競馬ファンということもあり、タイトルはやはり「黒鹿毛のパステル」にしてほしかったとは思いましたが、まあ本当に大傑作で文句のつけどころがないわけです、タイトルぐらししか。
    この歳になっ

    0
    2019年04月06日

    Posted by ブクログ

    競馬に興味はないので、読む前は正直どうかなと思っていたけど、そんな心配はまったく無用でした。もし同じことを考えている人がいたら、とにかくすぐ読むことを薦めます。

    0
    2015年02月04日

    Posted by ブクログ

    なかなか別れられずにいた夫が、突然射殺されたとの知らせを受けた主人公。こんな別れ方はしたくなかったという後悔の念と辛い現実と闘いながら、親友と共に事件の真相へと巻き込まれていきます。ミステリーとエンターテイメントの要素がすべて噛み合って、驚愕のラストへ向かっていく疾走感がたまりません。競馬に詳しくな

    0
    2014年01月23日

    Posted by ブクログ

    第28回江戸川乱歩賞を受賞した競走馬が絡むミステリー。昭和57年に書かれた本作だから、いろいろなところで時代を感じさせるが、競馬の世界については根本的なところは変わっていないのだろうか。
    文庫本になった当時の赤茶けた本を古い書棚で見つけで読み返してみたが、主人公が友人とミステリーを順番に解き明かして

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    競馬には全く興味はありませんでしたが、とても面白かったです。


    主人公の香苗も競馬や馬に関しての知識が疎いので、主人公と同じ立場で読み進めて行けたのも良かったです。


    「チョコレートゲーム」でもそうでしたが、作者は競馬が好きなんでしょうね笑

    0
    2022年12月14日

    Posted by ブクログ

    「クラインの壺」を読んでから2作目。最後のどんでん返しまで楽しめた。コンビのいきさつ「おかしな二人」は読まずに作品を読みあさっていきたい。

    0
    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    競馬をテーマにした、作者のデビュー作。それほど派手な作品ではないものの、よく練られた作品であると思う。競馬を知らない人間でも十分に楽しむことができる。

    0
    2021年05月29日

    Posted by ブクログ

    主人公となる女性二人が事件を追っていき、危険を乗り越えて数々の手がかりを見つけ、徐々にピースをはめていく。そして最後には意外な犯人、意外な真相が待っている。
    ミステリーの王道といった感じですが、途中で飽きさせないのはさすが。
    江戸川乱歩賞受賞納得の作品。

    0
    2021年03月12日

    Posted by ブクログ

    競馬のことは全く知らないけど、なんだか興味のわくミステリー。あっと驚く大どんでん返しはなかったけれど、推論の筋は通っているし、何より読みやすい。パステルとモンパレットはなぜ殺されたのか?問題のないことが問題な作品。

    0
    2018年06月01日

    Posted by ブクログ

    宝飾デザイナーの香苗は
    突然の刑事の訪問を受けた。
    競馬評論家の夫・隆一の知人が殺害され
    直前に夫が被害者を訪ねていたという。
    その夫も、訪れた先の牧場で猟銃により
    殺害されてしまった。
    隆一と共に牧場長と一組の
    サラブレッドの親子が犠牲となった。
    夫は何故殺されたのか。
    香苗は親友の芙美子と共に

    0
    2017年02月22日

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