白鯨 中

白鯨 中

1,034円 (税込)

5pt

<モービィ・ディック>との遭遇をまえにして、さまざまな国籍の多岐にわたる人種をのせた、アメリカを象徴するような捕鯨船<ピークオッド号>の航海はつづく。ほかの船との<出あい>を織りまぜながら、鯨と捕鯨に関する<百科全書的>な博識が、倦むことなく、衒学的なまでに次から次へと開陳されていく。新訳。(全3冊)

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白鯨 のシリーズ作品

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  • 白鯨 上
    1,034円 (税込)
    巨大な白い鯨〈モービィ・ディック〉をめぐって繰り広げられる、アメリカの作家メルヴィル(1819―1891)の最高傑作。本書は海洋冒険小説の枠組みに納まりきらない、法外なスケールとスタイルを誇る、象徴性に満ちあふれた「知的ごった煮」であり、およそ鯨に関することは何もかも盛り込んだ「鯨の百科全書」でもある。新訳(全3冊)
  • 白鯨 中
    1,034円 (税込)
    <モービィ・ディック>との遭遇をまえにして、さまざまな国籍の多岐にわたる人種をのせた、アメリカを象徴するような捕鯨船<ピークオッド号>の航海はつづく。ほかの船との<出あい>を織りまぜながら、鯨と捕鯨に関する<百科全書的>な博識が、倦むことなく、衒学的なまでに次から次へと開陳されていく。新訳。(全3冊)
  • 白鯨 下
    1,034円 (税込)
    「モービィ・ディックだ!」――エイハブ船長の高揚した叫び声がとどろきわたった。復讐の念に燃え、執拗に追い続けてきたあの巨大な白い鯨が、ついに姿を現わしたのだ。おそるべき海獣との三日間にわたる壮絶な〈死闘劇〉の幕が、いよいよ切って落とされる。アメリカ文学が誇る〈叙事詩的巨編〉、堂々の完結。(全3冊)

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白鯨 中 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年12月28日

    中巻では、鯨の蘊蓄がたくさんと、
    捕鯨の冒険譚が語られる。
    鯨漁は、脳内で、映像が流れてきます。勢いがすごい。楽しい。
    下巻も楽しみだ!

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月19日

    『白鯨』新訳版、その中巻です。

    上巻はイシュメールが船出するまでを描いて「物語」然としたところがありましたが、中巻はだいぶ趣が異なります。捕鯨船での日々、マッコウクジラとの死闘、そして鯨にまつわる衒学的・百科全書的な語りと、まさに鯨尽くし。特に第八十七章「無敵艦隊」は、鯨のユートピアとでも言うべき...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月03日

    これはやはり現代人が思い浮かべる「小説」ではないな。
    小説でもあり、詩でもあり、ルポタージュでもあり、哲学書でもあり、、、
    様々な知識・教養を背景に圧倒してくる、こちらのあまりの教養の無さに怯えてる始末というのが本当のところ。
    なお上巻でもそうだったが、挿絵もなかなかgood。

    0

    Posted by ブクログ 2011年04月16日

    鯨を仕留め、解体しながら鯨の体の解剖学的知識や鯨の生態まで鯨学が述べられる。
    鯨には顔がないためまるで無貌の神のようだ。西洋人は鯨油と鯨骨だけ取り肉は鮫にくれてやっていたらしい。もったいない話だ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月16日

    読んでいる時の面白さは勿論として、読むことで知ったこと(知識)や感じたこと(感情)を記録し、纏めて整理するために考える(思考)、その過程や結果の記録として、記憶に残すためにこの文章(書評)を書いている。そしてこれを書くことの意味を強く感じる。
    この小説は鯨や鯨漁ついてあらゆる角度から分析されていてそ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月30日

    捕鯨にさほど興味がない人には結構しんどい中巻。腹一杯のところに容赦なく詰め込まれる鯨知識の数々。読み進めるコツは多少わからなくても我慢して進めること、巻頭の船の解説図をよく見返すこと、そして何より蘊蓄の内容よりもメルヴィルの語り口に着目すること。そうすれば知らぬ間に沼(舞台は海だけど)にはまり込んで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月17日

    メルヴィル氏は、まことに博覧強記にして饒舌であります。鯨と捕鯨に関する多くの知識を読者に伝えてくれます。ですから、モービィ・ディックの姿はまだ見えないのであります。

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月05日

    衒学というか、まさに鯨学。ストーリーだけ抜き出したら200ページくらいの1巻もので収まるんじゃねえかな、とか思いながら粛々と鯨学を読む。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年05月15日

    捕鯨の仕方、鯨の頭の中の構造と油、他の捕鯨船とのやりとりなど、捕鯨と鯨に関する情報。

    全然知らなかったけど、油そんなにあるの。
    あと、目と耳が隣なの。

    ハーレムみたいに移動してるオスもいるとか。

    0

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