作品一覧

  • 消えたダイヤ
    3.0
    1巻660円 (税込)
    北陸・敦賀湾の海難事故でダイヤモンドが忽然と消えた。その消えたダイヤをめぐって、若い男女が災難に巻き込まれる。最期にダイヤにたどり着く者は、意外な犯人とは?傑作本格ミステリ。
  • 白骨の処女
    3.5
    1巻880円 (税込)
    乱歩世代の最後の大物の、気宇壮大な代表作。謎が謎を呼び、クロフツ風のアリバイ吟味が楽しめる、戦前に発表されたまま埋もれていた、雨村探偵小説の最高傑作。
  • 猿猴 川に死す(小学館文庫)
    -
    1巻627円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 釣り愛好家の間で密かに読み継がれてきた幻の釣りエッセイ、森下雨村著『猿猴 川に死す』の完全復刻版。敏腕編集長の職を捨て、52歳で故郷高知・佐川町に帰り、以降無名の一釣り師として生きた森下雨村は、地元の人々との交流を簡潔で美しい文章にまとめた。雨村の死後、この遺稿が見つかり、友人や家族の奔走もあってようやく世に出たのが本書である。
  • 釣りは天国(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 雑誌『新青年』の編集長として、江戸川乱歩や横溝正史など多くの才能を育て、自らも人気作品を書いた名編集者森下雨村。52歳の若さで故郷・高知へ帰り、半農半漁の生活を楽しみながら地元の人々との交流を珠玉のエッセイにまとめた雨村。人生を二毛作ととらえ、過去の栄光にすがることなく自然体で生涯を終えた雨村の、質素にして贅沢な生き方は、目前に迫る大定年時代にも通用する普遍的な選択に違いない。
  • 猿猴 川に死す 岳洋社刊
    -
    1巻1,320円 (税込)
    著者は「新青年」編集長として大正~昭和初期に江戸川乱歩、横溝正史らを発掘し、推理小説という分野を根づかせた陰の功労者。 後年、郷里の高知県へ移り、晴耕雨読ならぬ晴釣雨読といった生活の中から、釣り随筆のまぼろしの名著とされる本書を著する。 現代ではなかなか感じられない、自然と密着した生活、人との交流を釣りを通して表現したものである。

ユーザーレビュー

  • 白骨の処女

    Posted by ブクログ

    森下雨林氏といえば探偵作家より新青年の編集長のイメージが強くて、この人作家さんだったのかとなかば信じられない気持ちで手にした。
    そのくせ横溝正史氏も同じ新青年の編集長なのに著書の量で探偵作家のイメージしかないw
    内容は後日。

    0
    2017年10月04日
  • 消えたダイヤ

    Posted by ブクログ

    少年探偵団とか好きな人にオススメしたい。
    好奇心旺盛な主人公の二人(咲子と敏夫。20前後の若者です)が生き生きと活躍する様から読んでる最中「少年探偵団よりちょっと対象年齢が上向けのYA作品みたいだなぁ」と思ってたんですが、巻末の解説で「少女倶楽部」という雑誌で連載された作品と知って納得。大正14年初出作品なんですよ。凄いですね。

    内容は、推理モノというより青年と少女が機転をきかせて冒険活劇してるエンタメ作品。明らかに怪しい男とか出てくるんだけど、そいつに無邪気に事件の情報を喋っちゃう辺りとか「あー!あー!しむらーうしろー」の気分で大変楽しめました。
    さらなる森下雨村作品の復刊を楽しみにしてお

    0
    2017年05月19日
  • 白骨の処女

    Posted by ブクログ

    風俗描写などはそれなりに時代通りなんですが、昭和7年の作品とはホント驚き。モダンな作風と、主役級で動き回る男性達が皆どこかキュートで萌える。妙に甘味好きだったり、果物食べてたり、男性二人でカフェでオレンジジュースを飲みながら事件の検討するんですよ。萌えますよね!
    あと、ホームズ役・ワトソン役的な明確な役割分担はなく、全員探偵状態(つまり、全員有能なのです!)で、それが連携しながら事件を調査してくので、情報開示のテンポも良くグイグイ読ませてくれました。

    0
    2017年11月18日

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