小田部雄次の作品一覧
「小田部雄次」の「華族 近代日本貴族の虚像と実像」「皇族 天皇家の近現代史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小田部雄次」の「華族 近代日本貴族の虚像と実像」「皇族 天皇家の近現代史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
華族に関する入門書として最適だと思います。
華族関連書籍は概ね気合が入りすぎているからか、やたらと資料や込み入った解説が多く
結局なんだったのか分からないといってことに陥りがちだったと思います。
しかしこの本は裏づけとなる数字や資料、またその解説の程度が
華族に対する特別な知識のない人間にとってまさに絶妙の配分、難易度なのです。
華族ってどんな人たちがなったの?
華族ってお金持ちだったの?
華族って何人いたの?
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の違いってなに?
↑それぞれ何人くらいいたの?
華族のその後ってどうなったの?
などなどの疑問に答えてくれるニュース解説の池上さんみたいに親切な一冊で
Posted by ブクログ
上皇后美智子様が色々な場で仰っしゃられた366の言葉
一日一個読めや!ってことだったのかもしれんが一日で読んじゃいました
はい、ぐだぐだ言わずに特に響いた言葉をメモ的に残します
震えろ
「憎しみに囲まれて何かをしようとしても、くずれる砂山を足場にするように、何一つ実るものはございませんでしょう」
「私はいつも自分の足りない点をまわりの人々に許していただいてここまで来たのよ」
「くまモンはお一人なの?」
「人の目というのは、大変といえば大変かもしれませんが、一方で励ましという意味にも取れるのです」
「バラの花って、日の当たっているところもきれいだけど日の当たらない影のところもきれい
Posted by ブクログ
「皇族に嫁いだ女性たち」と銘打ち3人の宮妃写真を表紙カバーにしているが、内容は彼女達の人生にクローズアップというよりは(してるけど)維新後の皇室全般を説明してくれている。
まぁ宮妃を話そうにも豊富なエピソードが伝えられているのは歴代皇后皇太子妃、梨本宮伊都子妃くらいだろうからそりゃこうなるよね的な。
それでも男系家系図だけでなく女性に基づいた家系解説などは当時の姻戚関係を感じ取るのに便利。
内容に特別新しいものはない(小田部氏の他本と大体同じ)だが、久邇宮良子のお妃選びについての考察で「実子のない昭憲皇太后を介して血縁が近すぎるとした一条朝子を外したのは謎、九条家出身の貞明皇后なのでは」「九