Posted by ブクログ
2010年06月26日
[ 内容 ]
身も心も美徳に捧げ、美徳のために生きようとしたがために、悲惨な出来事に次次と遭遇し、不幸な結末をむかえる美少女ジュスティーヌ。
悪徳に生きた姉ジュリエットの物語と対をなすこのジュスティーヌの物語には、三つの異本が存在するが、本書はその最後の稿にあたり、決定版ともいえるものである。
より...続きを読む客観的な手法で、人間の根源的残酷さを描き尽し、思想の深まりを示すサド後期の傑作。
[ 目次 ]
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