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事件記者とそのネタ元。騙し合い、ときに共闘するその特別な関係が、日本の歴史を作り続けた。時代をえぐる著者渾身の短編集!
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Posted by ブクログ
血湧き肉躍る活劇でない、リアルな等身大の社会部記者の、ネタを得て記事化することに関わる葛藤、問題、リスクなどを、おおげさにせずに描いていく短編集。これぞエンターテインメントというわけではないけれども、読んでよかったとは思う。
新聞社などにたれ込まれたネタ元それを利用するかしないか本人にかかり利用すれば一躍スクープになるが利用しない場合は他者にすっぱ抜かれて終わりネタ元は駆け引きが難しい
まあまあ面白かった。横山秀夫を彷彿とさせる。ただし、ミステリーでなく、終わり方も淡々としているため、読んでいてヒリヒリする間隔はない。
緩く繋がる連作短編集。堂場さんの鳴沢了シリーズを読み終わったばかりだったので、少しあっさりとした印象になってしまったが、読むタイミングが違えばまた違った印象なのかもしれない。
新聞記者の短編集 短編だが、登場人物が繋がっている 1冊で伏線を拾うのが面白い。 短編の中でも『好敵手』が特に面白かった。 警察官として、新聞記者として立場は違えど同志だと思っていた2人の戦いの終え方みたいなのが描かれている。
堂場氏の警察もの以外の作品を初めて読んだ。 時代を追って、細い線がつながる短編集。 作者の経歴が存分に活かされているのだろう。 4作目のラスト、え、ここで終わるの!?と驚いたけど 最終作に見事にまとまっていた。
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堂場瞬一
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