国内ミステリー作品一覧

  • 博物館のファントム 箕作博士の事件簿
    3.8
    自然史博物館で働くことになった女性新人分類学者・池之端環。植物標本の整理を命じられ、未整理の標本や資料が大量に詰め込まれた旧館「赤煉瓦」に足を踏み入れた環が出会ったのは、そこに棲みつくファントムこと変人博物学者の箕作類。「どんなものも絶対に捨ててはならない」が口癖の箕作と、片付け魔の環のでこぼこコンビが、博物館で起こるさまざまな事件の解決に動き出す!
  • 波形の声
    3.9
    谷村梢(こずえ)は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます!」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢に、スーパーである教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目……。日常の謎が“深い”ミステリーに! 表題作を含む魅力の七篇! 【解説】杉江松恋
  • 派遣社員・箭内万作の事件簿 一 密室盗難の謎と怪異の棲む家 前編
    -
    1~14巻275円 (税込)
    派遣社員・箭内万作が清掃夫として派遣されたマンションでドア、窓、すべて施錠されているなかで連続盗難が発生する。盗難発生時間に現場で清掃を行っていた万作は疑いをかけられるが――。
  • 派遣刑事
    -
    1巻743円 (税込)
    本庁捜査一課時代に数々の実績を上げた風巻は、上司から派遣刑事として捜査本部や所轄署への協力を命ぜられた。渋りながらも引き受けた風巻の最初の事件は、殺された看護婦と交際していた心理療法士のアリバイ崩しのはずだったが……。『逃げ水 派遣警部補』(徳間文庫2008年9月刊)の二次文庫。

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  • 破夏
    3.7
    『地面師たち』著者による最“恐”スリラー! いじめをきっかけに不登校となっていた中学生の進は、親の勧めで夏の2ヶ月を沖縄の離島で過ごすことになった。美しい海の前に建つ豪奢な家で、つかの間心を癒す進だったが、日々課される「修練」の過酷さは徐々にエスカレートしていく。 夜中に聞こえる不可解な悲鳴、儀式に使われたかのような部屋、消えた少女、豚小屋で異臭を放つ肉片。進は命がけの脱走を図るが……。狂気をおびた大人の欲望が、進の運命を歪めていく。底無しの闇に、あなたは耐えられるか。 作家の橘玲氏も大絶賛!積水ハウスの事件をモデルにした『地面師たち』で業界内外を震撼させた著者が、意を決して挑んだ新たなサスペンス・スリラー!! ※この作品は過去に単行本として配信されていた『夏が破れる』 の文庫版となります。
  • 禿鷹の凶宴
    -
    51歳。早川邦夫は金庫破りとしては老いぼれと呼ばれる年齢。“最後の仕事”と決めた会社の金庫には4億円余りの現金が眠っていた。準備は順調に進み、社長室の金庫に辿り着いたが、そこには“先客”の死体が!金庫破りは成功したが、正体不明の組織が執拗につけ狙ってきた!

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  • 函館駅殺人事件
    3.5
    冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。心の支えは、ただ一人、服役中も慕い続けてくれた美人モデルのマリ子。しかし、二人が函館駅で再会を果たそうとしたその時、謎の男の拳銃が火を噴く。男は何者なのか? 女の愛は本物なのか? 傑作長編推理。
  • 函館駅殺人事件~駅シリーズ~
    -
    冤罪の罠に落ちたカメラマンの金井は、自分を陥れた後輩を刺殺して、故郷の函館に向かった。金井を慕う美人モデルのマリ子、そして、コルトを使う謎の男・瀬沼――。金井を追って、函館駅に張り込む十津川と亀井の眼前で、射殺事件が発生し、その背後には覚醒剤密売事件の影があった。復讐は正義か。愛にすがる逃亡犯の宿命をサスペンスフルに描いた傑作長編推理!
  • 函館恋唄殺人事件
    -
    1巻693円 (税込)
    宮之原警部への恋心を隠したまま、常にサポート役に徹してきた小清水峡子だったが、警部が平瀬波奈子との再婚を決意したことで、傷心を癒す旅に出た。自分を見つめ直す一人旅だったが、旅先の函館の宿で、女性が被害者の殺人事件が起きる。まるで、峡子を狙ったかのような事件だったにも関わらず、峡子が容疑者になってしまう! こんなことがあるか? 宮之原警部は峡子を救うべく、奇っ怪かつ理不尽な事件の解決のために北に向かった――。
  • 函館殺人坂
    -
    消えた逃亡犯の影を追え!大人気トラベルミステリー。長く行方不明だったある殺人事件の重要参考人・田宮英明が移送中に逃亡した。八年前、父を殺した強盗犯を復讐心で射殺した疑いがある男だ。警察から相談を受け調査を始める小仏だが、当時犯人殺害に使用されたと思しき拳銃は、田宮の父親が殺害されるよりもさらに過去において、交番から強奪されたものだったのだという。何故その銃が凶器となったのか――? 田宮の女を唯一の手がかりに、人情探偵は北の大地へ飛んだ!
  • 函館殺人事件
    -
    1巻693円 (税込)
    元風俗嬢という異色の経歴をもつ四宮沙奈江が、公家の家に生まれた優男・警視庁捜査一課の桜小路資朝(さくらこうじすけとも)刑事を相棒にて、難事件に挑む! 浅草の旅館で若い女性が焼死するという「能登三十六歌仙殺人事件」では、沙奈江は現場から消えた中年男性のこと以上に、被害者の女が燃えさかる炎から守り通した貝殻と西行の歌に着目し、担当刑事となった桜小路の尻をひっぱたくようにして、手掛かりを追って能登に飛んだ。おっとりてしている恋人の刑事を尻目に、沙奈江は鋭い推理によって犯人に迫る! 男を手玉にとる術を知る手練れの女でありながらも、恋人にはウブな少女になってしまう美女だった!
  • 函館水上警察
    3.8
    明治二十四年の函館に誕生した、小さな警察署。外国船が多数来航する国際貿易港というこの土地特有の事情に対応するため、署には外国語に堪能なものが集められ、専用の小蒸気と端艇を有していた。個性豊かな署員を指揮するのは、アメリカ放浪経験をもち、フェンシングの名手でもある五条文也警部。ラッコ密猟船の水夫長の変死事件や、英国軍艦の水兵失踪事件などを解決するため、男たちは日夜陸と海を駆ける――。長年の沈黙を破った著者が新境地に挑み、絶賛を博した明治警察物語。若き日の森鴎外の知られざる函館訪問譚「坂の上の対話」を併録。

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  • 函館・立待岬の女
    -
    1巻495円 (税込)
    柴木俊子はすでに26歳。売れない女優だったが、幸運はある日突然やってきた。テレビドラマでの演技が、映画界の巨匠・神保監督の目に止まったのである。だが、出演のため京都・太秦に赴いた俊子を待っていたのは、凄惨な放火殺人であった。元大女優の付き人であり、今は歯科医の妻である道代が殺されたのを契機に、俊子は、14年前に起こったあるスキャンダルに巻き込まれていった……。数奇な運命を辿る大女優と新進女優の葛藤を描く長篇ミステリ。 ●斎藤澪(さいとう・みお) 1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
  • 函館・芙蓉伝説の殺人
    -
    浪人生・益子竜夫が何者かに刺殺された。死の直前に啄木の歌をつぶやいて……。文芸編集者・笹谷美緒は、その二カ月前、担当作家・秋野芙蓉子の部屋で竜夫を目撃していた。さらに二年前、竜夫が犯した婦女暴行事件で、芙蓉子が重要な証言をしていたことが判明。時と場所を超えた事件の鍵は、竜夫が残した歌にある!? 妖しく香る花の伝説が謎を呼ぶ傑作推理小説!
  • 函館・芙蓉伝説の殺人
    -
    函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花――死の間際に石川啄木の短歌を口にした男性。刺殺されたその男は益子竜夫、二十一歳。二年前、強姦致傷の罪で服役した前科があった。その事件で重要な証言をした作家・秋野芙蓉子の部屋を訪ねた勝刑事部長は、そこで芙蓉子の担当だった文芸編集者・笹谷美緒と偶然会う。美緒は少し前に芙蓉子の部屋で竜夫を目撃していた。二つの事件を結ぶ鍵は!~

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  • 箱庭
    4.0
    セピアに色褪せた写真のセーラー服の2人の少女。義姉・和子宛に届いた封筒にあるのはその一葉と謎めいた脅迫の言葉。相談をうけた浅見光彦は益田の消印を手がかりに独自の捜査を始めるが安芸の宮島と岩国で発見された2つの死体に、謎の手紙とを結ぶ糸を直観するのだった。(講談社文庫)
  • 箱根 愛と死のラビリンス
    2.7
    殺害されたトラベルライターが遺した箱根の観光地図には「一つ二つで、人殺し/三つ四つで、仇討ち…」という奇妙な文句が記されていた。しかし殺人犯と目された男は撲殺死体となって大涌谷で発見される。その文句が、時価数億円という幻の名画の行方に関係していることを掴んだ十津川警部と亀井刑事は、事情を知る美術評論家を訪ねるが…。箱根・奥湯河原に展開する白熱の追跡劇。
  • 箱根高原殺人事件
    -
    観光会社に勤務する大伴良雄は、婚約者の津田亜妃子と箱根高原へ旅行に出かけた。だが、何者かにより殺されてしまう。残された彼の日記から派手な女性関係を知り、亜妃子はショックを受ける。それにもめげず、日記の女性たちの行方を探り、事件の謎を追っていく。だが、彼女に魔の手が忍び寄る……。長編推理小説。
  • 箱根七湯殺人ロケ
    -
    関東芸術スタジオのチーフ・プロデューサー、車田学は、映画、〃曽我物語〃のロケ・ハンで、スタッフ、俳優総勢九人と箱根に来ていた。 二日目の朝、虎御前役の美人女優、小倉由貴がホテル近くの川で死体となって発見された。そして、第二、第三の犠牲者が……! 車田プロデューサーが活躍する、「ロケ・ハン探偵シリーズ」第二弾!
  • 箱根路、殺し連れ~北多摩署純情派シリーズ3~
    3.0
    北多摩署・相馬刑事の車から絞殺死体が発見された! 被害者は新宿・歌舞伎町の駐車場オーナー・平賀喜一郎。彼は高額地所所有者ゆえに殺されたのか? 所轄外のため捜査できない相馬刑事だが、箱根・芦ノ湖で揚げ羽蝶の刺青をした溺死体を発見、平賀殺害の容疑者との間に奇妙な共通点を見いだした! お馴染み相馬刑事(ウマさん)が泥棒(ノビ)の大二郎とコンビを組んで大活躍!
  • 匣の中
    3.1
    本格の魔道に沈む驚愕の結末!! 探偵小説愛好家グループの中心人物・伍黄零無(ごおうれいむ)が謎の言葉を残して密室から消失。その後もグループの一員・仁行寺馬美(じんぎょうじまみ)が書くモデル小説どおりに密室殺人が連続する。衒学的(ペダンティック)な装飾と暗号。推理合戦の果てに明かされる、全世界を揺るがす真相とは!? 新本格の聖典『匣(はこ)の中の失楽』に捧げる華麗なるオマージュ。(講談社文庫)
  • 箱の中
    3.0
    犯罪者として警察に追われる放蕩息子の身を案じ、別れた妻の家を訪れた男が見たものは睡眠薬の小瓶、大型の電気鋸、そして二つの大きなダンボール箱。一体なにが起こったのか、そしてあの箱の中身は……表題作『箱の中』。亡くなった女性のことをふと思い出し、なにげなく彼女の兄の店を訪ねると、彼女はいま裏の二階にいるという……『死んだ女』ほか、日常生活にひそむ“超日常”を綴ったホラー小説全十篇。秘密の箱のふたを、あなたもそっと開けてみて下さい。
  • 箱の中の天国と地獄
    3.5
    生死を分かつ二つの箱。ノンストップ! 脱出ゲーム小説。少女は生還できるのか?閉ざされた謎の施設で妹と育った真夏(まなつ)。ある朝、施設内に異変が起こり、職員たちは殺戮された。収容されていた他の男女とともに姉妹は死のゲームに強制参加させられる。建物は25階、各階には二つの箱。一方の箱を開ければ脱出への扉が開き、もう一方には死の罠が待つ。戦慄の閉鎖空間! 傑作脱出ゲーム小説。(講談社文庫)
  • 運ばれた危険
    -
    家を3日間留守にするので、飼い犬に餌をやって欲しい――宅配便のセールス・ドライバーが担当区のお得意の夫人から受けた奇妙な依頼。それが、事件の発端で危険な罠だった。彼女は、約束の日を過ぎても帰らなかったのだ。平和な高級住宅地を舞台に巻き起こる不可解な連続殺人。巨匠が放つ白熱のサスペンス! 文庫オリジナル。
  • 運び屋 一之瀬英二の事件簿
    3.3
    チョコレートをAV男優に運べ!? 奇妙な届け物を抱え東奔西走する40代運び屋のミステリアスな日常! 一之瀬英二は「アフターサービスを大切に」をモットーに、ナマモノ以外なら何でも配達する運び屋だ。訳ありジュエリーケースを某家のダイニングに、銃とロケットランチャーを港に、マカダミアナッツチョコレートを三人の男たちに――。謎多き依頼人、届け先で待ち受ける思いがけないドラマ、孤独な四十男・一之瀬のつぶやきをユーモアに満ちた筆致で描く連作ミステリー。
  • 方舟は冬の国へ
    値引きあり
    3.5
    失業中の男が法外な報酬を提示され、初対面の女性と少女と1か月間、擬似家族を演じるという仕事を引き受ける。別荘で滞在を始めると不思議な現象が次々と起きるが、3人は次第に愛を深めていく。だが、この仕事の裏には壮大な計画が隠されていた。「書店員が選んだもう一度読みたい文庫第1位」に輝いたハートフルミステリ!
  • 方舟(はこぶね)は冬の国へ
    3.8
    カメラと盗聴器で監視された別荘で、初対面の女性と少女と、仲睦まじい「家族」を演じる。失業中の十和人(つなしかずと)が請けた仕事は、そんな奇妙なものだった。期間は一カ月。そして、法外な報酬。いったい、誰が? なんのために? 滞在を始めた3人の周りで起きる不可思議な現象。家族と、その愛のあり方をめぐる、鮮烈にしてキュートなファンタジック・ミステリー!
  • 鋏の記憶
    3.5
    物に触れると所有者の記憶を読み取ることができる「サイコメトリー」能力を持った、女子高生の桐生紫。その力を生かして、周囲で起こった四つの怪事件の捜査を手助けすることに。殺人、失踪、家族の秘密……「物」だけが真実を知っている! 傑作ミステリー。
  • 破産宣告
    5.0
    九州は三州市では知らぬものがないほど名の通ったディスカウントショップ阿古商店。その社長阿古義男は従業員用のトイレからペーパーホルダーを外して有料の自販機を設置し、流す水量も自分で設定するほどのドケチな性分。おまけに女好きで数年前は従業員からの脱税告発されるほどのうらみも買っていた。そんな阿古社長の次の標的は阿古商店の折込チラシを製作する広告代理店アドプランだ。例によって制作費の値切りを迫る義男は以前使っていた広告代理店も同様の手口で倒産に追い込んでいた。
  • 橋は死の匂い(電子復刻版)
    -
    天草五橋完工直前、橋梁建設技師が海へ飛込み、自殺をした。その瞬間の写真を新聞で見た恋人の凪子が真相糾明に出かけた天草で、なぜかまた入水自殺をとげた。――6年後、関門橋建設のため奇しくも事件当時の“橋男”たちが集まった。そこで、凪子が遺した謎のメモを頼りに、今度は妹の黎子が真相追及をはじめたが……。橋梁建設にかける男たちのロマンと、地方名士の虚飾の世界を抉る長篇社会派推理。

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  • 榛家の伝説
    4.0
    母から秘密の遺言状を託された瞳美は、涼子と哲文がいる百人浜の館を訪れた。不老不死の秘薬を伝える「榛家の伝説」の行く末は――。『橡家の伝説』の続編。

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  • 疾る標的~臨海副都心ホテル・ジャック~
    -
    臨海副都心でホテル・ジャック発生、多数の宿泊客が人質に! “紛争解決人(トラブルシューター)”紅良人(べによしと)はたった一人で敵に立ち向かっていった。良人はある美術商射殺事件に巻き込まれ、独自に調査を開始、その裏に香港麻薬マフィアの日本進出の影を感じていたが……。敵の狙いは? 東京“大爆炸(ダーバオチャー)”計画を阻止せよ! 現在進行形の世界情勢を正確に分析し、描き切った傑作痛快アクション!
  • 走る密室
    3.0
    マンションの一室で若妻が絞殺体(こうさつたい)で発見された。被害者の夫自身が捕まえてきた容疑者は、なんと16歳の少年だった! しかも2人の共犯者がいて、自白もしているというのだ。少年の母親から依頼を受けた弁護士・朝日岳之助の前に、少年事件ゆえの厚い壁が立ちはだかる! 朝日は彼らの無実を証明できるのか? 少年法の矛盾(むじゅん)に真っ向から斬り込んだ渾身(こんしん)の法廷ミステリー!
  • はじまりのシュークリーム
    -
    瀬棚医師を助けるためにドクターヘリに乗り込む拓人。病院先で、父の声だけでなく母の声までよみがえる。──悪いんだけど、拓人が瀬棚くんを支えてあげてくれる? 拓人の血液と瀬棚医師の適合性。夕凪ファイルの開封。そして成人の18歳の誕生日を迎えた拓人は柚子に。 青春ラブ×サスペンスの第9話。
  • 始まりはジ・エンド
    値引きあり
    3.5
    技巧派で知られる著者がその才をいかんなく発揮した、トリッキーでミステリアスなオリジナル短編集。人生には始まりがあって終わりがある。そして「終わりがあるから始まる」ことがある。『絶縁』『永久に』『引き際』『余命』『陰のコレクター』『彼女のステージ』『死ぬまでにしてほしい五つのこと』の珠玉の7編。
  • はじめて話すけど…… 小森収インタビュー集
    3.0
    各務三郎に海外ミステリの魅力を、皆川博子に本に溺れた子ども時代を、三谷幸喜に理想の〈作戦もの〉とは何かを、法月綸太郎にバークリー作品の真骨頂を、石上三登志にヒーロー論での読み解きを、松岡和子に戯曲を翻訳することの困難さと楽しさを、和田誠にアメリカ文化に触れる喜びを、それぞれはじめて話してもらいました――〈短編ミステリの二百年〉で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をW受賞した評論家による他に類を見ない贅沢なインタビュー集が待望の文庫化。本書では新たに、北村薫に「良き読者」であり続ける秘訣を訊ねています。/【目次】各務三郎「ミステリがオシャレだったころ」/皆川博子「皆川博子になるための136冊」/三谷幸喜「理想の作戦ものを求めて」/法月綸太郎「本格推理作家はアントニイ・バークリーに何を読みとるのか?」/石上三登志「札付きファンのミステリの接し方」/松岡和子「戯曲を翻訳する幸せ」/和田誠「バタくささのルーツを探る」/北村薫「良き作品の良き読者であるために」/あとがき
  • 波上館の犯罪
    3.0
    倉阪氏ならではの驚愕バカミスです。読者の思考を遙かに超えた場所に「仕掛け」られた謎とトリックが持ち味の作風が、本作ではさらにパワーアップ! ページを捲れば幻惑必至の恐るべきミステリ小説です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 蓮見律子の推理交響楽 比翼のバルカローレ
    値引きあり
    4.0
    大学を留年しながらブログやアフィリエイトで小銭を稼ぐ生活を送っていた葉山理久央。ある日突然、天才作曲家蓮見律子の前に引きずり出され、律子から新曲の作詞を依頼される。破天荒な律子に葉山は早々に仕事を辞退しようとしていた。しかし、若き音楽家本城湊人との出逢いが葉山の惰性な人生を激変させる。左手のための旋律の秘密、そして殺人事件。真実を隠す奇しき交響楽が奏でられるとき、蓮見律子の推理が冴える。
  • 支倉事件
    -
    1巻220円 (税込)
    本格派探偵小説家。それぞれ趣向が異なる短編三本を収録。「支倉事件」の容疑者支倉喜平。発端は聖書の窃盗容疑で逃亡、指名手配される。ようやく逮捕するも大変な男だった。取調べで一旦は自供するも裁判で翻す。果たして真実は。恐るべき執念と呪いや脅迫。やがて一大疑獄事件に発展する。実際の事件を基に書かれた作品。「ニッケルの文鎮」学者の家に奉公する娘の一人語り。ある晩、学者が殺される。残されていた遺書に浮かび上がる容疑者、しかし……二転三転し最後のどんでん返しは?「罠に掛った人」失業中の友木は借金返済に行き詰まり、高利貸しの玉島を殺害することを決意する。しかしその矢先偶然にも大金を拾う。その時、妻は玉島を殺害するとの置き手紙が……人生にはいたるところに罠がある。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • ハゼルナ 警視庁テロ対策分室
    3.0
    犯行声明のない爆破事件が発生。犯人の意図が見えずに捜査が難航する中、神保(じんぼ)は新設の〈テロ対策分室〉に異動を命じられる。高校生のときに事故で両親と弟を失い、「なぜ自分の方が生き残ったのか」と罪悪感を抱えたまま爆弾を処理する神保に、上司の春日は危うさを感じていた。しかも今回の爆弾は、日本ではこれまでに例がないほど複雑なものだった。そして、新たな爆弾が見つかる──。
  • 緋友禅 旗師・冬狐堂
    4.0
    1~2巻607~628円 (税込)
    2010年、48歳の若さで亡くなった北森鴻さん。「旗師・冬狐堂」は古美術に造詣が深かった北森さんが精魂傾けて取り組んだ、まさに代表作といえるシリーズです。旗師とは店舗を持たない古物商のこと。旗師・冬狐堂こと宇佐見陶子は、銀座の画廊で見たタペストリーに魅せられ、現金で全作品を買う約束をする。しかし期日になっても作品は届かず、それどころか作者は死に、作品は消えていた――。騙しあいと駆けひきの骨董業界を生き抜く美貌の一匹狼を描く古美術ミステリ、ここに開幕!
  • 狐罠
    4.2
    店舗を持たず、自分の鑑定眼だけを頼りに骨董を商う「旗師」宇佐見陶子。彼女が同業の橘薫堂(きくんどう)から仕入れた唐様切子紺碧碗は、贋作だった。プロを騙す「目利き殺し」に陶子も意趣返しの罠を仕掛けようとするが、橘薫堂の外商・田倉俊子が殺されて、殺人事件に巻き込まれてしまう。古美術ミステリーの傑作長編。(講談社文庫)
  • 肌絵の女
    -
    白いふくよかな乳房には極彩色の蝶。股間には花芯を包み込むように燃え立つ薔薇。近江屋駒吉の妾は「肌絵のお咲」と呼ばれる評判の美女であった―。葵祭りの夜に行方不明になった駒吉の塩漬け死体が、妾宅の裏庭の漬物樽から発見された。警察はお咲を犯人と決め付け、拷問、強姦の限りをつくす。怒れる代言人落合源太郎、濡れ衣をはらせるか。

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  • 裸探偵・雨宮翔
    -
    警察と同等の捜査権限を与えられた「特務探偵」が活躍する世界。その一人である“裸探偵”こと雨宮翔は助手の花子の誘いで訪れたホテルのファッションショーで連続殺人事件に遭遇。超天才金髪美少女警視・七荻ななか始め、超絶ぶっ飛びメンバーによる推理対決が幕を開ける。謎の衣は全て剥ぎ取られた! 真実は既に、丸裸だ!! その時、雨宮の裸探偵たるゆえんが明かされる――!
  • 裸の冬(電子復刻版)
    -
    白骨紅、奇妙な姓をもつ警視庁刑事拝郷樺介の妻が、全裸のまま自宅から何者かに拉致された。『無月夜抄』にわずかに記された幻の錦繍織りに関係があるという。紀元前、シルクロードを東へ逃げた一族があった。幻の古代染色錦繍織りを伝える紅の遥かな祖先だといわれる。そして、紅は性交の絶頂時のみ、右掌に血の葉脈紋様が浮かぶ。拝郷は妻の行方と謎を追って欧州へ飛ぶ。鮮烈ハードロマン。

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  • 八王子七色面妖館密室不可能殺人
    3.3
    倉阪氏ならではの驚愕バカミスです。読者の思考を遙かに超えた場所に「仕掛け」られた謎とトリックが持ち味の作風が、本作ではさらにパワーアップ! ページを捲れば幻惑必至の恐るべきミステリ小説です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 八月十五日に吹く風 改訂完全版
    4.3
    多忙の外務省担当官に上司から渡された太平洋戦争時のアメリカの公文書。そこには、命を軽視し玉砕に向かうという野蛮な日本人観を変え、戦後の占領政策を変える鍵となった報告の存在が示されていた。1943年、北の最果て・キスカ島に残された軍人五千人の救出劇を知力・軍力を結集して決行した日本軍将兵と、日本人の英知を身で知った米軍諜報員。不可能と思われた大規模撤退作戦を圧倒的筆致で描く。
  • 八月十五夜の殺人
    -
    美しい杉苔で有名な尼寺月心庵で、異様な死体が発見された! 毎年八月十五夜に群れをなして現われるという巨大なナメクジが体を覆い、窒息死させていたのだ。男か女か判別できないほどの酷さであった。事故か他殺か? 狂的(ルナティック)な事件に困惑する赤かぶ検事。――やがて、月心庵で次なる犠牲者が!(表題作) 松本に起きる難事件の数々。シリーズの醍醐味溢れる作品集。
  • 八月の降霊会
    3.5
    届けられた一通の手紙。「降霊会のお知らせ」――。すべてはそこから始まった。富士山麓の山荘に集められた一見何の接点もない人々。降霊会、それは単なる娯楽でしかないはずだった。しかし、霊媒師の口から出てきたのは、誰も知るはずのない招待客の秘された過去。死体、人骨、異様さを増していく山荘。降霊会に絡んだ忌まわしき意図とは? 招待客の点が思いもよらない線で結ばれた時、すべての謎が明らかになるサスペンスフル・ミステリ!
  • 八月の血と唇~無法戦士・雷神5~
    -
    大学教授・能勢高利は核爆弾の原料である〃悪魔の物質〃プルトニウム239が、密輸されるという情報をソウルでつかんだ。が、彼は帰国後、謎の転落死を遂げた……。〃雷神〃こと北川雷三は政府首脳から密輸組織の全滅指令を受ける。雷三を待ちかまえる最新殺人兵器の縦列、ロシア・マフィアとの凄絶な戦い! そして甘い罠! 巨悪に立ち向かう好評〃雷神シリーズ〃第5弾。
  • 八月の魔法使い
    3.9
    洗剤メーカー・オニセンの役員会議で、報告されていない「工場事故報告書」が提示され、役員同士が熾烈(しれつ)な争いを始めた。同じころ経営管理部員の小林拓真(こばやしたくま)は、総務部の万年係長が部長に同じ報告書を突きつけるのを目撃。たまたま役員会議に出席し騒動に巻き込まれた、恋人の美雪(みゆき)からのSOSも届く。拓真は限られた情報だけで“存在してはいけない文書”の謎に挑む!

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  • 八月のマルクス
    3.4
    レイプ・スキャンダルで引退したお笑い芸人・笠原雄二。今は孤独に生きる彼を、元相方の立川誠が5年ぶりに訪ねてくる。だが直後、立川は失踪、かつてスキャンダルを書き立てた記者が殺された。いわれなき殺人容疑を晴らすため、笠原は自分の過去に立ち向かう。TV・芸能界を舞台に描く、第45回江戸川乱歩賞受賞作。
  • 八月は冷たい城
    3.7
    夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。
  • 八号古墳に消えて
    3.1
    考古学の権威・浅川教授の遺体が大阪・八尾の遺跡発掘現場で見つかった。体内に残された土の成分から、別の場所で殺された後に運ばれたことが判明。 考古学関係者の犯行が疑われ始める。捜査に乗り出したのは大阪府警の名物刑事、「黒さん」こと黒木と「マメちゃん」こと亀田の“黒マメ”コンビ。 やがて、浅川の裏の顔が明らかになり始めた矢先、またしても発掘現場で不可解な死が。手がかりは、失踪した研究者が残した写真。 そこには謎の古墳壁画が写されていた。能天気だが、やるときはやる二人組が学界の闇に隠された真相に迫る!
  • 八号古墳に消えて
    3.7
    1巻605円 (税込)
    《黒川博行警察小説コレクション》 大阪の遺跡発掘現場で、崩れ落ちた土砂の下から大学教授の死体が発見された。事故かと思われたが、死体の気管と食道から採取された泥は現場のものではなかった。警察の捜査が始まると間もなく、別の遺跡発掘現場で謎の墜死事件が……。大阪府警の二人の刑事、通称“黒マメコンビ”が、遺跡発掘と大学のポストを巡る連続殺人事件に挑む!〈大阪府警捜査一課〉シリーズ、第三弾!

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  • 八人目の敵(電子復刻版)
    -
    新進作家の鯉沼淳は、雪まつりで訪れた十日町の温泉宿で中年男の死体を発見した。翌日、上山田温泉に向う鯉沼は、突然、若い女に同行を求められる。女は中年男の連れだったが、なぜかその翌朝、鯉沼の前から忽然と姿を消してしまったのだ。帰京して女の行方を捜すうち、鯉沼は思いがけない事件に巻き込まれてゆく。彼の前に女が姿をあらわすたびに、彼は窮地に立たされるのだ。果して女の正体は何か?

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  • 鉢町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵
    3.4
    弓道部、漫画部、学園際、修学旅行……美しい被写体を追い求める写真部・有我遼平の周りには難事件が続発。しかし、正体不明の女生徒は事件の真相をことごとく言い当てる。探偵少女と写真少年の推理と恋の推理劇。
  • 八角関係
    3.0
    1巻2,200円 (税込)
    「四次元の密室」など意欲的な謎を盛り込んだ、作者不明の知られざる本格探偵小説が雑誌連載から72年の時を経て初の単行本化 !
  • 裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬
    4.4
    1~2巻1,222~1,426円 (税込)
    「プログラマーという人種はですね。他人とともに、自分も信じない人間なんですよ」 やる気なさげなプログラマー探偵、鹿敷堂(かしきどう)登場! 安藤裕美は20代で起業し、腕のよいプログラマーを企業に斡旋している。 裕美の猛烈な営業で業績は順調に拡大していたが、そこに大事件が発生! 自分の会社が送り込んだプログラマーが、取引先企業の持つ個人データ5万人分を 暗号化して使用不能にし、そのデータの「身代金」を要求してきたのだ。 事件が知られれば、取引先どころか、自社の存続も危うい。 悩む裕美は、自社への出資者から補佐役として奇妙な青年を紹介される。 それが鹿敷堂(かしきどう)桂馬だった。 「僕は探偵でもなんでもありません。ただのプログラマーです」 タイムリミットは2日間。2人は事件を解決できるのか。 「僕にできるのは、デバッグぐらいですね」 2016年の松本清張賞を僅差で逃したものの、選考委員の熱い支持をうけて異例のデビュー! 「探偵役の鹿敷堂がいいキャラクターなので、シリーズ化に挑戦してほしい。 プログラマーの世界をもっと読みたいという意見は(選考委員)全員一致した」 (石田衣良氏・選評より) 「働くひとたちへの熱い応援の気持ちと、社会やシステムへの疑問と怒りが作品に こめられていて、とても胸打たれた。しかしそれだけではなく、登場人物が魅力的で、 読んで楽しい小説! おすすめです!」(三浦しをん氏) 現役プログラマ、ゲーム作家として活躍してきた著者による超一級のエンターテイメント小説。
  • 白虹
    4.0
    警察官時代に起きた悲劇的な事件の記憶から逃れるかのように、毎年夏の間だけ山小屋でアルバイトをする五木健司。「辞職しなければ、いい刑事になった」と惜しまれる五木はある時、名頃という男を救助したことから、殺人事件に巻き込まれてしまう。名頃が恋人・裕恵を殺し、自分も死んでしまったというのだ。事件現場となった群馬県・長沢山を訪れ、そのまま山小屋へと入ることでその事件を忘れようとした五木の元に、裕恵の手帳と、裕恵の父からの「すまなかった」というメッセージが届けられる。1週間の約束で山を下り、東京へと戻った五木は、1枚の山の写真を手掛かりに、5年前に起きた事件へとたどり着くが……。複数の事件が絡み合い、幾重にも張り巡らされた罠に気づき、事件の真相へとたどり着いた後に、五木が見たものは……。拭い去れない過去にとらわれ続けてきた五木に、救いはあるのか――。本格ミステリの名手による、傑作山岳ミステリ!

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  • 八甲田山殺人事件
    4.0
    有名ニュースキャスター観崎真次郎の娘・亜沙子が、東京都内世田谷区二子玉川に建つ、築30年を越す木造アパートで遺体となって発見された。彼女は、張られた水に氷がびっしり浮かんだ状態の浴槽内で、氷漬けになって死んでいたのだ。部屋の借主は亜沙子の恋人で、人気ファッションモデルの小嶋英介と判明した。しかし、亜沙子の住まいは都内豊洲の高層マンションで、実際にアパートの部屋に住んでいたのは、大家の証言によると「色が黒くて小柄で地味」な女性らしく、亜沙子の容貌とはまったく符号しない。事件後に行方不明となった英介の関与が疑われたが、数日後に彼も青森県・八甲田山中で、雪に埋もれ無残な姿で見つかった。亜沙子も英介も、誰からも好かれる人柄のよさで知られ、怨恨による殺人とは考えにくい。事件現場に残された「八戸ノサトニカエル」という謎めいた落書きや、郷土玩具の鳩笛を手掛かりに、警視庁の志垣警部と和久井刑事ら捜査陣は、青森の秘湯へと向かった……。
  • 八甲田山死の誘い
    4.0
    1巻682円 (税込)
    明治35年、吹雪の八甲田山で、訓練中の部隊が遭難事故を起こした。死者199名。世界の山岳遭難で最悪の事故である。 その事故の現場に挑もうと、一組のパーティが八甲田山に入った。 その日もやはり吹雪だった。そして彼らもまた、遭難してしまった。 4人のパーティが遭難し、3人が死亡。しかも、生き残ったひとりが帰途の車中で殺害されてしまう。凶悪でありながら謎の深い山岳事故の真相に、警視庁捜査1課の白鳥刑事と月村巡査コンビが迫る!
  • 白骨樹林
    -
    北海道の自衛隊局地医学研究所から九州へ超極秘の物体を運ぶ――それが老諜者・叶捨吉に与えられた使命だった。敵はCIAとKGB。困難の果てに、叶はその物体を手に入れたが、そのとき早くも敵影が……。一方、妻と娘を惨殺した犯人を追い求める正岡は、事件の背後にその物体がからんでいることをつきとめた。超極秘のその物体の中身は、一体、何なのか?国家機密をめぐって展開する男の死闘!
  • 白骨の処女
    3.5
    乱歩世代の最後の大物の、気宇壮大な代表作。謎が謎を呼び、クロフツ風のアリバイ吟味が楽しめる、戦前に発表されたまま埋もれていた、雨村探偵小説の最高傑作。
  • #柚莉愛とかくれんぼ
    3.6
    ネット炎上―― 誰もが当事者になりうる戦慄のSNSサスペンス! 第61回メフィスト賞受賞作、ついに文庫化! 3人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。 メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。 ある日マネージャーの提案で動画配信ドッキリを実行し、ファンの混乱がSNSで広がっていく。 騙されたファンの怒りの矛先はマネージャーや事務所ではなく柚莉愛本人に向かってしまい――。
  • 発信人は死者
    2.5
    カメラマン・野口浩介の無線機に、五日前からきまって午前二時になると、弱々しい救難信号が送られてきた。謎の信号を調査すると、それは、旧日本海軍の暗号で、三十二年前に沈没した潜水艦・伊号五〇九からのものだった。そして元海軍中佐の奇怪な死! 真相を追って野口らは南海の島へ向かう。著者会心の海洋ミステリー。

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  • 八方尾根殺人事件
    3.0
    1巻682円 (税込)
    北アルプスで起きた2件の遭難死亡事故は、殺人ではなかったかとの投書が、長野県警刑事部「特殊犯罪捜査室」に寄せられた。 捜査をはじめてみると、明らかにおかしな点が出てきた。 同じ人物のパートナーが遭難していた。 彼らは、親しいつきあいをしていたわけでものに、北アルプスに向かったのだ。 これは事故なのか、事件なのか。刑事たちの地道な捜査がつづき、少しずつ真実が明らかになっていく。 驚愕の結末は、予想できないものだった。
  • 発現
    3.6
    1巻792円 (税込)
    累計100万部突破「八咫烏シリーズ」のベストセラー作家・阿部智里が、構想3年、満を持して書き下ろした最新長編小説。 平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。真相を求めて近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。運命に導かれるようにしてたどり着いた先に待ち受けるのは、光明か絶望か。 鬼才・阿部智里の圧倒的な筆力と壮大なスケール感で、ジャンルをクロスして描く渾身作!
  • 初恋ソムリエ
    3.9
    廃部寸前の弱小吹奏楽部を立て直し、普門館を目指す高校2年生の穂村チカと上条ハルタ。吹奏楽経験者たちに起きた謎を解決し入部させることに成功していた2人だったが、音楽エリートの芹澤直子には断られ続けていた。ある時、芹澤の伯母が高校にやって来た。「初恋研究会」なる部に招待されたのだという。やがて伯母の初恋に秘められた、40年前のある事件が浮かび上がり……。(表題作より)“ハルチカ”シリーズ第2弾!
  • 「初恋の湯」殺人事件
    3.0
    初恋の思い出をつづるイベントに参加したのを機に、島崎藤村ゆかりの小諸の温泉に出かけた志垣警部が、謎めいた殺人に遭遇! 多数のりんごを浮かべた風呂に青年が沈み、嫌疑はふたごの姉妹にかけられた。謎の「りんご殺人」は、ふたごの姉妹が犯人なのか? 事件を担当する杉山優花刑事は、出産退職まであと6日。奮闘する彼女を助けるため、志垣が全力で立ち上がる!
  • 初恋は坂道の先へ
    4.0
    小学校の教師をしている25歳の研介。ある日、恋人の品子に一冊の本が届くと、彼女は失踪した。本の贈り主は品子が以前話していた「忘れられない初恋相手」なのか? 場面は変わり、中学2年生のしなこは敬愛する小説家、日向の家に通っていた。日向には、海人という不登校の孫がいる。彼は本をばらばらにする謎の行動をしており、その取っつきにくい性格に初めは馴染めなかったが、徐々に交流を深めていく。 〈選考時のコメントより〉 ●僕はこの物語を読んで感じた気持ちを形容する言葉を知りません。ただただ、ジタバタするほど面白かった。そして泣いていました。この物語が大好きだと世界中に叫びたくなりました(35・男・書店員)  ●どこにでもいる、特別に何か持っているわけでもない登場人物、なのに一人一人が生き生きとしていて、しっかりと心に残る(32・女・書店員)  ●『本』というものは、人を結びつけたり人の心を救ったりするすごいものだということが、まっすぐ書かれていて嬉しくなりました(36・女・書店員)  ●ありきたりな恋愛ものかと思いながら読んでいたら見事にだまされた。辻村深月や朝井リョウを最初に読んだ時を思い出した(28・男・書店員)  ●それぞれの世代がそれぞれの視点で風景を見つめ、生きている。眼差しが優しく、未来が明るく感じられた(36・女・公務員)  ●読み終えた後に、不器用な自分を少しだけ好きになれた気がする。(29・男・販売業)  ●やられた!と声に出してしまいました。私も小説を読んで励まされ本のおかげで出逢えた人もいます。感情移入して夢中で読んでしまいました(18・女・高校生) 第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞作に、文庫化にあたり短編「かなたの小説」を収録。
  • 初恋よ、さよならのキスをしよう
    4.0
    柚木草平は元刑事でルポライター、別居中の妻とのあいだに小学生の娘が一人、時には探偵の依頼もこなす。不思議といい女に縁がある。ある日草平は、スキー場で高校時代の初恋の人、卯月実可子(みかこ)に出くわす。そして……、実可子の姪・佳衣(けい)が、草平に実可子の謎にみちた死を告げた……。人気の柚木シリーズ第2弾。
  • 初恋よ、さよならのキスをしよう 柚木草平シリーズ2
    3.4
    1巻550円 (税込)
    娘と訪れたスキー場で、柚木草平は高校時代の初恋の女性・卯月実可子と二十年ぶりに出会う。以前と変わらない美貌のまま、雑貨店オーナーとして活躍していた彼女が、再会後まもなく何者かに殺害される。実可子の姪から事件の調査を依頼された柚木は、高校の同級生を順に訪ねていくが……。高校時代の懐かしい思い出とともに、次第に明らかになる事件の真相。青春のほろ苦さと、初恋の切なさが秀逸な“38歳”の青春私立探偵シリーズ第2弾。

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  • 果てなき死線
    -
    1巻682円 (税込)
    平凡な男が、暴力団組長の娘の誘拐を企てた。 ごく少額だった闇金融での借金が法外な利息によって膨れ上がり、家をとられ、妻は自殺し、娘二人も苦界に沈んだのだ。 サラリーマンだった男の目的は、復讐あるのみ。それこそが、ひとり残された夫・父としての存在証明となるのだ。組長の娘の誘拐に成功したものの、その現場には、かつて三木の組に籍をおいていた馬場豊が犯行を目撃していた。その馬場もまた、組長への憎悪に燃えていた。 交わるはずのない二人に、復讐という同じ目的から奇妙な友情が芽生えていく。心にしみるバイオレンス!
  • 涯の鷲
    -
    死神シリーズ第6弾。伊造組長が朝日岳で人妻との青空性交(セックス)を愉しんでいるさなか、飛来したヘリから狙撃され、わけもわからず伊造は逃げた。だが理由はあった。登山道で男とすれちがった。その男が、伊造のザックにマイクロフィルムをしのばせたのだ。フィルムを争奪する陸幕の二つの工作チーム。背後には大国の諜報組織がからむ。伊能と中郷の死神コンビが動きだし、死屍累々の殺戮戦の幕は切って落とされた。ハードロマン巨篇。

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  • 鳩の撃退法 上
    3.7
    小説名人による名作中の名作ついに文庫化! 夢枕獏さん、京極夏彦さん、奥泉光さん、筒井康隆さんら選考委員から圧倒的な評価を受けた、第6回山田風太郎賞受賞作! 山田風太郎賞の受賞からおよそ2年後、著者は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞したが、関係者のあいだでは本作が直木賞でも――といった声も出ていたという。 連載に3年を要した本作は、著者本人も「墓碑銘にしたい」「思い残すことはないくらい、本当に集中して書いた」と語る、まさに渾身の作品です。 【ストーリー】 かつて直木賞も受賞した作家・津田伸一は、とある地方都市で送迎ドライバーをして糊口をしのいでいた。 以前から親しくしていた古書店の老人の訃報が届き、形見の鞄を受け取ったところ、中には数冊の絵本と古本のピーターパン、それに三千枚を超える一万円札が詰め込まれていた。 ところが、行きつけの理髪店で使った最初の一枚が偽札であったことが判明。 勤務先の社長によれば、偽札の出所を追っているのは警察ばかりでなく、一年前の雪の夜に家族三人が失踪した事件をはじめ、街で起きる騒ぎに必ず関わる裏社会の“あのひと”も目を光らせているという。 こんな小説アリなのか! 小説表現の臨界点を超えた、まさに先が読めない展開――かつてない読書体験を約束します。存分にお愉しみください。 ※この作品は過去に単行本版として配信されていた『鳩の撃退法』 の文庫版となります。
  • 破道 男の詩
    値引きあり
    -
    1巻474円 (税込)
    暴力団殲滅に向け兵庫県警の動きが活発化する中、神侠会では会長の跡目争いが激化していた。中堅の美山や藤堂が組織結束へ立ち上がるも、藤堂の腹心が射殺される。藤堂は美山に近い幹部の犯行と睨み、復讐に走る。だが全ては神侠会瓦解を狙う県警本部長の策略だった……。極道と警察、各々の世界で貪欲に出世を目指す男たちが疾走する傑作長編。
  • 波動の彼方にある光
    4.0
    日本の海を守る海上保安庁。溺れた海水浴客の救助、大型タンカーの転覆事故や麻薬の密輸阻止など、その任務は多岐にわたる。特殊救難隊に配属された舷太は「大型新人」と期待されていたが、出勤要請がなく燻っていた。舷太を悩ます「海苔網事件」とは!?(『シロウト・トッキュー』)急病人搬送のために台風で孤立した離島に向かうが、ヘリポートが崩壊。パイロットは過去の事案を思い出し、信じがたいポイントに着陸を試みる(『コネクテッド』)。陸では予想もつかない波乱と日々対峙する海上保安官。拍手喝采の勇姿を描いた5編を収録。
  • 花曇り
    -
    囲碁のタイトル位にまつわる因縁の対決(「花曇り」)、テレビ局の女子清掃員に降りかかる受難(「クリーン・スタッフの憧憬」)、ビンゴというピンボール風のめずらしいゲーム機が呼び起こす青春の一幕(「三十年後」)など、ひねりのきいた意想外の結末と情味あふれるミステリー短編集。
  • 花言葉は死
    -
    モデルガンは私と同じだ。限りなく本物に近いが、本物ではない。そんな私のところに、3ヵ月ぶりに家出人捜索の仕事が舞いこんだおかげで、私・秋津慎平は私立探偵をやめないですむ。妻への慰謝料も養育費も滞りなく払え、サントリーの白を購入でき、愛人・京子のアパートへも行け、モデルガンの組立てに精を出すこともできる。だが、捜索をすすめるうち、若い女の死体と有名芸能人の醜聞という流れになり、話は凄愴の色に染まっていった……。軽妙な語り口で地獄を描く傑作アクション・ミステリー!
  • 花咲舞が黙ってない
    4.3
    その日、東京第一銀行に激震が走った。 頭取から発表されたライバル行との合併。 生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。 隠蔽工作、行内政治、妖怪重役……このままでは我が行はダメになる! 花咲舞の正義が自行の闇に切り込む痛快連作短篇 ****** 2024年4月 今田美桜さん主演でドラマ化されました!
  • 花咲く街の少女たち
    4.1
    1巻2,090円 (税込)
    十七歳の翠は浅草生まれ。私娼窟の玉の井で育ち、流れ流れて京城(現在のソウル)に来た。養父の口利きで、国語教師の家に世話になりながら女学校に通うのだ。下宿先には同い年の朝鮮人のお手伝い、ハナがいた。翠がなかなか彼女と距離が縮められずにいたところに、ハナの弟が行方不明になるというできごとが起こる。その日のうちに弟は無事に見つかるが、そんなことから翠とハナの間の日本人/朝鮮人の垣根が開いていく。そして翠には京城を訪れるひそかな理由があった。
  • 花園の迷宮
    -
    1巻495円 (税込)
    第32回江戸川乱歩賞受賞作品  横浜の遊郭に2人の少女が売られて来た。飢えと不景気の昭和初期、歓楽の町に投げこまれた2人を、死と、恐るべき秘密が待っていた。  娼家を次々と襲う殺人事件、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが、巧みな展開と伏線、意表をつく結末で余すところなく描かれる、江戸川乱歩賞受賞の傑作推理長編。 ●山崎洋子(やまざき・ようこ) 1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
  • 花束に謎のリボン
    3.3
    私、桜井智花が働く花屋には、時々不思議なお客様がやってきます。渋い色合いの花束にまるでそぐわない派手なリボンを選ぶ男性。アマリリスの歌の歌詞をたずねにきた男の子……。そんな小さな謎を一緒に暮らす小説家の嘉信さんに話すと、彼は意外な推理を語り始めるのです。それが、素直にうなずけない話ばかりで──。ほろ苦くて、でも温かい、連作恋愛ミステリー。
  • 花髑髏
    3.9
    名探偵由利先生のもとに突然舞い込んだ差し出し人不明の手紙、それは恐ろしい殺人事件の予告だった。指定の場所へ急行した彼は、箱の裂目から鮮血を滴らせた黒塗りの大きな長持を目の当たりにするが……。
  • 花ならアザミ
    4.0
    湯原直子がある邸から持ち帰った稀覯本(きこうぼん)は、直子の勤める古書店の客・磯部の蔵書から消えた品だった。驚いた直子がその邸を再訪すると、もぬけの殻。住人も家具も花壇もすべて、1日だけのトリックだった。誰が、何のために? 1冊の古書の謎が、やがて過去の惨劇を明るみに出す。練達の筆で描く出色サスペンス。
  • 華に影 令嬢は帝都に謎を追う
    3.9
    明治三十九年、帝都東京。千武男爵家の令嬢・斗輝子は、書生の影森怜司を供に、政府重鎮の黒塚伯爵家で行われた夜会に当主である祖父の名代として出席した。しかし夜会の最中に黒塚伯爵が何者かに毒殺されてしまう。不当な疑いをかけられた千武家の名誉のため、斗輝子と怜司は事件の真相を調べ始める。だが、その裏には身分に縛られ、ままならぬ生き方を余儀なくされる人々の大きな秘密があった。すべての真実を知ったとき、斗輝子は――。勝ち気な華族令嬢と怜悧な書生、対照的な二人による明治謎解き譚。 ※本書は2014年、幻冬舎文庫より刊行された『帝都東京華族少女』を改題し、大幅に加筆修正したものです。
  • 花に三春の約あり(電子復刻版)
    -
    明鏡流杖術の名手・逢魔紀魅は、死の床にある母・麻紀子から父の消息を知らされた。暗殺船〈レグルス号〉――東西両陣営に最も危険視されたクルーザー武装団のキャプテン・アキバが父だというのだ。同じ頃、暗殺船は某国政権転覆を請け負い、インド洋上にあった。そのアキバに、紀魅失踪の報がもたらされた……。血染めの海岸に凌辱の嵐ふくハードロマン巨篇。名作「峠に棲む鬼」続篇。

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  • 花の鎖
    4.2
    驚きのラストが胸を打つ、感動のミステリー。 両親を亡くし、愛する祖母もガンで入院中、さらに講師として働いていた英会話スクールが破綻し金銭的に困っている梨花。 建設会社で働いていたが、伯父夫婦のすすめで営業職の和弥と結婚した美雪。 公民館で水彩画教室の講師をしつつ、和菓子屋でバイトをしている紗月。 そして、3人の女性の人生に影を落とす謎の男・K――。 大ベストセラー「告白」でのデビューから進化し続ける作家・湊かなえが放つ、感動のミステリー。 中谷美紀、戸田恵梨香、松下奈緒でドラマ化もされ、話題を呼んだ傑作。 ※この電子書籍は2011年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 花の証言 弁護士 朝吹里矢子
    -
    藪原法律事務所の居候弁護士になって三年目、朝吹里矢子は同じ事務所内ながらも独立をはたした。一か月後、最初の依頼人が訪れた。兄が自宅で死亡し、嫂が過失致死容疑で逮捕されたという。過ってブロンズ彫刻が本棚から落ちたらしい。残された一人息子を案じて、嫂の処分軽減を求めてきたのだ。里矢子には、投げやりな被疑者の態度と言葉が信じきれない。が、共働きの家庭環境の裏に事件の真相は潜んでいた。本格推理集。
  • 花のたましい
    4.0
    映画『花まんま』の世界を広げるスピンオフ 直木賞受賞作『花まんま』から20年、映画から魂を吹き込まれた新たな感動作! 本書は映画『花まんま』(2025年4月25日公開予定)のサイドストーリー。 登場人物の背景にある「もうひとつの物語」を、 原作者ならではの視点で描き出し、映画のその先の世界へと、 読者をいざないます。 ~映画から生まれた4つの物語~ 「花のたましい」 … 見えない明日を懸命に生きる駒子と智美。はかなくも美しい友情の行く末。 「百舌鳥乃宮十六夜詣」 … 幼少期の不思議な体験を昭和の世相に重ねて描くノスタルジック・ホラー。 「アネキ台風」 … こわれかけた家族をパワー全開で再生しようとする肝っ玉アネキの奮闘記。 「初恋忌」 … 人生の終わりを予感した男の身に起こる、小さな奇跡。感涙必至の好篇! 泣いて、笑って、幸せに。
  • 花の寺殺人事件
    -
    宇治平等院の藤棚の下で出会った男との結婚を夢みたハイミス。だが、彼女の前途は決してたやすくはなかった。藤、芙蓉、彼岸花、桜、菊、石楠花、月下美人、桔梗などで知られる京都の古刹を舞台にして、トリックの女王がはなやかに展開させる、本格ミステリーの出色連作集。
  • 花野に眠る
    4.0
    れんげ野原のまんなかにある秋葉図書館。ゆったりした時間が流れるのどかなこの図書館でも、季節はうつろい、新人司書・文子の仕事ぶりも板についてきた。そんななか、図書館のお隣の日向山から驚くようなものが発見され、大騒ぎになる。なんでここに埋められていたの? 気になって仕方ない文子は、真相究明に乗り出す。だけど、謎はそればかりではない。図書館の利用者が持ち込むちょっとした謎は、絵本にお菓子に料理に……と実にさまざま。本の力、そして頼もしい先輩司書たちの力を借りて、文子はすっきり解決! となるのやら。すべての本好き、図書館好きに捧げるやさしいミステリ。/解説=青井夏海
  • 花の棺
    3.5
    華道・東流の小川麻衣子が毒殺された! 京流の久条麗子とともに、華道界をになうホープだった彼女こそ、名探偵・キャサリンが華道を習うはずの人であった。真相を探るうち第二の殺人が……。巨大な女の帝国の、裏面に渦巻く、醜さ、欲望、そして殺意! 舞台は京都。大胆なトリックが冴えわたる、傑作推理小説。
  • 花の復讐
    -
    1巻495円 (税込)
    その殺人トリックを暴いたのは現場に残されていた花だった!  花や鳥や虫……これらには人間の常識では推し量れない鋭敏な感覚と不思議な習性がある。そして人間がこれら自然界の生き物をまったく無視し去るとき、見事に人間は裏切られるのだ。技巧派の俊才が、小さな生物たちを鮮やかな論理のなかに散りばめ、澄明な文体で描き上げた異色のミステリ短編集。 *黒い葬列 *雲雀はなぜ殺された *花の復讐 *あじさいが知っている *朝に散る *蜂と手まり ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 花の埋葬 24の夢想曲
    -
    ひとは夢の中でさまざまなものを思い描く。生と死、愛と憎、肉体と精神、官能と苦痛、永遠と瞬間、安心と恐怖。あるときは縛られ閉じこめられ、あるときは解き放たれる。亡くなった家族や友人たちの思いが私を圧迫したり、癒したりする。そんな不条理で豊穣な「夢の世界」を確かな筆致で描く。自らの夢をもとに紡いだ24編のショート・ストーリー。
  • 花の骸
    3.0
    青森から上京してきた出稼ぎ三人組のひとりが、何者かに殺された。金に困り仲間三人で強盗に入った邸宅で、殺人を目撃してしまったせいだった。その数ヶ月前、三人はある邸宅に政財界の大物たちが訪れるのを知る。調査を進めるうちに、大がかりな汚職事件につながっていき――!?
  • 花のもとにて
    -
    1巻495円 (税込)
    林田吾郎とよし子は幼な馴染であった。そしてよし子には、忘れられない男でもあった。だが、夏休みに帰郷して、両親に結婚の許可を得ようという手紙を最後に、彼は消息を絶った。……そして三十年。京都の老舗旅館『あや乃』の庭の片隅で、毎年ひっそりと花を咲かせるニドザクラ。一本の木に一重、八重、二段咲きと三通りの花が咲く、伝説の桜に隠された謎とは?(「花のもとにて」)  四つの短篇と五つのショートショートからなる作品集。 Ⅰ(短篇)  ロビニア通り三番地  道に迷ったアリス  花のもとにて  乾杯! Ⅱ(ショートショート)  われてもすえに  はなぞむかしの  とおきにありて  あつきちしおに  うつつに思いて ●斎藤澪(さいとう・みお) 1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
  • 花冷えの都パリ
    -
    1巻275円 (税込)
    商社マンから予備校講師への半生を終えた中尾は、学生時代のサークル仲間を訪ねてパリ観光をした。日本映画の斜陽に嫌気した佐竹は渡仏しパリの独立プロでしがないドサ回り暮し、想い人だった清子は佐竹と別れ、シャンソン酒場オーナーと結ばれていた。清子と再会し気兼ねなくモンマルトル観光を一緒したが別れの辛さに涙がこぼれた。翌日、カタコンブの骸骨壁を見物し公園で憩って物乞いのピエールと知り合ったら同じ温泉町別府がルーツと判ったが、彼は正体不明の幽鬼のようだった。
  • 花舞台殺人事件
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    1巻671円 (税込)
    大衆演劇出身の人気俳優・鈴鹿進一郎はかつての兄貴分、姫川初太郎の座長旗揚げ公演に参加のために大分県日田に向かっていた。途中、福岡県飯塚で公演中の香椎研二郎一座を尋ねたことから、連続殺人事件に巻き込まれる。 予告された香椎座長殺害がその日のうちに実行され、翌朝尋ねた姫川の瀕死の状態にまで遭遇する。二つの殺人事件現場にいたことから鈴鹿は福岡県警の警部・久住院から疑われる。 香椎の娘で一座の女優・希代美、謎の女・城ケ崎淳子がからみ事件は複雑化していく。著者の初期旅情ミステリーの力作。

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