森下雨村のレビュー一覧

  • 釣りは天国(小学館文庫)

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    ネタバレ

    森下はヘンリーヴァンダイクの随筆から引用する。
    釣りの魅力は不確実性。つまり運であると。
    道具や技法技量をいくら向上させようと、それで確実な釣果には至らない。
    釣りには幸運をもたらす無数の条件がある。
    天候、水の加減、魚の食欲、先行者の存在等
    釣り人は確実性の無い、運を狙うことに、底知れぬ魅力を感じる。
    ただし、その幸運は、真剣な研究と貴重な経験があっての幸運であることを忘れてはならない。
    そうだ、その研究と経験そして発見が釣りの楽しさだ。

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    2026年06月30日
  • 白骨の処女

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    森下雨林氏といえば探偵作家より新青年の編集長のイメージが強くて、この人作家さんだったのかとなかば信じられない気持ちで手にした。
    そのくせ横溝正史氏も同じ新青年の編集長なのに著書の量で探偵作家のイメージしかないw
    内容は後日。

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    2017年10月04日
  • 消えたダイヤ

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    少年探偵団とか好きな人にオススメしたい。
    好奇心旺盛な主人公の二人(咲子と敏夫。20前後の若者です)が生き生きと活躍する様から読んでる最中「少年探偵団よりちょっと対象年齢が上向けのYA作品みたいだなぁ」と思ってたんですが、巻末の解説で「少女倶楽部」という雑誌で連載された作品と知って納得。大正14年初出作品なんですよ。凄いですね。

    内容は、推理モノというより青年と少女が機転をきかせて冒険活劇してるエンタメ作品。明らかに怪しい男とか出てくるんだけど、そいつに無邪気に事件の情報を喋っちゃう辺りとか「あー!あー!しむらーうしろー」の気分で大変楽しめました。
    さらなる森下雨村作品の復刊を楽しみにしてお

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    2017年05月19日
  • 白骨の処女

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    風俗描写などはそれなりに時代通りなんですが、昭和7年の作品とはホント驚き。モダンな作風と、主役級で動き回る男性達が皆どこかキュートで萌える。妙に甘味好きだったり、果物食べてたり、男性二人でカフェでオレンジジュースを飲みながら事件の検討するんですよ。萌えますよね!
    あと、ホームズ役・ワトソン役的な明確な役割分担はなく、全員探偵状態(つまり、全員有能なのです!)で、それが連携しながら事件を調査してくので、情報開示のテンポも良くグイグイ読ませてくれました。

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    2017年11月18日