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空貝 村上水軍の神姫
伝説的女武将・鶴姫は、巫女であり総司令官であった。村上水軍を率いて西国最強の水軍を迎え撃つ──数奇な運命を描く長編歴史小説! 1541年6月、西の大国・大内氏の水軍が大三島(おおみしま)に大挙襲来する。迎え撃つ三島(さんとう)村上水軍の奇襲作戦は失敗し、総司令官である陣代の大祝(おおほうり)安房が戦死。実はそれは、安房の若き軍師・越智(おち)安成による大祝家への復讐の始まりだった。大祝鶴姫は平和な今治で巫女として神事に専念していたが、最愛の兄・安房戦死の報に接し、「大内を打倒し仇を討つまでは女を捨て、男として生きる」と宣言する。陣代となった鶴姫は安成と激しく衝突しながらもその献策を採用。鶴姫の天賦の軍才と安成の奇策によって勝利を収める。安成はなおも鶴姫謀殺と三島水軍の壊滅を企むが、鶴姫から危地に陥った己の命を逆に救われるのだった……。 -
官邸は今日も間違える(新潮新書)
コロナ禍の日本政治は迷走が続いた。突然発表された全国一斉休校に、閣議決定をやり直した一律給付金、アベノマスクと揶揄された布マスクの配布……。現場に混乱を生み、国民の信頼を損なう政策はなぜ生まれたのか。原因は「官僚主導」から「官邸主導」への変化に、政治の仕組みが対応できていないことにある。元厚労省キャリアが、もつれた糸を解きほぐし、政治と官僚、国民のあるべき姿を提示する。 -
代表制民主主義はなぜ失敗したのか
「ウンザリするポピュリズムに淫した民主主義より、能力主義的選抜を勝ち抜いた政治エリートの政治(中国!)の方がマシだ……。 この「誘惑」に抗う術はあるか。 実に困難な課題に本書は果敢に挑戦する」――宮台真司氏、推薦! 世界中をポピュリズムが席捲する中、わたしたちの民主主義はどこへ向かうのか。 人々は政党や議会には期待せず、時に自らの自由の制限もいとわずにトップの強いリーダーシップを望むようになった。 著者は古典から最先端の政治理論まで駆使し、選挙と政党を基盤にした「代表制」と民主主義とはイコールではないこと、現在の社会は「代表制」が機能するための条件を完全に失ってしまったことを明らかにし、一方で、中国統治モデルの可能性と限界も検討する。 民主主義を再生させるヒントはここにある。 -
21歳男子、過疎の山村に住むことにしました
「見とれ!」,74歳のみっちゃんは僕からクワをとりあげると,田んぼの畦を泥できれいに塗っていく.さすが! ――地域おこし協力隊員として村に入った大地は,お年寄りの元気と技に驚く毎日だ.都会から若者たちが入り込み,地元の人に学びながら,棚田再生,米作りや炭焼きに取り組む.8300枚の棚田の里に輝きがよみがえってきた. -
児童養護施設 施設長 殺害事件 児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴
虐待を受けた子ども、身寄りのない子どもたちが暮らす児童養護施設。2019年、児童養護施設の元入所者が、誰よりも自分に救いの手を差しのべた施設長を殺害。不可解な事件の背景には児童福祉制度の構造的な問題があった。どんな境遇に生まれようが、子どもには等しく未来があるはずだ。そんな思いで筆者は立ち上がった。NHK総合「事件の涙 未来を見せたかった ~児童養護施設長殺害事件~」をもとに執筆した渾身のルポルタージュ。 -
チャリティの帝国 もうひとつのイギリス近現代史
イギリス独自の重層的なセーフティネットの中で,社会の「錨」のように今日まで働き続けてきたチャリティ.自由主義の時代から,帝国主義と二度の大戦をへて,現代へ.「弱者を助けることは善い」という人びとの感情の発露と,それが長い歴史のなかでイギリスにもたらした個性を,様々な実践のなかに探る. -
ニュースの未来
新聞は若い世代に読まれず、テレビは視聴者離れを憂い、綺羅星のようなライターを生み出してきたいくつもの雑誌の休刊が相次いでいる。ニュースはコストがかかる、という理由で十分な取材費を出せず、ニュースを巡る環境は悪くなっていくばかり……と誰もが思っているなか、本当に希望はないのか。これらのメディアの未来とは? ネットメディアの功罪を踏まえながら、気鋭のノンフィクションライターがニュースの本質を問う。 -
すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった ──笑いと日本社会の現在地
1980年代初頭、多くの人が「漫才ブーム」に熱狂した。その影響のもと、私たちは何かあればボケようとし、それにツッコミを入れるようになった。笑いが、重要なコミュニケーション・ツールとなったのである。そこにおいてシンボル的な存在となったのが、タモリ、たけし、さんまの「お笑いビッグ3」だった。先鋭的な笑いを追求して90年代に台頭したダウンタウン、M―1グランプリから生まれた新潮流、そして2010年代に入って頭角を現した「お笑い第7世代」……。今なお中心的存在であり続ける「ビッグ3」を軸に、日本社会の「笑い」の変容と現在地を鋭く描き出す! -
あめつちのうた
土と向き合う。雨を信じる。 そうして、日本最高のグラウンドが生まれる。 甲子園の神整備、「阪神園芸」が小説に! 絶望的な運動神経の持ち主・雨宮大地は、自分とは正反対の弟や頑なな父への鬱屈を抱え、甲子園のグラウンド整備を請け負う阪神園芸へと入社する。ところが、持ち前のセンスのなさから、仕事は失敗続き。広いグラウンドのなかで、たったひとりうろたえる自分は、本当に一人前のグラウンドキーパーになれるのか?同性愛者であることを周囲に隠す親友・一志や、重い病気を患いながら歌手を目指すビールの売り子・真夏、ケガでプロへの道を断念した、同僚の長谷。大地は同じく「選べなかった」運命に思い悩む仲間たちと関わり合いながら、自らの弱い心を掘り起こすように土へ向き合っていく。 タイガースファン、高校野球ファンのみならず、 すべてのスポーツファンに捧げる、唯一無二のグラウンド整備お仕事小説! 今日も彼らは、地味に地道に、あのグラウンドを守り続けている。 -
人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。――村西とおる魂の言葉
AVの帝王・村西とおる。1988年にダイヤモンド映像を設立すると、またたく間に年商100億円を突破。有名女優に囲まれ、クルーザーを保有した最盛期から一転、投資に失敗し、負債総額50億円で倒産した。その後、命すら危うい過酷な取り立て、医師に「1週間以内に死にます」と宣告された病を経て借金完済、見事に復活を遂げた。天国も地獄も味わってきた、波瀾万丈、紆余曲折の人生で会得した言葉の数々。※本書は、PARCO出版刊『村西とおる語録集 どんな失敗の中にも希望はあるのでございます』に加筆・修正、新書化したものです -
シドニアの騎士 トリビュートマンガ・イラスト集
『シドニアの騎士』の世界を、真鍋昌平をはじめとした様々な作家がマンガ・イラストで描く! 正道スピンオフから日常系ギャグまで、幅広いジャンルがそろう「シドニア」ファン必読の書! ●マンガ 「千年の執着」真鍋昌平 「ふろうじょし!」小川彌生 「圧縮教育用仮象空間」やしろ学 「弐瓶先生ごめんなさい★」東村アキコ 「命がけの週一食」蟹江鉄史 「SDN48計画」清水幸詩郎 「エナノキョウイ」タツヲ 「衛人強化の全貌」石口十 「機動衛人 ツルウチ」道明宏明 「しっぽ」小川彌生 「弐瓶勉先生からシドニアを感じれた瞬間の思い出」東村アキコ ●特別寄稿イラスト すぎむらしんいち/五十嵐大介 ●コラム シドニアの騎士誕生物語 -
ニッポン 未完の民主主義 世界が驚く、日本の知られざる無意識と弱点
首相交代は「禅譲」、コロナ禍の判断は専門家に頼り切り、日本学術会議の会員任命拒否の説明は支離滅裂……。大丈夫か、この国は。これじゃまるで、〝未開国〟。それもそのはず。なぜなら、戦後、ニッポンの民主主義は、世界の潮流をよそに独自の生態系に「進化」してきたのだから……。なぜ、検察を正義と誤認するのか。なぜ、「右」から「左」まで天皇制を自明のものとするるのか。世界も驚く日本型民主主義の実態を徹底分析。 -
アドラー 性格を変える心理学
「性格は変わらない」 と思い込んでいるあなたへ! 世の中には、「自分は性格で損をしている」などと、自分の性格を恨めしく思っている人が少なくありません。なかには、物事がうまくいかないことを性格のせいにして、「生来のもの」としてあきらめてしまう人もいます。 しかし、心理学者アドラーによれば、それは大きな間違い! 性格は、(1)生得的なものではなく、(2)対人関係の問題を解決するために身につけたもので、(3)自らが変わろうと決心すれば、必ず変えることができる。つまり、ここでもアドラーの持論である「人間の悩みは、すべて対人関係の悩み」であり、大事なことは、「まず自分を知り、他人を理解し、共同体感覚を身につけることにある」というわけです。 そこで著者は、アドラーの著作『性格の心理学』から、一般に「損」と思われがちな性格に焦点をあて(2-5章)、さらには多くの人が関心をもつ「きょうだい関係」を別立てし(6章)、一つずつ丁寧に解説していきます。 ポイントは、このタイプ分けの目的が「性格診断」にあるのではなく、個々人が自分の性格を理解し、必要があればその性格を変えていく「知的手段の場」とすること。 たとえば「虚栄心」は優越性の追求ですが、実は劣等感の裏返しで、人に認められようとする努力が原因である。だから、人の期待に合わせることをやめ、現実の自分をそのまま受け入れられれば虚栄心は払拭できる――というわけです。 「性格が変われば、人生はがらりと変わる」とアドラーは言います。現状の自分の性格や生き方に悩み、不満を持っている人たちに送る、アドラー×岸見一郎による、あなたの人生を変える一冊です! -
ようこそ、2050年の東京へ 生き残る不動産 廃墟になる不動産
「オフィス需要」が減っても価値ある街と不動産とは? ○「歩きたくなる個性ある街」(=銀座、新宿、渋谷、上野……) ○「無機質に続く人工的な街」(=湾岸エリア、国道16号沿線…) この差がどのような影響をもたらすのか? これから東京は、拡大から縮小に転じ、「爛熟」が始まる。 衰退が避けられない日本で、東京は「ハレの場」として輝く! 〈内容紹介〉 東京にとって1960年から90年は、「高度経済成長」による拡大・発展の30年間だった。それから現在までは「失われた20年」を経て、停滞する30年間を過ごした。では、成長を期待できない日本において、首都・東京が歩むこれからの30年とは? いよいよ東京でも進んでいく人口減少・高齢化、ワークスタイルの変化によるオフィス需要の激減、経年劣化するマンション崩壊の危機、空き家問題とシャッター商店の増大……数々の困難を乗り越え、インバウンドを取りこみながら、東京は文化・芸術・遊楽の街として生き残る! 人気住宅ジャーナリストによる、2050年までの「東京」未来予想図。 【目次】 はじめに 第一章 一九六〇年からの成長期、一九九〇年からの成熟期 第二章 これから三〇年で東京の風景はどう変わるか 第三章 不動産は二〇五〇年に向かってどう動くか 第四章 東京は「ハレ」の場所として輝く 第五章 インバウンドを魅了する東京 おわりに コラム(1) 異次元金融緩和が生んだ「局地バブル」とこの先の三〇年 コラム(2) 二〇五〇年に「山手線の嫌われ駅」は変わっているか? -
はやぶさ2 最強ミッションの真実
人類初のプロジェクトを取り仕切った稀代のリーダーが証言!! 10年前、満身創痍で地球に帰還した「はやぶさ」は全国民の感動を呼んだ――しかし、持ち帰られた「小惑星のかけら」は微量にとどまった。これを踏まえ、次号機として計画された「はやぶさ2」プロジェクトは、いくつもの冒険的な技術を積み込んだ、異様に野心的な計画となった――。その打ち上げ成功から6年、小惑星への2度の着陸など数々の「世界初」を劇的な大逆転で成功させてきた、日本が世界に誇る探査プロジェクトの全貌がいま明らかになる! 毎回記者会見で印象的な言葉を発してきた中心人物が、困難を極めた開発から超絶的な訓練と運用までを、臨場感とスリルをもって描く唯一無二のドキュメント。 プロローグ 第1章 「二号機」への胎動 第2章 はやぶさ2の計画づくりと設計 第3章 開発の苦闘から打ち上げへ 第4章 リュウグウへの飛行と運用訓練 第5章 着陸を目指せ――小惑星近傍運用・前半戦 第6章 50年に1度のチャンスを摑み取れ――小惑星近傍運用・後半戦 第7章 地球帰還へ -
獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち
「住処を奪われている」のは、人間の方だった。 食害、人身被害、生態系の破壊、そして感染症…… 「動物愛護」が通用しない、日本の緊急事態に迫る! ・列島全域が「奈良公園」状態 ・コンビニ前にたむろするイノシシ ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル ・鳥獣被害額は年間1000億円以上? ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然 ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖 ・食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興 近年、街中にシカやイノシシ、クマが出没して、よく騒ぎになっている。ニュースなどでよく目にする場面だが、そうした野生動物による「獣害」の深刻な実態を知る者は少ない。 駆除数はシカとイノシシだけで年間100万頭を優に超え、農林水産業被害の総額は、報告されていないものを含めれば年間1000億円を超えるといわれている。 「人間は動物の住処を奪っている」と思っている人は多いが、現在の日本においてはむしろ「動物が人間の住処を奪っている」のだ。 本書では、これまで様々な媒体で動物とヒト、そして森の関係を取り上げてきた森林ジャーナリスト・田中淳夫氏が「なぜ野生動物はこれほどまでに増えたのか?」「共存の道はあるのか?」といった難問に挑む。 動物愛護の精神だけでは解決しない「日本の大問題・獣害」について、偏見を捨て、改善に向けて現状を認識するための必読書。 【目次】 はじめに ▼第一章 日本は野生動物の楽園? ・身近な野生動物、イヌとネコ ・列島全域が「奈良公園」状態 ・コンビニ前にたむろするイノシシ ・寝たふりできないクマの激増ぶり ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル ・ラスカルは暴れん坊! 外来動物の脅威 ▼第二章 破壊される自然と人間社会 ・鳥獣被害額は一〇〇〇億円以上? ・森林を草原にする知られざる破壊力 ・檻と化した集落に閉じ込められた人々 ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然 ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖 ▼第三章 野生動物が増えた本当の理由 ・国が野生動物を保護した時代 ・仮説(1) 地球温暖化で冬を越しやすくなった? ・仮説(2) ハンターの減少で駆除できない? ・仮説(3) 天敵のニホンオオカミが絶滅した? ・飽食の時代を迎えた野生動物たち ▼第四章 食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興 ・害獣駆除で生じる「もったいない」 ・期待される猟友会の危うい現実 ・野生動物がジビエになるまでの関門 ・シカ肉がビジネスになりにくい理由 ・野生動物の資源化と駆除の担い手 ・獣害対策は防護と予防にあり ▼第五章 獣害列島の行く末 ・トキは害鳥! 苛烈な江戸時代の獣害 ・獣害が少なかった時代の謎解き ・戦後に激変した日本列島の自然 ・撤退する人間社会と狙われる都会 ・「カワイイ」動物はなぜ生まれる? ・築けるか、人と野生の共生社会 おわりに 主な参考資料一覧 -
ドキュメント 強権の経済政策 官僚たちのアベノミクス2
国家主導の賃上げや復興法人税の前倒し廃止、内閣人事局の発足、消費税引上げと見送りなどアベノミクスの展開では誰がどう動いていたのか。その際「官邸一強」という権力構造はどう影響したのか。政策誕生の舞台裏に迫った前作に続き、多数のキーマンへのインタビューや非公開資料をもとに、その内部の力学と変質の過程に迫る。 -
沈みゆくアメリカ覇権 ~止まらぬ格差拡大と分断がもたらす政治~(小学館新書)
米国は中国の覇権主義を止められるか。 2020年11月に行われるアメリカ大統領選に世界の注目が集まっている。再選を目指す共和党のトランプ氏に挑む民主党のバイデン氏の闘いは僅差でバイデン氏がリードしているとされるが、2016年の大統領選でも大方の予想を裏切って勝ったのはトランプ氏だった。 しかし、新型コロナウイルスを軽視して、死亡者を全土に拡大させた上に、白人警官による黒人“殺害”事件でデモをする民衆に対し、軍による鎮圧をちらつかせたトランプ氏に全米で反発が広まっているのは確かだ。アメリカ国内を見てみると、新型コロナの影響で失業率は高止まりして、格差拡大は高まる一方だ。分断も進み、国民の不満は日に日に強まっている。 そんな内政を鑑みた上で外交面を見れば、覇権主義を目指す中国との対立はギリギリの緊張状態である。このまま中国への圧力が高まれば、中国も黙ってはいられないだろう。中東問題にしてもアメリカの介入によって、不安定化している。多くの地域に爆弾を抱えているようなものだ。 日本にしても対岸の火事と見てはいられないのが事実だ。かつて「世界の警察」として圧倒的な力を持っていたアメリカ1強時代は終わってしまうのか。 -
ルポ 不機嫌な老人たち
イラつく高齢者 その実態と胸の内 老後は誰にでも必ずやって来る。 プライド、無力感、孤独、機能低下…… これは、未来のあなたの話でもある。 思い描いていた「老後」とは違う現実 定年後は、年金でのんびりとした老後を、というのはもはや過去のこと。長すぎる老後、敬老意識の希薄化、早すぎる技術革新、コミュニティー・家庭の崩壊、経済的不安定……、かつて経験したことのないような急激な社会変化の中で戸惑い、傷つき、苛立つ老人たち。当たり前としてきた価値観がことごとく否定され、「暴走老人」、「困った高齢者」、「わがまま老人」といった言葉で揶揄され、社会問題としてセンセーショナルに取り上げられる、彼らの本当の胸の内とは。その被害と実情を、被害者、専門家、高齢者への丹念な取材から読み解く。 【目次】 はじめに 第一章 従業員を悩ますシルバークレーマーたち ――なぜ、高齢者の客はイラついているのか―― 第二章 ネットに呑み込まれる人々 ――デジタルシニアの落とし穴―― 第三章 場違いの現役感をまき散らす元管理職たち ――なぜ、普通のお年寄りになれないのか―― 第四章 寂しいお年寄りたち ――口をつぐむ男性、しゃべり続ける女性―― 第五章 老成しない老人たち ――“元気”と“機能低下”の狭間で―― 終章 長い老後を機嫌よく生きるには おわりに -
それでも読書はやめられない 本読みの極意は「守・破・離」にあり
名著、名作に挑み、格闘し、敗れたのちに開眼する!? 古希を過ぎて総括する読書人生の終着点とは? たかが活字が並んでいるだけなのに、おもしろい本はなぜかくもおもしろいのか――。すべての趣味の中で読書だけが残る。 【構成】 第1章 いきなり読書の横道から入って――人はいかにして読書に目覚めるか 第2章 読書の「守」――不自由な読書だった 第3章 読書の「破」――名著と格闘する 第4章 読書の「離」――もっと自由な広い世界へ 第5章 読書家たちの読書論を読む 第6章 おすすめ純粋おもしろ本の世界 第7章 読書の終着点――いま読書できることの幸せ -
コレットは死ぬことにした【マンガ「コツメくん日記2」小冊子付き特装版】 16巻
新メンバー加入で益々賑やかになった冥府の歓迎会とは…!?旅に戻ったコレットが辿り着いたのは薬師が常駐していない「遍歴医の村」。そこで出会ったのは喧嘩別れして10年ぶりに再会した訳あり親子でーー。大人気★ハートフル神話ストーリー、心温まる第16巻!ザ花で大人気のスピンオフシリーズ第2弾!冥府のマスコットキャラクター・コツメくんが今回も右に左に大奮闘★魚になったり、接待をしたり、なんと天界で迷子になったり…!?描きおろしエピソードも入っている56ページの大ボリューム小冊子付特装版! ※別に配信している「コレットは死ぬことにした」16巻【通常版】と本編が重複しておりますのでご注意ください。 -
部活魂! この文化部がすごい
野球部やサッカー部だけが部活じゃない! 全国にはいろんな文化部があり、仲間とともに熱くなり、時には対立しながら、成長を遂げていく。心を震わせる情熱のノンフィクション。 -
中国、科学技術覇権への野望 宇宙・原発・ファーウェイ
近年イノベーション分野で驚異的な発展を遂げた中国。米中の対立は科学技術戦争へと戦線をエスカレートさせ、世界を揺るがす最大の課題の一つとなっている。本書では「ファーウェイ問題」を中心に、宇宙開発、原子力開発、デジタル技術、大学を含めた高等教育の最新動向などから、「米中新冷戦」の構造を読み解き、対立のはざまで日本は何をすべきか問題提起する。著者がファーウェイを取材した際の貴重な写真・証言も多数収録。 【目次】 1章 米中の「月」争奪戦が始まった~宇宙覇権をめざして 2章 新シルクロード 「一帯一路」構想と原発輸出 3章 「ファーウェイ」はなぜ米国の標的となったのか? 4章 理想社会と管理社会のはざまで~中国のデジタル技術最新事情 5章 米国対中国、科学技術力「頂上対決」の勝者は? 6章 軍事と民生~「デュアルユース」のジレンマと輸出規制 終章 きらりと輝く「科学技術立国日本」をめざして -
朝鮮半島と日本の未来
「これは、私の人生において最も大切な一冊なのだ」朝鮮半島の統一はいつ実現するのか。そして日本には何が起こるのか? 政治学者・姜尚中の真価を問う、渾身の論考! 1950年の朝鮮戦争勃発から70年が経過した。朝鮮半島においては、様々な場面で南北の分断体制の限界が露呈している。加えて、2018年には歴史的な米朝首脳会談が実現するなど、統一への動きが着実に進みつつある。一方で、日本ではいたずらに嫌韓感情を煽ったり、むやみに脅威論を並べ立てたりする偏った報道ばかりが目立ち、なかなか事態の本質は見えてこない。しかし、二国間関係での感情的な対立にばかり目を向けていては、その背景で進行しつつある深い次元での構造的な変化を見逃してしまいかねない。コロナウイルスのパンデミックが宣言され、いっそうの混迷を深めるかに見える世界情勢。しかし、著者はこの未曾有の危機にこそ、むしろ冷静にポジティブな未来像を描き出そうとする。分断と対立の歴史を乗り越え、朝鮮半島が統一を遂げる日は来るのだろうか。そして、その動きに日本はどのように関わっていけばよいのだろうか? 「第一次核危機」以降の北東アジア四半世紀を丹念に総括しながら、一脈の光明を見据えて朝鮮半島と日本の進むべき道を探った、政治学者・姜尚中の真価を問う渾身の論考! -
1968年
先進国に同時多発的に起こった多様な社会運動は、日本社会を混乱の渦に巻き込んだ。その結果生まれたウーマン・リブ(→フェミニズム→男女共同参画)、核家族化(=儒教道徳の残滓の一掃)、若者のモラトリアム化(→「自分さがし」という迷路)、地方の喪失(=郊外の出現)、市民の誕生と崩壊、「在日」との遭遇などの現象は相互に関連しながら、現代社会の大きな流れを形作っている。前史としての“60年安保”から、ベ平連や全共闘運動を経て三島事件と連合赤軍事件に終わるまでの“激しい時代”を、新たに発掘した事実を交えて描く現代史の試み。 -
天上の葦
白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。死の間際、正光はあの空に何を見ていたのか。それを突き止めれば一千万円の報酬を支払う。興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。そして老人が死んだ同じ日、ひとりの公安警察官が忽然と姿を消した。その捜索を極秘裏に命じられる停職中の刑事・相馬。廃屋に残された夥しい血痕、老人のポケットから見つかった大手テレビ局社長の名刺、遠い過去から届いた一枚の葉書、そして闇の中の孔雀……。二つの事件がひとつに結ばれた先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!? 鑓水、修司、相馬の三人が最大の謎に挑む。感動のクライムサスペンス巨編! -
13歳からの「くにまもり」
国防、政治、経済、歴史、そして天皇と皇室…特別な知識がなくとも学べる【日本人必須の教科書】 今の日本に必要なのは、志と学問だ! ―「はじめに」より― これから日本は、どうなるのだろう。ぼんやりとした不安を抱いている人は、多いと思います。 本書は、「日本を守りたい!」と、強い気持ちを抱いている人のために書きました。もし、「今の自分には何の力も無い」と思っていても構いません。おそらく、そんな力は誰にもありません。私は「これをやれば日本は滅びない」とか、「これが正解だ。言うことを聞いて、その通りにすればバラ色の未来が待っている」などと甘い言葉を撒き散らすつもりはありません。私は本気で日本を守りたいと思っているので、皆さんと一緒に考えたいのです。日本を守る方法を。 (中略) 本書を読むのに特別な知識は必要ありません。ただし、志だけは持っていてください。「自分が日本を守る責任者ならば、何をするか。そして、何を知っておかなければならないか」と。つまり、自分が総理大臣になったつもりで考えてほしいのです。 -
5Gビジネス
単に「速くなる」だけではない! 5Gが変えるビジネスの未来をコンパクトに解説! ◎本書の内容 2020年の東京オリンピック開催にあわせ、 日本でも本格的に次世代通信規格(5G)の商用化が始まる。 これまでより「高速・大容量」となるだけではなく、 「多数同時接続」「低遅延・高信頼性」という新たな特徴が備わることになる。 4Gと比較すると、通信速度は100倍、通信容量は1000倍、同時接続端末数は100倍、遅延は10分の1と、 大きな通信機能・性能の向上が見込まれている。 3Gから4Gに変わったときにスマートフォンが一気に普及して人々の消費行動を変えたように、 5Gへの進化に伴い、ビジネスチャンスが大きく広がることが期待されている。 本書は、5Gの特徴と、どのような変化が起こるのかを、 野村総研のコンサルタントがわかりやすく解説する。 ◎本書で解説する5Gの影響 ・360度VR/ARなどのコンテンツ配信がスムーズに。 エンタメはもちろん、これまでとはちがう広告・購買体験を提供することができる ・高精細カメラと組み合わせることで、建設機械の遠隔操作や、 遠隔診療サービスが現実のものに ・自動運転車への情報提供、製造現場でのIoTセンサーからの情報収集のためには、 同時多接続ができる5Gが欠かせない ・ウェアラブル端末にあらゆる情報が送れるようになり、スマホすら不要になる可能性も ・4K・8Kの監視カメラと組み合わせることで、指紋・眼紋などの生態情報が 比較的遠くからでも取得できてしまう。プライバシー問題はさらに深刻に ・地方都市まで基地局が行き渡るのか。地域間格差が広がる可能性 -
ロジスティクス4.0
■ヤマト運輸での労働問題発覚以降、「物流危機」はホットトピックになっている。実際、トラックドライバーの高齢化や倉庫作業員の不足は顕著であり、「経済の血脈」である物流がいつ止まってもおかしくない状況にある。 一方で、宅配ロボットやドローンといった先進技術の活用も徐々に広がりつつある。Amazonのように、倉庫作業のロボティクス化やAIによる需要予測といった先駆的な取り組みを進めることで、競争力の更なる向上を実現している企業も存在する。 ■これら、足元での労働環境の悪化やAmazonをはじめとする先進プレイヤーの動向といったミクロな事実を紹介する書籍や記事は増えてきたが、「物流の未来」がどのようなものであるかや、経営・経済においてどのような役割を果たすようになるのかまでを見通したものはない。 本書は、ロジスティクスの最先端動向に精通し、コンサルティング、セミナーなどで活躍する著者が、技術革新の先にある物流ビジネスの「破壊と創造」を解説するものである。省人化・標準化が進むことで、サプライチェーン全体の最適化に向けたオープンプラットフォームが生まれつつあること、コト売りへの転換を果たそうとするメーカーがシェアリングビジネスに進出していることなど、技術・インフラ・サービスの進化の方向性を明らかにしている。物流会社だけではなく、荷主やメーカーにとってのビジネスチャンスも見つけられる内容である。 ■「ロジスティクス4.0」は、著者が講演やコンサルティングなどで使ってきた用語だが、その用語や考え方がそのまま「国土交通白書」や「ものづくり白書」で用いられるなど、一般用語化している。 -
帝国議会―西洋の衝撃から誕生までの格闘
1890年11月、貴族院と衆議院からなる帝国議会が誕生した。ペリー来航後、強く主張される「公議」「公論」による政治の一つの到達点である。 体制の安定を第一とした伊藤博文ら政府と、早期設置を求める板垣退助ら自由民権運動の角逐のなか、政府は1881年に9年後の議会開設を約束した。今も昔も政治の世界で9年後の約束が守られることはほとんどない。だが明治政府の面々は、自らの権力を失ってもなお、公議実現のため議会開設を志向し、実現する。 本書は、西洋で200年かかった議会が、どのようにして明治維新から約20年で創られたのか、帝国議会に関わった人々の構想と試行錯誤の軌跡を追う。憲法制定と並ぶ近代日本の一大事業の全貌を明らかにする。 -
社会という荒野を生きる。
・内容紹介 「いま私たちはどんな時代を生きているのか」「これからの時代で何を大切にして生きていくべきなのか」。 社会学者・宮台真司が日々のニュースや事件、社会現象をネタに、 「そもそもなぜそれが起こったのか」を解説しながら、 現代という社会、また、より良い生き方のスタンスについて詳しく丁寧に説いているラジオ番組 「デイキャッチャーズ・ボイス宮台真司」。 「天皇と安倍総理」「民主主義と独裁」「沖縄問題のゆくえ」「ブラック企業」……。 この社会の本当の「問題の本質」を解き明かす。 宮台真司の「本質を見抜くニュースの読み方・考え方」が学べる書。 社会学的知見に基づいたフィールドワークを通して論考した宮台の現代批評は、 不透明な時代の見晴らしを良くする武器となるはずだ。 ・著者 宮台真司(みやだい・しんじ) 1959年生まれ。社会学者、映画批評家。首都大学東京教授。 東京大学文学部卒、東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。 社会学博士。東京大学教養学部助手、東京外国語大学専任講師、東京都立大学助教授を経て現在に。 社会システム理論を専門分野とする一方、テレクラ・コギャル・援助交際など、 サブカルチャー研究でも第一人者に。 著書に「権力の予期理論」「制服少女たちの選択」「終わりなき日常を生きろ」「日本の難点」 「民主主義が一度もなかった国・日本」「絶望時代の希望の恋愛学」など多数。 -
中国と日本がわかる最強の中国史
中華思想は「幻想」でしかない! 韓国とは違って、中国の属国ではなかった日本から見た、目からウロコの中国4千年史。「日本史」「世界史」「韓国史」に続く、大好評の「最強シリーズ」第4弾! ◎冊封体制論は日本特有のガラパゴス史観の虚構◎弥生人は朝鮮半島でなく江南からやってきた◎始皇帝が信長・秀吉なら漢の劉邦は家康に似ている◎帰化人のほとんどは半島人でなく漢民族◎漢や唐の栄華は中国より日本に残っている◎元寇と倭寇の敗北で日本には勝てないと思う中国人◎秀吉が死んだ隙に清が中国を統一した◎沖縄が中国であったことはない◎孫文は親日的だったのか?容共だったのか?◎抗日戦争から逃げて生き延びた中国共産党◎「一帯一路」は「大東亜共栄圏」の焼き直し◎習近平は安倍首相との外交戦争に負けた -
パワーハラスメント<第2版>
どうすれば問題なく“指導”ができるのか? 職場で相手より優位な立場にあることを利用して行ういじめ・嫌がらせ、パワーハラスメント(パワハラ)が職場で大きな問題となっています。 厚生労働者は「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」を開催し、2018年3月、報告書をまとめました。今後、ガイドラインの策定などを通じて国の規制が強化されることが予想され、企業はいっそうの対策を迫られます。 何がパワハラで、何がパワハラでないのか? どうすればパワハラにならず、部下を指導できるのか? 言葉遣いや仕草の注意点、適切なコミュニケーションの取り方などを実践的に紹介。 厚生労働省・パワハラ防止対策検討会の報告書や最近の裁判例など最新の状況を踏まえ、ケーススタディも豊富に入れて、企業現場の実態に基づいて解説します。LGBT(性的マイノリティー)への配慮など、職場で問題となる様々なハラスメントへの対応も取り上げます。 著者は「パワーハラスメント」という言葉を生み出し、厚生労働省・パワハラ防止対策検討会の委員もつとめた第一人者。豊富なコンサルティング経験をもとに、職場の実態に即した解説を行います。 -
私が選ぶ名監督10人~采配に学ぶリーダーの心得~
私は「監督の仕事、選手の育成とは、いかに自信をつけさせるか」に尽きると思う。ほめるのが一つの手段であるし、しかも「タイミング」が大切だ。そして、監督が使う言葉は、自分の意思を選手に伝達するための「武器」なのだ――捕手として3017試合、監督として3204試合。日本プロ野球の黎明とともに生を受けた「球史の生き証人」が選ぶ10人の名将たち。歴史をつくったリーダーに見る、部下育成、人心掌握、組織再生の真髄。 -
青年・渋沢栄一の欧州体験
近年再評価の進む渋沢栄一だが、後年、彼が成し遂げた数々の経済・金融改革の原点には、徳川慶喜の名代としてパリ万博へ向かう徳川昭武の付き添いとしてフランスに赴いた時の一年半にわたる欧州留学体験があった。ここで彼は何を体験し、それは維新政府の国づくりにどう影響したのか。また彼の経済道徳合一主義と、どうかかわっているのか。岩倉使節団の研究で名高い著者が、その現代的意義を探る。 -
天皇への道
現在でも精力的にご公務を続けられる天皇陛下。即位までの道のりは日本の激動の歴史でもあった。第二次大戦下、疎開先で過ごした学習院初等科時代。戦後、米国人教師から英語教育を受けた中等科時代。欧米諸国を訪問し民間出身の女性と結婚された青年時代。その成長の軌跡を皇室報道の第一人者が明らかにする一冊。 -
最後の帝国海軍 軍令部総長の証言
山本五十六戦死後に連合艦隊司令長官をつとめ、最後の軍令部総長として戦艦大和の水上特攻など断末魔の帝国海軍の各作戦を命令した海軍大将が語った貴重な記録。そこに描かれた海軍内部の生々しいやりとりから見えてくる「海軍の失敗の本質」とは何か。 -
石油を読む<第3版>
原油価格は低迷が続いていたものの、16年後半の原油減産合意は価格反転の機会にもなりうる。アメリカ新大統領のトランプはエネルギー業界に深く入り込んでおり、インフラ投資を推進するとしている。日露の接近でパイプライン開発はどうなるか、影響力が低下する中東は……。その背景と将来像に踏み込む。 本書は、石油に対する固定観念(枯渇するのではないかなど)をくつがえし、なぜ原油価格が乱高下するのかを経済的に冷静に解説することを主に、その石油市場を動かす各国の最新事情を解説するもの。 原油の価格はいまや、多くの会社、投資家にとって重要な金融ファクターでもある。金融市場で重要視されるその指標について予測する。 著者は資源エネルギー庁や内閣官房に在籍していたエネルギー関連のエキスパート。市場に詳しいと同時に、地政学にも通じており、バランスのよい記述となっている。
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