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Posted by ブクログ
第一の罠:TPPの背後に潜む権力の素顔
第二の罠:EUを殺した緊縮財政という伝染病
第三の罠:脱原子力に抵抗する非公式権力
第四の罠:国家泣き対米従属に苦しむ沖縄
第五の罠:権力への無関心という怠慢
TPPを推進しているのはアメリカ国民ではない。
「市場原理」を推し進めるアメリカの巨大企業は、物事を「市場任せ」などにはしない。
「思想の自由市場」という愚かなメタファー
日本人は”国(nation)"の一員であるという強い自覚に対し、”国家"に所属しているという意識は漠然としたものでしかない。
沖縄は日本の一部か?宗主国の一部となりながら、アメリカの植民地となっている。
Posted by ブクログ
1994年に良書「人間を幸福にしない日本とおいシステム」を書いて注目をあびた著者が、現代の日本の状況に対して再び警鐘を鳴らした。
現在、日本は、アメリカやEU諸国よりもましな状況にあるという前提で日本の現状を好意的に捉えている。しかし次に記す5つの罠にはまり込むとアメリカの思うつぼになり、EU諸国と同様な失敗をおかす恐れがあると考えている。①TPP;これは経済だけの問題でなくアメリカの政治的な押し付け。これを推進するとアメリカ企業の搾取にあう。②財政緊縮;EU諸国でみられる国の負債に目をむける緊縮策は本来金融機関の失敗が問題だったのを国の問題に摩り替えている。③原子力政策推進;日本は太陽光エネルギーのトップをはしるべき、原子力推進させるべきでない。④沖縄の米軍基地;アメリカの保護国日本、自立すべき時。⑤権力への無関心;アメリカの侮蔑的な態度に対して自己主張をすべき。
Posted by ブクログ
■経済
1.もし初めから海外メーカーと価格競争を強いられていたら、日本の重工業も化学工業も今日のような発展を遂げることは決してなかったらだろう。世界に冠たる日本の自動車産業も、20世紀半ば以降の高率関税という壁で守らなければ、産業として成立することすらなかっただろう。
2.政権の座から転落する前の自民党と同様、日本の官僚もほとんど過去に生きている。官僚たちがそのような生き方をするのは、事態をかき乱すようなことをすれば、昇進できないからである。
3.日本にとっての罠とは、執拗に続く有害な慣例に対処しようとしないということだ。それは本来、習慣を基盤として生じ、さらに思考によって培われ正当化される。しかし本質的にはやはり習慣であるため、それはきわめて執拗につづく。
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