「白銀号事件」
キングス・パイランドの名馬がいなくなり、その調教師が荒地で死んでいた。事件の解決に向かったホームズが見破った事件の真相はーー?
足を引きずる羊、死んだ調教師が持っていた華奢なナイフ、事件前夜に訪れた怪しい男。
「ボール箱」
クロインドンのクロス街に住むミス・スーザン・クッシングの元
...続きを読むに、粗塩と二つの耳が入った小包が届いた。スーザンは全く心当たりがないという。ホームズは小包の結び目が特殊なことに気づき、また、スーザンには二人の妹がいることを知ったーー。
「黄色い顔」
ホームズの元に、とある男が妻が怪しいと依頼を持ってきた。どうやら引っ越してきたばかりの隣人と妻が関係があるらしい。男は見るもおぞましい黄色い顔が見えたと言っていた。引き止める妻を振り切り乗り込んだ家のなかにいた人物は…。
「株式仲買店員」
モースン商会に勤めることになった若い依頼人は比較の給与で引き抜かれる。だが、面接した男と双子の上司が同じ場所に金歯があることから不信感を抱きホームズに相談に来た。男の企みは一体何なのか?
「グロリア・スコット号」
ホームズは学生時代、友人の家に遊びに行った。そこで知り合った友人の父親である治安判事トレヴァーは不可解な手紙を受け取り脳溢血で死亡した。なぜ、トレヴァーは不可解な手紙を読んで恐怖したのか?一体彼になにがあったのか?
若かりし頃のホームズが取り組んだ事件。
「マスグレーヴ家の儀式」
ホームズの学友マスグレーヴが、暇をだした執事とその元恋人が失踪したと相談にきた。執事は荷物を残したままだった。執事はドンファンだったがとても有能だったという。ホームズは執事が馘首される原因となった、マスグレーヴ家に伝わる儀式文から手をつけ始める。その儀式文の謎をとけば、執事の行方も分かるだろうと踏んだのだ。その儀式文が示す謎とはーー。
「ライゲイトの大地主」
サリー州のライゲイトにおいて、ワトスンの旧友ヘイター大佐の邸宅で療養することになったホームズ。到着した日の晩、招待主の大佐は地元の名士アクトン老人宅で起こった強盗騒ぎの話題を持ちだす。翌朝、アクトン老人と対立関係にあった大地主・カニンガム氏の屋敷で、彼に仕えていた御者ウィリアム・カーワンが銃殺された。犯人は強盗だという警察、だがホームズが突き止めた真相とは。
「曲がった男」
バークレー大佐が死亡した。直前に夫人と激しく口論する声が聞こえていたという。大佐の死体が発見された横では夫人が気を失って倒れていた。鍵はなく、部屋は密室だった。
夫人が犯人ではないかと言われる中、ホームズは夫人と親しいモリソン嬢に話を聞く。2人で外出した折、夫人は道で背中の曲がった男とぶつかった。どうやら2人は知り合いだったようだーー。
「入院患者」
有名な医師が妙な出来事に巻き込まれたと相談に来た。著名ではあるものの金がなかった医者に、出資するから開業しないかと持ちかける男がいた。医師は承諾し、売上の何割かを自分の収入としていたが、ある日を境に同居人の様子がおかしくなった。原因を突き止めて欲しいというのだ。
ホームズが捜査を始めた矢先、その同居人は首をつって死んでいた。自殺と断定した警察をよそに、ホームズは事件の真相を暴く。
「ギリシャ語通訳」
ギリシャ語通訳で生計を立てている男がホームズの元に相談に来る。怪しげな男たちが捕らえ痛めつけているギリシャ人の通訳をするよう言われたというのだ。捕えられたギリシャ人と、男2人の知り合いらしい女性は知り合いらしい。
ホームズが突き止めた真相とは?
→ちょっとホームズとしてはぱっとしない事件。
「海軍条約文書事件」
重要な書類が盗まれたとワトソンの旧友が相談の手紙をよこす。旧友は神経衰弱で弱り切っていた。しかもホームズたちが訪れた夜、強盗らしき人物も現れーーホームズが突き止めた犯人、そして条約文書の行方は?
「最後の事件」
モリアーティ教授との対決。謎解きではないよね。