作品一覧

  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン
    4.1
    1巻748円 (税込)
    いじめはなぜ起こり、なぜなくならないのか? あなたは無意識にいじめに荷担していないか? インターネットなどを通じてさらに陰湿化していく日本の「いじめ」の実態から、その真の原因を探る
  • 怒りの方法
    3.8
    うまく怒れないという悩みは意外に多い。だが、怒りは、生きるエネルギーにも、人間関係を変えていくきっかけにもなる。どうすれば、怒りの感情とうまく付き合って、それを効果的に相手に伝えられるのか。社会への怒りは、どう表現すればいいのか。怒り上手を自認する著者が、怒りの素を取り除く方法を、わかりやすく伝授する。

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ユーザーレビュー

  • 怒りの方法

    Posted by ブクログ

    (2005/2/15)
    岩波新書、ここのところご無沙汰していたが、ひところはかなり読んだ。
    青版、黄版、新赤版と、読み続けている。
    一番好きなのは先日紹介した松田道雄さんの「わたしは赤ちゃん」「わたしは二歳」
    高校生の頃読んで、何か眼が開いた気がする。それから松田さんを愛読するようになる。
    その次に好きな岩波新書は永六輔さん。大往生から始まって芸人、職人、皆読んだ。
    嫁と姑は、発売記念サイン会で目の前でサインまでもらってしまった。
    「学生時代からラジオ聞いてます!」っていいたかったが、感動の余り声が出なかった。
    そう、永さんは著者というよりラジオ作家。土曜ワイドラジオ東京から、六輔七転八倒から

    0
    2024年06月11日
  • 怒りの方法

    Posted by ブクログ

    この本は本当にすごい。「はじめに」を読むとすぐに分かる。なかなか言葉に表し難いことや感情との向き合い方を学べる。唸らされる。学校や仕事や家庭やそれ以外のそれぞれの場所で闘いあるだろう(もちろん無い方が良いとの前提で)。闘うべきところでは闘わなければならない。戦うのではなく、闘うこと。闘い方の実験と学習を繰り返して生きたい。

    0
    2022年07月22日
  • 怒りの方法

    Posted by ブクログ

    「奪われてきた怒りを奪還することだ。これは、人間性を回復することでもある。」(「はじめに」より引用)

    突発的に生じることの多く、支配の難しい"怒り"の感情。どうすれば"怒り"を発散し、さらにはプラスの結果に繋げるかについて、著者の経験を交えて書かれている。


    本書を読もうと思ったのは"怒り"への関心からで、具体的には以下の2つ。

    ①「怒って良いことなんて一つもないのに、何で怒ってしまうんだろう?」という、漠然とした"怒り"への関心。

    ②父の怒りの沸点が低いためなのか、自分以外の誰かの怒りを目にすることも少な

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    2013年06月19日
  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン

    Posted by ブクログ

    判官びいきという気質を持ち合わせている日本人であるにもかかわらず、弱い者いじめの根性が染みついてしまっている日本人であることを思い知らされる。問題が起きた時、加害者よりも被害者にその原因を求めようとする。すなわち「いじめられる方にも原因がある」と。そんなことがあるはずはない。どんなことがあろうともいじめる方が悪なのだ。辛淑玉さんの論はいつ読んでも小気味いいが、このたびは香山リカさんとの対談もあり、いじめについて臨床の現場からも知ることができた。

    0
    2010年01月10日
  • いじめるな! ――弱い者いじめ社会ニッポン

    Posted by ブクログ

    差別の中に生まれ込んだ辛淑玉さんと、いじめ経験がないという自認で育って職業上いじめと出会った香山さんとの、対談およびそれぞれのエッセイ。それぞれの引いてくる事例(多くは当人がかかわっていて、単にメディアから拾った物の口先三寸批判でなく)も深く考えさせられるものがある。

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    2009年10月04日

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