いざとなったら、自分の身代わりはなく、自分で対処するしか無い。
孤族の時代に家族や友人がいるとは限らない。いたところで助けられない状況だったり、この際だから死ぬに任せようと思う輩もいるだろう。
今死ぬか生きるかという時に、かつて読んだ売れてるビジネス書やスピリチュアル系の本を思い出して呪文のよう
...続きを読むに唱えようとすることは愚かだし、やりようがないはずだ。
では、自分で対処するといっても、自分の何をどうすれば、そうできるのだろう。
『自分の呼吸を、自分で意識して、コントロールする。』
その時初めて、トラウマを思い出したパニックも、地震も、スーパーの買い占めも、職場で取り囲まれていじめに合っている状況も、満員電車の苦しさも、自分から切り離して、自由に行動できるのだ。
この本で紹介されているやり方も実にシンプル。
練習を続けているうちに、自由になった自分をイメージできるようになり、実際に自然にそうなれるだろう。
自分の欲しい結果は自分で作る。
そう言える自分になるために身につけたい。