作品一覧
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4.0
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-1巻660円 (税込)なじみ深いノアの箱舟からはじまる「聖書をめぐる奇跡」から、「現代に生きる奇跡」「夢にまつわる奇跡」「世にもふしぎな物語」「ふたつの奇妙な物語」他、古代から現代に至る、歴史あるいはサイコミステリーとしても読める37話。
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-1巻660円 (税込)このシリーズ中では一転して、歴史的事実、事件の裏にある悲しくいたましい秘話、エピソードを発掘したもの。リンドバーク二世誘拐殺人事件、聖バレンタイン・デーの惨劇、全滅したフランクリン探検隊の秘話など興味深い14話で構成。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ロバート・レロイ・リプリー(1893-1949)さんが集めた、嘘のような本当の話をイラスト共に紹介している一冊。例えば・・・(一部抜粋)
三世紀にまたがる子どもたち
フランス、バルジャック・ヴァヴァレイのピィエル・デフォールネは、三人の子の父親となったが、第一子は1699年、第二子は1738年、第三子は1801年生まれと、いずれも世紀を異にし母を異にした。デフォールネが第三の妻をめとったときには百二十歳で、妻はわずか十九歳にすぎなかった。彼は1809年百二十九歳の高齢を保ってこの世を去った。ちなみに1877年5月号の「マガジン・ピィットレスク」誌に、三子の生誕証明書の写しが掲載された。
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Posted by ブクログ
アメリカの漫画家、R・L・リプレーによる古典的奇談集。
1959年から60年にかけて朋文堂よりでた「世界奇談集」を1986年に河出書房新社が河出文庫の一冊として文庫化したものを改題、再編集の上復刊したもの。
内容は子供の頃雑誌などで良くみたような奇妙な話や変わった記録などを寄せ集めたもの。元は1930年台前後から50年代辺りにかけて書かれたものなので、内容的には古いし事実かどうか疑わしいものも多い(19世紀に147年の結婚生活を送った夫婦の話が出てくるが夫が死亡したのは172才で、俄に信じがたい。戸籍の記載が間違っる可能性が高いのではないだろうか)が、この手の本の古典として好きな人は手元に置い