平田弘史のレビュー一覧
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購入済み
凄まじい迫力
読み終わったらヘトヘトになりました。史実ではないんでしょうけど、史実のようなリアリティがありました。弓道というより、行き過ぎた武士道を描いたマンガだと思います。凄まじい生き方を味わいたい方にお勧めです。
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Posted by ブクログ
1969年発表、伝説の時代劇画。幕末のテロリスト・岡田以蔵伝。
昔から「人斬り以蔵」の名にぼんやりとしたダークヒーロー像を抱いていたものの、特に幕末史を勉強するわけじゃなし、一條和春『粉雪抄』に描かれる岡田以蔵が私の中の全てでしたが、この歳になって初めて小山ゆう『お~い!竜馬』を読むに至り、本格的にのめり込みつつあります。基本ミーハー。
まず史実ありきで、でも足りない部分はそれぞれの作者が独自の解釈を加えて……って時代ものの醍醐味がようやく解ってきました。
『人斬り』の以蔵が最後に辿り着いた「人間らしい生き方」が切ない。
そこに至るまでの愚直や傲慢や困惑や苦悩や絶望が切ない。
紙面のこち -
購入済み
信じがたい武士達
骨太な時代劇の劇画で知られる作者が「通し矢」を描いた作品。
氏の緻密な筆で描かれた三十三間堂だけでもう凄い迫力である。
作品に妥協を許さないと言われる平田先生だが、「ペースがおちますからねえ」
なんて台詞はあっさりと出てくる。こういうところには鷹揚なのですね。 -
購入済み
意地と狂気
競技と化した「通し矢」は、藩同志の狂気じみた意地の張り合いになっていく。
それにしてもこの大矢数の記録、凄まじい。13,053本中通し矢8,133本というが、
正確に24時間だったとして、平均して6秒ちょっとに1回弓を引き続けるペースである。
鍛え抜いた人間にはそんなことができるんだろうか。驚愕。 -
購入済み
内容は良いが
ページの飛びが多数あり、話が分からない部分があります。
最後のページも尻切れ状態。
電子書籍として販売するならば、ページのチェックは基本だと思います。