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ビジネス規模や戦術・技術面での進歩が著しい世界のサッカー界の中でも、大きな役割を占める「スカウト」。だが、テレビや漫画などで流布されるそのイメージはいまだ人情や勘に重きを置いた旧態依然としたものであり、実態とは大きく異なる。では、スカウトは何をしているのか? 目利きやデータ分析、育成・移籍の裏側など、ベールに包まれたスカウトの仕事を明らかにすることで、サッカー界ひいてはスポーツ界の最新動向に迫る。
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Posted by ブクログ
控えめに言っても、めっちゃ良かった! サッカーのスカウトというブラックボックスのような 仕事の全体像がとてもよく分かります。 ・スカウトの仕事とは? ・どうやったら仕事に就けるのか? ・どういった基準で選手をスカウトしているのか? ・スカウトではどのようにデジタルを用いているのか? あくまで、...続きを読む著者の経験してきたイングランド界隈での話ですが、 それでも自分の知らないことを垣間見れる喜びと 学びによって自分が少しだけ賢くなった気持ちになれた 素晴らしい本でした。
高校サッカーを観ると、プロチームに内定と出ているのでいつ頃どんな感じでスカウトの方が動いているのかと感心がありました。 この本の作者の方は『イングランド』で活動されていたので日本での話は出てきません。 イングランドでのスカウトのなり方、どんな仕事内容化ということが細かく書かれています。
スカウトはサッカー経験者がなる者と勝手に思っていたが、そんなことはないようだ。実際に著者も未経験者。 スカウト業務は地道なサッカー観戦とデータ分析、人脈が必要となる。サッカーをするのも観るのも好きな人は、かえってできない仕事かもしれない。 あと、思っていた以上にチームに所属するスカウトだけではなく、...続きを読むボランティアやフリーランスとして働くスカウトがほとんどで、その人たちが将来勇猛な選手の発掘を行っているということを知った。 また、スカウトになるための就職コースは決まっていなく、それぞれが自分のやり方で見つける必要がある。積極性と運が必要になるだろう。
イングランドのフットボール界におけるスカウトの実情について書かれた本。著者自身の2019年から2023年の体験をベースとしている。 ここでいうスカウトとは、選手獲得のための「発掘」「確定」といった部分をさす。対戦相手の分析のような意味合いではない。 スカウトの人数の多さ(有給のスカウトは限られる)、...続きを読むテクノロジーの導入具合、のようなことが語られる。 印象的なのは、そのスカウトを雇っているチーム自体の志向するサッカー、レベル、財政状態、「格」を知らなければ的確なスカウトを行うことはできないということ。 単に「良い選手をたくさん知っている」ということが求められるわけではないということだ。 で、ごく最近になって、日本でもパートタイムのスカウトを募集する『Sporpath Scout』というサービスについて著者は 「いずれは絶対に日本国内でも始まるだろうなと思っていたスカウト外注サービスがスタートするっぽい。」 とコメントしている。 このサービスにおいては、クラブとのマッチングの部分はサービス運営会社が担って、募集されているパートタイムスカウトは「データ入力係」ということなのかね。そうだとしたら、本書の定義におけるスカウトとは別物ってことなのだろうな。
イギリスの大学にはサッカー学部がある スカウトの仕事において、自分の意見を変える能力は必須 日本高校・大学サッカー × 英語分析レポート とか掛け算は需要ありそう
ここまで緻密な作業を行っているのは、他のスポーツ、カテゴリーであるのか? NPBだと1球団に10人平均くらいかな。
よく聞くけど謎めいた仕事であるスカウトという職業の内幕を知れてよかった。 イングランドフットボールのスケールの大きさを感じた。
イギリスでは7歳やそこらでスカウトされるような激しい競争の中で、選手たちは切磋琢磨しあっている。 日本とは到底かけ離れたシステムだ。 14歳ではもう将来の話をされ、16歳で契約の話をするなんて、そういうところからフットボール大国だと思わされる。 有望な選手をピックアップするスカウトも相当な眼を持って...続きを読むいなければいけないなと感じました。 覚悟の必要な仕事だ。
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スカウト目線の現代サッカー事情~イングランドで見た「ダイヤの原石」の探し方~
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田丸雄己
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