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世界を訪ね歩いて信じがたい奇妙なエピソードを収集し、軽妙な文章とユニークな挿絵で発表する。かつて世界8000万の読者から愛された奇書が再び現世に甦る。『世界奇談集』改題復刊。 ※本書は、『世界奇談集』(河出文庫)を単行本化したものです。
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Posted by ブクログ
ロバート・レロイ・リプリー(1893-1949)さんが集めた、嘘のような本当の話をイラスト共に紹介している一冊。例えば・・・(一部抜粋) 三世紀にまたがる子どもたち フランス、バルジャック・ヴァヴァレイのピィエル・デフォールネは、三人の子の父親となったが、第一子は1699年、第二子は1738年、第...続きを読む三子は1801年生まれと、いずれも世紀を異にし母を異にした。デフォールネが第三の妻をめとったときには百二十歳で、妻はわずか十九歳にすぎなかった。彼は1809年百二十九歳の高齢を保ってこの世を去った。ちなみに1877年5月号の「マガジン・ピィットレスク」誌に、三子の生誕証明書の写しが掲載された。 こんなような驚きの話が、ランダムに登場する。場所や時代はまちまちで規則性はない。なので、活字中毒の人が隙間時間に無造作に開いたページを読むのにちょうど良い本かな?(こんな人いるのか?) 世の中、驚きに溢れている。日常の小さなスケールで考える枠の中から、思考を解き放つ手助けもしてくれる本かもしれない。
アメリカの漫画家、R・L・リプレーによる古典的奇談集。 1959年から60年にかけて朋文堂よりでた「世界奇談集」を1986年に河出書房新社が河出文庫の一冊として文庫化したものを改題、再編集の上復刊したもの。 内容は子供の頃雑誌などで良くみたような奇妙な話や変わった記録などを寄せ集めたもの。元は193...続きを読む0年台前後から50年代辺りにかけて書かれたものなので、内容的には古いし事実かどうか疑わしいものも多い(19世紀に147年の結婚生活を送った夫婦の話が出てくるが夫が死亡したのは172才で、俄に信じがたい。戸籍の記載が間違っる可能性が高いのではないだろうか)が、この手の本の古典として好きな人は手元に置いておきたい一冊。
面白い。世界って人間って不思議に満ちてるなあ。 作者の絵や語り口も好き。 もっとたくさん読みたいなあ。 ワシントンはアメリカの初代大統領だと思ってたよ。 ほかにも信じようと信じまいとのいろんな話がたくさん。世の中知らないことがまだまだいっぱいだなあ。
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