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Posted by ブクログ
『ヨハン・ガルトゥングというノルウェーの平和学者は、戦争のない状態を「消極的平和」と定義した。だが、戦争がなくても、病気や貧困やハンディキャップなどに苦しみ、個人が本来持っている能力を開花させることを阻まれている人々もいる。
そうした状況をなくして一人一人が人間らしく、生き、そしてその能力を開花させることができるよう、単に戦争がないだけでなく、貧困、病気、飢餓、人権抑圧、環境破壊などの「暴力」がない状態を、ガルトゥングは「積極的平和」と定義した。
国際社会に出て行くのであれば、そうした「暴力」に苦しむ途上国に支援をすることが、本当の意味での「積極的平和主義」につながるはずだ。
軍隊を引き連れて「悪い奴ら」を叩くことが
積極的平和主義だというのは、とんでもない勘違いであり、あまりにも田舎者の発想である。』
安倍政権はポピュリズムかファシズムか?
いずれにしても怖いことには変わりはない。
確かに改革派・ハト派って少ないなぁ〜。
リバタリアニズムかつパシフィズムでしっかりした政党ってないもんかね。
Posted by ブクログ
「安倍政権、発足当時は支持していたけど、最近ちょっとおかしいんじゃないの?」と思っている方に是非とも読んでもらいたい本。
どっぷり洗脳されて、未だに安倍マンセーな人には今更何を言っても手遅れで無駄であろうし、仮に読んだとしても発狂することウケアイだからだ。
筆者は官僚システムの内部をよく知る立場から、安倍政権の誤りや矛盾点を論理的に指摘していく。単なる安倍批判本と違うのは、良い点は認め(殆ど無いが…)、誤りを指摘する際にはほぼ必ず対案や建設的な提言を述べている点で、これが実に的を得ている。
特に筆者が「13本の矢」と表現する、安倍政権が個々に進めている政策と、それが束ねられて連鎖的に活用された場合の恐ろしさは、多くの国民が認識しておくべきことであろう。
詳細はここでは述べないが、本書を読めば、安倍政権が如何に世界情勢を無視した独善的、かつ日本にとって好ましくない政策を、独裁的に遂行しようとしているかが理解できる。
個人的には、安倍政権発足時から持っていた、疑念や不信をわかりやすく論理的に説明してくれて、非常にスッキリとした読後感です。
また最終章で筆者が低減している「第四象限の政党」が実現することを願って止みません。
Posted by ブクログ
経済政策はそっちのけで、戦争ができる列強国=戦争がないと生きられない国づくりを進める安倍政権。NSC法、特定秘密保護法、集団的自衛権行使をバラバラに話進めるとわかりにくいが、三点セットで考えると無責任な判断で国民を無用な戦争に巻き込む事態が起きうる。上の三つに加え、武器輸出三原則の廃止、産めよ増やせよ政策、集団安全保障での武力行使容認、日本版CIA、ODAの軍事利用、国防軍の保持、軍法会議の設置、基本的人権の制限、徴兵制、核武装の十三本の矢で日本を列強にしようとしている。それが日本を平和にすることに繋がらず、むしろ日本を戦争なしでは生きられない国家にしてしまう。
他にも公共事業や金融緩和に頼るばかりのアベノミクスの限界や、イラク戦争開戦への経緯、雇用政策の誤り、そして提言として自然エネルギー大国を目指すこと、ジャパンブランド米の輸出を伸ばすこと、医療、介護サービスを充実させること、日本らしさでスイスのような観光立国を目指すことなどを挙げている。
また、今は江田氏の結いの党が近いとするハト派で改革派の政党が国民から潜在的に求められているのではないかと述べてる。
提言の実現可能性はわからないけど、日本もやり方によっては成熟したホントの先進国になり得るんだなと明るい気持ちになれます。
Posted by ブクログ
百点の政策提言、政治提言があると思うなら怪しいと思うべきだと思う。少なくとも対外的な姿勢でいえば、安倍首相は原則的には間違ってはいないが、結果として正しいとは思えない。「戦争はしないが、改革はする」多くの人が求めている当たり前のことが書いてある。そして意外と正しい帰結をこうして出してくる人は少ない。少なくとも、国内政策、政治改革、行政改革については古賀さんの言っていることは正しいと思う。バランスの問題はあるにせよ、今のこの風潮の中で、建設的な批判としての、こういう本が出されることは大切だと思う。なんとなく安倍さんが頼りになると思っている人に、是非、一度読んでみて欲しい。
Posted by ブクログ
20150104
平気で嘘をついたり、討論中にスグにムキになったり、反対意見に聞く耳を持たなかったりする安倍総理の人格には危うさを感じていたが、本書を読む事で確信した。
総理がアメリカ大統領に良い顔をしたいためだけにアメリカの言いなりで戦争に突き進む可能性が多いにあることをあらためて感じた。
先々、徴兵制さえも現実味を帯びてきており、子どもを持つ親としては決して政権の暴走を許す訳にはいかない。
そんな安倍政権を年末の衆議院選挙で歴史的大勝をさせてしまった選挙制度にも多いに問題があるが、国民の命よりも、見栄や、利権を守ろうたする政権の暴走をこれ以上許す訳にはいかない。
女性活用、地方創生という耳触りの良い政府広報にごまかされる事なく、国民はしっかりと安倍政権の本心を理解し、正しい方向に向かわせるために小さな声を集めて大きな力を築いていかなければならない。
ただ、同じような内容が何度も書かれていたので、もう少し簡潔にまとまっていればもっと多くの国民に著者の思いか伝わるように思えた。
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