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神隠しと日本人(角川ソフィア文庫)
かつて日本人は、自分たちが住む世界の向こう側に「異界」があると信じており、これが失踪事件の悲惨さを覆い隠すヴェールとなっていた。先行研究の少ない神隠しに焦点をあて、現在失われつつある異界について考察。 -
時代短篇選集
時代を超えた衝撃の名作短編を収録。 幕末から明治を舞台に描いた山田風太郎の名短編を、文芸評論家・日下三蔵氏の編により収録した短編集。大きく変わっていく激動期に、あるものは自らの意志を貫き、あるものは時代に翻弄される人生を送った。 無念流の免許皆伝の腕をもち、佐久間象山の下では、勝麟太郎とならぶ俊才と目されていた、立花久米蔵。蘭方の医者でもあり、妻は外国人の血を受け継いでいた。そんな彼が、黒船渡来で攘夷を唱える声に、異論を述べたことから悲劇が始まる、「ヤマトフの逃亡」。 火事のため、伝馬町の牢屋敷から囚人の切り放しがあり逃げてきた、高野長英の最後までを描く、「伝馬町から今晩は」。 ほか全七編。 -
日米開戦の真実 大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く
歴史に学び、21世紀の日本の道を探る ポスト冷戦後の世界は、帝国主義時代に近い構造を持っている。 このような世界で日本が生き残っていくには、どうすればいいのだろうか。 北方四島、尖閣諸島問題を見れば、最近、日本外交が「八方塞がり」に陥っていることは新聞や雑誌の論評を読めばよくわかる。日本外交の歯車が狂い始めているのだ。こんなときに、安直な対症療法ではかえって事態を複雑にし、病状をより深刻にする。いまこそ腰を落ち着けて、歴史に学ぶことが重要だ。歴史は繰り返すのである。 1941年当時、日本が対米戦争に踏み切らざるを得なかった。急速に発展するアメリカという帝国主義国と妥協はできなかった。妥協をすれば、日本はアメリカの保護国、準植民地になる運命を免れなかった。 NHKラジオの連続講演をもとに1942年1月に出版された、大川周明の『米英東亜侵略史』は、アメリカの対日政策の分析において、客観的および実証的なものだった。 過去の歴史から学び、現下日本国家そして日本人が抱える外交政策の困難な問題を克服する緒が得られるとの考えから、佐藤優が『米英東亜侵略史』を丁寧に読み解き、21世紀の日本の方向性を示唆している。 -
黄泉がえり
草なぎ剛主演映画の原作。あの人にも黄泉がえってほしい――。熊本で起きた不思議な現象。老いも若きも、子供も大人も、死んだ当時そのままの姿で生き返る。喜びながらも戸惑う家族、友人。混乱する行政。そして“黄泉がえった”当の本人もまた新たな悩みを抱え……。彼らに安息の地はあるのか、迫るカウントダウン。「泣けるリアルホラー」、一大巨編。 -
花探し
イケよ、と綿貫は命じた。「我慢しないでイケよ」――男が射精するのをこらえるように、舞衣子は別のことを考える。だって男に命じられるのは好きじゃない。男を選ぶのは私――。舞衣子は不動産王に磨き上げられた愛人のプロ。美しく洗練された容姿を高級ブランドに包み、ベッドではテクニックの限りをつくす。そんなある日、舞衣子は新たな「男」を探すことを決意する。とにかく金を持っている男。それを惜しみなく女に遣う男を――。SM趣味の御曹司、一夜に何度もイカせる有名作家……秘密の館で、ホテルのベッドで、官能と欲望の日々がはじまる。果たして次の「男」は…… -
小説 進撃の巨人 LOST GIRLS
テレビアニメ「進撃の巨人」の脚本家・瀬古浩司が書き下ろすスピンオフ・ノベルが誕生。ミカサの、アニの、あの日の知られざる物語。●「ミカサとアニの抱え込んでいるものにどうしようもなく興味を(そして心を)惹かれ、それと同時におそらくは彼女たちの抱え込んでいるであろうものを自らの手で書くことによって、彼女たちのことをより深い部分で理解したかった、ということになると思う。」 瀬古浩司● -
遅いインターネット
インターネットは世の中の「速度」を決定的に上げた。 しかしその弊害がさまざまな場面で現出している。世界の分断、排外主義の台頭、ポピュリズムによる民主主義の暴走は「速すぎるインターネット」がもたらすそれの典型例だ。 『遅いインターネット』が主張するこの指摘はコロナ禍とウクライナの戦争が起こる中、悪い意味で加速している。いま改めて最新の分析と対抗策を大幅に加筆しついに文庫化。 インターネットによって本来辿り着くべきだった未来を取り戻すには、今何が必要なのか。気鋭の評論家が提言する。 解説:成田悠輔 ——————————————— 序章 オリンピック破壊計画 TOKYO2020 平成という「失敗したプロジェクト」 「動員の革命」はなぜ失敗したか 走りながら考える 第1章 民主主義を半分諦めることで、守る 2016年の「敗北」 「壁」としての民主主義 民主主義を半分諦めることで、守る 民主主義と立憲主義のパワーバランスを是正する 「政治」を「日常」に取り戻す インターネットの問題はインターネットで 第2章 拡張現実の時代 エンドゲームと歌舞伎町のピカチュウ 「他人の物語」から「自分の物語」へ 「他人の物語」と映像の世紀 「自分の物語」とネットワークの世紀 『Ingress』から『ポケモンGO』へ ジョン・ハンケと「思想としての」Google 仮想現実から拡張現実へ 拡張現実の時代 個人と世界をつなぐもの 物語への回帰 「大きな物語」から「大きなゲーム」へ 文化の四象限 第3章 21世紀の共同幻想論 いま、吉本隆明を読み直す 21世紀の共同幻想論 大衆の原像「から」自立せよ 「消費」という自己幻想 吉本隆明から糸井重里へ 「政治的なもの」からの報復 「母性のディストピア」化する情報社会 第4章 遅いインターネット 「遅いインターネット」宣言 「速度」をめぐって スロージャーナリズムと「遅いインターネット」 ほんとうのインターネットの話をしよう 走り続ける批評 文庫版書き下ろし 新章 分断する社会とより「速い」インターネット時代への対抗戦略 1.コロナ・ショックと「速い」インターネット 2.なぜ人はウイルスを直視できなかったのか 3.パンデミックとデジタル・レーニン主義 4.プラットフォームの時代と、その罠 5.持たざる者たちの希望と絶望 6.金融資本主義とプラットフォーム 7.21世紀のグレート・ゲーム 8.回帰と加速 9.戦争と「遅い」インターネット 10.プロパガンダの本質 11.モノからコトへ、再びモノへ? 12.肉でも穀物でも酒でもなく、禁断の果実を 13.強い物事と弱い人間 14.プラットフォーム下の実空間 15.「庭」へ 16.SDGsの18番目の目標 解説:成田悠輔 -
スティグマタ―愛痕―【電子限定描き下ろし付き】
【電子限定描き下ろし付き】警視庁特捜六係・朝子巡査は、殺人現場に残された死者の『残留思念』に反応し、死者の傷とその苦痛を自身の体に再現してしまう特異体質の持ち主。目付け役の黒岩警視とともに、その体質を使った捜査に日々励んでいた。そんなある日、黒岩の元妻・真理が殺されたという知らせが入った。黒岩は彼女の最期を知るために、朝子を連れて殺人現場に向かう。そこで真理の残留思念に反応した朝子は、背中に突然現れた傷から大量の血を流して倒れこんでしまう。朝子が見た、真理の消えゆく意識に現れたのは彼女の元夫・黒岩の顔だった。それから朝子の中に灯った、ある“思い”――それは、真理の残留思念なのか、それとも……? 冷静沈着な敏腕刑事×特殊能力を持つ新米刑事の耽美的警察BL、上下巻同時刊行!! -
アダムの肋骨
遊園地ドリームパークで着ぐるみのリッキーとして 働いている広瀬悠真は、誘拐犯から子供を助けた日の夜、 誘拐犯を捕まえてくれた色織一羽と 社員寮のルームメイトになる。 穏やかでよさそうなヤツ、そう思っていたのに、 翌朝目覚めたカズハは「俺たちこういう関係だっただろ」 といきなり濃厚なキスをしてきて!? なんだか昨日とは別人みたいで!!? 一羽の中に生きる繊細なカズハに、強引なレイ、 そして--… みちのくアタミが贈るエッチも嫉妬も 複数倍のマルチプル・ラブ誕生!! 【電子限定のおまけマンガ(4P)を巻末に収録配信!!】 -
自分を信じるということ ありのままで生きる
「わたしはわたしでいい」 そう思えるだけで、人生は輝き始めます。 45万部のベストセラー『感情的にならない本』の著者が、 長年書きたかった究極のテーマ! 「自己肯定感」よりずっとわかりやすい、 「自分を信じるということ」 自分を信じることは、いくつになってからでもできる! 幸せに生きるためには、自分を信じればいい。 私自身、そのことに気づくまでに長い時間がかかりました。 自分を信じることの第一歩は、自分の素直な感覚に従って行動することです。 うまくいかないときでも、「ダメな自分」を信じてあげてください。 そして、「本当はどうなりたいか」という心の声を、聞いてみてほしいのです。 その願望を見つけることが、自分を信じることにつながります。 とくに多いのは、「自分は幸せなんだろうか」という気持ちです。 裕福とは言えなくても生活は安定している。 仕事も人間関係もとくに大きな問題はない。 とりあえず健康だし、家族もみんな元気。 それなら幸せなはずなのに、自分を幸せとは思えない。 いまの暮らしを守れたとしても、これから先、幸せになれるとは思えない。 そういう人に、果たして精神科医のわたしにどんなアドバイスができるのだろうか。 そう思うことがしばしばあり、そしてやっと答えが見つかりました。 短い言葉で十分だと思います。 「もっと自分を信じてください」 とにかく自分を取り巻くさまざまなものに合わせたり振り回されたりしながら暮らしているとき、 自然に備わっていたはずの感覚とか素直な願望を封じ込めてはいないでしょうか。 「わたしはこう感じる」「わたしはこう思う」「わたしはこうしたい」といった、 いわば裸の自分が上げる声や欲求を、無視していることはないでしょうか。 「自分を信じる」というのは、そういう素顔の自分を信じるということです。 自分の声に従うということです。 もちろん、そんな簡単なことではないかもしれませんが、 このことについては自分を信じることにしようというちょっとした決意が、 あなたを変えていく、幸せにしてくれると私は信じています。 今がなんとなく幸せと思えない、自分のことがちょっと嫌で変えてみたいと思う方のお役に少しでも立てたら、 著者としてこのうえない幸せです。 -
定年後が楽しくなる脳習慣
1万人以上のMRI 脳画像とともに、その人の生き方を分析してきた脳画像診断の第一人者が今まで学校では教わることのできなかった「脳科学から見た、楽しく生きるための脳のしくみ」を解説。 健康な脳は決して老けません。そして、脳に定年はありません。いつまでも伸び続けます。脳を磨き続ければ、若々しさを保って認知症予防にもなり、最後の最後まで自分を楽しみぬくことができるのです。 人生前半がありとあらゆるものを吸収して自分の価値観を構築する期間だったとしたら、人生の後半は、その数ある選択肢のなかから自分にとって必要なものを選んでいくときです。 不要なものを切り捨てながら、脳をどう喜ばせていくかを考える。それが人生後半の課題であり、前半戦を一生懸命に生きてきた大人だけに与えられた生き方なのです。(「はじめに」より) -
売国
検察、宇宙、陰謀――真山仁の真骨頂! 日本が誇る宇宙開発技術をアメリカに売り渡す「売国奴」は誰だ!? 検察官・冨永と若き研究者・八反田遙。陰謀渦巻く骨太社会小説。 テレビ東京系ドラマスペシャル 『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』(出演 玉木宏 仲代達矢ほか)原作。 気鋭の特捜検事、冨永真一。 宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遙。 ある汚職事件と、親友の失踪が二人をつなぐ。 そして炙り出される、戦後政治の闇と巨悪の存在。 正義を貫こうとする者を襲う運命とは!? 雄渾な構想と圧倒的熱量で頁を捲る手が止まらない! 真山仁の超弩級謀略小説。 解説・関口苑生 -
妖女のねむり
廃品回収のアルバイト中に見つけた樋口一葉の手になる一枚の反故紙。小説らしき断簡の前後を求めて上諏訪へ向かった真一は、妖しの美女麻芸に出会う。目が合った瞬間、どこかでお会いしましたねと口にした真一が奇妙な既視感に戸惑っていると、麻芸は世にも不思議なことを言う。わたしたちは結ばれることなく死んでいった恋人たちの生まれかわりよ。今度こそ幸せになりましょう。西原牧湖だった過去のわたしは、平吹貢一郎だったあなたを殺してしまったの……。前世をたどる真一と麻芸が解き明かしていく秘められた事実とは。名匠が幻想味あふれる物語に仕掛けた本格ミステリの罠。/解説=松浦正人 -
誰も「戦後」を覚えていない
1億3000万人必読の“歴史教科書” 食糧難、闇市、交通地獄、間借り生活など、敗戦直後の混乱した世相・風俗をユニークな視点からうがち、常識と定説をひっくり返す -
つなぐ力 つながる作法
複雑な人間関係のうえに成り立っている現代。そんな時代を生きる人々の多くが、程度の差こそあれ、人との関わり方、付き合い方に悩みを抱えているのが現実ではないでしょうか。ベストセラーとなった『女性の品格』はじめ、多くの著書をもつ坂東眞理子氏は、かつて国家公務員として働いていた頃、女性が働き難い環境の中でも、敵を作らず、かつ自分の意志を貫いていくしなやかな生き方で、周囲とのよりよい関係を築いてきました。昭和女子大学長を務める現在においても、その力をいかんなく発揮し、学生や教授との関係はもちろんのこと、地域の人々やあらゆる分野の人々との交流を広げています。 本書は、坂東氏が長年培ってきた経験をもとに、夫婦、親子、職場、友人、地域社会など、さまざまな関係や環境を具体的に想定しながら、人間関係を円滑にするための作法を誰でも実践できる内容としてまとめたものです。常に悩んでいる人の側から語られる、温かくも現実に即した冷静なアドバイスの数々は、人生を変えていく力になるはずです。 -
プラチナタウン
大手総合商社・四井商事の部長・山崎鉄郎は、社員採用試験をめぐるちょっとした手違いで出世コースから外されクサっていた。そんな折、中学時代の同級生・熊沢から、故郷である東北の田舎町・緑原町の町長になってくれと懇請され、酔った勢いで承諾した。エリート商社マンの職を捨て故郷に戻った山崎は、みごと町長に就任したが、生まれ育ったその緑原町は、莫大な借金をかかえた財政破綻寸前の自治体だった。私腹を肥やそうとする町議会のドン、さらに田舎特有の悪弊・非常識と闘いながら、山崎は町の再生を期して仰天の計画を案出する。それは老人施設を中心にした巨大テーマパークタウンの建設だった……。鋭い社会分析と卓抜のアイデアで評判を呼び、WOWOWでもドラマ化された傑作小説が待望の電子化!高齢化ニッポンに生きる現代人必読の1冊! -
外国人社員の証言 日本の会社40の弱点
外国人社員向け研修の専門家である著者だからこそ知りえる、日本人社員の不思議エピソード集。上司に相談したら瞑想するかのように黙りこまれた。部下に仕事を頼んだら自信満々に「できません」と言われた。メールのcc欄にいちいち課全員のアドレスを列記。自己紹介を名前ではなく社名からはじめる――など、日本の会社社会にどっぷり浸かっていては気づきにくい“なぜ?”の数々。こういった日本型組織の流儀は、グローバル化するビジネスの場において、ときに落とし穴にもなり得ます。彼我の違いを知り、起こさなくてもいいトラブルを回避し、より高い生産性を実現するためのヒントが満載! -
名妓の夜咄
バラエティ番組に引っ張りだこの「ハコちゃん」こと岩下さん。学生時代から新橋花街に出入りしていた彼が、昭和前期から一流地・新橋で活躍し続けた芸者にインタビュー。政財界の接待の場として、また伝統芸能の継承の場としてあったその実態とは? 大人の夜の世界、そして本物の日本文化に触れられる、貴重な証言の詰まった一作です。 -
ビッグコミック創刊物語
社内で吹き溜まりと揶揄される第二編集部から生まれた『ビッグコミック』。創刊編集長の小西湧之助は、自分たちを泥底のナマズにたとえ、いつか世の中を揺り動かす大ナマズになってやると誓う。白土三平、手塚治虫、石森章太郎、さいとう・たかを、水木しげるら人気作家を口説き落とし、青年コミックの市場を切り拓いた編集者たちの熱き奮闘の物語。 -
神様なんか信じない僕らのエデン
普通の世界。世界最小の衛星ロケットが打ち上げられ、天才中学生棋士が最年少で六段に昇格した、そんな世界――。 勉強が好きなこと以外は平凡な喬 織人はある日、密かに憧れていたクラスメイトの西央凛々斗から 異常なほどの良い匂いを感じる。 体育の授業終わり、火照った顔で呼吸も浅い西央を心配し保健室に連れて行こうとする喬だったが、 半ば強引に体育倉庫へと誘い込まれ――…? 人類初のαとΩを描く、オメガバース前夜譚・上巻! -
まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく
30万部のベストセラーをまんが化! 感情に左右される人生は大損です。怒りが消えない、なぜか不機嫌……。あなたは、自分の感情に手を焼くことはありませんか? どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情とうまく付き合うことは、人生において重要なスキルといっていいでしょう。自分の感情をどう整理していくかで、仕事のやり方も、人との付き合い方も、生き方も変わってきます。人生がうまくいくか、いかないかは、感情次第といっても、過言ではありません。しかし感情は、なかなか変えられないもの。頭ではわかってはいるけど、どうしても感情に引っ張られてしまう。怒りたくないのにイライラしてしまう、考えたくないのに悩みの種についてぐるぐると考えて頭から離れない。こんなことは、だれしもあるでしょう。 ●人生をうまく進めていく人の共通点は、こうした自分の感情と現実との折り合いをつけるのが、うまいこと ●ネガティブな感情が深刻にならないように、食い止める術を知っているので、感情に流されることはなく、自分の目指す方向に足を進めることが可能です。 ●反対に、人生がなかなか思うようにいかない人の共通点は、自分の感情をもて余して、現実との折り合いがつけられないこと。だから、なかなか前に進めません。 本気で「自分の目標を叶えたい」「いい人生を送りたい」と考えたときに、自分のネガティブな感情を整理していくことは、どうしても不可欠なのです。この本では、感情を整理するための、とっておきの考え方を、まんがとともに紹介します。 -
心が軽くなるヒント
心の無駄な荷物を降ろすだけで、すべてがうまく回り出す! 本書では、「『完璧主義』を手放す」「『いい人でいなければ』を手放す」「『無駄な予定』を手放す」など、人生を軽やかに生きるための45のヒントを紹介。多くの人の足を引っ張る「無駄な思考」を捨てることで、もっと自由に、もっと幸せに、もっとラクな人生を送れることを、豊富な事例をもとに解説します。手放すほどに、人生が激変する1冊! (主な内容)●「いい人」を卒業する ●たまには思い切って休んでみよう ●自己肯定感を高めよう ●SNSとうまくつきあっていこう ●あなたは決してひとりじゃない etc. 「これからの時代は、足し算より、引き算の生き方ができる人がラクに、軽やかに生きていける時代になります。もっとラクに人生を送るために、まずはあなたがやるべきこと。それは、さらに何かを手に入れようとがんばることではありません。無意識に抱え込んできた心の荷物を降ろすということです。つまり、これまであなた自身の行動を縛ってきた『無駄な思考を手放す』ということなのです」(本書「まえがき」より抜粋) 『人生に迷う君に送る24の手紙』(プレジデント社)を改題し、大幅に加筆・修正、再編集。 -
みんななにかに縋りたい
累計10万部突破『どうせそろそろ死ぬんだし』に続く「館」ミステリーは依存症患者×孤島! ロジカルな推理といくつもの伏線が導き出す「なぜ」の答えに驚愕。 ――大山誠一郎(作家) 孤島の別荘で行われる依存症回復プログラムに、料理人として同行することになった桜子。 恋愛依存、ゲーム依存など、様々な依存症を抱える人々が集う。 しかし1日目の深夜、参加者の一人が不審死を遂げる。 刃物らしきもので首を切られた様子で、現場は密室。 別荘内にある刃物は、桜子が厳重に管理している包丁とナイフのみ。 桜子が参加者から犯人と疑われるなか、さらなる事件が起き――。 第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作家最新作。 【著者について】 香坂鮪(こうさか・まぐろ) 1990年、熊本県生まれ。大阪府在住。現在、循環器を専門とする特定機能病院に勤務。心臓と脳を中心に、心筋梗塞、脳梗塞などの治療に携わる。第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞し、『どうせそろそろ死ぬんだし』(宝島社文庫)で2025年にデビュー。 -
戦争というもの
戦争中に発せられた、十四の名言から、あの戦争を考える――〈九十歳の爺さんがこれから語ろうとするのは、そんな非人間的な戦争下においてわずかに発せられた人間的ないい言葉ということになります。いや、全部が全部そうではなく、名言とはいえないものもまじりますが、それでもそこから将来のための教訓を読みとることができるでありましょう。〉(本書「まえがき」より) 昭和史研究の第一人者が、どうしても伝え遺したかったこととは ●一に平和を守らんがためである(山本五十六) ●バスに乗り遅れるな(大流行のスローガン) ●理想のために国を滅ぼしてはならない(若槻礼次郎) ●大日本は神国なり(北畠親房) ●アジアは一つ(岡倉天心) ●タコの遺骨はいつ還る(流行歌「湖畔の宿」の替え歌) ●敗因は驕慢の一語に尽きる(草鹿龍之介) ●欲しがりません勝つまでは(国民学校五年生の女子) ●太平洋の防波堤となるのである(栗林忠道) ●武士道というは死ぬ事と見付けたり(山本常朝) ●特攻作戦中止、帰投せよ(伊藤整一) ●沖縄県民斯く戦へり(大田実) ●しかし― 捕虜にはなるな(西平英夫) ●予の判断は外れたり(河辺虎四郎) -
疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション
狂気と享楽の世界に耽溺する―― 10の名作が誘う、底なし沼へようこそ (あらすじ) 山上の神社へ肝試しに訪れた、美しい少年士官が出逢った不可思議な出来事とは。(泉鏡花「妙の宮」) 病気療養中の少女には、女学園の後輩であり恋人の少女がいた。ある日、恋人が密室殺人事件に巻き込まれ——。(小栗虫太郎「方子と末起」) 下宿先の住人は皆奇妙な行動をする。(坂口安吾「蝉 あるミザントロープの話―」) 10名の文豪の名作が集った、耽美と幻想の世界に溺れる一冊。 <収録作品> 江戸川乱歩「鏡地獄」/谷崎潤一郎「人魚の嘆き」/小栗虫太郎「方子と末起」/泉鏡花「妙の宮」/木下杢太郎「少年の死」/坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」/夢野久作「死後の恋」/芥川龍之介「疑惑」/小川未明「百合の花」/中島敦「文字禍」 -
不安をしずめる心理学
【本書は『誰にもわかってもらえない不安のしずめ方』(電子書籍書き下ろし)を改題し、再編集した『不安をしずめる心理学』(PHP新書)に加筆・修正を行ったものです】人格は「再構成」できる! 不安の正体を知ればもう大丈夫。圧倒的人気を誇る社会・心理学者が平易に伝える心のメッセージ。学校や職場、家庭の不安に応える。「不安の解決の方法として、まず『不安の消極的な解決の仕方』について述べます。ひと言で言うなら『不安でどうしようもない時は、お酒を飲んで忘れてしまいましょう』ということです。アルコール依存症になってしまいかねませんが、お酒を飲んでいれば不安を一時忘れることができます。望ましくない不安の解決法ではありますが、最初にこれについて述べます」「その次に、『積極的な解決』という方法について説明します。これは実践するのが大変難しい方法ですが、不安に正面から向き合い、どう解決したらいいのかを考えます」(本書「はじめに」より) 〈目次〉第1章 人はなぜ、不安に苦しむようになったのか 第2章 「現実的な不安」と「神経症的不安」 第3章 不安よりも不幸がいい 第4章 擬似成長と隠された敵意 第5章 不安と怒りの深い関係 第6章 不安から逃げる「消極的解決」 第7章 乗り越えるための「積極的解決」 -
物流で世界史を読み解く 交易、移民問題から食文化の革新まで
これまで、多くの世界史本が出版されていますが、本書は「物流」を軸の中心とし、各国がどのようにして栄枯盛衰を繰り返してきたかを読み解くことができます。2024年から日本が抱えている、「物流問題」にも通ずるヒントが多く、本書を読めば日本はこれからどのようにして問題解決をしていかなければならないか、過去の歴史から学ぶことができるでしょう。 〈一例〉物流の多さは国や人類の豊かさにつながる 国境なき民が世界の貿易を動かしてきた 物流の歴史は生活水準が上昇した歴史 物流によって国力を得た国、衰退した国がある 輸送技術の革新が物流に変化をもたらす 〈目次〉第一章 フェニキア人はなぜ地中海貿易で繁栄したのか 第二章 なぜ、東アジアはヨーロッパに先駆けて経済発展したのか 第三章 イスラーム王朝はいかにして国力を蓄積したのか 第四章 ヴァイキングからハンザ商人、そしてオランダ商人へ 第五章 なぜ中国は朝貢貿易により衰退したのか 第六章 地中海はなぜ衰退し、バルト海・北海沿岸諸国が台頭したのか 第七章 喜望峰ルートは、アジアと欧州の関係をどう変えたか 第八章 東インド会社は何をおこなったのか 第九章 オランダはなぜ世界で最初のヘゲモニー国家になれたのか 第十章 パクス・ブリタニカはなぜ実現したのか 第十一章 国家なき民は世界史をどう変えたのか1 ― アルメニア人 第十二章 国家なき民は世界史をどう変えたのか2 ― セファルディム 第十三章 イギリスの「茶の文化」はいかにしてつくられたのか 第十四章 なぜイギリスで世界最初の工業化(産業革命)が生じたのか 第十五章 アメリカの「海上のフロンティア」とは 第十六章 十九世紀、なぜ西欧とアジアの経済力に大差がついたのか 第十七章 近代の歴史と物流 -
3分で読める! 人を殺してしまった話
最初の1行は全員同じ! 殺害方法は自由自在 累計140万部突破!宝島社の大人気ショートショートシリーズ最新刊。 「人を殺してしまった」の書き出しから始まる物語を“チーム・バチスタ”海堂尊、“さよならドビュッシー”中山七里ほか『このミス』大賞作家が全作書き下ろし!ゾクッとするどんでん返しから意味が分かると怖い話まで超ショートストーリーを25作品収録。 【執筆陣】※五十音順 秋尾秋/浅瀬明/上田春雨/歌田年/岡崎琢磨/おぎぬまⅩ/海堂尊/伽古屋圭市/柏木伸介/貴戸湊太/桐山徹也/くろきすがや/小西マサテル/佐藤青南/志駕晃/新藤元気/高野結史/塔山郁/中山七里/柊サナカ/降田天/堀内公太郎/三日市零/美原さつき/宮ヶ瀬水 -
日本外交の情報戦略
北朝鮮問題、イラク攻撃、さらにアジアのパワーバランスはどうなるのか。21世紀、日本が生き延びるためには情報戦略の整備が不可欠である。具体策として、米国に倣い国家情報官(NIO)の設置を提言。わずか数億円でCIAと並ぶ組織が作れるのだ。アメリカは第二次大戦の教訓から学んで、情報の組織、システムを革命的に改善して情報大国となった。一方、かつての日本外交の失敗は、日英同盟の廃棄、真珠湾攻撃にあった。それは情報分析力の欠如により、アメリカの本質を読み違えたことにある。情報戦に破れて破滅した日本こそ、情報体制を立て直すべきであったが、戦後は経済再建に手いっぱいで、防衛とともに最も遅れた部門となっている。米国のCIAやNSAと日本の情報機関との格差はおそらく百倍以上であろう、と著者はいう。歴史の教訓を生かし、かつての失敗を繰り返してはならない――。煮え切らない外交政策を排し、確かな道筋を示した憂国の書。 -
国家戦略からみた靖国問題 日本外交の正念場
靖国問題で中国に譲歩してはいけない。日本経済が受ける損害、日本人の安全と繁栄に残す禍根、東アジアの平和に及ぼす影響に計り知れないものがあるからだ。そのことは、台湾の戦略的地位を考えてみればわかる。将来、軍事的にも経済的にも強国となった中国が、中台の二者択一を迫ってきたら、日本はいったいどうするのか? これだけは譲るわけにはいかない。だから今後も日本は、内政不干渉と政教分離の二大原則だけは譲ってはいけないし、ビジネスは立場が弱いから、政府が先に立って守らなければいけないのである――。2003年春の米国によるイラク攻撃に始まり、小泉総理の第二次訪朝、台湾の陳水扁再選、北朝鮮の核武装宣言、中国の反日暴動、そして昨今の靖国問題に至る激動の時代を、国際情勢分析・情報判断の第一人者が長期的視点から読み解く。 -
この国を守るための外交戦略
アメリカ、イラク、北朝鮮、韓国、そして中国。激しく揺れ動く世界情勢下で、日本が生き残ることはできるのか? 「靖国問題に終止符を打つには」「遊就館展示修正の真意」「台湾海峡危機は来るのか」「政権維持の秘訣とは」「日米同盟のあり方」「核武装は必要か」――すべての答えは明白である。中国に譲歩はせず、日米同盟を維持せよと著者はいう。国家と国民の安全と繁栄を守るために、いま日本に求められる外交とは――国際情勢分析における第一人者の知的品位に満ちた論が冴える。 日本の核武装論は、日米同盟によって日本の国家と国民の安全と繁栄を守っているという、現に成功している政策の枠内で考えねばならない。(中略)北朝鮮、イランのように米国と対立的な核武装もあるが、それは日本が選択すべき道でないことは明らかである。(「核戦略論序説――まえがきに代えて」より) -
塔から降りたら女伯爵にされてました
嫌な結婚から逃げるため、戦場近くの守りの塔で働いているエレオノーラは、塔に魔力を捧げる快適引きこもり生活を楽しんでいた。ところが、第二王子レオンの活躍で終戦したことから、失業し塔から追い出されることに! このままでは、実家に帰されてしまうと焦っていたけれど――。私が護国の英雄ってどういうこと? それに、いつの間に女伯爵として新領主に就任&婚約相手がレオン様になっているの!? 世間とのズレに右往左往する令嬢と人たらしな完璧王子のラブファンタジー。 ※電子版はショートストーリー付。 -
こころの天気図[新装版] 「自分」を知る146のヒント
ほんの少しの考えや姿勢の変化によって、幸福になれる――。茂木健一郎氏、推薦! 「温かい語り口に、『すべては大丈夫だ』と勇気をもらえる本」 本書では、臨床心理学の第一人者が、モヤモヤした気持が晴れる146のヒントを紹介。こころとの様々な関わり方、心理学や心理療法を学ぶことについて、またそれらを人生に活かすための方法を語ります。自分の生き方を考えるための1冊。時代を超えて愛される名著、刷新! ●自分が変わるところから、何かが始まる ●人間たちは、あたまで考えすぎる ●「普通の人間」なんて、この世にいない ●根本は、まず「ひとり」を生きること ●相手があって初めて、自分のことがわかる etc. 「心理療法をしていると常に思わされることは、ほんの少しの考えや姿勢の変化によって、幸福になれたり、不幸を回避できたりするのに、みすみす下手なことをしている人が多いということである。そんな時に、この『天気図』が少しでも手引きになったり、励ましになったりすると、どんなに嬉しいことかと思っている」 -
世界と比べてわかる 日本の貧困のリアル
●日本人の6人に1人は貧困層、世界で7億人超が絶対的貧困…… ●世界と日本のデータが明かす「見えない貧困」の真実とは? ●読めば、この国の「幸せのかたち」が見えてくる! 世界第3位のGDPを誇る日本。しかし実際には、「先進国中ワースト4位の貧困国」であると聞けば、驚くだろうか。その理由は、日本の貧困は、いわゆる途上国の貧困とされる「絶対的貧困」とはまったく形態が異なる「相対的貧困」だから。貧困という言葉は同じでも、絶対的貧困と相対的貧困は、その性質が大きく異なる。本書では、途上国の絶対的貧困と、日本の相対的貧困を8つの視点から比較することで、現代社会における「本当の貧しさとは何か」を考える。読めば、貧しさとは何か、希望とは何か、豊かさとは何か――その片鱗が見えてくる一冊。 -
刑罰
黒いダイバースーツに身を包み、浴室で首をくくっていた男。赤ん坊を死なせた夫の罪を肩代わりし、3年後に出所の日を迎えた母親。静寂の中で余生を暮らし、夏の終わりに小銃に弾を込めた湖畔の住人。犯罪組織のボスとして人身売買の罪で起訴された男と、彼を弁護することになった新人弁護士。──唐突に訪れる犯罪の瞬間には、彼ら彼女らの人生が異様な迫力をもってあふれだす。刑事専門の弁護士として法廷に立つ傍ら、デビュー作『犯罪』で本屋大賞「翻訳小説部門」第1位に輝いた当代随一の短篇の名手が、罪と罰の在り方を鮮烈に問う12の物語。/【目次】参審員/逆さ/青く晴れた日/リュディア/隣人/小男/ダイバー/臭い魚/湖畔邸/奉仕活動(スボートニク)/テニス/友人/訳者あとがき/解説=千街晶之 -
ジハードとテロリズム 日本人が知らないイスラムの掟
イスラム教徒によるテロは、なぜ続くのか。彼らの唱える「ジハード」とは何か。そして彼らの目指す世界とは……。本書は、イスラム世界に渦巻く戦いの論理を読み解き、現代のネットワーク社会が生み出したバーチャルな世界国家の実像を浮き彫りにする。衛星放送・インターネット・携帯電話によって共有される情報と憎悪の感情。世界中のモスクから集まる無尽蔵の資金。自由に移動し、画策するテロリストたち……。いまや、日本も彼らの標的となっているのだ。現地で生活を共にするなかで知り得たイスラム教徒たちの本音を解き明かし、テロリズム時代の行く末を大胆に展望する。 [目次より]第1章 イスラム原理主義の正体/第2章 イスラムの掟とジハード/第3章 イスラム世界 繁栄の壁/第4章 歴史のないイスラム世界/第5章 「バーチャルな世界国家」の完成/終章 テロリズム時代の行く末 -
〈ポストモダン〉とは何だったのか 1983-2007
1983年、当時20代であった浅田彰の『構造と力』がベストセラーになり、フランス現代思想を源流にもつポストモダン思想が日本でもてはやされた。しかし、ニューアカデミズムと呼ばれたそれらの思想は、相対主義の烙印を押され、まもなく世間一般から忘れられてしまう。ニューアカは一時の流行にすぎなかったのか? じつは、現在の成熟した日本社会の見取図を描ける唯一の思想として、まったく古びていないのではないか? 浅田彰、柄谷行人、東浩紀、福田和也……日本における思想潮流を現在の視点から再検討する。 [主な内容]◎1983年の思想 ◎終焉をめぐって ◎フランス現代史のおさらい ◎ファーストインパクトとしての浅田彰 ◎柄谷行人とシトたち ◎セカンドインパクトとしての東浩紀 ◎社会学と心理学の隆盛 ◎ラカンはわからん? ◎ナショナリスト福田和也 ◎スキゾ対動物 ◎幻滅を超えて -
アメリカ・イラン開戦前夜
イランによる核開発は国際社会の大きな問題となっている。アメリカや国連安保理は経済制裁を科し、イランは深刻な影響を被りつつある。外国からの資本がはいってこないうえに、漁夫の利を得た中国からのマネーがインフレを起こして国民生活を圧迫。石油はでるものの精製施設が整っていないため、ガソリンやジェット燃料の輸入がなくなれば、交通インフラは麻痺することになる。それでも強硬な態度を続けるのはなぜなのか? イスラム革命以来、イランが掲げる反米・反イスラエルのイデオロギー。体制を支える革命防衛隊と、台頭する改革派。アメリカ政治を動かすユダヤ系ロビーとネオコン。いつ戦争が起きてもおかしくないほどに対立を深めるアメリカ・イラン両国の動きを、第一人者が分析する。日本がイラン政策でアメリカと共同歩調をとれば、エネルギー安全保障上重要な中東諸国で築いた信頼を失う。そのとき、いかなる外交政策をとるべきか。 -
脳と即興性 不確実性をいかに楽しむか
脳科学者と世界的ジャズ・ピアニストによる知的で過激なフリートーク・セッション。即興力はいかに磨かれうるのか? 独創性を育むためには何が大切なのか? 山下氏の演奏スタイルはいかにして確立されたのか? 「譜面どおりに弾かない」ことは、厳しい現代社会を生き延びるための知恵に通じ、前向きに考えることで、脳は最大限の力を発揮する。いくつもの事件、多彩な人物を話題として繰り広げられる筋書きのない即興対談。一貫して主張されるメッセージが、私たちの生き方そのものに大きな示唆を与えてくれる。第一章 「いかにして山下洋輔は生まれたのか」、第二章 「即興力の磨き方」、第三章 「独創性の育て方」、第四章 「音楽は生命力の源泉である」、第五章 「人生の本質とは何か」、第六章 「勇気をもって生きる――即興の知とは何か」 -
なぜデパ地下には人が集まるのか
「おいしい!」「楽しい!」「新しい!」「使える!」「上質!」――そこに行けば、「何か」がある。常に人でにぎわうデパートの食品フロア=「デパ地下」。老舗の伝統に最新の流行、昔ながらの定番もあれば、各デパートが知恵をしぼり工夫をこらした「ここでしか買えないもの」もある。絶えずリニューアルが繰り返され、トレンドを発信し続けるデパ地下は、人々の生活に密着しながらファッション化・カジュアル化してきた。時代のニーズに合わせて進化を続け、訪れた人をわくわくさせる売り場、その人気の秘密はどこにあるのか? 消費者の視点から見た「活用法」も織り交ぜながら、デパ地下の魅力に迫る。 ●序章 時代とデパ地下、私とデパ地下 ●第I部 なぜ今、デパ地下なのか/1 「デパ地下」は日本発/2 デパ地下の「今」 ●第II部 “まち・みせ・ひと”から読み解くデパ地下/1 ちょっとした「手みやげ」を探す/2 こだわりと高級感を表現するギフト/3 日常で贅沢気分を味わうスイーツ/4 国内外の有名ブランドが揃うパン/5 夕ご飯を見繕うお惣菜と生鮮食品/6 手軽で豊富なお弁当/7 お招きの一品とお酒 ●終章 進化するデパ地下 -
自分勝手で生きなさい
緊急提言! 自分にとことん こだわる人だけが、 この時代を生き延びられる。 『家族という病』『極上の孤独』などで、 問題提起を重ねてきた下重暁子が、 「個」で生きることの重要性を改めて説きます。 自分勝手とは、 個として生きること。 自分で判断し、 自分らしく行動すること。 これからの時代を生き抜くための 「ぶれない強さ」を備えることである。 「個」でなければ生きられない 一人で買い物にいく。 一人で散歩にいく。 一人で行動し、人混みを避ける。 一人で過ごし、極力、人に会わない。 二〇二〇年、新型コロナウイルスの世界的大流行を受けて提唱された新しい生活様式は、言ってみれば「個のすすめ」だ。 これに対して、不自由だ、閉塞感がある、つらい、さびしい、といった不満の声が多々あるが、私は逆に良い機会だととらえている。 いや、むしろ「大いに結構」と感じている。 これまでの忙しい暮らしぶりでおざなりにしてきた「自分とのつき合い方」を学ぶ絶好のチャンスだと考えているのだ。 親や子がいようと、配偶者や友達がいようと、私たちは一人だ。 会社という組織に属していようと、家族の絆があろうと、それでも私たちは一人だ。 「おひとりさま」は、結婚していない一人暮らしの人だけを指す言葉ではない。 三世代の大家族で住んでも、夫婦二人で暮らしても、私たちは一人だ。 みんな、一人で生まれて、一人で死ぬ。 私たちが普段、棚上げにしていたこの事実を、新たな感染症によって、見つめ直すことができる。 いや、見つめ直さねばならない。 なぜ、個を見つめ直さなければならないのか? それは「感染予防の観点から、やむなく一人で行動することが強いられているから」ではない。 新型コロナウイルスは、きっかけに過ぎない。 個として感じ、考え、発言し、行動できなければ、生き延びることはできない。そんな時代が来ているからである。 -
日本を創った12人
日本の独自性とはいったい何なのか。勤勉性なのか。それとも仏教が広まっても神道は信仰の対象であり続けた、宗教に対する柔軟性なのか。明治維新、外国文化を受け入れた許容力なのか……。もし、これらが日本の独自性であるとすれば、それは、いつ、誰によって、どのようにして創り出されたものなのか。本書は、聖徳太子をはじめ、織田信長、石田梅岩から近現代史まで、日本史上に今なお強い影響力を残す12人の「人物」をとおして、日本の歴史を見直し、日本の独自性について考えた歴史・社会評論である。大きな変革期を迎え、日本はどの方向に向かって舵を取ればよいのか、その決断がリーダーと国民に求められている。そうしたなか、日本の独自性を認識し、それをいかにして活かしていくかは、避けてとおれない問題である。本書は、その問題に答えを出す一つの有効なヒントとなるだろう。同書名でPHP新書として刊行された前編・後編を、文庫化に際し合本したものの電子書籍版。 -
なんとなく、日本人 世界に通用する強さの秘密
グローバル化が進行する二十一世紀。もはや私たちは「なんとなく、日本人」であるという“ぬるま湯”に安住しているだけでは、激しい企業間競争、社内競争を生き残れない。しかし、アングロサクソン的な改革が、ほんとうに日本の風土に適しているのか? 本書は、国際ビジネスマンの経験をもち、西洋的思考法を熟知した著者による新しい日本人論。「日本人は論理的でない」「日本人は保守的である」「日本人は常識的でチャレンジをしない」「日本人はリーダーに不向きである」――日本的思考メカニズムを論理的に探究することで、こうした日本人の負のイメージを検証、打破し、この国がもつ潜在力の源泉を明らかにする。B級グルメやラーメンにおけるこだわりや探究心は、浮世絵の芸術性、高品質に通じるものがあるし、幕末に作られた驚嘆すべき万年時計はたんなる模倣を超えて、まさに「コピーがオリジナル以上になる」ことを示しているのである。 -
国際ニュースの読み方 コロナ危機後の「未来」がわかる!
「グローバリズム」が新型コロナ禍を招いた! 国際情勢はけっして複雑怪奇ではない― 激動の時代を生きための、社会人の新教養 今、世界で起きているのか? これから何が起ころうとしているのか? それを知るためには、私たちの先人(せんじん)が過去どのように生きてきたのか―を学ぶ必要があります。 つまり、「歴史を学ぶ」ということですが、正確には「歴史に学ぶ」と言ったほうが適切でしょう。<中略> 国際情勢は複雑怪奇ではありません。 いま、世界の表に出ていることには必ず裏があり、その裏の真実は、歴史に隠された事実を見直していくことでわかってきます。 歴史をしっかり知ることこそが、国際感覚を磨くこと―。 それが、激動の時代を生き抜くための武器になるということを覚えておいてください。 ビジネスにとっても国際感覚が必須であることは言うに及びません。 数字や統計はそれなりに重要ですが、この世界の隠された構造を理解しておかないと、判断を間違い、大損をする危険がつねにあるのです。(「まえがき」より) 新型コロナウイルス禍、中国の台頭、米露の接近、国際社会を裏で操る「ディープ・ステート」(影の政府)…… 100年に一度の大変革期を迎えた今、本当に学ぶべき「社会人の新教養」とは? 「国際ニュース」を読む力を高め、「未来」を予測する力を身につけよう! ●「国際化の時代」の裏にあるもの ●「ディープ・ステート」と戦う大統領 ● 中国経済の没落の始まり ● プーチン登場で生じた新冷戦 ● 明治維新は「革命」できなく「復古」 ●「ロシア革命」を応援したアメリカの金融資本家 ● 共産主義と社会主義の本質はグローバリズム ●「第二次世界大戦」の真相……etc. 新時代の「仕事」や「生き方」に役立つ授業をまとめた本!
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