つめ

つめ

小説・文芸
726円 (税込)

3pt

4.2

やられたらやり返せ!?涙腺決壊の結末が!

真野朱音は、2年ちょっと前に中学校の同級生だった勝裕と結婚した。勝裕の連れ子、小学五年生になる裕也との3人家族である。
朱音は、子ども会の担当として南郷不二美を訪ねた。近所の尾花公園に面した南郷宅の金網フェンスを覆ったイバラの棘で、子どもが怪我をしており、剪定をお願いするためだった。南郷は50代後半の一人暮らしの女性で、愛犬はドーベルマン。気むずかしいという評判だった。イバラの剪定については、「子どもの怪我なんか知るか。親の責任じゃ。あほっ」と吐き捨てられた。市役所が、公園にロープを張って注意喚起のプレートをかけてくれたが、その夜、寿司屋から特上にぎり8人前が届く。翌日には、ケーブルテレビが契約の確認をしたいと訪ねてきた。どちらも注文したのは自分ではない。やったのは、南郷だ。
同じ頃、裕也がまたいじめに会っていることがわかった。裕也は、「いじめられても平気な強い人間になる」という。
朱音は決心した。裕也に身をもって教えてやるべきだ。やられたら、やり返すべきだということを。いや、やらないとやられてしまうということを、だ。ご近所のモンスターとの壮絶なバトルが今、始まる――。

※この作品は単行本版『つめ』として配信されていた作品の文庫版です。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    つめ
  • タイトルID
    :
    816744
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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つめ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    山本甲士の「巻き込まれ型小説」における最新刊。これまでも『どろ』(お隣さんとの嫌がらせ合戦)、『かび』(主婦VS大企業)、『とげ』(市役所職員の災難)と読んできたが、この『つめ』も予想通りめちゃくちゃ面白かった。

    簡単に言えば、近所の嫌われ者のおばちゃんと、主人公の主婦の嫌がらせ合戦。(表紙の絵が物語っている)ご近所同士の争いごとって、少なからずあって嫌な思いをするが、この小説にはプラスαのレシピがあった。

    ちょっとネタバレだが、山本甲士さんはこの点に注目し、この『つめ』を書かれたようで、飼っているドーベルマンを近所にけしかけ、周りから嫌われ者になり、主人公の主婦と対峙するが実は…という展開がある。また主人公の小学生の息子がイジメにあうが、素晴らしく成長し、その言動に号泣しました。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    関西弁で勢いのある女性が主人公で、最初からぐいぐい物語に引き込まれました。想像を超える仕返し合戦には「こんなことあるんだ……」と圧倒されながらも、読み進めるうちに印象に残ったのは、息子の優しさや物事の捉え方でした。息子の言葉や行動を通して、その成長が感じられる場面にはとても感動しました。

    また、人のことを噂や周りの評判だけで判断してはいけない、実際にその人と向き合ってみなければ分からないことがあるのだと改めて感じました。ハラハラする展開が続きましたが、最後は思いがけずほっこり。勢いのある物語の中に、人の優しさや成長が感じられる作品でした。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    オーディブル
    みなさんの感想を信じて、途中のやり合いが苦しいほどめちゃくちゃだったけど、耐えて最後まで。
    結果、よかった。

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    そこまでやって大丈夫か?と思うけど相手も負けてないw
    自分も泣き寝入りは嫌いなタイプだから聞いててスッキリする。けど最後には息子の言い分も分かるようになり、白ジャージのオバハンの言い分にも耳を傾けてしまった。
    動物好きなんで犬のことだけは心配した。

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。真野朱音(35)と中学同窓会で再会し結婚した勝裕、その連れ子裕也(11)、近所のモンスター南郷不二美(58)が登場人物。朱音の物言いが、とてもはっきりしている。やられたらやり返すべきだという朱音、いじめられても平気な強い人間になるという裕也。朱音と南郷のバトルが続くが、トラウマや陰湿さなく、かといって明るい感じもなく、今までに読んだことのない小説。最初からこの物語の着地点が上手く散りばめられいる、お見事。バトルでやり合う迫力は大阪弁ならでは。血のつながりのある親子ということは関係なく、息子は母親の持ち物ではない、ということが伝わった。

    0
    2021年10月20日

つめ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    つめ
  • タイトルID
    :
    816744
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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