彼女がその名を知らない鳥たち

彼女がその名を知らない鳥たち

作者名 :
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作品内容

八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。「黒崎が行方不明だ」と知らされた十和子は、陣治が黒崎を殺したのではないかと疑い始めるが……。衝撃の長編ミステリ。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内ミステリー
出版社
幻冬舎
掲載誌・レーベル
幻冬舎文庫
電子版発売日
2012年08月24日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

彼女がその名を知らない鳥たち のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2021年01月24日

    8年前に別れた黒崎を忘れられない33歳の十和子は、寂しさから15歳年上のダメ男・陣冶(じんじ)と同棲している。

    この陣冶の下品で貧相な様子の描写は容赦がありません。

    決して心地よい文章ではありませんが、文章の奥底に人間の悲しみや切なさ、温かさが感じられ段々心地良くなって来てあんなに嫌な男だっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月22日

    どの人にも共感できないし何なら全員が欲望に忠実で憎たらしいくらいなのに、とり憑かれたように文字をたどってしまう。
    いつの間にやら人の振り見て恍惚に浸っている自分に気づき、卑しさに目眩がしそうになった。
    終わりは呆気なくてそれなのにいつまでも尾を引いて心に留まり続けている。
    恋し、愛す。
    その本当の意...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月06日

    これまで読んだ沼田まほかる作品の中でも群を抜いて良かった。何でこんなに、生理的な嫌悪感を催させる表現がうまいんだろう。
    思考はもちろん、内臓まであのアパートの部屋に持って行かれるような気がした。
    陣治に対する気持ちが完全に主人公とシンクロしてしまう。辛い。クセになる辛さで一気に読んでしまった。

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    Posted by ブクログ 2019年01月07日

    圧倒的な嫌悪感、汚らしさ、狂った世界の先にある
    さらに圧倒的で絶望的な愛。

    どんどん引き込まれる文体と
    何とも言えない陰鬱さと迫り来る狂気に
    ただただ飲み込まれる感覚。

    ミステリーとかではない、強烈な愛の物語。
    何もかも不可解で共感ゼロなのに
    鮮烈に訴えかけてきて目が離せない。

    映画めっちゃ観...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    読み終わった後に人に紹介しようとしたら、こみ上げてくるものがあって言葉が続かなかった。
    最後10ページから凄い。
    どんでん返しとしても、秘密を含めた物語の筋としても、例えば衝撃的だとか新奇だとかいうことはない。が、そこまでのエピソードの積み重ねがオチの説得力を、というか真実味を、半端なく高めている。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月28日

    登場人物、嫌な気持ちになる人ばかり。なのに、なぜか目が離せない。それは筆者の表現力のすごさだと思う。ラストの展開は、圧巻。

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    Posted by ブクログ 2021年01月11日

    なんというか、色々あるにせよ単純に読むと、まず主人公の情緒の荒ぶりにびっくりするし、その人生や人の関わりにいわゆる平凡さは無く、読むたびにびっくりしたり、人によっては読んでて苦しくなると思う。心配になりながら読み続ける感じでした。愛とは何か、、みたいなことかもしれないけど、ちょっと苦しくはなるかな。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月15日

    読んでて情緒不安定になれる系の小説なのに
    面白くて一気に読める

    最終的に、主人公に肩入れしすぎてる自分に
    気付く

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    Posted by ブクログ 2020年09月03日

    私にとって沼田まほかる初読作品。
    主人公の十和子と、同棲人の陣治の関西弁のセリフが、関西人である私をストーリーへ深く導いてくれた。

    しかしながら、序盤〜中盤までは、どの登場人物にも感情移入が出来ず、結末も読めず、しんどかったが、終盤のスピード感のある展開、特に陣治の十和子に対する不器用で無償の愛が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月20日

    八年前に別れた恋人・黒崎の影を引きずる十和子。新しく出会った男・水島にも黒崎の影を重ねる。水島との待ち合わせでいつも頭上に飛ぶカラス。作中に「なぜカラスばかりなのだろう、他の鳥はどこへ行ったのだろう?」といった一文が出てくるが、これがタイトル「彼女がその名を知らない鳥たち」につながっていると思う。十...続きを読む

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