沼田まほかるの作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:沼田まほかる(ヌマタマホカル)
  • 性別:女性
  • 生年月日:1948年
  • 出身地:日本 / 大阪府
  • 職業:作家

2005年『九月が永遠に続けば』でデビュー。『ユリゴコロ』で第14回大藪春彦賞を受賞。『彼女がその名を知らない鳥たち』、『猫鳴り』などの作品を手がける。

配信予定・最新刊

作品一覧

2024/03/06更新

ユーザーレビュー

  • ユリゴコロ
    父親の部屋から、殺人に取り憑かれたような内容の手記を見つけた男の物語

    以下、公式のあらすじ
    -----------------------
    ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題されたノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。
    この一家の過去にいったい何があったのか?絶望的な暗黒...続きを読む
  • ユリゴコロ
    圧倒的に不気味な世界観の手記。
    個人的にはこの手記ブロックだけでも一作品分の面白さがあった。
    サイコパスの心理は本来サイコパスにしか理解出来ないはずだと思うが、そういうサイコパスの思考をサイコパス以外にも腑に落ちるよう絶妙なさじ加減で描かれた心理描写。本当に秀逸で引き込まれた。
    (逆に言えば、その文...続きを読む
  • 彼女がその名を知らない鳥たち
    読み終えた時は衝撃が勝って呆然としていたのに、思い返す度にウルウルきてしまいます。ダメ女のダメな恋愛にうんざりしながら読み進めました。陣治の事は姉と同様「こんな出来た人いないのに…。」と思いつつ、やっぱり自分だったら絶対選ばないな、と。失踪した黒崎の真実はなんとなく予想できていたけど、最後の最後が衝...続きを読む
  • ユリゴコロ
    途中までは星4だったけど最後で星5になった。すごく面白かったなあ。

    殺人の描写がリアルでちょっと怖かったけど、手記を誰が書いたのかの謎解きとか、物語の進み方がわかりやすかった。
    細谷さんが実は産みの母だったところの衝撃がものすごかった。
    感動すらありました。別の作品も読んでみたい
  • ユリゴコロ

    ホラーでミステリでスプラッタ

    ●ユリゴコロという不思議なタイトルからして不穏当なホラー調ミステリである。先の見えない展開に翻弄されつつ、愛の不可解さや勁さの描写に心揺さぶられ、ラストで驚愕する。●凄まじいのはリスカ少女のシーンだ。余りにもスプラッタで読むに耐えられず、斜めに読み飛ばしたが、筆力に圧倒されてまともに読むことができな...続きを読む

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