博物館のファントム 箕作博士の事件簿

博物館のファントム 箕作博士の事件簿

616円 (税込)

3pt

自然史博物館で働くことになった女性新人分類学者・池之端環。植物標本の整理を命じられ、未整理の標本や資料が大量に詰め込まれた旧館「赤煉瓦」に足を踏み入れた環が出会ったのは、そこに棲みつくファントムこと変人博物学者の箕作類。「どんなものも絶対に捨ててはならない」が口癖の箕作と、片付け魔の環のでこぼこコンビが、博物館で起こるさまざまな事件の解決に動き出す!

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博物館のファントム 箕作博士の事件簿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    国立科学博物館には特別展ごとに足を運んでいる。今年の夏は福井の恐竜博物館に行って、化石発掘体験をして、化石クリーニングを見学した。私自身詳しいわけではないけれど、「専門家」に憧れがあるから読んでいて楽しかった。
    剥製や鉱物、化石、「昆虫展」で見た標本、「氷河期展」で知ったデニソワ人のことが出てきた。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    博物館が好きなので裏側等知れてうれしかったり、新しい知識が増えて楽しい作品だった!宮沢賢治の鉱物について、ナス科の植物について、オオカミのお話、昆虫館の行方、どの事件もおもしろくてあっという間に読んでしまった。読書することでさらにもっと他に興味が湧くことって良いなぁ思う、大好き。

    0
    2025年07月30日

    Posted by ブクログ

    無さそうだけど有りそうな、有りそうだけど無さそうな博物館の裏庭を散策したような気分になれる不思議な物語。数々の事件を通して、環が箕作の有能なパートナーに成長を遂げるどころが面白かった。
    個々の事件の中では、藍を継ぐ海の中でも取り上げていた、ニホンオオカミについての話と、異人類たちの子守唄が特に好きで

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    再読。伊与原新さんらしい科学の蘊蓄満載。癖あり探偵のライトミステリ。事件の真相の陰にドラマ性がありとても好みの作品でした。続編希望です。

    0
    2023年07月21日

    Posted by ブクログ

    お仕事ミステリの中には職業がただの背景になってしまったり、キャラクターの色づけだけでミステリ部分に何ら関与しないものも多いが、これは博物館だからこそのキャラクターと物語とミステリとなっている。
    蘊蓄ミステリとしても面白い。キャラクター小説としても面白い。博物館という空間の魅力も面白い。

    0
    2020年11月04日

    Posted by ブクログ

    伊与原さんの作品を読むと自分の日々の世界からは離れているものの、人との関わりの不思議さを感じることができてホットします。
    この作品は、仮想「国立科学博物館」が舞台になっているのは明らかで、あの場所の入ることができない場所に、どのようなものが収められているのか、そこで働き、日々研究にいそしむ人たちがど

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    伊与原新さんの科学エンターテイメントユーモアミステリーですね。
     池ノ端環は、ひょんなことから『国立自然史博物館』に職を得て、1ヶ月。まだ自分の職場をよく理解しているとは言えない。
     環の所属は、植物研究部の「多様性解析グループ」だ。だが環は、学生時代を含め、植物そのものを使って研究した経験がない。

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    アカデミックな雰囲気が漂い、淡々としながらもどれも興味深い短編たちだった。
    続きがあるような終わり方だったので、早く読みたい。

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    それぞれの謎解きも楽しかったけど
    ナス科魅入られている博士をベラドンナとか
    キノコマンやスパイダーマン 
    レアメタルマンもいる 
    みんな自分の分野に特化している変人ばかり 
    面白かったです

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    数学とプログラミングが専門分野の主人公環が、博物館に勤め始めるところから物語が始まる。
    変わり者のファントムこと博物学者箕作との凸凹コンビが、博物館で起こるちょっとしたミステリーを解決していくのだが、それぞれの話に鉱物、植物、動物、化石、昆虫、地学、人類学とこれでもかと色んな知識を得られる物語が多い

    0
    2025年08月22日

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