角川文庫作品一覧

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  • かっぽん屋
    3.7
    1巻616円 (税込)
    15歳。頭の中にあることといったらただ一つ、かっぽん――。憧れと妄想に身を持て余す思春期の少年たちの、ひたすらな性への関心をユーモラスに描いて、もどかしい青春の痛みを鮮やかに蘇らせた表題作のほか、デビュー間もない時期に書き下ろされた奇想天外な物語など、全8編を収録。作家・重松清のバラエティと軌跡が存分に味わえる、著者初のオリジナル短編集を電子化!
  • 過去を殺せ
    -
    「彫像」という名を刻まれた男・新坂五郎。渡仏して15年。かつてフルート奏者を目指し留学した彼の人生を狂わせたのはたった53枚の賭け札。あの夜以来、「沈黙」との勝負に負けて以来、賭事とは縁を切った。パリの裏町で未来を喪くし、盗品を売り捌く故買屋の身となった。ただ、絶望と孤独とを友に生きた。まるで、ひっそりと佇む彫像のように。ある日、大きな仕事が舞いこんだ。そして、「彫像」は偶然、「沈黙」に再会する……。
  • 急ぎすぎた旅人──山際淳司
    -
    「ひとりで生きているつもりが、大きな彼の力で生かされているような気がした」家族を愛し、仕事を愛し、短い人生を丁寧に生きた作家、故山際淳司。日々の積み重ねが築いた互いへの信頼感と絆は、いまなお生きている――。山際が家族に託した思いを、あますことなく綴った珠玉のエッセイ。「子育て、夫婦関係、そして家族関係で悩んでいる方に、ぜひ一度この本を読んでいただきたい」(櫻井充)
  • 四十路越え! 戦術篇
    3.0
    遊び、友情、結婚、社交、お金、教養。四十歳を超えたら、必要なのは「豊かな贅肉」だ。パーティでは「客を緊張させる仕掛け」を。贈り物で自己ブランディング。具体的アドバイスに充ちた、眼からウロコのエッセイ!
  • 【写真詩集】この世の花
    4.0
    【写真詩集】ありふれた日常のゆらぎときらめき。それが、詩人・銀色夏生の目を通すと、こんなにも美しく見える……。一途に、健気に咲く花々の美しさが胸を打つ写真の数々と、新作の詩で紡ぐ、銀色的写真世界。
  • 群青の夜の羽毛布
    3.6
    ひっそり暮らす不思議な女性に惹かれる大学生の鉄男。しかし次第に、他人とうまくつきあえない不安定な彼女に、疑問を募らせていき--。家族、そして母娘の関係に潜む闇を描いた傑作長篇小説。
  • 永遠
    3.5
    短大で英語講師を務める由樹は、衆議院議員の柏井淳と逢瀬を重ねていた。しかし、由樹の目前にある男が現れ、彼女の過去の記憶を揺り起こすことになる――。著者の新境地となる恋愛サスペンス長編。
  • アルバイト・アイ 王女を守れ
    4.5
    冴木涼介、隆の親子が今回受けたのは、東南アジアの島国ライールの17歳の王女の護衛。王位を巡り命を狙われる王女を守るべく二人はある作戦を立てるが、王女をさらわれてしまい…隆は王女を救えるのか?
  • ゴブンノイチ
    3.3
    ダム湖に死体を運ぶ、男女5人の姿があった。その一人、努は激しく後悔していた。簡単な誘拐で5億もの大金が手に入る筈だったのに。やがて警察に捕まった努。尋問を受けるうち、思わぬ真相が浮かび上がる!
  • 小伝馬町牢日誌 お帰り稲荷
    -
    小伝馬町牢屋敷の同心、大賀弥四郎は、罪を憎んで人を憎まずをモットーとするお人好し。牢名主の長兵衛と共に事件の真実を突き止めていく――弱き者のために立ち上がる鉄火肌の男たちを描く新シリーズ!
  • 忘れ扇 髪ゆい猫字屋繁盛記
    3.6
    日本橋北内神田の照降町の髪結床猫字屋。そこには仕舞た屋の住人や裏店に住む町人たちが日々集う。江戸の長屋に息づく情を、事件やサスペンスも交え情感豊かにうたいあげる書き下ろし時代文庫新シリーズ!
  • トロイメライ
    3.3
    19世紀、琉球王朝末期の那覇の街。正義に燃える新米岡っ引きの武太は、つぎつぎと巻き起こる事件にまっすぐ向き合いながら、少しずつ大人への階段を上っていく――。琉球版・千夜一夜物語!
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋
    3.4
    中堅化粧品会社・白雪堂に新卒で入社した峰村幸子。看板ラインの「シラツユ」販促キャンペーンチーム担当となった。だが、シラツユの売上は下降線、峰村が先輩の槇さんに相談しながら考えた企画は他のメンバーには理解されない。就職浪人中の彼氏との溝も深まり、さらには情報漏洩疑惑や合併の噂まで聞こえてきて……。眼前にそびえる壁を自然体で乗り越えようとする峰村の姿に頑張る気力が湧いてくる、お仕事小説の白眉。
  • 星の王子さま
    4.4
    砂漠に不時着した主人公と、彼方の惑星から来た「ちび王子」の物語。人の心をとらえて離さないこの名作は、子供に向けたお伽のように語られてきた。けれど本来サン・テグジュペリの語り口は淡々と、潔い。原文の心を伝えるべく、新たに訳された王子の言葉は、孤独に育った少年そのもの。ちょっと生意気で、それゆえに際立つ純真さが強く深く胸を打つ――。「大切なことって目にはみえない」。感動を、言葉通り、新たにする。
  • 教室の正義 闇からの声
    4.2
    〈この学級に正義はあるか!〉文部科学省発行の「心のノート」にこう書いてあるのを読んだ中学生の辰夫は、クラスメイトのカンニングを告発した。辰夫の行動は、たまたま取材に来ていた新聞に取り上げられ、辰夫の通う中学は一躍有名になった。しかし――。閉塞感が高まり続ける学校教育、公平な報道をしないマスコミ、そして他国の戦争に加担する政治家たち。現代日本の危機に一石を投じる衝撃の作品集!
  • 死者は空中を歩く
    4.0
    「私を殺していただきたいのです」――大富豪・千住忠高の晩餐に招待された四人の男は、千住のとんでもない頼みに呆然とした。千住の屋敷・万華荘を舞台に繰り広げられる不可解な事件、そして殺人。千住の娘・美也子は、不可能状況での殺人の謎を解き明かそうとするが――? 赤川次郎がおくる、長編本格推理小説。
  • 話を盛りあげる 究極の雑学
    3.0
    話のネタにも、生活の潤滑油にも、知っていると楽しい雑学の本。全編書き下ろし。ランダムに次から次への繰り出される話の面白さに500ページもあっという間。言われてみれば納得の話、さわやかな気分になれる話、まさかと思う意外な話など約700本
  • ものを作るということ
    3.5
    詩人と音楽プロデューサーが、人生を旅するように、自由にしゃべりました。ものを作ることや、ものを作っている人が、好きです。銀色夏生のおしゃべり本。
  • そんなはずない
    3.6
    松村鳩子は、三十歳の誕生日を挟んで、ふたつの大災難に見舞われる。自分を高く売ることを考えて、抜け目なく生きてきたというのに。婚約者に逃げられ、勤め先が破綻。失業保険が切れるころ、変りものの妹、塔子を介し年下の男、午来(ごらい)と知り合う。そして、心ならずも自分の過去の男たちとつぎつぎに会う羽目に。さらに、新しい職場である図書館の同僚たちに探偵がつきまとい、鳩子の男関係を嗅ぎまわっている、らしい。果して依頼人は誰? その目的とは? 大人の恋愛は純粋でもどかしい。恋愛にまつわる災難についての物語。
  • ほうき星【上下 合本版】
    値引きあり
    2.0
    天保6年、76年に一度現れるほうき星が江戸の空に輝いた夜、気鋭の絵師・黄泉と、日本橋の鰹節問屋の娘・さくら夫婦の間に、さちは生まれた。深川に隠居所を構えた祖母・こよりも加わり、家族の愛情をいっぱいに受け、下町の人情に包まれて育つさちを、思いがけない不幸が襲う。両親の突然の死、そして、慈しんでくれた祖母の死。しかしやがて、絵師としての天分を発揮してゆく。苦難を乗り越え、凛として生きた娘の感動長編! ※本電子書籍は「ほうき星 上」「ほうき星 下」の2冊を合わせた合本版です。
  • 燃ゆるときシリーズ【2冊 合本版】 『燃ゆるとき』+『新・燃ゆるとき ザ エクセレント カンパニー』
    値引きあり
    -
    1巻605円 (税込)
    築地魚市場の片隅に興した零細企業が、「マルちゃん」ブランドで一部上場企業に育つまでを描く。東洋水産の創業者・森和夫は「社員を大事にする」経営理念のもと、様々な障壁を乗り越えてゆく実名経済小説。【2冊 合本版】になって登場!
  • GOTH【3冊 合本版】 『夜の章』『僕の章』『番外篇』
    値引きあり
    5.0
    世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だと自覚している少年「僕」。人間の残酷な面を見つめるのを趣味とする美少女、森野夜。2人が出会う7つの事件を網羅した合本版! ※本電子書籍は、『GOTH 夜の章』『GOTH 僕の章』『GOTH番外篇』を1冊にまとめた合本版です。 収録作品:「暗黒系」「リストカット事件」「犬」「記憶」「土」「声」「番外編 森野は記念写真を撮りに行くの巻」
  • 人間の証明PARTII 狙撃者の挽歌【上下 合本版】
    値引きあり
    -
    かつて伝説の殺し屋集団・山瀬組を率いた山瀬五郎は、過去を秘し、ラーメン屋台を引いていた。しかしある夜、救いを求めて逃げ込んで来た外国人少女を守るため、組織暴力団・般若組と敵対することに。山瀬は若き日、ともに死線をさまよった戦友たちを探すが、執拗な追跡が行く手を阻み!? ※本電子書籍は『人間の証明PARTII 狙撃者の挽歌 上』『人間の証明PARTII 狙撃者の挽歌 下』を1冊にまとめた合本版です。
  • 銃口 上下合本版
    値引きあり
    5.0
    「どうしたらよいか迷った時は、自分の損になる方を選ぶといい」小学校の担任坂部の信念と優しさに強い影響を受けた北森竜太は、朝鮮人労働者を匿う温かい家庭で成長し、昭和12年に教師になった。炭鉱町の小学校で「綴り方」の授業を推進するなど教育の理想を目指す竜太のもとに、言論統制の暗い影が忍びよる。そして昭和16年、竜太は治安維持法違反の容疑で7カ月間勾留、釈放されたものの退職させられ、軍隊に召集される――。純粋な心根の青年教師が戦争に翻弄されていく悲劇。軍旗はためく昭和を背景に戦争と人間の姿を描いた感動の名作! 本書は上下を1冊にまとめた合本版です。
  • 悪徳の栄え
    3.0
    悪徳と淫蕩を重ね、快楽をむさぼる若い女性ジュリエットの姿を通して、性本能に対する鋭い観察を試み、人間の奥深く隠されている暗い未知の部分と自由の問題を、徹底的に追求した。貴族の家柄にありながら、当時としては悪魔的所業ともいうべき奇行ゆえに、その生涯の三分の一以上を牢獄で過したサドの代表作。1797年作。
  • 獄門島 金田一耕助ファイル 3 アニメカバー版
    3.8
    ≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫獄門島ーー江戸三百年を通じて流刑の地とされてきたこの島へ金田一耕助が渡ったのは、復員船の中で死んだ戦友、鬼頭千万太に遺言を託されたためであった。『三人の妹たちが殺される……おれの代わりに獄門島へ行ってくれ』瀬戸内海に浮かぶ小島で網元として君臨する鬼頭家を訪れた金田一は、美しいが、どこか尋常でない三姉妹に会った。だが、その後、遺言通り悪夢のような連続殺人事件が! トリックを象徴する芭蕉の俳句。後世の推理作家に多大な影響を与えたミステリーの金字塔!!<「文豪ストレイドッグス」シリーズとは>中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、横浜を舞台に「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクション。
  • ジョーカー・ゲーム
    4.2
    1~4巻594~660円 (税込)
    ”魔王”――結城中佐の発案で、陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校”D機関”。その異能の精鋭達が、緊迫の諜報戦を繰り広げる! 吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイミステリ。
  • 動乱の日本史 日本人の知らない源平誕生の謎
    3.5
    1~3巻594~836円 (税込)
    天慶の乱、奥州合戦、保元の乱――武士たちが繰り広げる戦乱を起爆剤に、日本独自の思想や常識が時代を変革していた。歴史をつながりで読み直す、待望のシリーズ第一弾。『井沢元彦の激闘の日本史』を改題。
  • 九十九怪談 第一夜
    3.8
    友人から久しぶりに電話があり、大学時代の仲間と同窓会をやろうと言う。当日、懐かしい顔が集まったが、肝心の友人が来ない。そのとき電話が鳴って……。自分でも気づかないうち、学校のノートに「のんちゃん」とびっしり書いていた。のんちゃんって誰だ? 初めはまったく思い出せなかったのだが……。累計100万部を突破した怪談のベストセラー「新耳袋」の木原浩勝が放つ現代百物語の新スタンダード、待望の文庫化!
  • もう消費すら快楽じゃない彼女へ
    -
    当時23歳の男が包丁と金槌をもって通行人を無差別に襲い、2人が亡くなった池袋路上通り魔事件、神戸連続児童殺傷事件の犯人酒鬼薔薇聖斗の両親の手記にまつわる距離感の問題、自らSMヌード写真を撮られることを希望する被虐待経験をもつ少女たち、競売物件の立ち退きをめぐるトラブルがバラバラ殺害事件に発展した練馬一家5人殺人事件……。 世の中を震撼させた様々な社会事件に真摯に向き合い、その実相を意外な角度から考察する。微妙なバランスの上に成り立っている現実世界の柔軟性の本質とは? とりとめなく変幻する現実を生きるための方法とは? 言葉にしたとたん姿を変えてしまう現実を、それでも丁寧にすくいとり、一つではない答えを探し求める著者の代表的コラム集。
  • 危険な椅子
    4.0
    化繊会社社員の乗村は、ようやく渉外課長の椅子をつかむ。が、仕事は外国人バイヤーに女を抱かせ、闇ドルを扱うことだった。やがて彼は、外為法違反で逮捕されることに。ロッキード事件を彷彿させる話題作!
  • 夜は短し歩けよ乙女 映画カバー版
    4.8
    ≪アニメ映画公開記念!中村佑介氏のイラスト特別カバー版を電子書籍限定で配信!通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫ 黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる先輩は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大展開。第20回山本周五郎賞受賞、2007年本屋大賞2位、恋愛ファンタジーの大傑作!
  • 幸福な犬 世界一幸せな飼い主になる方法
    5.0
    愛犬に死なれ悲しみの中にいた著者の元に、やってきたトイプードル。犬との幸せな生活とはなにか。幸せな飼い主とは、幸せなペットとはなにかを問う。
  • 中卒の組立工、NYの億万長者になる。
    3.0
    長野県の工場で汗まみれになって働いた中卒入社の組立工が、アメリカに渡り、誰もが羨む資産家に成り上がる。噂では、資産総額は100億円に上るという。そんな「夢物語」が本当にありうるのだろうか。ありうるとするなら、一体どうすれば実現できるのか。これから始まるのは、実在する日本人の波瀾に満ちた人生のドラマだ。その生き様は、「成功をつかむための法則」であり、「誰でも億万長者になれる究極の教え」に他ならない。猛烈な努力で米国駐在員に抜擢され、営業マンとして大成功。その後、十社以上の会社を起業、億万長者となる実在の男の人生を描く、嘘のような真実の物語。
  • 愛にこんがらがって
    3.6
    ミュージシャンの乾は、ライブが終わった後、突然、180cmはある長身の女に「御主人様」になって欲しい、と懇願される。ファンのひとりと思った乾は、打ち上げに彼女を誘い、酔った勢いで、激しい一夜を過ごす。そこから、乾と彼女の「御主人様」と「奴隷」の関係が始まる。SMという性的な従属関係の中、愛と欲望の深みにはまり、終には悲劇的な結末を迎える男女を鮮烈に描いた、初の長編小説。 ※本書は、平成十二年十一月ぶんか社より刊行された単行本『SLAVE OF LOVE』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 祝福
    5.0
    1巻594円 (税込)
    少女のころ、私たちは赤い糸にあこがれていた。生まれながらに、目には見えない赤い糸で結ばれたひとにいつか出会い、恋をして、幸せに暮らし、死ぬまで離れることはない。大人になって、いくつかの恋を経験して、赤い糸はないって気づいたけれど、でも、銀の糸はあるのかもしれない。人生の大きな流れの中で、自分で選んだ相手と意志的に結ぶ、それが銀の糸――。だれかとつながりたい気持ちをすくいとる、珠玉の恋愛小説集。表題作ほか「しゃぼん」「セカンドハウス」「銀の糸」「遊園地」「メトロノーム」を収録。 ※本書は文庫版『銀の糸』を改題し、単行本刊行時のタイトル『祝福』とした作品です。
  • 仏教の思想 上巻
    -
    仏教というものは、「生死の意味を明らめようとする」さまざまの試みから生まれた一つの大きな思想の流れといってよいかもしれない。現代文明は死を忘れた文明であるという。近代ヨーロッパ哲学のように、人間を不死なる自我、あるいは、不死なる理性としてとらえる見方は、けっして正しい人間のとらえ方ではないと思う。死の問題から人間をとらえなおすことが必要である。われわれが、釈迦ばかりか、仏教思想に、今後の人類を導く思想創造の可能性を見いだすのは、死に対する洞察の深さゆえである。(本文より)
  • リョーコ
    4.0
    「なァ、なに見てんオマエ。なんか飛んでるんかい」。――キャッ! と、小さな声でリョーコは飛びのいた。気がつくと目と鼻の先に、見ず知らずの男の顔があった――。ここは大阪、岸和田市の春木中学。リョーコはまだ2週間前に神戸の学校から転校してきたばかりだった――。著者の代表作『岸和田少年愚連隊』シリーズでおなじみの面々が登場するチュンバとリョーコの恋物語。もうひとつの岸和田少年愚連隊!
  • ヴィオロンのため息の 高原のDデイ
    5.0
    敗戦間近い軽井沢で、ソ連人スパイが殺害された。ノルマンディ上陸作戦の陰で世界史を決した殺人事件! 事件の鍵を握る2人の男女、ドイツ大使館付武官ハンスとのちの法相夫人・敦子は、50年後に再会の約束をして別れるのだが……。そして半世紀ぶりに軽井沢のホテルで、秘密を胸にひめた2人は再会。抱擁する2人だが、思いもかけない運命の裁きが迫ってくる。半世紀の悲恋を描いた横溝正史賞受賞の国際ミステリーロマン。
  • 花婚式
    3.5
    葉山佐都子、39歳、再婚して6年。夫の草一郎は45歳の会社員、やはり再婚である。ふたりが望む子供はまだ授からない。けれどもお互いを気遣いあいながら、平穏で満ち足りた夫婦生活を送っていた。ところが、夫の友人の再婚相手に、佐都子が女友達を紹介するはめになったことから、夫婦の関係も微妙に揺らいでゆく。さらに、夫の後輩の離婚騒動にまで巻き込まれてしまって……。結婚7年目の“花婚式”を迎える夫婦の礼節と葛藤を綴る、全く新しい“再婚小説”の誕生。
  • 破天荒一代(上) ごじゃな奴・望星編
    -
    1~2巻594~638円 (税込)
    四国香川の貧乏人の家に生まれた主人公の布施俊吉は、幼少の頃から、“ごじゃな奴”(無茶苦茶な奴)と敬遠され、かつ一目置かれる破天荒な男だった。エログロ・ナンセンスの時代といわれた昭和初期を背景に、俊吉の数奇な生いたちから純情な初恋、そして単身上京してからのさまざまな逸話まで、やがて満州国の出現から日中戦争突入へ――好色と奇抜な行動力で、暗黒の時代の渦の中を逞しく生きぬく俊吉の半生を、鮮やかな筆致で活写する。実在の人物と史実を存分に駆使して、実力派人気作家が描く、生きた昭和史ともいうべき痛快半世紀。
  • ルート246 華麗なる詐欺師・倉田梨り子1 憂さ晴らし、承ります!
    4.0
    「真の詐欺師とは、その才能を人の幸せにのみ使うものだ」。伝説の天才詐欺師であり失踪中の父・寛治の“腕前”を継いで、仕返し代行ビジネスを始めた梨り子。情の深さと正義感ゆえ、ときに依頼人に騙されてしまう。だが、父親の知り合いと称する謎のおばちゃまや研介に助けられ、次第に成長していく。華麗な詐欺のセンスとテクニックを駆使して、梨り子が弱者の“憂さ”を晴らしていく、痛快ミステリー連作集、第1巻。
  • 鉄槌!
    3.8
    降りしきる雪、迫りくる闇――。厳寒の山中でスキーバスに取り残された著者は、バス会社から何の謝罪も受けぬばかりか逆に訴えられるはめに……。実体のつかめない弁護士の仕事ぶりにいらだち、必要書類のいいかげんさにあきれ、あげくのはてには偽証人の出現に驚愕!裁判の不条理さや不可思議さを徹底的に綴った、法廷バトル・ノンフィクション。文庫版では、独自に事件の鍵を握る偽証人への突撃取材を敢行!今明かされる真実とは?!
  • 探偵事務所 巨大密室
    -
    元警視庁の刑事・室生が営む探偵事務所に、美人OLの雪子が調査の依頼に来る。彼女は、半年前にビルの屋上から投身自殺をした女友達の死に疑問を抱いていた。その友達はなぜか、6年前のパーティとまったく同じ服装をしていたという。調査を開始した矢先、雪子もまたそのパーティと同じ着衣でビルの屋上から身を投げる。現場は完全な密室だったため、警察は自殺と断定するが、室生はそこに殺人の匂いをかぐが…!? 巧妙に仕組まれた連続殺人事件の謎に挑む貧乏探偵を描く、長篇本格ミステリー!!
  • 心ヲナクセ体ヲ残セ
    2.7
    殻を破りなさい。ジーン(遺伝子)の声に導かれ地上に生まれた私。たった1羽の渡り鳥として未知への旅が始まった。2本足(人間)の襲来、餌の調達、熱い恋心、交尾と共食い、卵の心配、そしてジーンとの別れ、即ち死――(「ジーンとともに」)。ほかに「主人公のいない場所」「渡鶴詩」「雀遺文」「アズマヤの情事」。野鳥愛好家として知られる著者が鳥と人間を同位置で観察し、生きものの心と体のありようを鋭敏に、ユーモラスに描き出した新機軸の傑作小説集。
  • ニセ札はなぜ通用しないのか?
    3.0
    山形県酒田市の母校を訪れた著者は、後輩である小学生にニセ札作りの宿題を出す。みんなが作ってきたお札はなぜお店で通用しない?日本で通用しない外国のお札はニセモノ? 別の角度から見ることの重要性を語る。
  • 野望の夏
    5.0
    すべては夏のせいだったのだ。その夏、私たちは野望に燃えていた――。26歳の夕香は平凡なOL生活にうんざりしていた。そんな夕香の前に現れたアキは、獣のように美しい男だった。誘惑されるがままに彼の腕に転げ落ち、炎熱の中で荒々しいセックスに溺れる夕香は、もう一人の自分に目覚めてゆく――。すべてを狂わす夏の中で、絶え間ない快楽の波に押し流されて、夕香がたどり着いた場所は……。暴走を続ける男女たちの“狂った夏”を描く異色のミステリーロマン!
  • 美少女一番乗り
    4.0
    飛騨と信濃の国境、摩耶谷の山中。お弓は、父親を殺した掟破りの敵陣に馬上に薙刀を執って斬り込んだ(「美少女一番乗り」)。主君の遺言書を命がけで守る中小姓・数馬。武家の家督を巡る兄妹の選択(「和蘭人形」)。上杉景勝一万石の重臣・左内は、大変な倹約家。切り詰めすぎる生活に陰口が飛ぶが、その真意が明かされる(「戦国会津唄」)。冒険、活劇、勇気、友情、ロマン、哀歓を人間の成長と共に描く名作短篇集、全10篇。
  • 嬲り屋
    -
    不破竜次は2年前まで新宿中央署の刑事だった。同僚たちから“麻薬犬”と蔑称された硬骨な正義感は、組織の中では出世の妨げとなり、妥協のない姿勢は、不破を自然に孤立させていくだけだった。いまでは新宿歌舞伎町でカラオケボックス『ユニゾン』を経営するかたわら“復讐請負人(リベンジ・エージェント)”を裏稼業にしている。法の網を巧みに潜り抜けている悪党どもを、依頼人に代わって次々になぶり、懲らしめるのだ。ある日、不破の店に、26、27の息を呑むほど美しい、それでいてどことなく翳りをおびた未亡人が訪ねてきた……!長編ハード・サスペンス。
  • 水恋 SUIREN
    3.0
    春の終わり、大きな挫折を味わった僕は、みずからの人生にピリオドを打とうとして、かつて訪れたことのある海辺の町にやって来た。そんなある日、砂浜で、不思議な雰囲気を持った女性、水絵と出会う。やがて僕は、彼女の心に存在している深い闇と傷を知り、病んだ水絵の心を再生しようと試みるが……。すくい上げた水のように、淡く、はかなく、手からこぼれて消えた恋……。魂の触れ合いを繊細に描く、大人のための恋愛小説。
  • ふたりでKIKIを聴いていた
    -
    夕陽の海辺、通り雨(シャワー)に濡れるレッド・ジンジャー、冷えたビールとAHI(アヒ)の刺身……。ハワイのカラリとした爽やかな風と波の音を感じられる、“ハワイアン・ラヴ・ストーリー”。引き受けた仕事をやりとげることで、過去の恋にピリオドを打つ女性を描いた表題作「ふたりでKIKIを聴いていた」など、ハワイ通で知られる著者の、ハワイを舞台にした3つの書き下ろし短編と雑誌に掲載されたショート・ストーリーをこの1冊に。
  • サイドシートに君がいた
    -
    ときに楽しく、ときに切なく、恋愛を引き立てるクルマたち。そんなクルマがさらりと存在感を漂わせる、恋愛小説集。ロスの郊外で、思い出のフォルクスワーゲンを見つめながら、十代の失恋を、痛みとともに懐かしむ「あの頃、フォルクスワーゲン」、大きな体で、なぜか小さいクルマに乗っている青年との恋を描いた「コスモスが泣くかもしれない」。ほかに「シャンパンを、雪で冷やして」「マンハッタンの片すみで」「ロードスターの逃亡者」。ほろ苦さの中にも、愛おしさあふれる、大人のための5つの愛の物語。
  • 腹切り同心 幽剣抄
    -
    「いつでも腹を切る覚悟は出来ている」そう豪語していた同僚・大熊五郎太が本当に腹を切ってしまった。しかも他人の家で、刀を腹に刺したまま、くつろぎ、茶を飲んでいる。切腹の原因である女を連れてこなければ、妻と子に祟るという。大熊の望みをかなえるべく奔走する響新左衛門だった。表題作ほか「湯治宿」「走る俊輔」「悪い芽」「家老舞う」「帰宅」「憑かれた男」「違和感」「うどん」を収録。藩のため剣のため、すべてを捨てて生きる武士の姿を悲哀とユーモアで綴った傑作時代小説集。
  • 恋のぼり 二人で見ていた、あの空に
    3.0
    小早川咲、34歳。夫を事故で亡くし、息子の航と15年ぶりに戻った地元・葉山で、咲は周雲龍という中国人青年と出会う。事故で傷ついた航の心を開くため、釣り船の船頭である周と毎日一緒に釣りをすることに……。穏やかに笑い合う日々を過ごし、自然と惹かれ合っていく2人。やがて秘密のサインを使ったメッセージを送りはじめるが……。喪失と再生との間で揺れ動く想い。不器用な大人たちの切ない恋を描く上質の恋愛長篇。
  • キャット・シッターの君に。
    3.9
    中川芹、湘南育ちの33歳。5年前からマリーナでバイトするかたわら、キャット・シッターで生計を立てている。依頼主の留守中に猫の世話をするという仕事がら、依頼主の人生模様をかいま見ては、一喜一憂する日々。苦い過去を持つ芹は、恋愛には臆病だったが、新しい依頼人であるカメラマン一郎と出会い、お互いの心の傷を知るにつれ、次第に心を開きはじめる……。猫によって癒され、結びついていく人々の姿を描く珠玉の物語。
  • 六道ヶ辻 ウンター・デン・リンデンの薔薇
    4.2
    廃校となった良家子女の教育機関・青渓女学院。その取り壊し作業が進められる中、現場からはあいついで白骨化した死体が発見される。死亡推定年代はおよそ40年前の大正時代。今や追及するものもいない死、しかしそれは、呪われた血が招いた恐るべき結末だった。かつて青渓女学院に学び、クラスメートと激しくも甘美な恋に堕ちた大導寺笙子、その存在は大導寺の家系図からひっそりと姿を消していた。数十年の時を経て発見された彼女のノートは今、封印された大導寺の惨劇を語り始めた――。六道ヶ辻シリーズ第2弾。
  • 早春賦
    -
    徳川家康の治世、八王子には千人同心と呼ばれる半士半農の郷士たちがいた。風一も、そんな家に生まれ畑仕事に精を出す17歳の少年だった。だが、大久保長安が没し、その資産に目をつけた幕府の策謀が、風一の前途に暗い影を落としてゆく。長安の直轄家臣団と千人同心が反目。そのあげく父が風一の幼なじみに惨殺されて…。友情と別離、そして悲運。苛烈な運命に翻弄されながら風一は成長してゆく。万感胸に迫る時代長編。
  • 春いくたび
    4.7
    江戸末期、戦地に赴く信之助を泣きそうな顔で見送る香苗。再会の願いも空しく時は過ぎ、尼僧になった香苗は救護院に流れ着いた老人の姿に息を呑む(「春いくたび」)。貧にして餓死するは武士の本懐なり。亡父の教え通り、最後の一夜を迎える兄妹。しかし、そこに突然激しい剣の音が(「武道宵節句」)。昭和の少年少女のために、山本周五郎が心とことばを尽くした短篇の中から時代小説10篇を収録。
  • 次郎長三国志(上)
    4.0
    東海道一の暴れん坊と称された若き日の次郎長。子分第1号の桶屋の鬼吉は尾張の出。ふたり目は関東の綱五郎。清水の大政、法印の大五郎、増川の仙右衛門、追分の三五郎、森の石松と次郎長の男っぷりに惚れて子分も増えた。そして次郎長親分は最愛のお蝶と祝言をあげてめでたく夫婦になったが……。「次郎長一家」の胸のすく活躍、著者会心、時代小説の名作登場!
  • 生物学者山田博士の奇跡
    3.0
    金沢の大学で教鞭をとる生物学者の山田ヒロシ博士が、ついに「彼女いない歴=年齢」の記録を止めた。しかし彼女である文系女子・サヨリには、山田に対して深刻な不満があって……。 迷走理系男子の事件簿第2弾!
  • 煩悩フリーの働き方。
    3.7
    私たちが抱えるストレスの多くは仕事に原因があります。職場の人間関係や課せられるノルマ、その仕事自体のつまらなさ……悩めるあなたに若き僧侶が精神的手習いを語ります。「明日がイヤだ」と言う前に。
  • 死後はどうなるの?
    4.0
    仏教には「一切のものごとは生まれては消えていく」という考えがあり、それを「流れ」と言います。こころも常に「流れ」ていくもの。死の瞬間にこころが消えても、またどこかで新しいこころが生まれるのです――。「輪廻転生」や「死後」について、ブッダの教えをそのまま伝える初期仏教の立場から、スマナサーラ長老がわかりやすく語ります。「死ぬまでにどういうこころで生きるかが次につながる」、すべての主なるこころの大切さが深く理解できる一冊。悩むことは意味がなく、生きているから善行ができるということが素直に実感できる必読の書です。
  • ガーランドのなみだ
    4.5
    13年間生活を共にした盲導犬ベルナと最愛の夫を相次いでなくし失意の底にいた主人公のもとに二頭目の盲導犬ガーランドがやってきた。ベルナと正反対の性格にとまどう主人公だったが…。感動の盲導犬物語、第二弾。
  • 明治忠臣蔵
    -
    幕末維新の混乱期、変革の世の荒波に揺れる加賀前田藩を、さらなる激震が襲った。藩主・前田慶寧の懐刀であり、藩政改革を推進してきた若き執政・本多政均が、改革に反対する藩士一派の凶刃に倒れたのである。代々家老職にあった本多家、その遺臣たちは主君政均の無念を晴らすべく、敵討を決意する。そして明治4年11月23日、義士たちは立つ。奇しくもそれは、敵討禁止令発布のわずか1年あまり前の出来事であった――。武士の本懐を貫き散った義士たちの敵討劇を描く歴史長編。
  • 許してガリレオ!
    3.3
    あのコーちゃん、キャームたちが繰り広げる汗と涙とお笑いの日々。ゲッツ板谷が贈る爆笑エッセイ。
  • 生物学者山田博士の聖域
    3.0
    鈴木沙夜梨が会社の先輩の結婚式で出会ったのは、「山田博士(やまだひろし)」を名乗る男。彼はどこか浮世離れした人物で……。こじらせ文系女子とへなちょこ理系男子の恋の行方は?
  • がんばれ自炊くん! グルメ編
    4.0
    白いご飯にみそ汁。本物のグルメはそんな基本の食事をおろそかにしない。意外に知らない、個性的な薬味の使い方など、心のグルメを目指す全国の自炊くんへ、一歩進んだレシピを紹介。 ※本書は二〇〇一年九月刊、小社単行本「がんばれ自炊くん!」を二分冊にし、改題・加筆・修正して文庫化したものが底本です。
  • ラス・マンチャス通信
    4.2
    少年時代の終わりの日、僕は姉を犯そうとする「アレ」を撲殺した。執着と断絶を繰り返す異形の家族のサーガを既存の枠組みを踏み越え、ガルシア・マルケスにも擬えられるマジックリアリズム的手法で描く壮大な物語。
  • 15メートルの通学路
    4.3
    重い心臓病の瀬戸川くん、脳腫瘍の優香ちゃんら、長期入院するこどもたちにとって、「勉強したい」という気持ちは日々を生きることであった。「学ぶこと」「教えること」の真の意味を問う。自身の体験を綴る感動作
  • 生き方のツケがボケに出る
    3.0
    認知症治療で有名な医師である筆者が、長年の医療現場での実例に基づいて、予防方法をわかりやすくユーモラスな語り口で解説。よりよい生き方を示唆する、ポジティブな人生哲学書としても楽しめる一冊。
  • わたしの日曜日
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ちょっとゆっくりお昼ごはんを楽しんだり、ちっちゃな雑貨をつくったり、早起きしてお花見を楽しんだり――。人気イラストレーターがオススメする、楽しいお休みの過ごし方あれこれ!
  • このままいくとあなたはボケる
    -
    ボケた原因は何か? どんな人生を送ってくるとボケるのか? 家族はどう対応すればいいのか? 約3万人の老人性認知症診療実績をもとに、症状を軽くできたり、治す方法を具体的に説く医療エッセイ。中高年必読!
  • 親がボケれば子もボケる 痴呆の見分け方・治し方
    -
    世界でも類を見ないほどの治療例をもつ著者が、老人性痴呆の原因を分析しながら、早期発見・早期治療の大切さと予防法を具体例をあげながら説く医療エッセイ。
  • 大人のための文章道場
    3.0
    小論文のカリスマによる、目も当てられない文章も必ず読めるレベルになる文章力の鍛え方。直筆の赤ペン添削原稿も掲載。作文、小論文はもちろん、企画書からブログまで、今すぐ使えるワザとコツ必見!
  • お散歩ブック
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お散歩はたのしい! お散歩はうれしい! ひとりで出かけるミュージアム、蚤の市でお気に入りを探す、早起きして近くの公園に、ちょっと贅沢して近くの海外に。イラストエッセイで綴る50のお散歩のアイデア。
  • 酒と家庭は読書の敵だ。
    3.0
    心にじいんとしみいる大人の恋、子供の頃に読んだ忘れられない場面、まぼろしの文庫についてなど、多彩な読書エッセイ集。 ※本書は、平成九年七月、小社より刊行された単行本『活字浪漫』を改題し、文庫化したものが底本です。
  • 富良野ラベンダー館の殺人 香りの殺人シリーズ
    3.0
    北海道富良野のラベンダー館でひとりの女性が殺された。資産家の娘だった彼女を狙った殺人なのか、それとも・・・・・・。深まる謎を解くヒントは現場に残されていたラベンダーの香りだった。 ※本書は、1997年5月刊の角川ミニ文庫『ラベンダーの殺人』に加筆・改題した文庫が底本です。
  • 暴いておやりよドルバッキー
    3.8
    若気の至りで大衝突の結果、解散した筋肉少女帯が復活。『グミ・チョコレート・パイン』がまさかの映画化。本人も全く予想できなかった展開を楽しむ、オーケンのぼよよん不思議な日々を綴ったエッセイ集。
  • やっとこなあのぞんぞろり
    3.0
    とある真夏の真夜中、猛烈にヤキウドンが食べたくなってしまったのだ。しかしどこを探してもウドンがない。ラーメンやソーメンではダメなのだ。ヤキウドンなのだ・・・。日々のあれこれを威勢よく綴るエッセイの数々。 ※本書は一九九二年四月に本の雑誌社から刊行された単行本『むはの迷走』を改題し、文庫化した作品を電子書籍化したものです。
  • むははは日記
    4.0
    活字中毒者にして「本の雑誌」編集長、椎名誠が本や雑誌、活字文化にまつわる全てのものへの愛を激しく語った名エッセイ。
  • 麦酒泡之介的人生
    3.3
    時に絶海の孤島で海亀に出会い、時に三角ベース野球で汗まみれになり、ウニホヤナマコを熱く語る。朝のヒンズースクワット、一日一麺、そして夜には酒を飲む。ビール片手に人生のヨロコビをつづったエッセイ!  ※本書は一九九九年四月に本の雑誌社から刊行された単行本『むは力』を改題し、文庫化した作品を電子書籍化したものです。
  • ごんごんと風にころがる雲をみた。
    4.0
    北はアラスカから、チベットを経由して南はアマゾンまで、世界各地を飛び回り、出会った人や風景を写し取り、旅と食べ物を語った極上のフォトエッセイ。「ホネ・フィルム」時代の映画制作秘話も収録!
  • 象徴天皇の誕生 昭和天皇と侍従次長・木下道雄の時代
    -
    現人神から象徴へ。GHQ、宮内庁、日本国政府の思惑と葛藤が渦巻く中、新しく生まれ変わった戦後の天皇制。その成立過程を、終戦直後の混乱した社会情勢とともに描いた迫真のドキュメンタリー!
  • 閉ざされて
    3.1
    函館の西郊、海に臨んで建つ邸宅。3代続く老舗宝石店の遺産をめぐり、家族の謎が明らかになる……鮮やかな叙述で導かれる驚愕のラスト。著者渾身のミステリ!
  • 会いたい
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 恋をした一瞬の気持ちを北川悦吏子が言葉に、“言葉”の気持ちをMAYAMAXXが”絵”に瞬間保存した「恋」の詩集。賞味期限はあなた自身の恋する気持ちです。 ※単行本『やさしいあなた』『すぐ泣く君』(二〇〇三年七月、小学館刊)に加筆、訂正を加え文庫化したものが底本になります。
  • 超高層ホテル殺人事件
    4.0
    地上62階の高層ホテル壁面に、巨大な光の十字架が浮かび上がる。それは、翌日・クリスマスイブのオープン控えたホテルの、華やかなセレモニーの仕掛けだった。そんな最中、何者かが突き落とされたかのように落下した。転落したのはホテルの総支配人。彼の死は不可解な連続殺人の幕開けとなった――。密室とアリバイで組み立てられた、社会派推理小説の傑作!!
  • スイス探訪 したたかなスイス人のしなやかな生き方
    3.5
    財布の紐は堅いが、公共への財産寄付を厭わぬスイス人の金銭感覚。永世中立の国にして、48時間あれば35万人を動員できる民兵制度。閉鎖社会と批判されつつ、国際ビジネス界をリードする現実。ヨーロッパ社会の孤島スイスが、牧歌的イメージと裏腹に、その骨太な存在感を示し続ける原点とは何か。警察の世界から外交の世界に飛び込んだ著者が、スイス大使として人々と語らい、現場を訪ね調べた末にたどり着いた答とは……。持ち前の行動力と知的好奇心により、スイス社会、歴史、人を自ら徹底現場検証。欧州大陸の中で永世中立を保つスイス固有の力と魅力の背景を浮き彫りにする。
  • バンコク危機一髪
    3.0
    ぶらぶら旅行を楽しんで、ふと気づくと金がない! Tシャツにビーチサンダルを引っ掛けて、バンコクで必死に職探し。みつかったのは、タイの警察高官が副業で始めた法律事務所。これからいったいどーなるの!?
  • 添乗員漂流記
    3.0
    大名旅行で有名な某ツアーの添乗をまかされたぼく。海外ツアー先のホテルで、年越しそば、お雑煮、おかゆを作らされる羽目に。おまけにアンケートが悪いと日当が差し引かれてしまう。そこでぼくがとった秘策は――?! 爆笑必至の添乗員シリーズ。
  • 添乗員世界遺産旅がらす
    -
    海外旅行は最近、世界遺産ツアーが目白押し! ところが僕のツアーがまとまることはなく、相変わらずの大騒ぎ! イギリスびいきのガイドと日本びいきのお客さんが大対決! いったいどうすりゃおさまるの?
  • 添乗員疾風録
    -
    旅行業界での金儲けをたくらむ某社の某部長にむちゃくちゃなツアーを押し付けられたフリーの海外旅行添乗員のぼく。パワフルで無謀なお客といんちきまがいな現地旅行会社に囲まれ、果たして無事に帰国出来るのか!?
  • 添乗員撃沈記
    3.0
    海外をほっつき歩きすぎて、他に出来ることもなく、添乗員になったぼく。そんなダメダメ添乗員なぼくは、今日もお客様に振り回されっぱなし。ギリシア、アフリカ、ベネルクス、シルクロードを巡る爆笑添乗記!
  • 添乗員狂騒曲
    3.3
    女子高の中国・修学旅行に添乗することになった岡崎大五。ドア無しトイレにも懲りない女子高生パワーに中国人とともに翻弄される羽目に……。はちゃめちゃ添乗員と困った客の世界を巡る爆笑記!
  • 保育園に絵をかいた
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここは九州の山の中。そこにある保育所の園長先生に、壁に絵をかいてくれませんか、と頼まれました。ちょっとかいてみたらおもしろくなってきたので、まわりの壁全部に絵をかかせてもらおうと思ったのです――。
  • 家ができました
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理想の住処を求めて、ついに家を作るときがやってきた!こだわりと苦労の末に出来上がった家の仕上がりはいかに?
  • あこがれ 石川啄木詩集
    -
    明治38年、浪漫主義華やかなりし頃、一人の天才詩人が颯爽と詩壇に登場した。熱烈な賞賛をあびた詩集『あこがれ』、作者は岩手県渋民村の青年・石川啄木。青春の歓喜や孤独を歌った二十歳の若者は、しかし故郷を追われ、終わりなき漂泊の旅に出る……。その『あこがれ』から、傑作の誉れ高い晩年の詩稿ノート『呼子と口笛』まで、生涯にわたる数々の詩の中から精選した、啄木詩集の決定版。
  • 流星の人
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【写真詩集】流星の人よ、こんにちは。私はこれからあなただけにわかる言葉で話します。美しいもの、はかないもの、愛しいものを見つめる、詩人の目。散文と写真で構成されたハートフルな一冊。
  • 摩周湖殺人事件
    -
    銀座で画廊を経営する三船晶彦のもとに届いた一通の手紙は、三年前、地蔵岳で崩壊地へ転落したはずの尾上祐里からのものだった! 三船と祐里は山行をかさねながら親密につきあうようになっていたが、三船の妻が交通事故で死んでから、祐里は三船の身辺を勝手に調べ、結婚を迫るようになっていた。一方で友人から紹介された石戸純子に惹かれはじめていた三船は、祐里を熕わしく思い、殺害を決意する―。脅迫か!復讐か!地蔵岳、摩周湖、八ケ岳。殺人が殺人を呼ぶ謎の真相は!? 傑作長編山岳ミステリー。
  • こんなに長い幸福の不在
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【イラスト詩集】まっ白な気分で目を覚ますと、あのゆううつのヤローがまたにこにこしながらやってくる。
  • 宝石泥棒
    3.0
    かつて、生きとし生けるものすべての運命をつかさどっていた宝石。人々は、この宝石を“月(ムーン)”と呼んだ。――長い髪を後でたばね、きらきらと光を放つ眼の戦士ジロー。彼は、“狂人(バム)”チャクラと、女呪術師ザルアーとともに、“月”を求めて旅立った。タブーとされているいとこのランへの熱い思いをとげるために……。空を飛ぶ魚、体長2メートルを越える大グモなど悪夢のような生物のはびこる不思議な世界を舞台に展開する、超未来幻想SFの意欲的長編。

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