匣の中

匣の中

979円 (税込)

4pt

3.1

本格の魔道に沈む驚愕の結末!! 探偵小説愛好家グループの中心人物・伍黄零無(ごおうれいむ)が謎の言葉を残して密室から消失。その後もグループの一員・仁行寺馬美(じんぎょうじまみ)が書くモデル小説どおりに密室殺人が連続する。衒学的(ペダンティック)な装飾と暗号。推理合戦の果てに明かされる、全世界を揺るがす真相とは!? 新本格の聖典『匣(はこ)の中の失楽』に捧げる華麗なるオマージュ。(講談社文庫)

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匣の中 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリー、推理、サスペンス。
    読み進めるほどに謎は深まる。

    行き着く先は一体どこなのか?


    ドグラマグラを思わせる展開。
    結末や如何に。



    難しい話も色々と出てきたが終始楽しめた。

    0
    2010年06月09日

    Posted by ブクログ

    「匣の中の失楽」へのオマージュ作品。楽しめたが、やはり「匣の中の失楽」を超えられていはいない。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    『匣の中の失楽』へのオマージュだそうで、物語の大枠や、登場人物が次々と蘊蓄を語り出す、ディスカッション・ドラマなのも同じ。ただ作中作が物語のどの部分かを曖昧にした『失楽』と違って、ほぼ全体が作中作という構成。最後の方は、それを利用してか、SFっぽい終わり方をする。これはあれだけ大風呂敷を広げながら、

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    本作は竹本健治のあの「匣の中の失楽」をオマージュした一作。「匣の中の失楽」を想起させるようなエピソードがわかりやすい形やその逆の形で要所要所に盛り込まれている。しかし最後の「終章に代わる四つの光景」では「匣の中の失楽」とは違う乾くるみ独自の結末を迎えていると言えるだろう。しかしちょっとSF的要素が強

    0
    2021年06月09日

    購入済み

    読んでも読んでも

    難解でした。
    クライマックスになってようやく頭に入ってきましたが、途中の推理や補足説明は字を追うだけで精一杯。二度読みをお勧めします。

    0
    2020年02月12日

    Posted by ブクログ

    五行がモチーフ。乾氏らしい、最後はSF混じりのミステリー。
    設定にあり得ない部分が多く、本格ミステリと呼ぶよりかはSFと言ってしまった方が逆にすんなり読めたように感じる。

    0
    2014年09月24日

    Posted by ブクログ

    物理とかの用語がずらずら出てくるところはつらかったです。
    こんなオチか・・・って感じです。最後の最後で、一番最初の何気ない謎が解けます。読み直したいと思うのですが、分量が結構あるのでちょっと億劫になっています。

    0
    2010年06月22日

    Posted by ブクログ

    う〜ん・・・。これは一体どういう風に解釈すればいいのだろうか・・・。結局密室トリックの謎は解明されないままおわったし。ウンチクも確かに長い。しかし、なぜか壁に投げつけるようなこともしなかったし、逆にもう一度読んでみようかな?と思える作品でした。乾さんの本は手ごわいな〜(笑)この作品の中で有名な「揚げ

    0
    2009年10月04日

    ネタバレ 購入済み

    「失楽」を読んだ上で本書も読んだが、
    なんだかなー

    パロディのためのパロディ以上には感じない。
    暗号にこだわるのはいいけれど、その完成度
    もいまいちに思えた。

    なお、紙の文庫版には解説もついているけど、
    これもある他の作家(竹本氏じゃないよ)をや
    たらと気にしすぎていて、これな

    0
    2019年11月21日

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