作品一覧 2019/07/05更新 「子育て」という政治 少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか? 試し読み フォロー 子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園 試し読み フォロー 保育園を呼ぶ声が聞こえる 値引きあり 試し読み フォロー マザー・テレサ語る 試し読み フォロー ムハマド・ユヌス自伝 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 猪熊弘子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 子どもがすくすく育つ幼稚園・保育園 猪熊弘子 / 寺町東子 幼稚園、保育園といった施設の種類より、その園がどういう園なのか、指針に沿った保育をしているかどうかが大事である。という部分に納得。 私的には、 ①『10の姿』の項目が大切にされているか ②『主体性』がキーワード ③未就学児に勉強は必要なく『遊び』がいかに大切か(自然に触れる遊びがより望ましい) の...続きを読む3つを念頭に、園選びをしていきたいと思った。 後半では、過去に起きた重大事故の事例などが多く記載されており、読んでいて苦しくなった。 また、保育園の選び方系の本には珍しく、実際に自身の子どもに重大事故が起きた場合にどのような行動を取ればいいか、という事が詳細に説明されている。 実際起こりうる事を他人事とせず、考えないといけない問題だと思った。 ★保育士配置基準(特に1歳児)は見直されるべき ★立入調査の重要性 など。 Posted by ブクログ ムハマド・ユヌス自伝(上) ムハマド・ユヌス / アラン・ジョリ / 猪熊弘子 バングラデッシュの女性の地位の低さ、貧困から抜け出せない国民も構造、それをマイクロクレジットにて解決しようとするユヌスの活動がよく分かる本であった。現状をどう変えていくのか考え方の上でも参考になる。朝から晩まで働いても悲惨な極貧状態、施しは金を受け取る者の尊厳を奪う、人口の75%が読み書きできない、...続きを読む貧困とは人々の周りを高い壁で取り囲む。日本でも貧富の格差は大きい。マイクロクレジットの制度を導入したらどうだろうか? 貧しい人に対して施しを与えるのが良いのではなくきちんとお金を貸して仕事をして返してもらうのが良い。日本はバングラデシュに援助をしているがそのお金は政治家にいっているだけで本当に貧しい人には届いていない。だからこのようなマイクロクレジットが適していると思う。困難な仕事が何らかの変化をもたらしている、クレジットによって生活を変える機会が与えられる、底辺にいる25%の人口の生活の質をいかに向上させるか、貧困のない世界等ユヌスの生き方は我々に勇気を与えてくれるという意味で素晴らしい生き方だ。 Posted by ブクログ 保育園を呼ぶ声が聞こえる ブレイディみかこ / 國分功一郎 / 猪熊弘子 現状の保育園事情からも日本は世界の先進国より随分遅れているし、保育園のみならず、幼児教育のこと、子供の権利のことを真剣に考えられていなかったことにただただ驚く。保育園にただ子供を預けられればいいという話ではない。 実際に自分がいくつも保活で保育園を見学して、狭い、汚い、交通量が多い立地など、小さい子...続きを読む供を預けるのに躊躇する保育園がいくつかあったことを思い出す。しかしどこにも受からなければ、その躊躇したところにも預けざる負えなかったかもしれない。実際にそういうことも起きているのが日本の現状でもある。 本当におかしい。子供は未来なのに。 子供の権利、保育士という命を預かる専門職の待遇改善など早急に対策をと願うばかり。イギリスはじめ欧米では子供の権利の視点が必ず考慮されているのは本当に羨ましい。 対談形式で読みやすく、日本の保育園事情を知るという意味でも行政関係者はじめ、直接保育園とは縁のない人達にも広く読んでもらいたい一冊。 Posted by ブクログ 「子育て」という政治 少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか? 猪熊弘子 自分が将来子供が欲しいと考えているので、現実を知るにつれて読み進めるのがとても辛かった。 サブタイトルにもあるように「少子化なのになぜ待機児童が生まれるか」ということについて具体的に書かれていた。保育園の経営の事情や、待機児童ゼロという言葉の裏の真実など。子どもの権利、学ぶ権利、貧困などさまざまな問...続きを読む題が浮かび上がり、読んでいて絶望的な気持ちになる。 あー、結婚して子供生みたいよー。 Posted by ブクログ 保育園を呼ぶ声が聞こえる ブレイディみかこ / 國分功一郎 / 猪熊弘子 昨年は「保育園落ちた‥」のブログや、新規保育園の計画中止のニュースで「待機児童問題」という言葉を何度も聞いた。 だけど「待機児童」の何が問題なのか?本当には分かっていなかった‥問題は、保育そのもの。安心して「保育」を受けられなければ、親は働くことができない。もちろんそれは二人であろうがシングルだろう...続きを読むが、すべての「親」のこと‥。どんな職場であれ必ず「親」がいる。考えてみれば保育の問題は、働く人=この国に暮らすすべての人にとっての問題なのだ。いやいや‥日本、大丈夫だろうか? この本はこどもが身近にいる、いないに関わらず、行政や政治家には課題図書にしてもらいたいし、なるべく多くの人(特に若者)が読んで考えてもらいたい。イギリスとの比較、対談形式なのも読みやすくてとても良かった。 Posted by ブクログ 猪熊弘子のレビューをもっと見る