感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年03月15日
う〜ん…ツラい…
うちは、猫ではないけど、犬が老犬の域に達してる。
この間、この子の親犬に会いに行ったけど、父親犬は、もうオムツして、ヨボヨボで…
うちの犬も、後ろ足が弱ってきて、ウンチするとひっくり返ってしまう…
(後ろ足用ハーネス購入)
自身の親の時に言われたけど、QOL(Quality of...続きを読む life(クオリティ オブ ライフ)は「生活の質」「生命の質」などと訳され、患者様の身体的な苦痛の軽減、精神的、社会的活動を含めた総合的な活力、生きがい、満足度という意味)
が大事なんやな。
ただ、生きているだけで、しんどいだけなら、治療なんかせんと、自分自身でいられる時間を大切にする。
口では言うけど、今まで、共に生きてきた友が逝く訳なんで…悩むしツラい…
うちも、そう遠くない時期にそういう選択を迫られる。
でも、結論は出ていない…
Posted by ブクログ 2022年03月03日
裏表紙のあらすじを読み、単純にモンという名前の猫と関わることで人間が成長していく物語なんやろなぁと思っていたのですが、ちょっと想像と違いました。
(いい意味でです)
自分の勝手な解釈ですが、登場する人間の精神状態を、モンを見たときの感情で分かるように書かれたのではないかと思います。
モンが...続きを読む何を思っていたかということは一切わからず、自然という概念の代表みたいな感じがしました。
なんていうふうに、長々と書いてみたくなるくらい面白かったです。
Posted by ブクログ 2021年05月25日
最後は泣きながら読みました。わたしもねこを3匹飼っているのですが、ねこの描写があまりにもリアルで自分のねこの姿とかぶって色々想像しながら読みました。いま飼っているねことの時間を大切にしようと思える作品でした。
とてもとても深いです。
猫と暮らしてる人、暮らしてた人、暮らす予定の人、読んで損は絶対に無いと思います。
私はまだ猫を見送った事が無いので、見送る生々しい描写のこの本が読めて本当に良かったです。
猫との時間を大切にします。
Posted by ブクログ 2023年10月17日
詩的で、かつ描写は鋭く、
嫌悪感から始まり、どんどんと引き込まれて行って、
最終的にたくさんの優しさを感じた。
歪んだ感情、重苦しい描写の闇や影、、、生と死の隔たりの少なさを感じる。
さすが沼田まほかるさんの傑作と呼ばれるだけあるなぁとおもいました。
描き方が強烈で、グサグサと心に突き刺さる、
きれ...続きを読むいなものだけじゃない、残酷で汚らわしく汚い面もちゃんと描かれてる。
人間とはこういうものだなと叩きつけられる小説。
読み終わると何故か爽やかな気持ちになる不思議な小説。
小説でこんなに泣いたの初めてくらいめちゃめちゃ泣きました笑
泣きたい人、猫好きな人はぜひ
Posted by ブクログ 2023年09月22日
すてねこのモンが、周りの人間を癒し
自らに20年の生を全うする
子猫の頃に捨てられ
子どもを失くした中年の主婦から
何回も捨てられても泣きながら
その家に戻ってくる
そしてその家に居着き
周囲の人を何かしら癒していく
最後に残されたのは
年老いたおっちゃんとモン
最後の時間を死を意識しながら
交流し...続きを読む過ごす
なんだかせつなくて悲しいけど
死にいくことを考えさせられた
Posted by ブクログ 2023年03月23日
死に向かって弱っていくサマを、たっぷりと時間をかけて見せてくれたな、、、という感じだった。それが、あまりにもリアルだった。実生活でも、長年一緒に暮らしてた猫がいなくなるとき、おじいちゃんやおばあちゃんが最期に入院しているときのような、長く悲しく果てしない時間を過ごしてる気分だった。命と身体が朽ちるの...続きを読むを見ているだけしかない、自分がなんとも無力に感じるあの時間。
でも、もしかしたら本人たちはモンみたいに覚悟を決めて迎えてたのかも。傍にいる方としたら、そんな淡々とはしてられないけどね。
Posted by ブクログ 2022年10月15日
読後
しばらくぼーっとしていた。
次の日も次の日も猫鳴りの事が思い浮かび、ぼーっとしていた。
感動した、というのとは、ちょっと違う。
心をわしずかみにされて、
つかまれたまま、はなしてくれない。
*
私はいつも、
今の自分の状況や、気持ち、過去の出来事、その出来事への想い、
を重ねて物語を読んでし...続きを読むまう。
*
第一章の信枝の気持ち
第二章の行雄の気持ち
第三章の藤治の気持ち
三人の気持ちに私の気持ちが重なり、
一つ一つのシーンの細かい描写が、私の過去のシーンと未来のシーンと重なり、
苦しくなる。
*
「猫鳴り」
しっくりくる名前だと思う。
私はネコを飼っていて、
ネコがゴロゴロと喉を鳴らす、
その幸せを感じている。
その幸せはいつか失われてしまうと、
私は、わかっている。
でも、その覚悟はできていない。
*
*******
*
favorite sentence
*
きっと死ぬまでに何度も、 小さい猫の姿と自分 の罪を思い出す。 だがそれはなんという慰めだろ う。
*
空っぽの腹の中で、 空っぽそのものが充実し、 実体を得て、日に日に育っていくような気がする。 その空っぽを抱いたまま、 誰にも姿を見られないと ころに1人でうずくまっていたかった。
*
俺たち夫婦は死ぬまでに何遍も亡くした子のこ とを思い出すんだ。 仔猫が赤ん坊に見えたって、ち っともかまわんじゃないか。 しっかり生きて、いろ んなものを見るたびに、 何遍も何遍も思い出してや ろう。
*
平等に、容赦なく、 ブラックホール神の無限の 闇にのみ込まれる。 そうか、 そうだったのか。それ が死ぬっていうことなんだ。
*
自分もモンも衰えて、 余分なものをずいぶん失 くしてしまった。 余分な、 役に立たない、 たくさん の美しいもの。
Posted by ブクログ 2021年05月01日
間違いなく「モン」(猫)が主役の物語。
「犬派?」「猫派?」と聞かれれば迷うことなく「犬派」と答えます。
犬は何匹か飼ってきましたが、猫は飼ったことがありません。
飼ったことがない以前に人生で何度触れただろう?という感じです。
決してキライという訳ではなく、私には縁が無かったと言うのが正しい...続きを読むかも知れません。
そんな私が猫と縁を持ってしまったのが、本作「猫鳴り」です。
読み終えるまで正直こんなにはまるとは思っていませんでした。
3部構成で描かれるのはまさに「モン」の一生で、いかに生き、いかに死ぬかの物語。
決して心温まる優しい物語ではありません。
何せ、物語は生まれたばかりの子猫(モン)を40代の主婦信恵が見つけることから始まりますが、怪我をした子猫を信恵は何度も何度も捨てに行きます。
その度に何故か子猫は信恵のもとに戻って来ますが、それを見つける度、カラスにでも食われてしまえとより家から遠いところに捨てに行く。
動物好きの方にすれば「なんて酷い」まさにそんなシーンから物語は始まります。
そして、藤治と信恵夫婦の家で飼われることが決まり、「私がその猫を捨てた」と言う少女から「モン」と言うのが名前だと告げられ、飼い猫「モン」が誕生。
第2部では心に闇を抱えた少年に不思議と寄り添う「モン」が描かれます。
ラスト第3部で描かれるのは、信恵が亡くなり、年老いた藤治と20歳となった「モン」が生涯を閉じるまでの姿。
いずれ訪れる「死」を自然なものとしてある意味で自然体で迎える「モン」はまるで藤治に「死なんて怖くも何ともないよ」と優しく諭すかの如く。
部が変わるごとに、描かれるの人の視点は変わっていきますが、いつもその中心には「モン」がいます。
読み終えた時に感じる読後感はそれぞれかと思いますが、私には20年以上前に亡くなった愛犬を思い出さずにはいられませんでした。
まだ3作しか読んでいない著者の作品。
感銘を受けた「彼女がその名を知らない鳥たち」でも感じたのは決して心地よい雰囲気や、キレイな景色ではなく、敢えて読者が嫌悪感を感じる文体を描くのが上手い作家さんだと思います。
なのに読者を魅了する。
凄い作家さんです。
説明
内容紹介
流産した哀しみの中にいる夫婦が捨て猫を飼い始める。モンと名付けられた猫は、夫婦や思春期の闇にあがく少年の心に、不思議な存在感で寄り添ってゆく。まるで、すべてを見透かしているかのように。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた。濃密な文章力で、生きるものすべての心の内奥を描き出した傑作。
内容(「BOOK」データベースより)
ようやく授かった子供を流産し、哀しみとともに暮らす中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れた。モンと名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、不思議な存在感で寄り添う。まるで、すべてを見透かしているかのように。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた…。「死」を厳かに受けいれ、命の限り生きる姿に熱いものがこみあげる。
著者について
1948年大阪府生まれ。主婦、僧侶、会社経営などを経て2004年『九月が永遠に続けば』で第5回ホラーサスペンス大賞を受賞。圧倒的な筆力が選考委員に絶賛される。他の著書に『彼女がその名を知らない鳥たち』『アミダサマ』『痺れる』がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
沼田/まほかる
1948年大阪府生まれ。主婦、僧侶、会社経営などを経て2004年『九月が永遠に続けば』で第5回ホラーサスペンス大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Posted by ブクログ 2021年02月21日
最後の章は泣いてしまった。
「死が怖い」という感情は私自身も感じることがあるが、
自分の知っている人達が待ってるなら
怖くないかもと思えた。
動物は人間と同じ言語を話さないから、
人間側が勝手に読み取るしかできなくて、
でも、その読み取り方がすごく絶妙だった。
久々に本を読んで泣けたよ。
Posted by ブクログ 2020年09月30日
ユリゴコロのイメージが強くて、どんなお話なんだろう?サスペンス??と思っていましたが、いいお話でした!!
題名になっている「猫鳴り」とは、猫がグルグル喉を鳴らすあれに、飼い主のおじいさんがつけた名前です。
始まってすぐに猫が捨てられたりするので、猫好きな方には苦しい描写もあるのですが、最後の章で...続きを読むおじいさんと老猫になったモンが心を通わせていくのが、なんとも言えない気持ちになりました。
希望がある訳ではないのに、冷たくない。むしろ温かい気持ちにさせてくれる本です。
モンン〜〜(T_T)ってなる。ほんとに。
自分や周りの命について、改めてハッと考える機会になりました。
Posted by ブクログ 2020年08月21日
全く猫派じゃない自分だが、沼田さんの作品だったからという理由だけで読んだ。
お腹の子を亡くした後に出会った猫のモン。
夫婦が空気のような存在になる時間の経過のように、モンが最後の時を静かに迎える描写が良かった。
読後に我が家の2階の窓からふと、目の前の駐車場を見ると、愛車の下から黒猫の足だけが見えて...続きを読むいた。滑稽な様に思わずスマホで写真をとってみた。
気がつくと猫と目があっていてニヤケていた自分に驚いた。
Posted by ブクログ 2017年03月29日
猫が好きな人や猫と暮らしている人ならばきっと、様々なことを思ってしまうだろう内容の小説だった。
残酷な描写や悲しい描写も出てくる。だけどそれは紛れもない現実で、その現実から目を背けずに書ききっているところにむしろ愛情のようなものを感じる。
ようやく授かった子どもを流産し、悲しみとともに暮らす中年夫...続きを読む婦のもとに1匹の子猫が現れた。
“モン”と名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、不思議な存在感で寄り添う。まるですべてを見透かしているかのように。
そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた。
悲しみを抱えた夫婦のもとにやってきた1匹の猫。妻はその存在を気にしながらも、はじめは飼うことをためらう。それはその猫を見ていると、否応なしに流れてしまった子どもの存在を思ってしまうから。
悲しみに溢れたプロローグ。何度も庭先にやってくる猫を1度遠くに連れていく描写はとても残酷で、それなのに猫の持つ生命力を強く感じた。
ざっくり3章に分かれている物語は、子猫のモンが現れ夫婦の家に居付くまでが1章、そして最後の章はモンが年老いたあとのお話で、その間にある2章目は夫婦とはまったく縁がない1人の少年が主人公。
不登校になり鬱々とした日々を過ごす少年の前に、時折現れるモン。
ある日少年の身に起きた、動物の命と向き合った数日の出来事は、果たして少年を変えるのか否か。
猫に限らず、動物とともに暮らしその命を全うする彼らの姿を見るのはとても辛く悲しい作業だと思う。
その分大きな幸せをくれるものの、最期の時はやはり悲しい。
簡単に命を手に入れて、無責任に手放す人間が多く存在する今の世の中に向けたアンチテーゼのような内容にも思えた。
そんな今日、我が家で飼っていた小鞠の6回忌だったりする。時が過ぎてもやはり忘れないし、愛おしさもすぐに思い出せる。動物と暮らし愛するということは、そういうことなのだと思う。
ちなみにタイトルの“猫鳴り”とは、猫が甘えている時にゴロゴロと喉を鳴らす音を登場人物が密かにそう呼んでいることから。
以来私も猫がゴロゴロするたびに、猫鳴りだ、と思ってしまう。
Posted by ブクログ 2023年11月16日
あらすじ
ようやく授かった子供を流産し、哀しみとともに暮らす中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れた。モンと名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、不思議な存在感で寄り添う。まるで、すべてを見透かしているかのように。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた…。「死」を厳か...続きを読むに受けいれ、命の限り生きる姿に熱いものがこみあげる。─「BOOK」データベースより
感想
生きていると、どうにもならないことがある。
情けなくて、恥ずかしくて、死にたくもなる。
そんな彼らに猫は寄り添う。
どんな時でも寄り添う。
自分の命を削ってでも寄り添う。
正直、第三部はかなりきた。
生き物と一緒に生きるということは、そんなに容易いことではない。
そこには責任が伴う。
でもそこにはそれをはるかにしのぐ愛情で溢れている。
それにしても、沼田まほかるの作品は気が抜けない。
読み手があんなに嫌悪感を抱く文章をどうやって思いつくのだろう。
『彼女がその名を知らない鳥たち』以来、反吐が出そうだった。
Posted by ブクログ 2023年09月29日
静かな作品である。
そして、常に死が隣にある作品である。
一方で、生の話である。
即ち、沼田先生の作品である。
生まれてすぐに捨てられた猫「モン」の生を時間軸として、その周りに生きた人間の、命の葛藤を描いた作品である。
この作品は3部構成である。
1部。生まれて間もなく飼われて、速攻で捨てられ...続きを読むた猫「モン」を拾ったのは、我が子を流産した信枝である。今にも死にそうな猫と、既に死んでしまったお腹の子と、それでも生きている自分。生の意味を見出せない信枝の荒んだ心と、ただ生きようとする「モン」の物語。生の誕生にまつわる葛藤がある。
2部。思春期、生の発露としての暴れ出す暴力性を持て余す少年行雄と、成獣となった「モン」の動物としての野生が対比される。生のエネルギーと、その圧倒的な制御不能感についての葛藤がある。
3部。信枝の死後に残された夫、藤治が、老年の「モン」を看取るまでの物語。既に妻を亡くし、死を知っているはずの藤治が、「モン」の死に向かう姿に狼狽し葛藤を抱えているのに対し、一方の「モン」は全てを受け入れいるかのように見える。
つまり、命の起こり、命の頂点、命の消滅、すべてのステージにおいて、猫を通じて救われる人々の物語である。
以下、3部より。
あまりに良い。
『自分もモンも衰えて、余分なものをずいぶん失くしてしまった。余分な、役にも立たない、たくさんの美しいもの。
若くて、そういうものが周囲にひしめいていて、同時に欲望の作り出す黒々とした影も立ち込めていた頃には、たとえ実態は狐火であるとしても〈希望〉の明かりがどうしても必要だった。そんなときもあった。
だが今は希望もなく欲望もない。ただ見通しの良い平坦な道が、最後の地点に向かってなだらかに伸びているだけだった。それもまた悪い気分ではない。死はある日突然に襲いかかるのではないだろう。なぜなら藤治は、自分が端っこの方からすでにごくわずかずつ死にはじめているような気がするからだ。それもまたいいではないか。うまくできている。なんだか浮き上がりそうに身軽だった。』
Posted by ブクログ 2023年05月19日
最初の猫を捨てる描写と
男の子と女の子の話は
気持ち悪くてつまんなかったけど
奥さんがなくなってからの
夫と猫だけの話はよかった。
猫ちゃんの最期を看取ることが出来て
夫もちゃんと死ねるんだと思う。
天国で奥さんと猫ちゃんと会えますように。
Posted by ブクログ 2022年03月13日
久々に積読本としたままだった沼田まほかるさんの作品を読んだ。いつも胸の底からグワーッと感情を持ってかれるのである程度余裕が無いと読めない気がしてました。そしてまさに、猫鳴りもそうで、次の日仕事休みじゃないと辛いな…
自分で差し迫った死を感じた事はそんなには無いけれど、死は怖い。喋れる人間が周りにおら...続きを読むず、家の中に死の存在だけが静かに明確に存在して、そこへ到達していくしかない自分達。
モンの事が本当に心配だった。食べることが好きだったのにそれも出来ず、ただ籠に乗せてもらう時は嬉しそうにしていて救われた。
Posted by ブクログ 2022年02月17日
第一部は、飼えない子猫に対しての彼女の行動は仕方ないのかもしれないのだけど、そこまでして?って思った。それでも子猫の懸命に生きる姿に心打たれた。死んでもおかしくないのに、強い生命力に安堵した。20年も生きるなんて凄い。
第三部は、本当に切なくて、でも最期まで懸命に生きるモンと飼い主の絆になんとも言え...続きを読むない気持ちになりました。現在、同じく猫の闘病生活を送っていたものですから、リンクしてしまい、最期を迎える時の飼い主の葛藤や気持ちが痛いほどわかった。
自分も心の準備ができた気がしました。
Posted by ブクログ 2021年10月26日
飼い猫、飼い犬の死が近づいた時、どんな治療をするか…悩んで悩んで…死んだ後もあれで良かったのか?間違ってた?と後悔ばかりのペットロス(u_u)
後半とてもリアルな看取りの内容で涙…
天国の愛犬に逢いたくなっちゃいました(/ _ ; )
Posted by ブクログ 2021年10月24日
モンがどのように猫生を送っていたのか詳細には書かれていなかったのに最終章凄くリアルで苦しくて悲しくなって涙が出た。徐々に迫ってくる死を受け入れてるモンの姿を見て、こういう死生観もいいなと思った。アヤメの話をもっと知りたかった。
Posted by ブクログ 2021年05月29日
11歳で亡くなったうさぎのことを考えて辛くなった。年寄りになったら見返したい本。死ぬ準備できるのか、できるような死に方するのかわからないけれど。
Posted by ブクログ 2021年05月15日
死を受け入れる、とは。大事な人の死、自分の死。生々しく描かれている。絶対に避けて通れないし、少しずつ、確実に近づいてきているものなので、リアルに感じさせられた。
Posted by ブクログ 2021年03月02日
全体的に死臭がする、生の話だなと思った。
間際の話なので生命が生き生きとしている部分がそんなに無くて、小説ってそういう取捨選択もあるんだなぁと思えた。