平田弘史の作品一覧
「平田弘史」の「平田弘史 時代劇傑作選」「怪力の母」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平田弘史」の「平田弘史 時代劇傑作選」「怪力の母」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
1958年『愛憎必殺剣』でデビュー。作品に『血だるま剣法/おのれらに告ぐ』、『弓道士魂』、『異色列伝 怪力の母』などがある。2013年に全業績により日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞。
凄まじい迫力
読み終わったらヘトヘトになりました。史実ではないんでしょうけど、史実のようなリアリティがありました。弓道というより、行き過ぎた武士道を描いたマンガだと思います。凄まじい生き方を味わいたい方にお勧めです。
Posted by ブクログ
1969年発表、伝説の時代劇画。幕末のテロリスト・岡田以蔵伝。
昔から「人斬り以蔵」の名にぼんやりとしたダークヒーロー像を抱いていたものの、特に幕末史を勉強するわけじゃなし、一條和春『粉雪抄』に描かれる岡田以蔵が私の中の全てでしたが、この歳になって初めて小山ゆう『お~い!竜馬』を読むに至り、本格的にのめり込みつつあります。基本ミーハー。
まず史実ありきで、でも足りない部分はそれぞれの作者が独自の解釈を加えて……って時代ものの醍醐味がようやく解ってきました。
『人斬り』の以蔵が最後に辿り着いた「人間らしい生き方」が切ない。
そこに至るまでの愚直や傲慢や困惑や苦悩や絶望が切ない。
紙面のこち
信じがたい武士達
骨太な時代劇の劇画で知られる作者が「通し矢」を描いた作品。
氏の緻密な筆で描かれた三十三間堂だけでもう凄い迫力である。
作品に妥協を許さないと言われる平田先生だが、「ペースがおちますからねえ」
なんて台詞はあっさりと出てくる。こういうところには鷹揚なのですね。