海外文学の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
シェイクスピア New四大悲劇
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 37あるシェイクスピアの作品の中で悲劇の最高傑作4つが「四大悲劇」と呼ばれている。エリザベス朝時代の悲劇とは、高貴な人物がその立場から転落して死に至るというものであった。王を暗殺して王位を簒奪した「マクベス」は、彼により妻や子供達、一族郎党を皆殺しにされたマクダフの復讐の刃に倒れる。「リア王」は権力も財産も生前贈与するという愚かさと、最も可愛がっていた末娘が自分に対する愛情を言葉で表現しないからという愚かな理由で勘当しことや、牢獄で末娘が殺されたことで、自分の犯した罪の重さを知り死んでいく。「オセロ」将軍は、悪意をもった部下が作り出す妻の不貞のニセ情報に翻弄され、嫉妬心を掻き立てられて最愛の妻を殺してしまうが、それが作り話だと知り自害する。「ハムレッ」トは、当時のイングランドの常識では近親相姦に当たる亡き夫の弟と結婚した母親への不信感と、毒殺されたと語る父親の亡霊の出現により叔父へ復讐を誓うが、悪魔に唆されているのではと思い、役者に依頼して父親毒殺の場面を演じてもらい、叔父の反応を見て確信を得る。叔父は剣術の試合の機会を設け、その際に毒殺しようと計画したが、その毒によりハムレットも母親も自分も死んでしまう。4つの作品はどれも、天国に行けるはずだった人間が地獄へ転落する物語である。我々はこれらの悲劇から、人間の犯す愚かな過ちを学び、自分の人生の行く先を考えることができるだろう。 -
シェルフ・ライフ カイロで革新的な書店を愛し育て、苦悩した記録
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2000年に入る頃、数十年にわたる社会主義の失敗により、出版や流通、 書籍販売が疲弊しきっていたエジプト。書店を開くことなど不可能だと 思われた時代に、彼女は小さな書店「Diwan(ディーワーン)」を始めました。女性店主はあらゆる困難に直面しますが、それでもエジプトを代表する独立系書店チェーンへと成長を遂げます。 西欧と中東が出合うカイロで、それぞれの文化を共存させ、後世に伝えるということ、読書家や女性たちの心安らぐ場所であるということ。書店としての使命をまっとうすべく、彼女は闘います。分断されたこの世界を変え、希望をつなぐために。 これは、一冊分ず つ、世界を変えていこうとした、カイロの革新的な書店主の実話の物語です。 -
シェークスピア「ベニスの商人」の金貸しシャイロックは悪人か。
10分で読めるミニ書籍です(文章量6,000文字程度=紙の書籍の12ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 「ベニスの商人」の金貸しのシャイロックは、貿易商人アントーニオに大枚の金を貸す。そして担保も利子も取っていない。ただ証文には、金を返せない場合、「借主の胸の肉一ポンド切り取る」と書かれ、その条件で契約を交わす。 借主の船が難破して、期日までに金が返せなくなると、金貸しのシャイロックは裁判所で証文を振りかざし、胸の肉を切り取ろうとする。裁判官も許可するが、ただし「肉は切り取っていいが、血は流してはいけない」と、知恵を働かして借主のアントーニオを救うというのが、大体の粗筋。 シェークスピア物語の「絵本」などでは、この肉を切り取ろうとする場面が紹介されている。この絵では、金貸しのシャイロックが悪相で剣を振りかざしている場合が多い。ひどいのになると、ニヤニヤ笑った変質者のように書かれている。だから、シャイロックは悪人のイメージを持たれるのだ。 歴史的には、シャイロックが悪人一辺倒に描かれていたが、ヒットラーのユダヤ人迫害で、シャイロックが被害者として描かれるのが流行となったのである。 果たして、シェークスピアはシャイロックを悪人として登場させたのだろうか。それとも被害者か。 シェークスピアは善悪で人間を描くような単純なことはしていない。 -
塩と運命の皇后
50年ぶりに湖の封印が解かれるとき、追放された悲劇の皇后の伝説が幕を開ける――。歴史収集の旅をする聖職者チーは、ある時立ち寄った湖のほとりで、ひとりの老女に出会う。亡き皇后の侍女だという彼女に導かれ、チーは皇后が幽閉されていた屋敷を訪れる。そこで老女は思い出の品々を手に語り始める。美しく残酷な真実と運命の物語を……。「あの方には異国風の美しさがあり、それはあたかも私たちには読めない言語のようだった。肩まで垂れた長い二本の三つ編みは墨汁のように黒く、顔は皿のように平らで、完璧に近い円形だった」――著者デビュー作にして2021年ヒューゴー賞受賞作。全2篇。 -
しし座物語
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不幸な人々を救うために我が身を投げうつ者こそ英雄と呼ばれるにふさわしいことを語る、英雄ヘラクレスの物語。 -
私書箱110号の郵便物
コン・ジンソルはFMラジオ局で働く構成作家。改編にともない、番組の新ディレクターとなったイ・ゴンと仕事をすることに。局内での評判は悪くないが、初顔合わせの段階からペースを狂わされ、人付き合いの苦手な彼女は当惑する……。丁寧な情景描写、人物の内面を繊細に描く文体で「ゆっくり大切に読みたい本」と韓国で評されるイ・ドウの処女作、ついに刊行。ソウルの地名が多数登場し、読むと街を散歩したくなる小説でもある。 ★古家正亨氏、推薦 (ふるや・まさゆき MC/DJ/韓国大衆文化ジャーナリスト) 「懐かしいソウルの風景。自然と思い浮かぶ、慌ただしいスタジオでのやりとり。“30代の大人”が繰り返される日常に求めたもの。ラジオ局を舞台に“言葉”の担い手が不器用に、静かに紡ぐ、セピア色にときめくラブストーリーに胸打たれた」 -
詩心の風光 新版
「戦争は過ぎた。歴史の深刻な動乱は昨日の悪夢のやうである。……われわれは忘れてはならない――われわれの過誤と弱さとを。われわれは絶望してはならない――なぜなら人間性実現の新しい仕事が我々の心と手との営みを待つてゐる。」片山敏彦『詩心の風光』は、みすず書房が世におくった最初の出版物として、1946年7月1日に刊行されました。凸版印刷、一万部、定価は20円。当時の社名「美篶書房」は、本書の序にも、創業者・小尾俊人の名とともに記されています。1945年12月の創業から今年で60年、微力ながらも今日まで出版活動を持続できましたのも、ひとえに読者の皆様のご支援の賜物であり、心より御礼申し上げます。出版点数も3600点を数えることができました。この記念の年を締めくくるにあたり、出版の基本理念と創業時の精神の息吹をとどめたく、ここに新版を刊行するしだいです。 -
資治通鑑
『資治通鑑』は11世紀なかば、北宋の皇帝英宗の詔により編纂された編年体の歴史書である。中国の戦国時代から北宋建国前年に至るまで1362年間にわたる歴代君臣の事績をまとめた本書は、「治を資(たす)く」という書名の示す通り統治者が参照すべき書として、『貞観政要』と並び政治家や学者の読むべきものとされた。294巻にのぼるこの膨大な『通鑑』のなかから、本文庫では後漢の「党錮の禁」、南北朝時代に勃発した「侯景の乱」、そして大唐帝国を揺るがした「安史(安禄山)の乱」を綴った巻を収録。権力者たちのたくらみが交錯するドラマが流麗な訳文で蘇る。 -
詩人になりたいわたしX
詩で描く家族と恋と友情の心揺さぶる物語。 主人公のシオマラは、神さまのことなんか、ぜんぜん信じてない。 「女の子は、いけません。いけません。いけません」 信仰心厚い母親に、こう言われるたびに、 「自分はなんてちっぽけなんだろう」って感じるんだ。 ハーレムに暮らす少女シオマラは、厳格な母親に猛反発しながらも、「言葉」の持つ世界に惹かれていく。 高校のポエトリースラム部で詩のパフォーマンスというものを知り、自己表現の世界にどんどんのめり込んでいく。 「言葉は、ありのままの自分を解き放つ手段」、そのことに気がついたシオマラは、いろいろなことから自由になれた。 -
死せる魂
詐欺師チチコフは戸籍面では生きていることになっている死んだ農奴を買いあつめて,これを抵当にして銀行から金を引出すため,ロシア各地を遍歴する.作者はこの遍歴のなかで,随所に道徳的破綻者を発見し,それに対して鋭い社会的解剖を加え,腐敗したロシアの全貌と,その生活につつまれた「夢」とを白日の下に暴露して,誤った社会制度と国家組織に痛烈な批判を下す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません. -
シソンから、
《私たちの心には、“彼女”のかけらがあるから》 女性への暴力や不条理が激しかったころ、美術家として作家として、時代に先駆けて生きたシム・シソン。 ユーモアを忘れずにたくさんの仕事をし、二度結婚して四人の子供を育て、世の評判をものともしなかった人。 そんな〈家長〉にならい、自由に成長してきた子供と孫たちは、彼女の死後十年にあたり、ハワイでたった一度きりのちょっと風変わりな祭祀を行うことにするが…… 『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』のチョン・セランが贈る家族三代の物語。韓国で16万部を突破した待望の最新長編小説。 ――20世紀を生き抜いた女性たちに捧げる、21世紀を生きる女性たちからの温かな視線。 -
詩伝 陶淵明 オンデマンド版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「帰去来の辞」で著名な陶淵明。官を去り隠士となった田園詩人のイメージが強いが、その詩文からは暖かい人間味にあふれた人物であることがわかる。彼の類い稀な詩文は、現代の我々の心を捉え、今なお新鮮である。従来の一面的な陶淵明像に再検討を加え、現代にも通じる求道詩人としての淵明を捉えた好著。学生時代に陶淵明に出会い、爾来30年余、高度経済成長を支えるサラリーマン生活の傍ら研究を続けた著者の、還暦の果実。 -
詩と散策
散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 【出版社:書肆侃侃房】 【目次】 宇宙よりもっと大きな 寒い季節の始まりを信じてみよう 散歩が詩になるとき 幸福を信じますか? 11月のフーガ 悲しみ、咳をする存在 果物がまるいのは 夏に似た愛 心のかぎりを尽くして来たから 永遠のなかの一日 海から海のあいだに なにも知りません よく歩き、よく転びます 国境を越えること みんなきれいなのに、わたしだけカンガルー ひと晩のうちにも冬はやってくる 夢とおなじ材料でできている 夕暮れただけ 窓が一つあれば十分 灰色の力 真実はゆっくりとまぶしくなければ 猫は花の中に いくつかの丘と、一点の雲 今日はわたしに、明日はあなたに 彼女の歩く姿は美しい(送らない手紙) 日本の読者のみなさんへ 訳者あとがき 【著者】 ハン・ジョンウォン 大学で詩と映画を学んだ。 修道者としての人生を歩みたかったが叶わず、今は老いた猫と静かに暮らしている。 エッセイ集『詩と散策』と詩集『愛する少年が氷の下で暮らしているから』(近刊)を書き、いくつかの絵本と詩集を翻訳した。 橋本智保 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(同)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(同)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(同)ユン・ソンヒほか『私のおばあちゃんへ』(同)など多数。 -
死について! 上下合本版 あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った。
“普通の人々”から泉のようによどみなく溢れ出す、強烈な言葉たち――「口述の歴史(オーラル・ヒストリー)」の名手による伝説的インタビュー集、待望の復刊! 救急救命士・元死刑冤罪者・原爆被爆者・退役軍人・物理学者・歌手・HIV感染者・医師・葬儀屋・女優・画家……驚くほど多様な人々が「死」そして「生」について生々しく、切なく、いとおしく語る。 本国2014年刊の新版に寄せられた序文を追加し訳文・注釈を見直した全面改訂版。 「どこまでも読み手の心に突き刺さってくる言葉、言葉、言葉! 人の発する言葉というのは、これほどまでに強烈で、痛烈で、鮮烈で、感動的で、切ないものだったのか」――金原瑞人氏による訳者解説を更新して収録。 ※本電子書籍は、「死について! 上・下」の合本版です。 -
写真文学論
写真がその成立に大きな役割はたしている文学作品――写真文学――とは何かを探求する。ローデンバック『死の都ブリュージュ』、ブルトン『ナジャ』、モディアノ『ドラ・ブリュデール』、デュラス『愛人』、ゼーバルト『アウステルリッツ』などの主要作品からその核心に迫る冒険の書。 【主要目次】 はじめに 序章 写真文学とは何か 1 小説の危機と写真文学の誕生 2 顔の物語 3 言葉のイメージと写真イメージの交点――風景としての人間 4 顔の消滅、顔の出現――写真文学の世界へ 第Ⅰ部 顔、風景、ドキュメント――写真の中の見えないもの 第1章 風景写真の使用法――ジョルジュ・ローデンバック『死の都ブリュージュ』(一八九二) 1 無人の街路――風景写真の使用法 2 写真都市ブリュージュ 3 絵葉書とは何か 4 出現のモチーフ 第2章 肖像写真の使用法――アンドレ・ブルトン『ナジャ』(一九二八、一九六三) 1 肖像写真の使用法Ⅰ――ヒロインの顔を示さないこと 2 「取り乱した証人」 3 肖像写真の使用法Ⅱ――男たちの写真 4 風景写真の使用法――凡庸さの外観、扉としての写真 第3章 ドキュメント写真の使用法――谷崎潤一郎『吉野葛』(一九三一、一九三七) 1 「初音の鼓」――『吉野葛』における写真の使用法 2 虚構の手紙の写真 3 手帳の写真――W・G・ゼーバルト「アンブロース・アーデルヴァルト」をめぐって 4 写真は実物に似ているのか 第Ⅱ部 空白のスクリーン、不在の写真 第4章 戦争の記憶、空白のスクリーン――ジョルジュ・ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』(一九七五)、パトリック・モディアノ『ドラ・ブリュデール』(一九九七) 1 子供の写真――空白の部屋(ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』Ⅰ) 2 偽りの記憶――批評的自伝(ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』Ⅱ) 3 透かし模様のスクリーン(モディアノ『ドラ・ブリュデール』Ⅰ) 4 ドラの顔(モディアノ『ドラ・ブリュデール』Ⅱ) 第5章 不在の写真――マルグリット・デュラス『愛人』(一九八四)、アニー・エルノー『娘の回想』(二〇一六) 1 「絶対の写真」――行為としての写真(デュラス『愛人』Ⅰ) 2 「絶望の写真」――イメージの場所(デュラス『愛人』Ⅱ) 3 撮られなかった写真――エルノーの場合(『娘の回想』) 4 写真が作り出す現実――アニー・エルノー『写真の使用法』 第6章 記憶の想起と写真――W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(二〇〇一) 1 迷子の写真――主人公の肖像写真 2 リヴァプール・ストリート駅の情景――見えない写真 3 『アウステルリッツ』と『失われた時を求めて』――見出された時と写真の使用法 4 母親の肖像 第Ⅲ部 日常生活と写真 第7章 日常礼讃――ロラン・バルト『ロラン・バルトによるロラン・バルト』(一九七五) 1 伝記素――私的な生活 2 写真と俳句 3 「存在の増幅器」としての写真――ジル・モラ/クロード・ノリ『写真宣言』(一九八二) 4 肖像写真に写らないもの -
シャルルマーニュ伝説
この物語は、野上弥生子訳の「ギリシア・ローマ神話」「中世騎士物語」と伝説三部作を成すもので、「アーサー王物語」と人気を二分する。有名な「ロランの歌」を含み、古代・中世の文学的遺産に親しむための絶好の入門書。 -
シャーリー・クラブ
「どこにいたって、あなたは決して一人じゃない。」 韓国で注目を集める若手作家による瑞々しい青春ストーリー! --------- ワーキングホリデーで訪れたオーストラリア。 「シャーリー」だけが入れるクラブがあるって知って、興味津々訪ねてみたら、そこには白髪のおばあさんたちが。 そうしたら……背の高い、東洋人とも西洋人とも、女とも男ともつかない彼が……「誰を探してるの?」って〈完璧な紫色の声〉で呼びかけてきて……。 この出会いって、運命? それとも偶然なの? 差別に傷つき、アイデンティティに迷い、そして恋に奮闘して……。 人種や世代を超えて痛みや喜びを分かちあうピュアな“愛”の物語。 --------- 【もくじ】 SIDE A ■Track 01 ■Track 02 ■Track 03 ■Track 04 ■Track 05 ■Track 06 SIDE B ■Track 07 ■Track 08 ■Track 09 ■Track 10 Hidden Track ■あとがき -
終身刑の女
2018年仏メディシス賞外国小説賞受賞作。 サンフランシスコは決して「美しい街」ではない。 冷たい霧と泥と、薬物と銃とタトゥー。 29歳にして二つの終身刑プラス6年の刑で服役しているロミーにとって、生まれ育った街はただ呪われていた。 幼い頃から愛情に恵まれず、社会支援も得られず、ドラッグや万引きを繰り返し、ストリッパーになり、子を産んで、その子が幼いうちにストーカーを殺し、逮捕された。 やがて息子の面倒を見ていた母親が亡くなったと知り、ロミーは絶望の果てに脱走を企てる。 主人公ロミーの他、カリフォルニア州スタンヴィル女子刑務所で絶望的な余生を過ごす囚人たちが、あの手この手で生きる希望の糸口を探す様子が克明に描かれる。 刑務所に収監された女性たちの心情を繊細に描き出すことで、格差社会の底辺にいるアメリカ人たちを浮き彫りにした、文学の香気も漂う傑作スリラー。 なお本作は、フェミナ賞と並ぶフランス最高の文学賞であるメディシス賞(外国小説部門)を2018年に受賞、同年ブッカー賞の最終候補ともなった。 -
執着
マドリッドの出版社に勤める編集者マリア。独身の彼女が、毎朝カフェで見かける理想のカップルと思える夫婦がいた。彼女は二人を見ては、幸せな気分で出勤するのだった。裕福そうな夫とカジュアルな装いが似合う妻は、子供を学校に送り出してから二人で朝のひとときを過ごしているらしい。しかし、ある日、出張から帰ったマリアが久しぶりにカフェに行くと、二人の姿はなかった。そして、恐ろしい事件があったことを彼女は知る。あの夫がホームレスに突然殺されたのだ! しばらくして、未亡人ルイサと知り合ったマリアはルイサと親しい、亡くなった夫の親友だった男に恋をする。しかし、彼の気持ちはルイサにしか向いていなかった。そしてある日、マリアは、彼の驚くべき秘密を知ることになる。あの事件は通り魔殺人ではなかったのか? 三角関係の清算だったのか? それとも……? 現代スペインを代表する作家で、ノーベル賞候補と目される著者による愛と死と罪をめぐる哲学小説。 -
棕梠の葉とバラの花 -独居老女悲話-
1976年度スウェーデン文学振興会小説大賞受賞作品。不動産取引業のヨニー・オスカーションは友人の電気器具商から依頼を受けて、3月末のある土曜日、過疎地の森の中の一軒家にテレビ用延長コードを届けに行く。行ってみるとそこには全身麻痺の老婆が独りベッドに横たわっている。一目見たときオスカーションは「なんとしてもこの老婆を昇天させてやらねばなるまい」と考えた。原典スウェーデン語。 -
小公子
ニューヨークの下町で母親と暮らす少年セドリックは、金色の巻き毛に愛くるしい顔立ち、そして誰とでもすぐに友だちになれる天真爛漫な男の子。ある日、イギリスの貴族である祖父の跡取りとして迎えられることになり、母とともに海を渡る。だが、冷酷な祖父ドリンコート伯爵は、アメリカ人の母親を憎み、ふたりを引きはなそうとしていた。それでも、人を疑うことを知らないセドリックは、祖父を慕い、よい伯爵になろうと無心に努力する。その姿が周囲の人々の心をつかみ、いつしか老伯爵の心も打ち解けていくが……突然、衝撃の事件が巻き起こり、運命の歯車が動きだす――! -
小公女
裕福な家庭に生まれ、最愛の父のもと公女のように育てられたセーラ。7歳でロンドンの寄宿学校にあずけられると、持ち前の知性とやさしさでたちまち人気者に。ところが、11歳の誕生日に父の死と破産の知らせが届くと、セーラの境遇は一変。酷薄な校長は、セーラを屋根裏部屋に追いやり、食事や衣類も満足に与えず下働きとしてこき使う。だがセーラは、過酷ないじめに耐えながらも、心だけは「公女のように」と振る舞う。そんなセーラに、ある日魔法のようなできごとが起こり……! 『秘密の花園』『小公子』とともに、いまなお世界中で読みつがれるバーネットの最高傑作を、読みやすい新訳で! -
少女小説をジェンダーから読み返す―― 『若草物語』『秘密の花園』『赤毛のアン』が伝えたかったこと
〈女性作家たちの生涯から読み解く〉 少女だけでなく、大人の読者も魅了してやまない三人の少女小説作家──オルコット、バーネット、モンゴメリ。 栄光に包まれた彼女たちの道のりは、決して平坦なものではなかった。 彼女たちが闘ったジェンダーの壁を、その作品と生涯から読み解く。 ---------------------- 【目次】 ■はじめに ■第1章 『若草物語』 反抗の叫び──ルイザ・メイ・オルコット ■第2章 『小公子』『小公女』から『秘密の花園』へ 野ブドウを摘んだ少女──フランシス・ホジソン・バーネット ■第3章 「アン」と「エミリー」 光と闇のはざまで──ルーシー・モード・モンゴメリ ■註 ■おわりに ■作家たちが生きた時代 ■略年表 ■主な参考図書 -
少女ソフィアの夏 新版
日本語に翻訳されて30年。「ムーミン」を作り上げたトーベ・ヤンソンの透明感に満ちた至極の短編集が、読みやすく改訂され、美しい新装版になりました。 夏の孤島を舞台とした、母を亡くした少女と祖母の小さくとも豊かな物語です。 人生の扉を開けたばかりの少女ソフィアと、人生の出口にたたずむ祖母。 70も年齢の違うふたりが思うままを対等に、率直にぶつけあいながらも、 たがいにさりげなく思いやるーー。 北欧の自然描写の美しさ、自分らしさを大切にする生き方。 ふたりをそっと見守る国際アンデルセン賞受賞作家トーベ・ヤンソンの優しいまなざし。 今こそ、私たちが大切にしたい物語が輝きます。 ●著者紹介 トーベ・ヤンソン 作・絵 画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。雑誌『ガルム』の社会風刺画で一躍有名となる。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国民文学賞受賞。おもな作品に「ムーミン全集」シリーズ(全9巻)のほか、『少女ソフィアの夏』『彫刻家の娘』、絵本『それから どうなるの?」、『ムーミン』コミックスなどがある。2001年6月逝去。 渡部翠 訳 中国・大連に生まれる。日本フィンランド文学協会会員。フィンランド文学研究のためにたびたびフィンランドに滞在し、ヘルシンキ大学の講師をつとめたこともある。主な翻訳に『それから どうなるの?』(作・絵/トーベ・ヤンソン 講談社)をはじめとするムーミン絵本シリーズや、『オンネリとアンネリのおうち』シリーズ(作/マリヤッタ・クレンニエミ 絵/マイヤ・カルマ 福音館)などがある。 ●内容紹介 わたし泳ぎたい 月あかり おばけ森 凪 夏至祭 ソフィアの嵐 など22作 -
小説のように
ある夜、一冊の本を読み始めた音楽家の女性。その物語では、音楽教師として教えながら、夫との不和を抱えていた若き日の彼女自身の姿が、どこか面影のある少女の目を通じて綴られていた――表題作「小説のように」ほか、孤独に暮らす女性と逃走中の殺人犯との対話が震えるほどの余韻をもたらす「遊離基(フリーラジカル)」や、長じてのち、少女の日の無邪気な行いが回想される「子供の遊び」など、ありふれた人生ががらりと様相を変える瞬間を捉えた十の物語。ノーベル文学賞、国際ブッカー賞受賞の「短篇小説の女王」が魂を込めて書き上げた燦然たる作品集。/【目次】次元/小説のように/ウェンロック・エッジ/深い穴/遊離基(フリーラジカル)/顔/女たち/子供の遊び/木/あまりに幸せ/謝辞/訳者あとがき/創元文芸文庫版訳者あとがき/解説=井上荒野
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。