メルヴィルの一覧

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作品一覧

2018/10/19更新

ユーザーレビュー

  • 書記バートルビー/漂流船
    これは面白かった。バートルビーのおよそ理解できない行為。バートルビーを許すどころか助けようとする雇用主。同僚たちの奇行。謎解きのように語られる過去。それでも理解は進まない。こんな不可解な話なのに先を読まずにいられない。
    漂流船は実話にもとずく作品だが、巧妙に仕掛けられた作者の罠によって、疑心暗鬼を深...続きを読む
  • 白鯨 下
    下巻
    そろそろモービィ・ディックを追いかけないと最終巻だよ!…などという読者の思いはどこへ吹く風、相変わらずの鯨語り(笑)。
    上中巻でさんざん鯨語りしたから下巻では物語が進むかと思ったら、まだまだ作者は語り足りなかったらしいく、もっと語るぞ!という決意表明?までしている。
    「わたしは鯨に関する研究に...続きを読む
  • 白鯨 上
    児童用の簡易訳は読んだ。グレゴリー・ペックの映画も観た。「スナック モビー・ディック」と「スターバックスコーヒー」が向かいに建っていてどっちが勝つんだとか思ったこともある。(「モビー・ディック」が先に閉店した)
    しかし今まで手を出せなかったのは、
     この作品は小説でなくて捕鯨の論文だとか、
     いや小...続きを読む
  • 書記バートルビー/漂流船
    「バートルビー」、これは衝撃だった。書記として雇われながら、「しないほうがいいと思います」と雇い主であり語り手でもある弁護士の求める仕事を断る謎の人物バートルビー。語り手はえもいわれぬ罪悪感によって、なかなかバートルビーを追い出せないでいる。
    この罪悪感の正体というのは、人間はいつも、あらゆる制約の...続きを読む
  • 白鯨 下
    2ヶ月かかった。この本に出会わなければ、私が鯨や捕鯨船に興味をもつことはまずなかっただろう。メルヴィルの描写の力強さ。白鯨を追ったエイハブ船長、スターバック、スタッブといった航海士、クイークェグの生き方から、私は何を感じるべきなのか。今はまだ圧倒されるばかりで。死をも恐れずに突き進み、生ききった男エ...続きを読む