宮本雅史の作品一覧
「宮本雅史」の「海の特攻「回天」」「国難の商人 白石正一郎の明治維新」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宮本雅史」の「海の特攻「回天」」「国難の商人 白石正一郎の明治維新」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
特攻に興味を持ち書店に向かったタイミングで、店頭に積まれていた本。
私の特攻に対する知識はせいぜい神風特攻隊という名称と、陸海それぞにそういった事があった事(漠然とした理解)程度のものであったために、御遺族等にインタビューへ奔走されてまとめあげられた本書はとても為になりました。知らない事のオンパレード。
華々しいものは取り上げられ、賞賛もされるが 残された遺族に寄り添うものが無いことや 取り上げられないことについての筆者の憤りも拝見して 自身も興味がある事、調べることといえば軍のことばかりで 御遺族に関するお話はきちんと調べてこなかったの猛省するにも至りました。この本は今日の日本に必要な本だ
Posted by ブクログ
宮本雅史
1953年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、産経新聞社入社。1990年、ハーバード大学国際問題研究所に訪問研究員として留学。1993年、ゼネコン汚職事件のスクープで新聞協会賞を受賞。その後、書籍編集者、ジャーナリスト、産経新聞社那覇支局長を経て、現在、産経新聞東京本社編集委員。主な著書に『報道されない沖縄』『真実無罪』(共に角川学芸出版)、『「特攻」と遺族の戦後』『海の特攻「回天」』(共に角川ソフィア文庫)、『検察の疲労』『歪んだ正義』(共に角川文庫)、『電池が切れるまで』(角川つばさ文庫)などがある。
平野秀樹
1954年生まれ。九州大学卒業。国土庁防災企画官、大阪大学医学部講師、
Posted by ブクログ
『きけ わだつみのこえ』などに代表される、特攻に出撃した若者の遺書を取り上げた本は少なくありませんが、「残された遺族」についても目を向け、直接会って聞き取りをしている点が本書の特徴だろうと思います。
特攻隊に志願して散華した若者たちが、「国のため」「銃後の家族のため」に命を賭ける覚悟を決めたことについて、
・本当は「死にたくない」という気持ちがあったはずだ
・自主的に「志願」したのではなく断れない雰囲気があったはずだ
・実際に成功する可能性は高くなく「犬死に」だった
などと否定的/懐疑的な意見があることは事実です。
実際、少なくとも前半の2つについては検討の余地はあるとおもいます。どういっ