社会・政治 - KADOKAWA作品一覧

  • アイム総理 歴代101代64人の内閣総理大臣がおもしろいほどよくわかる本
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    現在、101代64人となる総理大臣を、日本一生徒数が多い社会科講師・伊藤賀一氏が徹底的に紹介。 【就任時の年齢】【退陣の理由】【キャッチフレーズ】【名言】【生没年】【出生】【出身校】【就任前の職歴】【初めて行ったこと】【特徴】【口グセ】【親族】【友人関係】【好き】【嫌い】【豆知識】などを、著者ならではの軽快な切り口で紹介。 知っているつもりだと思っていた総理大臣の意外な事実を知れば、政治・経済、近代史もさらに楽しく学べます。 本電子書籍は、紙書籍とは一部背景色等色味が異なります。あらかじめご了承ください。
  • 東シナ海 漁民たちの国境紛争
    5.0
    尖閣から日本漁船が消える日。 最前線では毎日なにが起きているのか? 漁業から日中台の国境紛争の現実が見える。 現地調査を続ける漁業経済学者による、渾身の論考! 漁業は国際情勢を映し出す鏡だ。 尖閣諸島での「唯一の経済活動」、それが漁業である。 海の上に線は引けない。漁業活動は食糧安全保障に直結しているばかりか国土維持活動ともなっている。 日本の排他的経済水域(EEZ)は世界有数とされているが、実は東シナ海では関係国と相互承認している日本のEEZはほとんどない。 東シナ海だけではない。日本海でも、オホーツク海でも水域の画定はされていないのだ。 尖閣諸島水域を中心に東シナ海の操業は中国、台湾に席巻されてままならず、そもそもインドネシア人に日本の漁業界は既に人材も依存してしまっている。 なぜ危機的な状況に陥ったのか? 日々の食卓の裏にある国境産業の現実を赤裸々に描く! ■国境産業は国家の化粧、国力を測るリトマス試験紙である ■日本漁船団は排他的経済水域すら失いかねない ■遠洋漁業は「流動的国土」。中国は遠洋強国となった ■日本は台湾に尖閣諸島の排他的経済水域を明け渡した ■東シナ海には二〇〇カイリ時代は到来しなかった ■外国人船員が国境の最前線に立っている ■外国人依存が日本漁業の思考停止を加速させた ■華僑・華人の漁業は南洋で拡大している ■日本漁業国有化論という問題提起 【目次】 まえがき 東シナ海での出会い 序章 日本の生命線 第一章 追いつめられる東シナ海漁業 第二章 東シナ海で増す中国・台湾の存在感 第三章 東シナ海に埋め込まれた時限爆弾 第四章 日本人が消える海 第五章 軍事化する海での漁業 終章 日本漁業国有化論 あとがき――さまよう小舟 主要参考文献
  • 冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    2020年9月、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に選出された。 官房長官時代に「令和おじさん」と親しまれた一方、いまだその人間性や国家観がわからない、という向きもある。本書は菅総理の「知恵袋」と称される経済ジャーナリストが、緻密な取材を通じてその核心へと迫っていく。 横浜市議選で初当選して以来、胸に秘めた政治信条とは何か? 総務相時代、なぜ「ふるさと納税」という驚愕の制度を1年でつくり上げられたのか? 7年8カ月にわたって安倍政権を支えた誠実さと、官僚人事に見られる冷徹な戦略性は、どう両立しているのか? そして総理になった菅氏は、この日本の何を壊し、何を護ろうとしているのか? 菅氏本人はもちろん、政・官・財のキーパーソンの肉声や、初公開の秘話をふんだんに収録。これからの日本政治を読み解くうえで必読すべき、渾身のルポルタージュ。 【目次】 プロローグ 手土産は秋田の稲庭うどん 第1章 三十年ぶりに誕生した「平民宰相」 第2章 初選挙の横浜市議選で学んだこと 第3章 霞が関で「菅義偉」の名前が轟いた日 第4章 もらった恩義を絶対に忘れない男 第5章 菅官房長官は誰と戦っていたのか 第6章 壊すべき日本と護るべき日本 終章 人を裏切らない――奇跡の四分十七秒 エピローグ 「自助」の本質は「意志」である
  • 横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁
    5.0
    羽田や成田を使用する民間機は、常に急上昇や迂回を強いられている。米軍のための巨大な空域を避けるためだ。主権国家の空を外国に制限されるのはなぜなのか。密室で決められる知られざる法体系を明らかにする。
  • 中国新興企業の正体
    5.0
    1巻1,034円 (税込)
    配車アプリ、シェア自転車、出前サイト、民泊、ネット通販……中国で誕生したニューエコノミー分野の新企業は、今や世界最大規模にまで急成長。“世界の工場”と言われた中国の面影は消え、技術力は世界トップ水準にまで達している。打倒ウーバーを目指す配車アプリ大手「滴滴出行(ディディチューシン)」、自転車シェアサービス最大手「モバイク」、日本では見かけないネット出前を広めた「餓了麼(ウーラマ)」、東京オリンピックをターゲットにする民泊中国最大手「途家(トゥージア)」、研究開発費でアップルを凌ぐ「ファーウェイ」、中国の消費革命を牽引する「アリババ」、グーグルに次ぐ世界2位の検索エンジン「百度(バイドゥ)」、フェイスブックを急追する「テンセント」、そして世界の空を舞うドローン製造の最大手「DJI」。スマホ決済を媒介に、日本人が知らない進化を遂げる中国ニュービジネスの最前線を追った。
  • 黒船の世紀 <外圧>と<世論>の日米開戦秘史
    5.0
    戦争に至る空気はいかに醸成されたのか。黒船以後の<外圧>と戦争を後押しした<世論>を、日露戦争以後多数出版された「日米未来戦記」と膨大な周辺取材から炙り出した、作家・猪瀬直樹の不朽の名著。
  • 国民国家のリアリズム
    値引きあり
    5.0
    国家の将来のビジョンを描いた上での国防や国益の議論がなされていない昨今。注目を集める国際政治学者とナショナリズムをテーマにした作品を世に送り出してきた作家が、トランプ時代の日本の針路を考える。
  • 誰も語らなかった“日米核密約”の正体 安倍晋三・岸信介をつなぐ日本外交の底流
    5.0
    日本の歴代内閣を翻弄し続ける「核密約」の正体とは何なのか? 交渉当事者の証言から浮かび上がる岸信介と安倍晋三に共通する”日本外交”の目指すものとは?
  • 天皇家の食卓 ふしぎの国の和の食
    5.0
    正月になぜ餅を食べるのか、天皇と米と日本人の結びつき、日本人と肉食の怪しい関係、天皇家の食卓は健康の食卓か等、日本人の食のルーツをたどり、和食が育てた日本人の心を明らかにする。 ※本電子書籍は、平成十二年八月に小社より刊行された角川ソフィア文庫『天皇家の食卓』を電子化したものです。電子化にあたり、著者名表記と副題を変更しました。
  • 黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ
    5.0
    デフレ不況、東日本大震災で痛手を負った日本経済だが、復興需要でデフレギャップは解消され、黄金の時代が待っているはずだ。しかし、それを阻むものがある。その正体はなにか。この国の病巣を暴く!
  • 未来への責任
    5.0
    常に政局の渦中で注目を集める気鋭の政治家が掲げる「国家と政治家の責任」とは何か。内閣府特命担当大臣(原子力行政担当)として東日本大震災後の被災地復興と原発問題対応から見えた国家のあり方とは何か?
  • 先祖の話
    値引きあり
    5.0
    人は死ねば子孫の供養や祀りをうけて祖霊へと昇華し、山々から家の繁栄を見守り、盆や正月にのみ交流する――膨大な民俗伝承の研究をもとに、日本人の霊魂観や死生観を見いだす。戦下で書かれた晩年の傑作。
  • 韓国が「反日」をやめる日は来るのか もはや怪物・韓国ナショナリズム
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「反日」は韓国の事情から生まれたものであり、なかには日本人には身に覚えのないファンタジーも少なくない。いまや日本人も無関心ではいられない隣国の「反日」の実態と背景が、詳細な分析を通じて明らかになる!

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  • 拡大自殺 大量殺人・自爆テロ・無理心中
    4.7
    2016年7月に起こった相模原障害者施設殺傷事件は日本社会に大きな衝撃を与えた。自分勝手な言い分によって引き起こされた事件は、死者19名、負傷者26名という、戦後最悪の大量殺人事件となった。世界では欧州や中東などで自爆テロが相次いでいるが、こうした不特定多数の人々を巻き込む大量殺人・自爆テロ事件だけでなく、警官による自殺や親子心中、介護心中など無理心中にも通じるのが絶望感と復讐心だ。強い自殺願望に突き動かされ、誰かを道連れにせずにはいられない拡大自殺の根底に潜む病理を分析する。 第一章 大量殺人と拡大自殺 第二章 自爆テロと自殺願望 第三章 警官による自殺 第四章 親子心中 第五章 介護心中 終 章 拡大自殺の根底に潜む病理
  • 9条は戦争条項になった
    4.7
    集団的自衛権の行使を容認する安保法制が成立し、憲法9条は戦争条項となった。立憲主義がないがしろにされるなか、国民はここからどこに向かうべきか。議論と覚悟なくして従米から逃れる道はないと説く警告の書。
  • 10代からの政治塾 子どもも大人も学べる「日本の未来」の作り方
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    「明石の街を変える」をキャッチフレーズに、兵庫県明石市長の10年間の任期中に少子化対策をはじめとした住みやすい街づくりを行い、今、大注目の泉房穂。そんな氏が目指しているのが、未来の政治を担うであろう子どもたちの政治を教えること。それを先駆けて書籍化したのが本書です。 「政治は汚い」「お金がないと政治家になれない」。そんなイメージが付きまとう政治の世界ですが、氏いわく「政治はもっと美しいもの」。お金がなくても誰でもできるのは、すでに自身で証明した。それよりも、政治家に必要なのはピュアな心であり、国や市をよくしたいという情熱。それさえあれば、誰だって政治家になれる。 本書では、著者自身が「街を変えたい」と誓った10代をキーワードにしていますが、学生のみならず、大人でも、日本を、社会を変えるために何をすればよいかが見えてきます。「そもそも政治とはなにか」「必要な資質はなにか」「選挙で勝つための方法」など、氏が10年間で抱き続けてきた政治に対する考えを本書で紹介します。
  • 人は必ず老いる。その時誰がケアするのか
    値引きあり
    4.5
    仕事も身寄りもなく一人で生きる高齢者をサポートする「超高齢社会の縮図―東京・山谷」。そこでの画期的な地域連携型ケアネットワークを通じて、誰もが必ず経験するであろう他人事ではない【老後の現実】を考える。
  • 老い衰えゆくことの発見
    4.5
    老い衰えてゆくなかで老人は、そして介護者はその事実とどう向き合うのか。複雑な感情に彩られた高齢者ケアの実像を家庭や介護施設の具体事例で描き、老いを柔らかく支える社会制度を介護の場から展望する。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
  • 天災と日本人 寺田寅彦随筆選
    4.5
    地震列島日本に暮らす我々はいかに自然と向き合うべきか――。災害に対する備えの大切さ、科学と政治の役割、日本人の自然観など、いまなお多くの示唆を与える寺田寅彦の名随筆を編んだ傑作選。解説/編・山折哲雄。
  • デモクラシーは、仁義である
    4.4
    民主主義は基本、出来が悪い。だが、ヒットラーの言いなりになる人生は良くない。だからこそ、自分も他人も説得できる民主主義は大事と言える理由を人は知りたいのだ!出来の悪い制度に絶望しない付き合い方を示す。
  • 半市場経済 成長だけでない「共創社会」の時代
    値引きあり
    4.4
    競争原理の市場経済に関わりながらも、より良い働き方やより良き社会をつくろうとする「半市場経済」の営みが広がり始めている。志と価値観の共有が働くことの充足感をもたらす、共創社会の時代を遠望していく。
  • 知らないと恥をかく世界の大問題7 Gゼロ時代の新しい帝国主義
    4.3
    1~14巻902~1,034円 (税込)
    アメリカが20世紀の覇権国の座からおり内向きになったのを見計らい、かつての大国が新しい形の帝国主義を推し進める。難民問題、IS、リーダーの暴走……新たな衝突の種が世界中に。世界のいまを池上彰が解説。
  • 韓めし政治学
    値引きあり
    4.3
    (章立て) 一章 板門店ディナーの政治学 二章 たかが冷麺、されど冷麺 三章 トランプに反日エビを食わせる 四章 朴槿恵は”独り飯”で追放された 五章 済州島の水とミカンに託した文在寅の陰謀? 六章 ”独り飯”に罪はないものを 七章 大統領の”招待飯”ではずされた 八章 韓国政治1番地、光化門の政治学 九章 食い物にこめられた亡国の恨 十章 韓国人がイヌを食わなくなった 十一章 ”肉のスープ”に込められた北の政治学 十二章 屈辱の”ブデチゲ”は美味い? 十三章 反日愛国に揺さぶられる食文化 十四章 キムチとビビンバの政治学
  • 中国ニセ食品のカラクリ
    4.3
    中国食品が危ない! だが中国製品・食品なしで、私たちの生活を送ることは不可能だ。深刻な環境汚染、知れば知るほどおぞましい生産現場をレポートし、現実を見極めながら、隣国・中国と生き抜く方策を探る。
  • 国防の常識
    4.3
    今、日本が直面している問題とは何か。地政学や軍事はもちろん、国民、経済、情報、文化など、5つの視点からの防衛体制を、東日本大震災、尖閣問題、北朝鮮や中国、アメリカの動向を踏まえながら解説する必読書。
  • 仮面ひきこもり あなたのまわりにもいる「第2のひきこもり」
    4.3
    「会社ではムードメーカーなのに、毎日線路に飛び込みたいと思っている」など、会社では元気なのに家でひきこもる人を指す「仮面ひきこもり」。本書は、この「仮面引きこもり」の実態と、その対応策を述べる一冊。
  • 大研究!中国共産党
    値引きあり
    4.3
    急速な経済成長の反面、格差と腐敗、言論統制、大気汚染など難題が山積している習近平新政権。しかし、旧ソ連・東欧諸国の共産党政権が崩壊したなか、なぜ中国だけが急速な台頭を遂げられたのか。それは、イデオロギーのみに固執せず現実主事の実践を徹底。日本も真似のできない長期成長戦略の策定、優秀な人材確保・育成、危機管理などの強固な国家マネジメントが存在するからである。豊富な現地情報と著者独自の人脈を活かした独特の視点で、中国共産党という巨大組織の強みと弱みを浮き彫りにしていく。中国の尖閣諸島問題に対する本音、中国外交とアメリカの思惑、そして中国共産党が野党になる日など、日本人の知り得ない事実にも迫っていく。
  • 海洋へ膨張する中国 強硬化する共産党と人民解放軍
    4.3
    ソ連、インド、ベトナムなどと対峙し、「大陸国家」として歩んできた中国。しかし近年は資源やシーレーン確保のために「海洋国家」としての性格を強めている。その野心は台湾、南シナ海、そして尖閣諸島をはじめとする東シナ海に及び、「海保巡視船への漁船衝突事件」、「海監・漁政など海上法執行機関による日本への領海侵犯・領空侵犯」、そして「自衛隊の護衛艦への火器管制レーダーの照射」など深刻な軋轢を引き起こしている。本書では、軍事の近代化を急速に進展させ膨張する中国の現状について、習近平総書記率いる中国政府、共産党、人民解放軍の背景にある目的を含めて明らかにし、日本がとるべき対応を考えていく。最新の中国の外交・安全保障政策について、防衛省防衛研究所の現役研究官による分析をまとめた一冊。
  • 脱原発を決めたドイツの挑戦 再生可能エネルギー大国への道
    4.3
    2011年6月30日、ドイツは原子力発電所の完全廃炉を決めた。いまドイツでは、2050年までに発電量の80%を再生可能エネルギーでまかなう、という大プロジェクトが進んでいる。まさに「エネルギー革命」である。目指すのは、脱原発だけでなく、脱化石燃料の社会。こうした取り組みが、なぜドイツにできて、日本にできないのだろうか。この本は、国を挙げて再生可能エネルギー大国へと突き進むドイツのエネルギー政策の現状をレポートしたものである。ドイツ人は、地球環境を守るためならば、どんなに費用がかかってもかまわないと考える国民だ。だから、脱原発・地球温暖化対策のためならば、電力料金が高くなることも許容できるという。こうした考え方は、日本人とは大きく異なる点だ。ヨーロッパ各国から電力を輸入できるドイツと日本を、単純に比べることはできないが、ドイツの挑戦は、これからの日本のエネルギー政策を考える上で、たいへん参考になるだろう。
  • 国家の崩壊
    4.3
    国は壊れる時、どんな音がするのだろうか? 人はどのような姿をさらけだすのだろうか? 1991年12月26日、ソ連崩壊。不動だったはずの超大国は呆気なく自壊した。有能な官僚たちも、巨大な軍隊も、秘密警察もイデオロギー教育も、崩壊を防ぐことはできなかった。弱くなった日本はソ連の道を辿ることはないのか? 外交官として渦中におり、「国家は悪ではあるが必要だ」と確信した佐藤優に宮崎学が斬り込む!
  • 米中逆転 ――なぜ世界は多極化するのか?
    4.3
    国際政治は米中二強時代から、中国の一強態勢へ。普天間基地移設問題やgoogle中国撤退問題などのニュースから、その中国の真の意志を読み解く!
  • 大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる
    値引きあり
    4.2
    1巻825円 (税込)
    「国際政治学」とは、国家を主たるプレイヤーとする国際社会の政治を分析し、理論付けようとする学問です。しかし、冷戦終結やソ連崩壊、9.11同時多発テロ、「アメリカ・ファースト」など、生身の国際政治は、そんな理論を打ち砕き、私達の常識や予測を覆します。それでも、政治家、外交官、学者はもちろん、メディアや企業も世界の動きを注視し、先を読むことを求められます。本書は、そのための道具と枠組みを提供します。ホッブズ、マキャベリの昔から、現代の日米中の政治を動かす普遍の理論まで、日々のニュースを読み解く基本をわかりやすく解説。世界を読み解く方程式を学んで、ビジネスの最適解を身につけてください。
  • 知らないと恥をかく東アジアの大問題
    4.2
    山ちゃんの「目のつけどころ」に、「池上解説」がズバリ答える。MBSの人気深夜番組が待望の新書化。中国、朝鮮半島、太平洋をはさんでの米中対決……、気になる東アジアの厄介な大問題を二人が語り合う。
  • 政界版 悪魔の辞典
    4.2
    ●かいさん【解散】 全員を一瞬で無職にさせる総理の伝家の宝刀。乱用にご注意。 ●たすき【タスキ】 誰が候補者かわからないからこれをかける。 ●けんとうをいのります【「健闘を祈ります」】 対立候補の車とすれ違うときにかける言葉。『お前は落ちろ』の意味。 等々、辞典の体裁をとり、政治や選挙ででてくる用語を池上流の皮肉やブラックユーモアで解説した一冊。 今から100年以上前に出版されたアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』をモチーフにした風刺ジャーナリズムの原点というべき現代版悪魔の辞典の登場。
  • 日本型組織の病を考える
    4.2
    公文書改竄、セクハラ、日大アメフト事件……繰り返す不祥事の本質とは? 冤罪のち厚生労働事務次官までを務めたからこそわかった「日本型組織の病」とは何か。硬直化を打破する「静かなる改革」までを語り尽くす。
  • 「アラブの春」の正体 欧米とメディアに踊らされた民主化革命
    4.2
    中東に訪れた「民主化」の波。独裁政権崩壊という同じような状況に見えて、その内実は大きく異なる。なぜNATO軍はリビアにのみ軍事介入したのか?天然資源取引における基軸通貨戦争とは。欧米の、資本の原理が潜む。
  • 韓国 反日感情の正体
    値引きあり
    4.2
    激化するように見える韓国の対日行動。だが韓国内では「昼は反日、夜は親日」という。なぜなのか? 経済大国となった韓国で国民におとずれた変化、反日をあおるメディアや政府の真意を明らかにする。
  • 大阪維新の真相
    値引きあり
    4.2
    ニュースが決して報道しない「26の事実」を大阪市特別顧問が明かす! ◎【「都構想=大阪の問題」と思い込まされていないか?】◎橋下徹大阪市長が掲げた「大阪都構想」に注目が集まっている。また、大阪維新の会が主催する「維新政治塾」には400名程度の定員のところ、3326人の応募が殺到した。テレビ・新聞でも毎日のように大阪の行政にまつわるニュースが報じられている。なぜマスコミは橋下徹や大阪維新の会を気にするのか? そして、日本は彼らに何を期待できるのか? それを知るためには、まず「大阪都構想は大阪の政治問題だ」という誤解を捨て去らねばならない。報道を目にするうちに、あなたもそう思わされてしまってはいないだろうか? これは二重の意味で間違っている。大阪都構想は大阪だけでなく、「日本全体を変革する可能性」を持ったヴィジョンだ。そしてここには、「財政の枠組みやお金の流れを変えるパワー」が隠されている。「大阪維新」は、日本経済を変える――これが本書が語ろうとする真相だ。
  • 社会起業家の教科書
    4.2
    カンボジアの児童買春をなくすため、生活に困った親がお金目当てに子どもを売らないですむように、新しい産業を興した「かものはしプロジェクト」の村田さん。進路選択にさしかかった高校生が、大学生や社会人と互いの思いを真剣に語り合う「カタリ場」を創設した今村さん、竹野さん――本書に登場する社会起業家の人たちの使命感の強さ、バイタリティ、発想の豊かさには、驚かされるばかりです。こんな熱い働き方、生き方をしている人がいる!どうすればこんな活動ができるのか?社会起業家として生きていくには?本書は社会起業家の今とこれからが掴める、格好の“教科書”です。
  • 地政学入門
    4.1
    1巻1,056円 (税込)
    世界を動かす「見えざる力の法則」、その全貌。地政学テキストの決定版! アメリカの対タリバン戦争敗北は、地政学を軽視した結果である。 地政学は帝国と結びつくものであり、帝国は国民国家を超える。 帝国の礎にはイデオロギーがあり、それは「物語の力」が核となっている。 地政学はナチスの公認イデオロギーとなっていたがゆえに封印されていた、危険な「物語」でもある。 危うい物語が浸透していくと、世界は知らぬ間に大きな危機を迎えることになる。 無批判に受容してはならない政治理論のエッセンスを、国際政治の具体例を基に解説していく珠玉の講義。 対立が激化する米中、イランを筆頭に勢力圏の再編が進む中東、混迷の中央アジア、ブロック化と理念維持の狭間で苦闘するEU、反日と反韓の疑似戦争が続く東アジア。 世界はいまだ、グローバルでなくインターナショナルのせめぎあいが中心となっている。 帝国化する時代を読み解くには、地政学が大きく、有用な鍵となる。 ■宗主国なき帝国、植民地なき帝国 ■何が島で何が岩か、暗礁か ■「イスラム国」は「原因」ではなく「結果」 ■琉球占領の計画もあったアメリカ ■中国西側が「イスラム国」化する危険性 ■信頼醸成サミットの目的 ■国旗・国歌が制定されても民族は形成されない ■宗教は重要な地政学の要因 ■十字軍が再び ※本書は2016年7月に晶文社より刊行された『現代の地政学』を改題のうえ、再編集を行い、加筆修正したものです。 【目次】 新書版まえがき まえがき 第一講 地政学とは何か 第二講 ハートランドの意味 第三講 ヨーロッパと中東 第四講 海洋国家とは何か 第五講 二一世紀の地政学的展望 あとがき 参考文献一覧
  • 知られざる皇室外交
    4.1
    1953年、19歳の明仁皇太子は大戦の遺恨が残る欧州を訪れた。各国王室との交流、市民や在外日本人との対話、戦没者の慰霊……。両陛下の振る舞いやおことばから、根底にある思いにせまり、皇室外交が果たしてきた役割を明らかにする。
  • 政府は必ず嘘をつく 増補版
    4.1
    『政府は必ず嘘をつく』の続編部分、未公開情報を巻末にまとめた増補版。嘘と真実がますます見分けにくくなる今、7万4000人の失業者を出すTPPの罠、後からじわじわと危険が迫るマイナンバー制度を緊急レポート。決して騙されないための方法について伝える。
  • 国家の暴走 安倍政権の世論操作術
    4.1
    日本人にとって”今、そこにある危機”それは「日本が戦争のできる国」となり「戦争なしでは生きられない国」となること。安倍政権の世論操作による”国家の暴走”はどうすれば食い止められるのか?
  • 知らないと恥をかく世界の大問題 学べる図解版 第4弾 池上彰が読む「イスラム」世界
    4.1
    1巻880円 (税込)
    イスラム世界には世界の大問題を読み解くカギがある! イスラム教徒はいまや世界に15億人。決して「よくわからない」ですむ存在ではない。また、イスラム武装勢力による事件の報道があるけれど、イスラム教が危険ということではない。イスラム世界の真実を理解する必要があるのだ。そこで本書では、スンニ派、シーア派の違いなどイスラム教の基本から、現在に続くパレスチナ問題などイスラム世界の大問題、「アラブの春」の結末など現代イスラムが抱える問題、ハラルなどイスラムとつきあうポイントまで。イスラム世界を理解するために必要な基本知識と最新ニュース解説が詰まった、人気シリーズ「知らないと恥をかく世界の大問題」のイスラム図解版の登場。 ●イスラム教とは何か? ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、3つの宗教が信じる神は実は同じ ●現在につながる中東の対立 シーア派とスンニ派の対立、アラブとユダヤの対立などの基本知識 ●イスラムと世界の対立 湾岸戦争、9.11同時多発テロ事件、イラク戦争とは何だったのか? ●現代イスラムが抱える問題 アラブの春の中身とその後、ナイジェリアやイラクなどの過激派の動きを解説 ●イスラム世界とつきあうポイント イスラム教の慣習と世界の対応、ハラルマーケット、イスラム金融など、ポイントになるテーマを解説 ■池上彰からのメッセージ ~中東の“現実"を見て考えること~  等 池上彰(いけがみ・あきら):ジャーナリスト、東京工業大学教授。1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年、「週刊こどもニュース」のお父さん役で活躍。2005年よりフリーに。『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズが累計130万部突破。
  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン
    4.1
    いじめはなぜ起こり、なぜなくならないのか? あなたは無意識にいじめに荷担していないか? インターネットなどを通じてさらに陰湿化していく日本の「いじめ」の実態から、その真の原因を探る
  • こころの格差社会──ぬけがけと嫉妬の現代日本人
    4.1
    仮面をはずし、よろいをぬいでみよう。勝ち組のゆううつ、負け組のいら立ち……。幸せや満足感を得ようとする間違った自己実現欲求に犯された日本社会。凶悪犯罪の多発、ひきこもりに熟年離婚、IT長者の光と影。幸せにすぐ慣れて幸せだと思えなくなる心理とは/格差に横たわるコミュニケーション不全/“ふと”という直感を大切にする/など、ゆがんだ現代社会で、本当に自分らしく生きるために「自己との対話」をとり戻す!
  • ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか
    4.0
    「抵抗する者はその場で殺せ」。麻薬撲滅戦争で6000人以上殺す一方で治安改善、経済発展を成し遂げ、支持率82%を記録。なぜ強権的指導者が歓迎されるのか? 現地在住記者が綴った、フィリピンの実像。 【目次】 序 章 いままでにない大統領 第1章 ドゥテルテの町ダバオ 第2章 麻薬戦争 第3章 左派的だった国内政策 第4章 親中に転換させた外 第5章 高度経済成長と新型コロナ 第6章 ドゥテルテ・ナショナリズム 第7章 ドゥテルテ後のフィリピン おわりに
  • 官邸の暴走
    4.0
    首相官邸に属する補佐官や秘書官らいわゆる「官邸官僚」は絶大な力を行使し、「モリカケ問題」など一連の不祥事の温床とも指摘されている。なぜ彼らは力を持ちえたのか。その腐敗の過程を検証し、あるべき姿を説く!
  • 子どもに聞かれてきちんと答えられる 池上彰のいつものニュースがすごくよくわかる本
    値引きあり
    4.0
    1巻687円 (税込)
    【内容紹介】 日々起こる出来事やニュースを見聞きしたときに感じる素朴な疑問を解消するために、理解しておきたいポイントをイラストや図版をふんだんに交えてわかりやすく紹介しています。 子どもに質問されたときに、きちんと答えてあげたい親御さんや、中高生にピッタリの1冊です! 掲載されているテーマの例 「パンダはなぜ中国へ返すの?」 「日本にカジノができるというけど、問題はないのかな?」 「証人喚問をしても何もわからないのはなぜ?」 「古くなった道路やトンネル、補修されずにそのままなのはなぜ?」など、 雑誌『レタスクラブ』の人気長寿連載をまとめた1冊。 ふだん目にするニュースの「本当の意味」を知るために必要な知識や教養を、子どもにも、もちろん大人にもわかるように池上彰さんが解説します。 新学習指導要領が2020年度から変更になり、より「思考力」が問われる時代に向けて、自分のアタマで疑問を持ち、納得できるようなニュースの見方を伝えます。 テレビ、ネット、新聞、書籍などからの正しい情報の取り方についても触れています。 【目次】 第1章 日本の「今」がわかるニュース   第2章 世界の中の日本が見えるニュース 第3章 政治へのギモンがわかるニュース 第4章 未来の日本が見えてくるニュース 第5章 ニュースの送り手・メディアについて考える
  • ネットカルマ 邪悪なバーチャル世界からの脱出
    4.0
    (目次) はじめに ネットカルマとはなにか 第一章 現代社会が生んだ新しい苦 仏教はストレスと闘うために生まれた 仏教前夜――古代インドでは何が「苦」だったか ブッダの考えた業と因果 ブッダは「生きることは苦しみだ」と気づいた 「ニュートラル」に生きるとは 善の仏教的二重構造 善のインスタント化 日本的業の世界 現代社会に現れた新しい「業」と「苦」 技術には良いも悪いもない インターネットと業 あらゆる場面が刻々と記録されていく 業の世界に神はいない より悪質な業 いびつな因果システム すべての人間が「歴史上の人物」になる? 忘れてもらえない恐ろしさ 世代を超えてしまう業 くり返し降りかかる業の報い ネットに縛られた苦しみの世界を抜け出すために 第二章 ネットカルマに対抗するために 善と悪の基準は何か ネットの中にある善悪の二重構造 ネットの価値観から離れるために すべて建前で生きる ネット上のサンガ 自分自身の価値観を築く 第三章 ネットカルマが襲いかかってきたら 子どもたちに負の側面を教える 「ばれないだろう」はすでに古い考え ネット業の報いを受けている人たちをどう受け止めるか 生老病死インターネット ネットで苦しむ人たちへの言葉 世界観の転換 共感者がいるという確信 同じ境遇の人との連携 新たな世界を作っていこうという意志 第四章 ブッダの言葉に学ぶ 時代を超えて普遍的な価値を持つ言葉 ブッダの言葉  ダンマパダ一六〇、一〇三、五〇、二五二、一五八ほか  スッタニパータ第三―八五七、第三―四五ほか 真の賢人の言葉 あとがき
  • 日本人のための軍事学
    4.0
    中国や北朝鮮の軍事的驚異がひしひしと迫る昨今、多くの新聞や雑誌、テレビ、書籍が耳目を賑わせる。 とはいえ、戦後70年以上平和を享受してきた日本人にとって、軍事という概念は「悲惨」「怖い」「不幸」という感情面での印象以上の理解がなかなか難しいものかもしれない。 本書は社会学者の橋爪大三郎氏が元自衛隊最高幹部の折木良一氏に、戦争とは何か、軍とは何か、といった基礎的概念から話を聞き、現在日本が抱えている周辺国の軍事的脅威がいかなるものか、日本はどう立ち回ればいいのかまでを問う対談を収録。
  • そしてドイツは理想を見失った
    4.0
    あの「民主主義の優等生」は、どこで道を踏み外したのか? 戦後、理想を追求し、いまや世界の盟主の一国ともなったドイツ。しかしその内実は……。総選挙の敗北からメディア規制法まで、これがドイツのリアル。
  • 大宏池会の逆襲 保守本流の名門派閥
    4.0
    2017年秋の不意打ちの総選挙を大勝し、森友・加計問題などで危ぶまれていた2018年9月の総裁選3選を目指す安倍晋三。盤石な政権基盤の保持を続ける安倍勢力に対し、自民党・宏池会(現岸田派)の動きが耳目を集めている。池田勇人が設立した保守本流の最古参派閥は、加藤紘一による「加藤の乱」で大分裂したが、再び大宏池会として再結集するのか。名門派閥の行方とポスト安倍をめぐる暗闘を追った。
  • 核に縛られる日本
    値引きあり
    4.0
    2017年7月、「核兵器禁止条約」が国連で賛成多数で採択された。1945年の広島、長崎への原爆投下後、核兵器を違法とする条約が国連で採択されるのは初めてである。この採択で、核時代の転換点が訪れたが、日本は唯一の被爆国でありながら不参加を表明した。〈核の傘〉に居続けるとはいえ、なぜ独自の立場を貫くことができないのか。「風下の視点」から最前線で取材してきた著者が、新聞には書けなかった核をめぐる日米外交の舞台裏・秘話に触れながら、核兵器廃絶に向けて、日本がとるべき道を問いかける。 序 章 核兵器禁止条約交渉 日本不参加の真相 第1章 原爆は日本人に使おう ルーズベルト  第2章 原爆使用に悔いなし? トルーマン  第3章 それでも原爆に救われた 核の神話  第4章 オバマが広島にやってきた 和解を演出する日米  第5章 勝利の兵器と風下の人々  第6章 核の桃源郷と負の遺産  終 章 核時代を終わらせるために 日本がとるべき道
  • 路地裏の民主主義
    4.0
    世界の様相は、予想を上回るスピードで変化している。グローバリズムに対する揺り戻しがくるとすれば、それは再分配に配慮した国民国家の再生に向けての動きであり、同時に、復古主義的なナショナリズムが勃興してくる危険性も懸念された。簡単に言ってしまえば、左からの揺り戻しと、右からの揺り戻しがあるということだ。経済も、政治も、環境も、個人がコントロール可能なスケール(ヒューマン・スケール)を超えて肥大化しており、わたしたちの予想を超えたスピードで変化している。しかし、だからと言って、不公正や横暴がまかり通ることや、戦争への危険を手をこまねいて見ているわけにはいかない。思想的拠点は存在しなくとも、わたしたちには生活の拠点がある。息の長い、実感の伴った生活の場から、今の状況を見つめ直すことはできるからだ。人が生きていく上で本当に大切なものは、変わらない、路地裏を歩けば、忘れてはならないものが見えてくる。オリンピック問題、カジノ法案、憲法改正論議、グローバル教育、権力とメディアなど、市井の思想家が日本社会の違和感について考察していく。 第1章:路地裏から民主主義を考える 第2章:路地裏のメディア論 第3章:路地裏の記憶を歩く 第4章:路地裏の読書、ときどき映画 第5章:人間のための経済学 終章:民主主義について語るために、わたしたちは生まれた町に帰ってきた
  • トランプVS習近平 そして激変を勝ち抜く日本
    値引きあり
    4.0
    1巻605円 (税込)
    「トランプのアメリカ」は膨張する中国にどう対峙する?そこで日米同盟は機能する? 「戦後体制」が真に終わるいま、日本の国益とは何なのか。トランプ勝利後、稀代の中国ウォッチャーが書き下ろした渾身の一作。 ※本作品は電子書籍化にあたり、許諾等の理由から写真、イラストの一部を掲載しておりません。
  • [図解]池上彰の 政治と選挙のニュースが面白いほどわかる本
    4.0
    政治の報道を見聞きしたときに感じる素朴なギモンを解消するためのポイントを、図解を使いながらわかりやすく説明。日本の選挙制度や議会のしくみ、憲法など、“知らなかった”政治の基礎をやさしく解説する一冊! ※本書は、2012年12月に小社より刊行した『[図解]池上彰の 政治のニュースが面白いほどわかる本』を改題の上、現状に合わせた大小の加筆修正、および新たな書き下ろしを加えて大幅に編集し直したものです。
  • 習近平の闘い 中国共産党の転換期
    4.0
    中国共産党総書記になって間もなく、習近平はこう発言した。「このままでは党も国も亡びる」――。本書は、この発言の後、習近平が取り組んだ改革について解説する。 中国では、官僚が私利私欲をむさぼり、それが経済格差を助長し、それに対して庶民の不満が爆発寸前に達している。習近平が「党も国も亡びる」と言ったのは、この不満の爆発を恐れてのものだった。 そして、この危機を脱するために習近平が行ったのが「虎も蠅も処罰する!」の宣告であり、それを実行にうつしたのが「贅沢禁止令」であり、「周永康事件」だった。 習近平の改革により中国では1日に500人もの官僚や役人(蠅)が処分され、中国共産党のトップの一人であった周永康も逮捕された。庶民はこれに快哉を叫んだが、それでもまだ、中国社会は浄化されていない。今では居眠りをする役人を見つけると、すぐに「腐敗だ」と通報するような監視社会になっている。また、将来に希望を持てない庶民が社会への「報復」として飛行機や長距離バスへの爆破予告が頻発するなど異常事態に陥っている。 こうしたなか、習近平はいかに改革を推し進めるべきなのか。転換期に差し掛かった中国に起きている現実、そして習近平の対応策を、現地取材をもとに描き出す。
  • 日本外交の挑戦
    値引きあり
    4.0
    世界のパワーバランスが変容し、東アジアをはじめ地政学リスクが増している。今こそ必要なのは、正しい戦略を持った「能動的外交」である。時代の転換点を見続けてきた外交官による、21世紀の日本への提言。
  • 安倍政権を笑い倒す
    4.0
    権力者を風刺する毒のある物まねで、多くの知識人を魅了する芸人・松元ヒロと辛口ジャーナリスト・佐高信が、積極的平和主義のかけ声のもと、戦前へと回帰しようとする安倍政権の矛盾や理不尽を、笑いによって斬る!
  • 戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす
    値引きあり
    4.0
    なぜ日本は変わらないのか? 戦後論だけでは語りえない国家の本質とは? ノンフィクション作品を通じ様々な角度から日本国の骨格を明らかにしてきた猪瀬直樹に、戦争を体験したジャーナリスト・田原総一朗が問う。
  • 国家の攻防/興亡 領土、紛争、戦争のインテリジェンス
    4.0
    いま、反知性主義という妖怪が日本を徘徊している。妖怪との闘いを、完全収録!! 会員制情報誌「エルネオス」に8年以上に及ぶ好評連載から、領土や戦争のインテリジェンスを抽出した、この10年を一望できる一冊。
  • 神奈川県なんでもランキング
    4.0
    各種データなど全国の各都道府県との比較で神奈川県がトップ10に入るものや、神奈川県内でのトップ10の比較などを図表化し、わかりやすく紹介。神奈川県の姿をデータで読みとく楽しい一冊。 ※本作品の内容は紙書籍刊行当時のものです。
  • 中間層消滅
    4.0
    現在、我々は世界的な社会経済構造の大変革期に直面している。その結果、戦後作り上げてきた様々な社会保障制度、再分配システムが壊れ、所得格差が世界的規模で拡大してきた。社会保障制度の歴史的背景を見ると、産業革命後のイギリスで成立した救済制度が最初の社会保障制度であることがわかる。当時のイギリスは貧困が蔓延し、大きな社会問題になっていた。また、「貧困=怠惰」と考える社会風潮があり、その制度の中身はかなり貧困者に厳しいものであった。これは今の生活保護受給についての批判と重なる。しかしさまざまな研究により、貧困は不運であり、貧乏人の一発逆転はないことが明らかになった今、私たちはどんな選択をするべきなのか。富の集中は仕方がないこととあきらめるのか。それとも、時代に合った新しい社会保障制度を構築していくのか。世界に類を見ない超高齢社会に突入した日本の行く末を世界は注目している。本書では、不安定な雇用環境が少子化の大きな原因の一つであることを明らかにし、団塊の世代が75歳を迎える2025年までに取り組まなければならない課題と、その解決のための処方箋を提示した。国が中間層を守れない時代がくる前に、将来について真剣に考えるきっかけとなる一冊である。 駒村康平 1964年千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。経済学博士。1995年慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。社会保障研究所、国立社会保障・人口問題研究所研究員、駿河台大学、東洋大学を経て、2007年より現職。2009~2012年厚生労働省顧問。2010年社会保障改革に関する有識者検討会委員。2010年~社会保障審議会委員。2012年~2013年社会保障制度改革国民会議委員。著書に『大貧困社会』(KADOKAWA)など。
  • 未来予測を嗤え!
    4.0
    統計学やビッグデータの普及によりいろいろな分野で未来を予測することが可能になった。しかし予測では知ることができない、人類にとって大事なことがある。人気の書評家と気鋭の数学者による白熱講義!
  • 韓国人の研究
    値引きあり
    4.0
    慰安婦や竹島などの問題に対し、日本人からみれば驚きの行動をとる一方で、情に厚く楽天的な韓国人。急激な経済成長の中で変わりつつある姿、変わらない本質を、多彩なエピソードと共につづる。真の韓国人が見える!
  • 皇族に嫁いだ女性たち
    4.0
    さまざまな出自から天皇家や宮家に嫁ぎ、皇位継承を陰で支えてきた明治から大正、昭和、平成に至るまでの近代皇族女性。その実像を、明治維新や第二次大戦といった歴史的背景とともに丹念に描き出す。
  • 本当に残酷な中国史 大著「資治通鑑」を読み解く
    値引きあり
    4.0
    資治通鑑とは、 坂本龍馬、西郷隆盛、水戸光圀、北畠親房、 そして毛沢東が愛読した“幻の歴史書” 資治通鑑を読まずして中国は語れない! 中国人を理解することはできない! 紀元前500年から1500年間の中国の歴史を描いた『資治通鑑』(司馬光・編)は、1万ページ、全294巻にも及ぶ空前絶後の大作である。 長い歴史の中、幾度も繰り返される激しい権力闘争と粛清、そして桁外れの蓄財など、社会の負の側面は、現代中国にそのまま共通する。また、虐殺や食人など戦慄すべき悪行の数々……。その一方、命を捨てて義を貫く「スーパー善人」も数多く登場する。 この大著には、中国人の倫理観や歴史観に影響を与えてきた事実が詰まっているのだ。 私たち日本人の多くが持つ疑問、「孔子孟子の時代の道徳が、なぜ現代中国からは感じられないのか?」についても、その答えが見えてくる。 歴史から現代を知る画期的な一冊。 【著者紹介】1955年、大阪府生まれ。リベラルアーツ研究家、博士(工学)。京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。1980年、住友重機械工業入社後、カーネギーメロン大学工学研究科に留学。2000年に独立し、ITベンチャーの顧問などを歴任。その後、カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学産官学連携本部准教授を務める。現在は「リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー育成フォーラム」を設立し運営している。また、講演活動や企業研修を行っている。
  • 歴代首相の経済政策 全データ 増補版
    4.0
    吉田、岸、佐藤、田中、中曽根から、民主党政権の鳩山、菅、野田内閣まで、仁政の総理、失政の宰相、前内閣の経済政策を問う。好評に応え7年ぶりに大幅増補!
  • フランス人の不思議な頭の中
    4.0
    「華やかな芸術の国」の印象が先行するフランス。実は、エリート大国、移民大国、勝利至上主義の国といった別の顔を持っている! 大手新聞者のパリ支局長を20年以上務めた著者が日本人の知らない大国を綴る。
  • 政治改革の熱狂と崩壊
    値引きあり
    4.0
    平成になって四半世紀が過ぎ、昭和が歴史になっていくなかで、田中角栄から続く政治改革の熱狂と崩壊の中心地に居続けた藤井裕久。田中角栄その人に引き揚げられた著者が、その独自の視点で振り返り、警鐘を鳴らす。
  • 北朝鮮と日本人 金正恩体制とどう向き合うか
    4.0
    いまだ韓国と休戦状態にあり、その動向から目を離せない国、北朝鮮。横たわる数多くの難題を前に「話が通じない相手」としたままで、日朝関係に未来はあるのか。スポーツ外交を続けるアントニオ猪木に辺真一が問う。
  • 税務署VS脱税者 どんな善人でも税金はごまかす
    値引きあり
    4.0
    税務署には「より多くの税金を取ってくる」という暗黙の命題がある。 税務署員は、税金を誤魔化そうとする悪質な納税者を見つけ出し、追徴課税を狙っている。 本書では、元国税調査官の著者が税務署はどのような手を使い、脱税を摘発しているのかを、 具体的なエピソードを交えながら紹介していく。 「税務署は正義の味方ではなく、税金をとることが使命」 「脱税者は様々な手口で脱税をする」 ――税務署員は今もあなたを見張っている……。 ◆もくじ 序章 税務調査ってなんだ? 第1章 使い込みという脱税 第2章 行列ができるラーメン店の脱税 第3章 住職の罰当たりな脱税 第4章 裏リベートという脱税手法 第5章 調査官は今もあなたを見張っている 第6章 隠し口座が見つかる 第7章 カリスマ・ホストの巧妙な脱税 第8章 領収書を偽造すれば脱税できるのか? 第9章 どんな善人でも脱税する
  • 婚外恋愛
    4.0
    夫以外と愛し合い、積極的に性を謳歌する女性が急増している。家庭の外で「おんな」として輝く女性たちは、皆こう語る。不倫ではありません。私がしているのは「恋愛」です、と――。男性は、より「心」を強く求めて恋をしている。女性は、自らの欲望を肯定し、セックスの悦びに身を任せている。いま恋をしていないあなただって、明日、恋に落ちるかもしれない。誰かと生きるすべての人に送る、艶やかな恋愛考現学!
  • ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件
    値引きあり
    4.0
    日本社会の更なる沈下を招いた小泉政権を当初歓迎したのは大衆のポピュリズムであった。新たな民主主義再生を実現する手がかりとは何か。9月民主党代表選も含めて検証。政治リテラシーを身につけるための一冊。
  • 英語で読む 池上彰の世界の宗教が面白いほどわかる本
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    英語を学んで、いざ世界に出たとき、避けて通れないのが「宗教」。池上さんの分かりやすい説明で、キリスト教、イスラム教などを日英対訳で学ぶことで、世界に出ても恥ずかしくない「宗教の基礎」が学べます。みなさんにもおなじみの“池上解説”で、もう世界のニュースは怖くない!
  • 日本を滅ぼす電力腐敗
    4.0
    東日本大震災の影響で甚大な問題を引き起こした福島第一原発。日本には50基以上の原発が存在する。地震大国であるこの日本に、どうしてこんなに多くの原発が建設されることになったのか。何か“カラクリ”があるに違いない―そう思った著者は調査を始めた。調べていくにつれ、政・官・司法の驚くべき癒着・天下りの実態が浮き彫りになっていく。時代遅れの危険な原発を阻止できない日本。「電力」という巨大な腐敗権力が、この国を破滅へと導くのか? ※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 (底本発行日:2011/11/09)
  • てれびバカ ツッパリオヤジVS小悪魔オヤジ
    4.0
    『水曜どうでしょう』スタッフ以外ではじめて! 新しい何かを作れる相手を藤村Dは見つけた。テレビ界のトップを走る、同級生テレビマン「藤やん」と「二郎ちゃん」が全てを語った! テレビを愛して止まない「てれびバカ」藤村と西田が語るお互いのテレビの奥の手、そしてミライへの企みを完全凝縮!! 『水曜どうでしょう』を見てない西田が切り出す素朴な疑問に藤村は、誰もいまさら聞けない『どうでしょう』のこと、そしてミライ、全てをさらけ出した! ゴールデンを作り続ける西田の秘訣に藤村も頷いた! 系列の枠を飛び越え彼らが目指すミライのテレビの姿は? 日本を代表するテレビマンである2人が、既成概念にとらわれず新しい価値観を生み出すことの方法論を、おもしろく、ときにマジメに語りつくします。
  • 中国の論点
    4.0
    なぜ一党独裁は崩れないのか? なぜ強気の外交姿勢なのか? 中国をめぐる疑問の数々を中国問題の第一人者がわかりやすく解説する。
  • 田舎の家のたたみ方
    4.0
    「田舎のあの家、将来どうしよう?」そんな悩みを漫画と解説で徹底的に答える。無人になった家を売る、貸す、壊す、Uターン利用など、あらゆる「たたみ方」を「いっしょけんめいハジメくん」夫妻が体当たり研究。気がかりなあなたのための本!
  • 仙台ルール
    4.0
    大人気ルールシリーズ、今回は杜の都・仙台! 「初売りと聞くとついボルテージが上がる」「丸ごとのホヤを見ても驚かない」「秋といえば芋煮会at広瀬川」など、仙台っ子なら誰もが納得する共通ルールや暗黙の了解を、面白おかしく紹介します!
  • 政権崩壊 民主党政権とはなんだったのか
    4.0
    戦後初の大型政権交代といわれながら、わずか3年3か月で崩壊した民主党政権。その首謀者は誰か。なぜ検察、マスコミは執拗に民主党を攻撃したのか。小沢一郎、長妻昭のインタビューも交え、徹底分析する。
  • 日本防衛論 グローバル・リスクと国民の選択
    値引きあり
    4.0
    ユーロ危機、新興国の構造不況、領土問題など、いま、世界各国は、さまざまなリスクにさらされている。その原因は、覇権国家アメリカの衰退にともなう国際秩序の崩壊にある。これまで人類が経験したことのない、無秩序な世界情勢の中、日本が選択すべき道は何か。2050年を見据えた国家戦略を説く。
  • 内閣総理大臣 増補版――その力量と資質の見極め方
    4.0
    この危機の時代の日本に必要なリーダーの条件を、国際政治学者であり、厚生労働大臣としても力をふるった筆者が、近代政治史や古今の歴史なども踏まえながら解説する。
  • 図解 中国・韓国・北朝鮮・ロシアのことがよくわかる本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のお隣、中国・韓国・北朝鮮・ロシア。各国のスーパー・青空市場で売られている食料品の値段は? 各国の軍事費支出は? 原子力発電所は何基稼動しているのか? 最新データで日本の近隣諸国を徹底比較! さらに北朝鮮の女子アナ、ロシア・プーチン氏、韓国・李明博大統領など、日本でもよく知られている、かの国の有名人たちの素顔も明らかに。
  • 騙しのカラクリ
    4.0
    オレオレ詐欺、自己啓発セミナー、訪問詐欺、そして新手の偽NPO、ネットワーク商法まで。詐欺師・ひっかけ商法の最新“手口”をすべて大公開! 悪いヤツは、人間の欲や心理を巧みに突いて、悪いヤツほどいい人のフリして近づいてくる。そんな悪党どもを撃退するための知識武装術を伝授。はみ出し銀行マンの著者が贈る、実体験から暴露する「騙しビジネス」案内!
  • 長期腐敗体制
    3.9
    1巻1,012円 (税込)
    衰退途上国から脱け出すために――。 なぜ、いつも頭(トップ)から腐るのか!? 不正で、無能で、腐敗した組織が続く構造的理由を、レジーム分析を続ける政治学者が剔抉する。 悪徳の三拍子がそろった時代。 不正=間違った政治理念を追求。ないしは、その理念に動機付けられている 無能=統治能力が不足している 腐敗=権力を私物化し、乱用している 第二次安倍政権以降の状況は「体制」と呼ぶ方が的確だ。 体制とはトップが入れ替わっても権力構造が基本的に変わらない状態を指し、個人名に重きを置く政権とは違う。 長期腐敗体制と化していった要因を洗い出し、シニシズム(冷笑主義)を打ち破る術を模索する。 ■日本は腐敗した衰退途上国だ ■エリートがしっかりすれば国がうまくいくわけではない ■前線だが最前線ではない、という日本の位置  ■日本の戦後レジームの本質は朝鮮戦争レジーム ■日米の「価値観の共有」は空洞化している ■前提からおかしかった「デフレからの脱却」 ■リフレ派も反リフレ派も勝者ではない ■中曽根は対米交渉カードをみずから放棄した ■冷戦秩序への回帰は不可能だ ■維新の会とデモクラシー ■二〇一二年体制と近代国民国家の終わり? 【目次】 序 章 すべての道は統治崩壊に通ず――私たちはどこに立っているか? 第一章 二〇一二年体制とは何か?――腐敗はかくして加速した 第二章 二〇一二年体制の経済政策――アベノミクスからアベノリベラリズムへ 第三章 二〇一二年体制の外交・安全保障1――戦後史から位置づける 第四章 二〇一二年体制の外交・安全保障2――「冷戦秩序」幻想は崩壊した 第五章 二〇一二年体制と市民社会――命令拒絶は倫理的行為である あとがき 参考文献一覧
  • ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法
    値引きあり
    3.9
    人口減少、低成長、高齢化……山積する課題を解決し、新しい時代を構想するためには、今の日本を規定する「近代」を見つめ、機能不全の構造をアップデートする必要がある。実践者二人による社会を変えるヒント。
  • 正社員が没落する ――「貧困スパイラル」を止めろ!
    3.9
    「まさか自分がこんな目に遭うとは」。貧困に墜ちたとき、誰もが言う。中間層の衰退と貧困層の拡大はセットだった! 貧困問題を暴いた二人が、日米の「中流の貧困化」という本当の「現実」と「処方箋」を示す!!
  • 習近平と中国の終焉
    3.9
    「このまま深刻化すれば党も国も滅びる」。2012年11月、こう発言したのは総書記の座に就いて2日後の習近平だった。中国の国内情勢はきわめて危険な状態にある。抗議デモが年間30万件も発生し、中国共産党はその収束に追われている。原因は3つ。「格差」と「権力者の腐敗」、そして、同じ共産党指導部にいた「薄煕来(はくきらい)」がこれら不公平感への処し方を人民に示してしまったことである――。これら3つの原因に焦点を当てながら、習近平時代の中国社会の内実を記す。日本の報道では見えてこない中国インサイドレポート。
  • 大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない
    3.9
    世界中が競う大競争社会のなかで、日本の大学教育はその期待にまったく答えていない。このままでは、欧米はおろかアジアの国々にも教育水準で大きく劣ってしまう! 日本の大学教育の現状と対策を考える警告の書。
  • 日本の選択 あなたはどちらを選びますか? ──先送りできない日本2
    3.9
    消費税増税、その効果は? 領土問題は強行に、穏便に?など、私たちの身近な疑問を厳選してわかりやすく解説!
  • 知ら恥ベストシリーズ1 知らないと恥をかく中国の大問題 習近平が目指す覇権大国の行方
    3.8
    1~2巻1,650円 (税込)
    2022年で第13弾となる新書『知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ。このシリーズと連動する形のテーマ別・ベストシリーズ刊行開始! その第1弾のテーマは「中国」。厄介な隣人ともいわれる中国は、日本にとってはもちろん、世界にとっても無視することのできない大国となった。この厄介な隣人とうまく付き合うためには、相手をしっかり知る必要がある。大明王朝の復活を望むかのような中国の最近の動きやその歴史的背景などを「池上解説」でわかりやすく伝える。ロシアのウクライナ侵攻で中国の動きにも世界の注目が集まる中、激化する米中対立、そして、緊迫化する台湾問題、ウイグル地区の人権問題など、時事的問題も取り上げていく。
  • 領土消失 規制なき外国人の土地買収
    3.8
    【目次】 第1部 止まらない国土の買収 宮本雅史 序章 逆さ地図で見た日本列島 海外からの土地買収の実態 李鵬首相の予言 第一章 国策 vs 国策 米軍も重要視した奄美の軍港 国交省の大型クルーズ船誘致計画 人口の200倍の中国人観光客 ターゲットは加計呂麻島か? 防衛省と国交省、正反対の方向性 瀬戸内町民の不安が現実に 第二章 李克強はなぜ北海道へ? 非耕作状態が続く農地 開発が進む過疎の村 洞爺湖の周辺では何を? 狙われる農地 新得町の画期的な取り組み 中国系学校法人に大学を無償譲渡 苫小牧と釧路が拠点 第三章 変貌を遂げる対馬--背後に中国の影 コリアンタウン? 日本人が行かない島 10年前から不安が現実に 歯止めがきかない高齢化と過疎化 対馬は韓国のもの 中国の影 第2部 領土保護、戦いの10年史 平野秀樹 序章 はじまりは2008年 東シナ海の孤島 国境を感じた日 列島を縦断した中国人一行 第一章 そして誰もいなくなった 世界標準からほど遠い日本ルール 突然の張り込み中止 神経過敏になる必要はありません(世論戦1) 買収目的は健全です(世論戦2) フェイクを交えて喧伝(世論戦3) 論調変化(世論戦4) 諦め(世論戦5) 触らぬ神に祟りなし 大戦後オールフリーに 陥落する各界 やっぱり経済がいちばん 第二章 無抵抗のまま消滅する国 国土買収10万ヘクタール スティルス戦略でほくそ笑む者 ガバナンス力の低下 一路一帯の受け止め方 世界の領土保全ルール   英独/フランス/豪州/ニュージーランド/アメリカ/韓国 なぜこの国は無策を続けるのか 憲法が箍となり、脅威を呼び込んでいる 永田町不発10年史 理念法で終息か 狭まる領土 無策日本の末路
  • 東京の敵
    値引きあり
    3.8
    噴出する都政の問題。五輪は無事開催できるのか。新都知事は何と戦うべきなのか。副知事、そして都知事として長年都政に携わった作家が、東京という都市の特質を改めて描きつつ、現在の問題の本質を浮き彫りにする。
  • 真面目に生きると損をする
    3.8
    正義と善意はウソばかり。 どうせ死ぬから、言わせてもらおう。 長生きは良いことか。地球温暖化は本当か。働き者はナマケモノよりも偉いのか――病気と医療、教育や環境、格差社会ほか避けられない身近な諸問題を、独自のマイノリティ視点で一刀両断。いい加減くらいが、ちょうどいい!? もっともらしい「正論」や「常識」のウラに隠された世の偽善を見抜き、ジタバタせず楽しく生きる心構えを教える。
  • 知らないと恥をかく世界の大問題
    3.8
    1~6巻628~902円 (税込)
    リーマン・ブラザーズの破綻で始まった世界金融危機。その後、日米ともに政権交代が実現し、金融危機後の新しい世界の在り方が模索されている。そこで、日本はもちろん、世界におけるさまざまな問題点をとりあげ、その中身を理解し、来るべき新しい時代の世界の潮流を読み解く。わかりやすいニュース解説で定評のある、頼れる“お父さん”池上彰さんがズバリ答える。知らないと恥をかく世界のニュースが2時間でわかるおトクな一冊。
  • 日本を追い込む5つの罠
    3.8
    震災後の日本は"見えない罠"に取り囲まれ、大きな危機を迎えている。罠は5つある。TPP、財政緊縮、沖縄基地問題、そして――。欧州から日米を30年間見つめてきたジャーナリストの日本論。
  • 「子育て」という政治 少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか?
    値引きあり
    3.8
    待機児童問題の真実と さらに早まる“保活”の現実 2013年に話題となった神奈川県横浜市の待機児童ゼロ達成。実はこれにはウラがあった――。保育所の補助金や児童館、学童保育、そして予防接種ひとつをとっても、すべて国会や地域の議会で決められる。子育てと政治は密接な関係にあるのだ。子育ての現場を長年取材してきた著者が、「子育てとそれに対する政治の対応」を多くのデータを交えながら検証し、日本の子育てを考える。保育新制度の認定区分などの中身や問題点にも触れる、保育関係者必読の書。帯には、哲学者・國分功一郎さんからの推薦文を掲載。 ●横浜市「待機児童ゼロ」の真実 ●待機児童の歴史 ●待機児童はなぜ生まれるのか? ●待機児童と保育事故 ●さらに早まる? 「保活」の現実 ●「待機児童一揆」はなぜ起こる? ●保育士不足と待機児童 ●保育所という命綱 ●保育新制度は子育て世代を幸せにするか? 猪熊弘子 いのくま・ひろこ/ジャーナリスト・東京都市大学客員准教授/日本女子大学卒。主に就学前の子どもの福祉や教育、女性や家族の問題を中心に取材・執筆、翻訳を行う。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で、日本保育学会第49回日私幼賞・保育学文献賞を受賞。
  • 日本の領土問題 北方四島、竹島、尖閣諸島
    値引きあり
    3.8
    北方四島、竹島、尖閣諸島。出口が見えない三つの領土問題は解決可能なのか?昭和史と外交交渉の専門家二人が、具体的かつ実行可能な解決策を大胆に提示する。

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