猫鳴り

猫鳴り

作者名 :
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作品内容

流産した哀しみの中にいる夫婦が捨て猫を飼い始める。モンと名付けられた猫は、夫婦や思春期の闇にあがく少年の心に、不思議な存在感で寄り添ってゆく。20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた。濃密な文章力で、生きるものすべての心の内奥を描き出した傑作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
双葉社
掲載誌・レーベル
双葉文庫
電子版発売日
2013年05月17日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

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    Posted by ブクログ 2019年07月24日

    モンの茶色い毛玉姿は
    常に先へ先へと 人をいざない
    怖くないよ 辛くないよ
    と道を知らしめてくれているかのよう
    猫には 確かにそんな優しさを感じます
    これを書ききった 沼田先生は
    力強く 優しく 本当に素晴らしい
    そして涙があふれて止まらない作品でした
    読んでよかったです

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    Posted by ブクログ 2017年10月14日

    いろいろな意味で読み応えありました。
    友人に薦められて初めて読みましたが、
    怖い作家さんですね。
    何の予備知識も無かったので衝撃も更に大きかったかもしれません。
    巻末の解説で「勁い(つよい)」と表現されていますが、
    私は作者の生と死を見つめる視線の強さが怖いと感じました。

    三部構成でそれぞれ別の人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月21日

    最後の章は泣いてしまった。
    「死が怖い」という感情は私自身も感じることがあるが、
    自分の知っている人達が待ってるなら
    怖くないかもと思えた。

    動物は人間と同じ言語を話さないから、
    人間側が勝手に読み取るしかできなくて、
    でも、その読み取り方がすごく絶妙だった。

    久々に本を読んで泣けたよ。

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    Posted by ブクログ 2020年09月30日

    ユリゴコロのイメージが強くて、どんなお話なんだろう?サスペンス??と思っていましたが、いいお話でした!!

    題名になっている「猫鳴り」とは、猫がグルグル喉を鳴らすあれに、飼い主のおじいさんがつけた名前です。

    始まってすぐに猫が捨てられたりするので、猫好きな方には苦しい描写もあるのですが、最後の章で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月21日

    全く猫派じゃない自分だが、沼田さんの作品だったからという理由だけで読んだ。
    お腹の子を亡くした後に出会った猫のモン。
    夫婦が空気のような存在になる時間の経過のように、モンが最後の時を静かに迎える描写が良かった。
    読後に我が家の2階の窓からふと、目の前の駐車場を見ると、愛車の下から黒猫の足だけが見えて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月13日

    沼田さんは、猫がゴロゴロと喉を鳴らす音を「猫鳴り」と書いている。

    迷い猫「モン」と暮らした日々を三部に分けている。
    いつも胸の奥深くにある、確かに一人の分身と思える自分の心、それを暗く厳しく、日常生活の中で見つめる作者の目はここでも健在だ。
    その中に沈んでいる、生きていく日々の悲しみややるせなさ、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月04日

    一匹の猫を中心とした三者三様の物語です。

    当初、読み始めたとき、これは群像劇なのかなと思っていました。第二部をしばらく読み進めて、同じ猫の話かと気づきました。ただ第二部ではメインの猫ではないですが。

    第一部で出てきたサブキャラと第二部のサブキャラが同一人物であるって言うのもそこで気が付いたり。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月29日

    仔猫期、成猫期、老猫期それぞれのモンの一生を描きながら、そこに接する人物達が、感情をぶつけたり何かに気づいたりしてその時その時を生きていく
    ある時は生々しい感情だったり、いかにも青臭い欲求だったり
    生きてればまあホントに色々あるように思っても、猫の側を通る程度のひと時のことなのかも

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    Posted by ブクログ 2018年12月27日

    油断しました(TT)

    題名から想像して、まぁこんなもんかな?
    なんて割と軽い気持ちで手に取った本でしたが、
    とんでもなくすばらしい作品でした。

    まほかるさんの作品は2冊目でしたが、前作と同様に
    誰もが持っている「自然」と言うこと。
    何かや誰かを救うとか救われるとかそういう事ではなくて
    自分の在り...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月12日

    1部で心がギリギリし、2部ではヒリヒリし、そして3部。
    とてもよかったなあ。
    「自分と猫が目に見えない河の流れのようなものに一緒に身を浸しているような心地」
    「猫だの人間だのの境がぼやけて…丸ごとあいまいに溶け合ってあんしんしている」
    じんわりと心を満たしてくれました。
    死期の迫った老猫を前にオロオ...続きを読む

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