アミダサマ

アミダサマ

小説・文芸
660円 (税込)

3pt

幼子の名はミハル。産廃処理場に放置された冷蔵庫から発見された、物言わぬ美少女。彼女が寺に身を寄せるようになってから、集落には凶事が発生し、邪気に蝕まれていく。猫の死。そして愛する母の死。冥界に旅立つ者を引き止めるため、ミハルは祈る。「アミダサマ!」――。その夜、愛し愛された者が少女に導かれ、交錯する。恐怖と感動が一度に押し寄せる、ホラーサスペンスの傑作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    アミダサマ
  • タイトルID
    :
    184545
  • ページ数
    :
    383ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年09月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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アミダサマ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まほかるワールド全開な作品だと思いました。
    気味が悪くてジメジメしてるのに惹かれて読み進めてしまう…
    もし映像化されたら、なかなかのホラーでしょう。
    どこまでが現実でどこからがファンタジーなのか、読む人次第で境目が違いそう。
    周りを救っているようで、実は結局不幸にしてしまう見えない力を持った人間って、周りにも居そうですよね。

    0
    2026年02月17日

    Posted by ブクログ

    ホラーサスペンスと言っても、純粋なホラーって感じやないな。
    何か、じとっとした感じ…
    それも、ずっと…
    年末の最後にこれ読んで、良かったんか…っと少し後悔せんでもないけど^^;
    初夢の中身がロクなもんしか思い浮かばない…

    主人公のミハル、冷蔵庫の中で発見される。
    一度、死の世界に行ったのか、特殊な力を備えてる。
    あかんで!
    一度、冥土にいったモノを呼び戻すなんて!
    怖すぎる…
    何か呼び戻すしても、もう普通の状態やない!

    伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、火神を生んだために病んで黄泉国に移った伊弉冉(いざなみ)尊を追っていく話を思い出す。

    もう、黄泉の人の姿は!
    ぎゃー!!

    まぁ、この話自体は、お坊さんも出てくるし、阿弥陀さんやし、仏教なんやけど。


    良いお年を!笑。

    0
    2024年01月01日

    Posted by ブクログ

    少女の力の解放をきっかけに、田舎町が少しずつ狂気に侵されていく。
    現実世界がゆっくりと腐って、すえた臭いを放ちながらグズグズと朽ちていくような、不穏な描写が絶妙で頁をめくる手が止まらなかった。
    仏教にさほど関心無くとも一気に読ませる暗黒の幻想世界。

    0
    2017年09月02日

    Posted by ブクログ

    産業廃棄物場に放置された冷蔵庫から発見された幼女。この件は『コインロッカー・ベイビーズ』を連想させる。何かよからぬこと、この世のものではない凄さを期待して読み進める。この幼女を救出し、育てることになるのが寺の住職という辺りもなかなか良い。幼女に引き寄せられる青年の話が、平行してすすむのだが、軽度知的障害を持つ女性もなにやら不気味である。最後は幼女が覚醒することで異界の入り口が開く、そして・・無性に村上龍を読みたくなった。

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    『ユリゴコロ』『猫鳴り』に続いて読んだ沼田まほかる作品。

    読み始めは不思議な出来事を追う物語かと思っていたが、ページを進めるごとに印象は大きく変わった。怪異そのものよりも、人の心や共同体が少しずつ歪んでいく様子がじわじわと描かれ、読んでいるこちらまで落ち着かない気持ちにさせられる。

    この作品は論理的に謎を解いていくというより、狂気や不気味さを「体験する」物語だった。説明し切られない部分も多く、納得するために読むというより、その世界に引きずり込まれる感覚を味わう作品と言った方が近いかもしれない。

    好みは大きく分かれそうだが、この独特の空気に飲み込まれた人は抜け出せなくなるはず。まさに「沼田沼」という表現がしっくりくる一冊だった。

    ★★★☆☆

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    読んでる最中、二度ほど気分が悪くなりました。吐きそうなくらい。これも、沼田まほかるの実力かなと思う。表現力とか言葉では表せない。
    かなり効いたのは作中、出てくる人物の駄目さ加減が私自身の幼少期から青年期に周りにいた人におおいからだろう。早朝から読んで通勤電車内で完読、疲れた。今日が金曜日で良かったです。

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    なるほど…
    おびのり男爵が曼荼羅とレビューに書いてあった意味がわかりました…
    読むのに時間かかりました…曼荼羅だし笑

    とにかく薄っ気味悪い話
    純粋なはずの幼い少女の発する無邪気とも言える何かに関わった人達は感染?汚染?されていく。

    捨てられた冷蔵庫の中から発見された少女
    見つけたのは声なき声に呼ばれた青年と僧侶

    青年にも不穏な力があると感じた僧侶が秘密裏に少女を育てるんだけど…村全体がおかしくなって……

    ホラーでしたε- (´ー`*) フッ
    ちょっと曼荼羅わからないけど!




    作中の引用ですけど
    これが全てを物語ってました。

    生と死のかたちを捻じ曲げてまでも、自分の妄想を現実化しようとするこの力。この子の幼い精神には、存在の理法も自然の摂理も根付かない。子供は、自分自身の願望しか信じない。願望の上に築き上げた、いびつな妄想世界を生きようとする。そこでは愛する者は死んではならないのだ。

    まるで無邪気なごっこ遊びのなかでのように…





    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    あゝ、これは曼荼羅なのだ。
    文庫解説の冒頭の一文に、ようやく少し納得する。親に捨てられた美少女を中心に、彼女に惹きつけられ、むしばまれ、崩れていく人々。
    彼らを囲むようにまき散らされる邪気は、終わりのない曼荼羅の縁を描いている。

    読み進めども霧は晴れず、半ばを過ぎても「叙述トリックか?」と疑ったほど。
    だが実際は、ただ、わからないだけだった。
    すべてを把握しようとすればするほど、迷路へと。

    面白いかと問われれば……正直、私は苦しかった。
    沼田まほかるの“得体の知れない闇”に触れた読後感だけは、確かに残りました。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    コエに導かれて冷蔵庫の中から少女・ミハルを助け出した悠人と浄鑑。ミハルが育っていくにつれ周りの人たちが少しずつおかしくなっていく。
    浄鑑の母千賀子がミハルを溺愛し、飼い猫クマが死にそうで死なないのはミハルの力なのかという不穏な空気感はゾクゾク。
    悠人のパートがイマイチわからない。
    ホラーだけじゃない不思議な雰囲気の内容。
    阿弥陀如来だから輪廻転生、極楽浄土ってことなのかな。

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    切なくて苦しい物語だった。
    解説に、プロローグをどう解釈するかで印象が全く違うとあったけどまさにその通り。

    0
    2024年06月10日

アミダサマ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    アミダサマ
  • タイトルID
    :
    184545
  • ページ数
    :
    383ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年09月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
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