森下雨村のレビュー一覧

  • 白骨の処女
    森下雨林氏といえば探偵作家より新青年の編集長のイメージが強くて、この人作家さんだったのかとなかば信じられない気持ちで手にした。
    そのくせ横溝正史氏も同じ新青年の編集長なのに著書の量で探偵作家のイメージしかないw
    内容は後日。
  • 消えたダイヤ
    少年探偵団とか好きな人にオススメしたい。
    好奇心旺盛な主人公の二人(咲子と敏夫。20前後の若者です)が生き生きと活躍する様から読んでる最中「少年探偵団よりちょっと対象年齢が上向けのYA作品みたいだなぁ」と思ってたんですが、巻末の解説で「少女倶楽部」という雑誌で連載された作品と知って納得。大正14年初...続きを読む
  • 白骨の処女
    風俗描写などはそれなりに時代通りなんですが、昭和7年の作品とはホント驚き。モダンな作風と、主役級で動き回る男性達が皆どこかキュートで萌える。妙に甘味好きだったり、果物食べてたり、男性二人でカフェでオレンジジュースを飲みながら事件の検討するんですよ。萌えますよね!
    あと、ホームズ役・ワトソン役的な明確...続きを読む