ホンダ伝

井出耕也

ホンダの歴史は奇跡の歴史でもあった。だが、それは単純な成功物語ではない。
スーパーカブの開発も、四輪車への進出も、Ｆ１参戦も、失敗と成功、絶望と希望、落胆と歓喜で綴られている。
「世界一でなければ日本一でない、技術の競争はあくまでも技術をもってすべきだ。
良品に国境はない」と言った本田宗一郎。たくさんの宗一郎を育てることを夢見た藤沢武夫。
そして、二人に続き、学び、常に自らを「可変」としたホンダ。
厳しい時代を生きている日本企業のすべてにとって、ホンダという物語が示唆するものは大きい。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 経営・企業
• 出版社: ワック
• 掲載誌・レーベル: WAC BUNKO
• 電子版発売日: 2011年02月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★★☆]

本田宗一郎と藤澤武夫はそれぞれ「動」と「静」でバランスを取っているのかと思っていたが、違った。どちらも「動」だった。そんな２人分の爆発的なパワーがホンダの創業期を支え、トップクラスへと引き上げたのがよくわかる。
　宗一郎の独裁政権かと思いきや次世代も育っている。ホンダはいい会社だと実感した、、、