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  • タオルケットをもう一度

    タオルケットをもう一度

    小説・文芸
    5.0
    1巻880円 (税込)
    不思議な島に閉じ込められた男の子・もーちゃすと、コンチェル、ラザニア、ぱりぱりうめの3人の女の子。4人で力を合わせ、島から脱出するものの、奇妙なロボットに襲われ、再び島へ連れ戻されてしまいました。再びロボットから逃げ出した4人のうち、もーちゃすは大きな冷蔵庫へ隠れます。彼が深い眠りから目を覚ますと……そこはロボットが支配する200万年後の世界でした――。カリスマ的人気フリーゲーム『タオルケットをもう一度』を、原作:水野輝和(「タオルケットをもう一度」シリーズほか)×執筆:ひびき遊(小説『ガールズ&パンツァー』ほか)×挿画:碧風羽(漫画誌『Fellows!』表紙ほか)の最強パーティで小説化! 何億年経っても「逢いたい気持ち」は変わらない――宇宙の始まりと終わりをさ迷うもーちゃすの旅が、今、始まります。
  • はじめての日々 泣いちゃいそうだよ《高校生編》

    泣いちゃいそうだよ《高校生編》

    小説・文芸
    4.0
    1~7巻880円 (税込)
    わたし、小川凛。この春から湾岸高校での生活がスタートしました! これまでとは違う新しい環境、個性的な同級生や先輩たち。そんな中で自分の居場所を見つけるのはけっこう大変だけど、大好きな広瀬崇と一緒なら、きっと乗り越えていける! 活字力全開(フルパワー)の人気シリーズ。小川凛、高校1年生になりました! 胸キュン度120%! 青い鳥文庫の大人気シリーズ、待望の高校生編!
  • お坊さんがくれた 拭いても拭いても涙がこぼれるお話

    お坊さんがくれた 拭いても拭いても涙がこぼれるお話

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,300円 (税込)
    この世界は苦しみに満ちています。夢をかなえるためには何度も挫折しなければなりません。それどころか、挫折を繰り返した末に敗北することもあります。それでも、この本に登場する主人公たちは、家族や愛する人との絆によって、もう一度立ち上がり、一歩ずつ前に向かいます。この「挫折再生型」の物語こそが、この苦しみに満ちた世界で「生きる力」になるものです。――そう語る現役の住職自身が『PHP』誌で大好評連載中の読み切り短編小説から、感涙必至の15編を選りすぐって一冊にまとめました。老若男女すべての方に読んでいただくため、簡潔でわかりやすい表現を用いて綴られた珠玉の物語。思う存分、涙してください。
  • 酒と戦後派 人物随想集

    酒と戦後派 人物随想集

    小説・文芸
    -
    1巻1,980円 (税込)
    「近代文学」創刊同人(荒正人、平野謙、佐々木基一、小田切秀雄、山室静、本多秋五)、藤枝静男、野間宏、原民喜、堀辰雄、椎名麟三、梅崎春生、高橋和巳、三島由紀夫、大江健三郎、安岡章太郎、辻邦生、石川淳、中村真一郎、武田泰淳・百合子、竹内好、丸山真男、渡辺一夫、大岡昇平他。20世紀日本を代表する文学者をユーモラスに、時に感動的に素描する。戦後派屈指の文章の上手さ、描写の確かさ、知的センスに舌を巻くはず。
  • ノルゲ Norge

    ノルゲ Norge

    小説・文芸
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    染色家の妻の留学に同行し、作家はノルウェーに一年間滞在した。光り輝く束の間の夏、暗雲垂れ込める太陽のない冬、歓喜とともに訪れる春。まっさらな心で出会った異郷の人々との触れ合いを縦糸に、北欧の四季、文学、芸術を横糸に、六年の歳月をかけて織り上げられた精神の恢復と再生のタペストリー。野間文芸賞受賞作。
  • 応化クロニクルシリーズ 全5冊合本版

    応化クロニクルシリーズ 全5冊合本版

    小説・文芸
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ごく近い将来の日本。金融システムの崩壊と経済恐慌と財政破綻があった。打ちのめされた貧しい階層、社会的弱者、出稼ぎ外国人、市場競争の敗北者の群が路上に放り出された。海の向こうでも悪夢が現実のものとなる。 中国の中央政権が倒されて、各軍管区が覇を競い、二自治区が独立を宣言。またほぼ同時期に、ロシアではサハリン油田の冨を背景に極東シベリア共和国が誕生し、一気に大動乱の時代が到来した。戦禍に苦しむ大陸の民が、日本を平和で裕福な社会と見なして海を越え始めた。国軍は領海に入った難民の船をつぎつぎと撃沈した。それでも大量の難民が砲火をかいくぐって沿岸に漂着した。食糧暴動が頻発して治安の悪化は極限に達した。 応化二年二月十一日未明、<救国>をかかげる佐官グループが第一空挺団と第三十二普通科連隊を率いて首都を制圧。それに呼応して、全国の基地で佐官が率いる部隊が将官の拘束を試みた。小戦闘、処刑、新しい司令官の擁立があった。同日正午、首都の反乱軍はTV放送とインターネットを通じて<救国臨時政府樹立>を宣言。同軍は政府軍と反乱軍に二分した。内戦勃発の春にすべての公立学校は休校となった。そして、両親を亡くした兄妹たちは、手段を選ばず生きていくことを選択した――。 内戦下における家族愛、絆、人種問題、戦争と平和、経済と宗教、それぞれが孕む矛盾――。混沌の中を生き抜いていく少年少女の、裸者からの一大成長譚。今は亡き作家がゆるやかに破滅へと向かう世界と日本を予言した衝撃の大問題作が合本版になって登場。 *本書は『裸者と裸者』上下、『愚者と愚者』上下、『覇者と覇者 歓喜、慙愧、紙吹雪』の5冊を合わせた合本版です。
  • 礼讃
    値引きあり

    礼讃

    小説・文芸
    3.8
    1巻880円 (税込)
    早すぎる初潮、母との確執、最愛の人との出会いと初めて犯した罪…婚活連続殺人事件(首都圏連続不審死事件)の被告人が拘置所で書いた衝撃の自伝的小説!
  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
    値引きあり

    腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

    小説・文芸
    3.7
    1巻462円 (税込)
    「あたしは絶対、人とは違う。特別な人間なのだ」――。女優になるために上京していた姉・澄伽(すみか)が、両親の訃報を受けて故郷に戻ってきた。その日から澄伽による、妹・清深(きよみ)への復讐が始まる。高校時代、妹から受けた屈辱を晴らすために……。小説と演劇、2つの世界で活躍する著者が放つ、魂を震わす物語。
  • あの子の考えることは変

    あの子の考えることは変

    小説・文芸
    3.8
    1巻471円 (税込)
    Gカップの「おっぱい」を自分のアイデンティティとする23歳フリーター・巡谷。同居人は、「自分は臭い」と信じる23歳処女・日田。ゴミ処理場から出るダイオキシンと自分の臭いに異常な執着を見せ、外見にまったく気を遣わぬ日田のことを、巡谷はどうしても放っておけない。日田だけが巡谷の「気が触れそうになる瞬間」を分かってくれるのだ。二人一緒なら、どうしようもなく孤独な毎日もなんとかやっていける――。
  • 江利子と絶対 本谷有希子文学大全集

    江利子と絶対 本谷有希子文学大全集

    小説・文芸
    3.4
    1巻616円 (税込)
    引きこもりの少女・江利子は、拾った犬に「絶対」と名付けた。「絶対に自分の味方」となることを求め、その犬の世話をする江利子。ところが、電車の横転事故の跡を見たとき、事件が起きた(表題作)。人間の深奥に潜む、悪意、ユーモア、想像力を、鋭い感性で描いた3作品。文学界に衝撃を与えた鮮烈なるデビュー作。
  • 自殺潜水艦突撃せよ
    値引きあり

    自殺潜水艦突撃せよ

    小説・文芸
    -
    1巻231円 (税込)
    第2次世界大戦のさなか、敵の銃弾や飛行機が飛び交う中、海上に不時着した味方の兵士の命を救う使命をおびた潜水艦があった。その名は通称・自殺潜水艦。本当の名を強行救助潜水艦といった。が、実際には救助作業は敵味方の区別はつけられなかった。捕虜となるのを潔しとしない敵国兵士。また、敵と誤認して発砲してしまう味方兵士ら…自殺潜水艦の乗組員(クルー)には、さまざまな困難と危険が待っていた。人命の尊さと、人間の勇気とを讃える感動の戦争冒険小説。「南太平洋0号作戦」を併録。
  • 折紙宇宙船の伝説
    値引きあり

    折紙宇宙船の伝説

    小説・文芸
    -
    1巻319円 (税込)
    あのとき、美しい狂女・お仙は、平和な山村で、夏は裸、冬もうすい浴衣一枚でいた。そして彼女は、折紙の飛行機を飛ばして遊ぶ。が、不思議にも飛行機は、いつまでも落ちることなく、飛んでいる……。そんなお仙がひとりの男の子を産んだ。その子に降りかかる運命は、生物との激烈な闘いと、セクシュアルな世界の彷徨……?そして今、僕は昔、お仙に出逢った村を探していた。リリカルに綴られた“叙情SF”の傑作。
  • 君に言いたいこと

    君に言いたいこと

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    幸か不幸か──運命の日はやってきた。 能天気な母さんとおばさんは、『子守』を命じてきた。 おいおい、ドッキリでもいいから、嘘だと言ってくれ。 俺の思いとは裏腹に、母さんにふざけている様子はない。 いとことはいえ、この年の男が年ごろの女子と二人きりになるのはおかしいだろう。 「とっくに中学生になった彼女に対して『子守』は不要だろう」 正直、彼女と二人きりで自宅にいるのを想像して、欲望を止める自信がない。
  • 短編の森2008-2015

    短編の森2008-2015

    小説・文芸
    -
    1巻330円 (税込)
    月刊群雛掲載の短編と、未発表短編を集めた短篇集です。 オリジナルSF短編とともにプリンセス・プラスティック・スピンオフ短編・歴史もの短編を含みます。 収録作 4丁目の海戦 エスカレーション・エア ああっ、香椎2尉! 優しさの推論 Ctrl+C:2015 権利狂時代 192.168. 織田邪弓隊 信長の身代金 -異説本能寺の変- 強制力と禁則事項についての考察 16時の鍵 夢二夜(ゆめふたや) 鉄研でいず(番外)・6人の出張
  • カムイの剣 1巻+2巻 合本版
    値引きあり

    カムイの剣 1巻+2巻 合本版

    小説・文芸
    2.0
    1巻363円 (税込)
    海賊の黄金時代、彼らの覇者として7つの海を暴れまくったキャプテン・キッド。彼が生涯をかけて世界各国に残した莫大な秘宝の謎は、今もって解明されていない――。時は幕末、西洋文明の嵐が日本を襲おうとする時、下北半島にアイヌ人の血を引く赤ん坊が流れ着いた。だが、この子の身につけていた剣こそがキャプテン・キッドの秘宝の謎を解く鍵であり、彼を波乱の渦の中へ落し込むのだ…。幕末・維新の時代の子、忍者・次郎の半生を壮大なスケールで描くエンターテインメントの最高傑作。 ※本書は「カムイの剣」シリーズ全5巻のうち、1巻と2巻を合本にしたものです。
  • 勇気凜々
    値引きあり

    勇気凜々

    小説・文芸
    3.7
    1巻434円 (税込)
    雇われの身で終わるつもりはない――武田光司は「10年にひとりの逸材」といわれた放送局を退職、妻子とも別居した。台湾との取引には失敗したが、持ち前の粘りと人脈を活かし自転車業界で独立。イトーヨーカ堂での販路を開拓し、経営者として人間として成長していく。働く人すべてにエールを送る実名企業小説。
  • 海色の午後

    海色の午後

    小説・文芸
    3.5
    1巻440円 (税込)
    唯川恵、幻のデビュー作! 海の見える部屋に暮らす遙子は、システムエンジニアの仕事をもち、医大生の恋人もいて、それなりに満ち足りた生活を送っている。だが、有力者の父から見合いの話が持ち込まれたことで平穏な日々にさざ波がたってゆく。恋愛、仕事、結婚、親子関係、様々なしがらみの中で揺れ動く20代の女性の心模様を描く。コバルト・ノベル大賞を受賞した著者のデビュー作。巻末にエッセイを収録。第3回コバルト・ノベル大賞受賞作。
  • チョコリエッタ

    チョコリエッタ

    小説・文芸
    3.4
    1巻462円 (税込)
    進路調査に「犬になりたい」と書いて呼び出しをくらった知世子。彼女が幼稚園年長組の夏休み、家族旅行の道中で事故に遭い、母は帰らぬ人となった。「死にたい」「殺されたい」。からっぽの心に苛立ちだけがつのる高校2年生の夏、映画研究会OBである正岡の強引な誘いで、彼が構えるカメラの前に立つことに。レンズの向こう側へあふれるモノローグが、こわばった心を解き放つ。ゆるやかに快復する少女を描いた珠玉の青春小説。
  • 花嫁の指輪

    花嫁の指輪

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    「はじめてお目にかかります」。赤い自転車に乗ってきた不思議な女性。彼女と会ったのは、おかしな手紙が縁だった。同封されていたのは確かに僕の小学校時代の遠足写真。だが、彼女とは絶対同級生ではないのだ――。モノトーンの映画を観るような物静かな存在感に満ちた作品「遠い記憶」ほか「クジラの夏」「海岸の家」「家族」「橋を渡る」「夏の終わり」「白い街」「冬の時代」を収録。ノスタルジックなエッチングと文章が現実と創作を解け合わせ、胸を騒がす。沢野ファン必読の半自伝的短編集。
  • 転校生

    転校生

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    東京・東中野から千葉の海辺の町へ引っ越したのは中学生の時だった、夜9時になるとすっかり人通りもとだえてしまう地方都市で、僕は高校生になった。制服のまま入った初めての喫茶店、先輩に教えられたエレキギターとレコード、タバコ、ビール、そしてレイコとの出会い――。少年から大人へと移りゆく季節の不器用な恋を描いた「転校生」ほか、青春の情景をリリカルに綴った短編集。どこかなつかしく。
  • 少年少女絵物語

    少年少女絵物語

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    婦人服の仕立て屋の主として働きづめだったモダンな母。発明を夢みて役に立たない新製品を次々作り出す父。たのもしい兄、気丈な姉、かわいい妹。そして、僕は原っぱ、ザリガニ、お化け屋敷に夢中の多感な少年だった。やがて時は移り、沢野家におとずれた喜びそして哀しみ――。貧しくとものどかだった昭和30年代の時代の風景と少年の心のひだを描いたみずみずしい東京物語。著者の原点である代表的名作。
  • ファンタジスタ

    ファンタジスタ

    小説・文芸
    3.3
    1巻495円 (税込)
    【第25回野間文芸新人賞受賞作】首相公選制がしかれた近未来の日本。投票を明日に控え、かつてのサッカーのスタープレイヤーだった政治家・長田が圧倒的な支持率で最高権力者になろうとしている。人々はこの清新で危険なにおいのするカリスマに夢中だ。だが、果たしてこの選択は正しいのだろうか? わたしたちはどこへ向かっているのか? 忍び寄るファシズムの空気を濃厚に描く傑作小説集。
  • 愛に似たもの

    愛に似たもの

    小説・文芸
    3.4
    1巻495円 (税込)
    【第21回柴田錬三郎賞受賞作】母親のようにはなりたくない。美貌と若さを利用して、すべてを手に入れてやる(『真珠の雫』)。親友の真似をして人生の選択をしてきた。ある日を境にふたりの立場が逆転。その快感が(『ロールモデル』)。過去の失敗は二度と繰り返さない。たとえ自分を偽っても、今度こそ結婚までこぎつけなければ(『教訓』)。など、幸せを求める不器用な女たちを描きだす8編の短篇作品集。
  • 愛には少し足りない

    愛には少し足りない

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    結婚をして家庭をもち、夫のために食事を作る、そんな平凡な生き方が、自分の求める幸せの形だと早映は思っていた。恋人・卓之の叔母の結婚パーティで、麻紗子と再会するまでは……。麻紗子の奔放で自由な生き方に、反感を覚えながらも、自分の中に同じ欲望があることに気づく早映。卓之、彼の叔母・優子、優子の夫……。それぞれが幸せを求めて、模索していく様を描く長編恋愛小説。
  • さようなら、コタツ

    さようなら、コタツ

    小説・文芸
    3.5
    1巻495円 (税込)
    15年ぶりに、しかも誕生日に、部屋に恋人未満の男を招くことになった36歳の由紀子。有休を取り、ベッドの到着を待ち、料理を作って待つが、肝心の山田伸夫が…来ない! 表題作ほか、新入りが脱走した相撲部屋の一夜を描く「八十畳」。やもめ暮らしの大叔父が住む、木造平屋に残る家族の記憶をひもとく「私は彼らのやさしい声を聞く」など、〈7つのへやのなか〉を、卓越したユーモアで描く傑作短篇集。
  • ココ・マッカリーナの机

    ココ・マッカリーナの机

    小説・文芸
    3.8
    1巻495円 (税込)
    「要するに私は、人生を変えたかったのだ」。日本文化を紹介する教師交換プログラムの教育実習生としてアメリカに渡ったミス・キョウコ。赴任先には、3歳から14歳まで150人のコドモたちが待っていた。折り紙で手裏剣を作り、俳句やヒロシマを紹介しながら彼らと過ごした一年間が、彼女の運命を開いていく――。『FUTON』『イトウの恋』の注目作家がユーモアたっぷりに綴る、「作家以前」の日々。
  • On The Beach

    On The Beach

    小説・文芸
    4.3
    1巻506円 (税込)
    湘南、ハワイ、ロス……夏の風が吹き抜ける海辺の街で生まれた5つの愛の物語――。小学生の頃、塾の先生から教わったビートルズの曲を2人で口ずさんだ初恋の思い出を切なく綴る「あの日、『ペニー・レイン』を歌ったね」、ひと夏だけ滞在した大学生との恋を明るく描いた「風を見ていたサバ」など、夏のカラッとした爽やかさの中に、ほろ苦さ、切なさが溢れるハート・ウォーミングな物語。ほかに「ノース・ショア・セレナーデ」「敗戦投手に、口づけを」「潮風のパスタ」。大人のための恋愛小説集。
  • きみの愛が、僕に降りそそいだ

    きみの愛が、僕に降りそそいだ

    小説・文芸
    3.0
    1巻506円 (税込)
    カメラマンとして活躍する哲男は、ある日、心身の異変を覚え、愕然とする。医者は「原因は心の“金属疲労”」だと言う。傷つき、故郷に戻る哲男。そんな時、一人で食堂を切り盛りする女性・凪に出会い、彼女の生命力あふれる純朴さに惹かれていく。やがて、哲男は彼女との触れ合いに生と性の回復を感じる。が、凪は、ある理由から最後の一線を越えることを拒んだ……。ひとつになれない男女の切なさを本音で描く、極上の恋愛小説。
  • 君はジャスミン

    君はジャスミン

    小説・文芸
    3.5
    1巻550円 (税込)
    湘南、ニューヨーク、シンガポール……それぞれの街、そこに漂う「香り」に包まれた、4つのラヴ・ストーリー。ボーイッシュな女性から微かに感じられたジャスミンのコロン……一瞬にして恋に落ちた湘南ボーイ。女性シェフの炒める玉ネギの香りに癒やされるNY市警のワケあり刑事。プールの匂いから初恋の甘酸っぱい記憶を呼び起こす青年――。ときにエロティックに、ときに爽やかに「恋の香り」を描く傑作短編集。
  • 今夜 誰のとなりで眠る

    今夜 誰のとなりで眠る

    小説・文芸
    3.7
    1巻586円 (税込)
    その自由で奔放な生き方で女たちを魅了した男、高瀬秋生の突然の訃報。大学の同級生だった真以子と協子、秋生の友人と結婚した七恵、一緒に暮らしていた佑美、その職場の同僚じゅん子。ひとりの男の死が、彼と関わった5人の女たちの人生に、さざ波をたててゆく――。30代半ば、もう若くはない、でもやり直せる。それぞれの事情を抱えながら生きてゆく女たちの、新しい旅立ちを描く長編小説。
  • 叛撃

    叛撃

    小説・文芸
    3.3
    1巻587円 (税込)
    男たちは体を張って闘う。誰かを、何かを守るため――。刑事と暴力団員として再び出会った空手のライバル。その最後の勝負を描く『花道』、新興流派のフルコンタクト空手に、伝統空手の誇りをかけて挑戦する男を描いた『空手道・内海道場』、少女を食い物にする芸能界の売春組織に、スタントマンの憤激の拳が炸裂する『血と埃のバラード』……。著者会心の8編を収録した短編集、待望の文庫化!  男と男のプライドをかけた熱い闘いが始まる!
  • 本日は遺言日和

    本日は遺言日和

    小説・文芸
    4.0
    1巻587円 (税込)
    人間いつかは…のために、遺言の書き方教えます! 小さなプランニング会社・弥生プランニングに務める新米社員の川内美月は「遺言ツアー」なる旅行企画を思いつきで提案する。ダメ元と思いきやすんなり実現の運びとなるが、神奈川・湯河原温泉の旅館「荻野屋」で始まった二泊三日のセミナーは個性派ぞろいの参加者たちに振り回されどおし。やがて、それぞれの人生へふれていくことで、美月は遺言を書くことの本当の意味に気づかされていくが、思いもかけぬトラブルが待ち構えて……笑いと涙のハートウォーミングな「終活」ストーリー。「遺言」と聞いて、「いずれ…」「関係ない…」「先のこと…」と考えてるあなた、必読です! 大ヒット『限界集落株式会社』著者が贈るハートフルストーリー! 「2泊3日遺言ツアー」改題。(解説/青木千恵)
  • 水恋 SUIREN

    水恋 SUIREN

    小説・文芸
    3.0
    1巻594円 (税込)
    春の終わり、大きな挫折を味わった僕は、みずからの人生にピリオドを打とうとして、かつて訪れたことのある海辺の町にやって来た。そんなある日、砂浜で、不思議な雰囲気を持った女性、水絵と出会う。やがて僕は、彼女の心に存在している深い闇と傷を知り、病んだ水絵の心を再生しようと試みるが……。すくい上げた水のように、淡く、はかなく、手からこぼれて消えた恋……。魂の触れ合いを繊細に描く、大人のための恋愛小説。
  • ふたりでKIKIを聴いていた

    ふたりでKIKIを聴いていた

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    夕陽の海辺、通り雨(シャワー)に濡れるレッド・ジンジャー、冷えたビールとAHI(アヒ)の刺身……。ハワイのカラリとした爽やかな風と波の音を感じられる、“ハワイアン・ラヴ・ストーリー”。引き受けた仕事をやりとげることで、過去の恋にピリオドを打つ女性を描いた表題作「ふたりでKIKIを聴いていた」など、ハワイ通で知られる著者の、ハワイを舞台にした3つの書き下ろし短編と雑誌に掲載されたショート・ストーリーをこの1冊に。
  • サイドシートに君がいた

    サイドシートに君がいた

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    ときに楽しく、ときに切なく、恋愛を引き立てるクルマたち。そんなクルマがさらりと存在感を漂わせる、恋愛小説集。ロスの郊外で、思い出のフォルクスワーゲンを見つめながら、十代の失恋を、痛みとともに懐かしむ「あの頃、フォルクスワーゲン」、大きな体で、なぜか小さいクルマに乗っている青年との恋を描いた「コスモスが泣くかもしれない」。ほかに「シャンパンを、雪で冷やして」「マンハッタンの片すみで」「ロードスターの逃亡者」。ほろ苦さの中にも、愛おしさあふれる、大人のための5つの愛の物語。
  • 恋のぼり 二人で見ていた、あの空に

    恋のぼり 二人で見ていた、あの空に

    小説・文芸
    3.0
    1巻594円 (税込)
    小早川咲、34歳。夫を事故で亡くし、息子の航と15年ぶりに戻った地元・葉山で、咲は周雲龍という中国人青年と出会う。事故で傷ついた航の心を開くため、釣り船の船頭である周と毎日一緒に釣りをすることに……。穏やかに笑い合う日々を過ごし、自然と惹かれ合っていく2人。やがて秘密のサインを使ったメッセージを送りはじめるが……。喪失と再生との間で揺れ動く想い。不器用な大人たちの切ない恋を描く上質の恋愛長篇。
  • キャット・シッターの君に。

    キャット・シッターの君に。

    小説・文芸
    3.9
    1巻594円 (税込)
    中川芹、湘南育ちの33歳。5年前からマリーナでバイトするかたわら、キャット・シッターで生計を立てている。依頼主の留守中に猫の世話をするという仕事がら、依頼主の人生模様をかいま見ては、一喜一憂する日々。苦い過去を持つ芹は、恋愛には臆病だったが、新しい依頼人であるカメラマン一郎と出会い、お互いの心の傷を知るにつれ、次第に心を開きはじめる……。猫によって癒され、結びついていく人々の姿を描く珠玉の物語。
  • 蝶のゆくえ

    蝶のゆくえ

    小説・文芸
    3.9
    1巻605円 (税込)
    【第18回柴田錬三郎賞受賞作】10代で出産離婚し23歳で再婚した美加だが、新しい夫は息子にまったく無関心だった。彼女もそんな夫に同調し、いつしか虐待が始まる……。突然、夫の両親と同居することになった37歳主婦のいらだち。定年退職した直後の夫をオヤジ狩りでなぶり殺された58歳主婦の孤独。現代に生きる様々な年齢の普通の女たちを鋭く描いた傑作短編集。
  • さよなら、湘南ガール

    さよなら、湘南ガール

    小説・文芸
    4.7
    1巻638円 (税込)
    未知は、葉山育ちの22歳。一本気な性格から最初の就職先を3週間で辞めてしまう。そして始めたのが、フリーペーパーを編集するバイト。未知は、仕事を通じてさまざまな人々の挫折や、再起に向かう姿を知る……。誰もみな思い通りにいかない人生を歩いている。それを実感しながらも、希望に向かって歩み出す未知。そして彼女を迷わす意外な恋の展開……。湘南の四季に包まれ成長していく女性を描いた青春成長小説!
  • ベター・ハーフ

    ベター・ハーフ

    小説・文芸
    3.8
    1巻715円 (税込)
    日本が未曾有の好景気に沸いていた時代、2年ごしの交際をへて広告代理店勤務の文彦と派手な結婚式をあげた永遠子。その日が人生最高の日だった。順調にスタートをきったはずの結婚生活は、バブルがはじけたことから、下降線の一途をたどる。不倫、リストラ、親の介護……。諍いと後悔にあけくれる日々から、夫婦はどう再生してゆくのか。結婚の真実を描く長編小説。
  • 女たちのジハード

    女たちのジハード

    小説・文芸
    4.2
    1巻770円 (税込)
    【第117回直木賞受賞作】中堅保険会社に勤める5人のOL。条件のよい結婚に策略を巡らす美人のリサ。家事能力ゼロで結婚に失敗する紀子。有能なOLでありながら会社を辞めざるをえなくなったみどり。自分の城を持つことに邁進するいきおくれの康子。そして得意の英語で自立をめざす紗織。男性優位社会の中で、踏まれても虐げられても逞しく人生を切り開いていこうとする女たち。それぞれの選択と闘いを描く痛快長編。
  • YA! アンソロジー 秘密

    YA! アンソロジー 秘密

    いつも廊下ですれ違う名前を知らないあの子にだって、教室で明るく振る舞うあのクラスメイトにだって、秘密はあるのかもしれない--物語が交差する、YA!アンソロジー第3弾。区立四葉中学校を舞台に、「泣いちゃいそうだよ」シリーズの小林深雪と、講談社児童文学新人賞受賞作家たちが、秘密を抱えた少年少女を描きます。誰にも知られたくないと思う一方で、誰かに理解してほしいと願ってしまう秘密の正体とは?
  • 蓑蟲の朝

    蓑蟲の朝

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    火事だ!「正幸! お前の家が燃えてるらしいぞ!」村の大火の火元となった諸原家。 全てを失った主人公、諸原正幸の流転の人生が始る。そして43年後、驚くべき事実が…… 人生のちょっとしたボタンの掛け違いで運命が大きく変わってしまう儚さや人が生きていくという事を考えさせられる作品!
  • 自由からの逃走

    自由からの逃走

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    誰のための、何のための株価か!? ブラックだということにも、いじめの存在にも目をつぶり、ただ、 バブルだけを膨張させた。あの狂乱のバブル期を証券マンとして経たからこその作者、そして主人公の誠実さが光る。―石坂 啓
  • 小説 ザ・ゼネコン

    小説 ザ・ゼネコン

    小説・文芸
    3.7
    1巻995円 (税込)
    大洋銀行から大手ゼネコンの東和建設に出向して、社長の秘書役に抜擢された山本泰世。若さに似ぬ直言ぶりは、竹山総理を後ろ盾に世界的なホテル・チェーンの経営に乗り出すワンマン社長の信頼を得るが、公共事業の入札やゴルフ場の開発では業界の闇の深さを思い知る。バブルという時代の内実に迫る意欲作。
  • あなたに似た街

    あなたに似た街

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,287円 (税込)
    「地方」をめぐる20のささやかな物語。 ある県の、20の街を舞台とした心温まるショートストーリー集です。シャッター通りと化した商店街を元気付けようと、地元女子高生たちがガールズバンドを結成。これがネット動画で思わぬ話題になる(シャッター・ストリート・バンド)…、をはじめ、全国の地方でおきている「若者の流失」「デートする場所がない」「Uターン」「軽自動車が人気」「街おこし策」などを題材にした、しみじみと、ほのぼのと、そしてくすりとさせる短編集。物語は東京にだけあるのではなく、「地方」にもそれぞれの物語があります。それは、あなたの街の、そしてあなた自身の物語かもしれません。
  • 温泉妖精

    温泉妖精

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    美しい母親と姉のもとで育ち、容姿コンプレックスを抱えて美容整形を繰り返す27歳の絵里。大きな二重、高い鼻、脱色した髪と青いカラーコンタクトで、外国人のふりをして田舎の温泉宿に泊まるのが趣味の彼女は、ある日、向かった旅館で、「影」と呼ばれる嫌味ったらしい中年男性客と出会い――。不思議なエネルギーに満ちた第39回すばる文学賞受賞作。
  • レールの向こう

    レールの向こう

    小説・文芸
    -
    1巻1,408円 (税込)
    沖縄に生きて、その風土を呼吸しながら創作を続けてきた八十九歳の作家の、初の私小説。時の移ろいを生き抜く老年の日常。妻の入院をきっかけに、出会ってきた人々の面影とともに、遠い記憶が鮮明に蘇り、いまを生きる私を、強く激しく揺り動かす――川端康成文学賞を受賞した表題作と新作『病棟の窓』を収録する作品集。
  • ロング・ロング・ホリディ

    ロング・ロング・ホリディ

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,600円 (税込)
    でも、僕らは探していたんだ。見えない未来を。この場所で――。夢、進路に、恋……、真剣に向き合ったあの日々が、いまの僕を支えてくれているんだ。1981年、札幌。喫茶店<D>でアルバイトをしている大学生・幸平のもとに、東京で働いているはずの姉が「しばらく泊めて」と突然、現れた。幸平は理由を聞き出せないまま、姉との暮らしを始める。一方、<D>では、オーナーと店長が「金と女」のことで衝突してしまう。そんな二人を見て、幸平たちは“ある行動”に出る。それは一人の女性を守るためだったが、姉の心にも影響を与え……。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者による喫茶店に集う若者たちの苦悩と成長を描いた長編小説。
  • マイファースト赤川次郎 角川文庫セレクション
    値引きあり

    マイファースト赤川次郎 角川文庫セレクション

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    ≪収録作品≫『名探偵はひとりぼっち』『プロメテウスの乙女』『鼠、江戸を疾る』『夜』『僕らの課外授業』5冊を収録。 ※巻末の電子書籍特典エッセイ「本の重さ」は、「本の旅人」1996年9月号に掲載されているものを収録しています。
  • イルミネーション・キス

    イルミネーション・キス

    小説・文芸
    3.7
    1巻528円 (税込)
    短大を卒業し、デザイン事務所で働く西野は、東京での日々に流されるままに生きてきた。そんな日常の中で、ふと意識しだした年下デザイナー伊藤の存在。どこか不器用な二人がともに歩き始めるには、今この瞬間に交わすキスが必要だった(表題作)。キスにまつわる温かくて切ないシーンを、やわらかな筆致で描いた短編集。
  • オトナ女子

    オトナ女子

    年を重ねても若々しくて可愛らしい大人の女性≠おばさん。 中原亜紀は、40歳独身の会社員。 しっかり者で、一見“デキる女”に見える亜紀だが、 恋愛となると、尽くしすぎる“都合のいい女”どまり。 そんな亜紀の親友で、同じく独身の大崎萌子と、 バツイチで3人の息子がいる坂田みどりのアラフォー女性3人が、ひとクセある男たちに翻弄されながらも幸せをつかむべく奮闘していく…… 恋でも仕事でも幸せになりたい女性たちを応援する 痛快でハッピーなヒューマンラブストーリー。
  • 十字架
    値引きあり

    十字架

    小説・文芸
    4.1
    1巻445円 (税込)
    いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。のこされた人々の魂の彷徨を描く長編小説。吉川英治文学賞受賞作。
  • 短編集

    短編集

    小説・文芸
    -
    1巻110円 (税込)
    芥川龍之介の短編集「カルメン」「英雄の器」「犬と笛」「お時儀」「おしの」の五編を収録。いずれの作品も心の変化を描いている。人生の皮肉と教訓を感じられ、短編ながら読み応えがある作品集。
  • 魚のように

    魚のように

    小説・文芸
    3.3
    1巻473円 (税込)
    ある日、高校生の姉が家を出た。僕は出来の悪い弟でいつも姉に魅かれていた。バラバラになった家族を捨てて僕も、水際を歩きながら考える。姉と君子さんの危うい友情と、彼女が選んだ人生について……。危うさと痛みに満ちた青春を17歳ならではの感性でまぶしく描く坊っちゃん文学賞受賞作(「魚のように」)。ほか、家庭に居場所のないふたりの少女の孤独に迫る短編「花盗人」を収録。
  • 体は全部知っている

    体は全部知っている

    小説・文芸
    3.8
    1巻499円 (税込)
    「アロエが、切らないで、って言ってるの。」 ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情――。心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。
  • イルカ

    イルカ

    小説・文芸
    4.0
    1巻519円 (税込)
    恋人と初めて結ばれたあと、東京を離れ、傷ついた女性たちが集う海辺の寺へ向かった小説家キミコ。外の世界から切り離された、忙しくも静かな生活。その後訪れた別荘で、キミコは自分が妊娠していることを思いがけない人物から告げられる。まだこの世にやってきていないある魂との出会いを、やさしく、繊細に描いた長編小説。
  • デッドエンドの思い出

    デッドエンドの思い出

    小説・文芸
    4.2
    1巻529円 (税込)
    幸せってどういう感じなの? 人の心の中にはどれだけの宝が眠っているのだろうか――。時が流れても忘れ得ぬ、かけがえのない一瞬を鮮やかに描いた傑作短篇集
  • 彼女について

    彼女について

    小説・文芸
    4.1
    1巻540円 (税込)
    由美子は久しぶりに会ったいとこの昇一と旅に出る。魔女だった母からかけられた呪いを解くために。両親の過去にまつわる忌まわしい記憶と、自分の存在を揺るがす真実と向き合うために。著者が自らの死生観を注ぎ込み、たとえ救いがなくてもきれいな感情を失わずに生きる一人の女の子を描く。暗い世界に小さな光をともす物語。
  • 時代まつり

    時代まつり

    小説・文芸
    4.2
    1巻550円 (税込)
    雅やかで妖しい古の都、京都。彷徨う魂を鎮めるかのように繰り広げられる数多の「まつり」。再び出会うことを運命づけられた人々は囃子に誘われる。男を裏切った祇園の元・舞妓、理不尽な理由で結ばれなかった男女、ふたりの女とひとりの男の奇妙な三角関係……。褥で交わされた睦言が情念と打算を駆り立てる。「京おんな」の怖さ、切なさ、狂おしさに満ちた極上の官能短編集。
  • 令夫人

    令夫人

    小説・文芸
    -
    1巻556円 (税込)
    着物の胸元に両手を入れ左右に大きく割る。「いや……しないで」抵抗することを諦めた言葉だけの拒絶が唇からかすかに洩れた。製菓会社の社長夫人・友香は、待ちぶせしていたかつての恋人・鹿島に強制的にホテルに連れ込まれる。たった一度だけの過ちのはずだった。が、貞淑な妻は、平穏な家庭を守ろうとすればするほど過酷な罠に堕ちてゆく。
  • チエちゃんと私

    チエちゃんと私

    小説・文芸
    3.9
    1巻559円 (税込)
    イタリア雑貨の買い付けをしながら一人暮らしをしていた私の家に、七歳下の従妹チエちゃんがやって来た。率直で嘘のないチエちゃんとの少し変わった同居生活は、ずっと続くかに思われたが…。家族、仕事、恋、お金、欲望。現代を生きる人々にとって大切なテーマがちりばめられた、人生のほんとうの輝きを知るための静謐な物語。
  • うたかたの彼

    うたかたの彼

    小説・文芸
    3.5
    1巻587円 (税込)
    波多野一人、通称・ヒトリ。誰もが彼に、ひとときの恋をする――。恋に不器用な大人の女性に贈る、甘くて苦い恋愛小説集。「デリバリーサンタクロース」/三十代前半・女性ライター。クリスマスを間近に控えたある日、編集者から渡されたいかがわしげなチラシ。URLにアクセスしてみると、ずらり並んだ若い男たちの中に、かつてのクラスメイト――波多野一人の名前があった。「漂泊シャネル」/二十代半ば・OL。お金もないのに靴を買ってしまった帰り道、犬猫でも拾うような気軽さで、シャネルを背負った男の子を拾った。「東京タイガーリリー」/女子中学生。渋谷ハチ公前。混雑と暑さにうんざりしていたあたしの前に、魔法みたいにそいつは現れた。「ウェンディ、ウェンズデイ」/三十代後半・専業主婦。水曜日。夫と子どもたちを送り出すと、ランチバッグにお弁当を詰めて、あの場所へ向かう。渋谷の路地裏に存在するネバーランドへ――。「ティンカーベルは100万回死ぬ」/義理の妹。「ずっとおまえがほしかった」。あたしの目を見てヒトリが言う。なんべんもくりかえしみた夢。もういいよ。もういやだ。こんなのもう、だれか鋏で断ち切って――。「屋根裏のピーターパン」/波多野一人。部屋の外に置かれていたとんでもなく物騒なブツを前におれは途方に暮れる。「まじかよ」――いまに限らずもうずっと、おれは途方に暮れているんだ。 「東京ネバーランド」改題。
  • 消えたなでしこ 十津川警部シリーズ

    消えたなでしこ 十津川警部シリーズ

    小説・文芸
    4.0
    1巻590円 (税込)
    選手は全て実名で登場! 壮大なる誘拐劇 米国遠征から帰国したなでしこジャパン21人が消えた――。十津川警部は一人難を免れた澤穂希選手と協力しながら捜査を進めていく。
  • クラウドクラスターを愛する方法

    クラウドクラスターを愛する方法

    小説・文芸
    3.5
    1巻594円 (税込)
    かつて母は、幼かった私を置いて出て行った。その時、私が感じたのはさびしさよりも、家の中からこれで諍いがなくなるという安堵感だった…。三年前に再会した母親ともうまく距離感を取れない私は自分に問いかける。「自分を産んだ母親にやさしくできない自分に、母親になる資格はあるのだろうか」「ふと、気づくのだ。自分はただ、帰れる家がほしかったんだ、ということに。」『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞を受賞した著者による「家族になること」の難しさ、素晴らしさを描いた瑞々しい傑作。
  • 新選組おじゃる

    新選組おじゃる

    小説・文芸
    3.3
    1巻594円 (税込)
    沖田総司の命を狙う、新政府一のワルの正体は、岩倉具視だった! 総司と徳川家を守るため、岩倉が潜む江戸城に乱入する新選組。敵方率いる抜刀隊に負けそう……な危機を助けてくれたのは、ご先祖様のぬらりひょん! 江戸妖怪の総大将と共にオカマのお歯黒べったり、九尾の狐、ろくろっ首や唐傘小僧も参戦。城内で火を吹き剣を操り大騒ぎ。新人隊士・市村鉄之助の戦い、ついに完結。
  • 私の嫌いな探偵

    私の嫌いな探偵

    小説・文芸
    3.9
    1巻616円 (税込)
    男が真夜中の駐車場を全力疾走し、そのままビルの壁に激突して重傷を負った。探偵の鵜飼杜夫は、不可解な行動の裏に隠された、重大な秘密を解き明かしてゆく。(「死に至る全力疾走の謎」)烏賊神神社の祠で発見された女性の他殺死体が、いったん消失した後、再び出現した! その驚きの真相とは?(「烏賊神家の一族の殺人」)何遍読んでも面白い、烏賊川市シリーズ傑作集!
  • 調律師

    調律師

    小説・文芸
    3.7
    1巻693円 (税込)
    仙台在住の著者が3.11を描く現代小説 ある出来事がきっかけでピアノの音を聴くと「香り」を感じるという「共感覚」を獲得した調律師、鳴瀬の喪失と再生を描く連作短編。
  • 奇譚を売る店

    奇譚を売る店

    小説・文芸
    3.3
    1巻726円 (税込)
    「また買ってしまった」。何かに導かれたかのように古書店に入り、毎回、本を手にして店を出てしまう「私」。その古書との出会いによって「私」は目眩く悪夢へと引きずり込まれ、現実と虚構を行き来しながら、背筋を寒からしめる奇妙な体験をしていく……。古書蒐集に憑かれた人間の淫靡な愉悦と悲哀と業に迫り、幻想怪奇の魅力を横溢させた、全6編の悪魔的連作短編集!
  • 流転の魔女

    流転の魔女

    小説・文芸
    3.0
    1巻733円 (税込)
    来日三年目、居酒屋で時給900円のバイトをしながら法律の勉強にはげむ中国人女子大生の林杏(りんきょう)は、ふとしたきっかけで、カード犯罪で逮捕された中国人の通訳を務めることになる。 4時間弱の労働で得た報酬は、15000円! 夕食にいつもより高いデザートをコンビニで買う。林は謝礼のお札をしげしげと眺め、一万円札の福沢諭吉に「万太郎」、5000円札の樋口一葉に「おせん」と名付ける。 コンビニで支払われた「おせん」はあっという間に海を渡り、人間の欲まみれの世界を裏側から見つめることになるが――。 貨幣は世の中を便利にする画期的な発明だけれど、それによって人生を狂わされたりもする。ユニークな構成と奇想天外な展開で好評を博した、傑作〈お金〉小説。
  • 俳優・亀岡拓次

    俳優・亀岡拓次

    小説・文芸
    3.9
    1巻743円 (税込)
    映画原作! 脇役俳優の酒と仕事と恋 川端賞作家・戌井昭人が描く短篇連作。脇役俳優、亀岡拓次は、行く先々の現場で奇跡を呼ぶ! 安田顕主演で2016年1月映画公開。
  • High and dry (はつ恋)

    High and dry (はつ恋)

    小説・文芸
    4.1
    1巻815円 (税込)
    14歳の秋。生まれて初めての恋。相手は20代後半の絵の先生。ちょっとずつ、ちょっとずつ心の距離を縮めながら仲良くなっていくふたりに、やがて訪れる小さな奇蹟とは……。毎日を生きる私たちに、ひととき魔法をかけてくれる、美しい魂の物語。かわいらしいイラスト満載で、心がぽかぽか温まる宝石のような一冊。
  • ライジング・ロード

    ライジング・ロード

    小説・文芸
    4.5
    1巻880円 (税込)
    大手電機メーカーをある事情で退職したエンジニア・野口陽子は、存続が危ぶまれる東北の三流大学に非常勤講師として招かれた。彼女に課せられた使命は「ソーラーカー」を作り、レースに出て大学の知名度を上げること。しかし集まった学生は落ちこぼればかりで資金も技術も足りない。一流大学や大企業チームとの圧倒的実力差、そして震災……。あらゆる逆境を跳ね返すべく、彼女たちの挑戦が始まった。
  • 探偵は眠らない~都筑道夫コレクション〈ハードボイルド篇〉~

    探偵は眠らない~都筑道夫コレクション〈ハードボイルド篇〉~

    小説・文芸
    4.0
    1巻880円 (税込)
    東京浅草の高層ホテル『ハイライズ下町』。午後6時5分、警備室に最初の殺人予告の電話が入った。宿泊客の一人を殺すという。どうやら本気のようだ。刑事上がりの夜間警備責任者・田辺素直は、アメリカ流のホテル専属探偵さながらに、独自に捜査に乗り出す。息詰まる30時間の始まりだった。(探偵は眠らない) ほかに「西連寺剛」シリーズなど名作も併録した傑作セレクション。
  • 暗殺教程~都筑道夫コレクション〈アクション篇〉~

    暗殺教程~都筑道夫コレクション〈アクション篇〉~

    小説・文芸
    5.0
    1巻880円 (税込)
    謀略反乱結社タイガーの野望を阻止しようとする、国際警察秘密ラインのトップ・エージェント、J3こと吹雪俊介を襲う危機また危機。奇想天外な攻防の舞台は、カジノ、スキー場から香港、マカオへ。「暗殺教程」007を日本に初めて紹介した都筑道夫の生んだ伝説のヒーロー、“スパイキャッチャーJ3”が、大長篇、漫画、TVシナリオを通じて、いま蘇る!
  • まぼろし砂絵 おもしろ砂絵~なめくじ長屋捕物さわぎ(四)~

    まぼろし砂絵 おもしろ砂絵~なめくじ長屋捕物さわぎ(四)~

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    砂絵師のセンセーと貧乏長屋の大道芸人たちが、智恵を武器に幻術使いと対決する「熊坂長範」、押上村のお化け騒動を描いた「ばけもの寺」など怪奇趣味にあふれた作品を収めた『まぼろし砂絵』、二月の初午、夏の夜の麦湯みせの様子など、江戸の風俗描写に精細をきわめた作品が並ぶ『おもしろ砂絵』。シリーズ最盛期の2冊が楽しめる異色の捕物帳第4弾!
  • きまぐれ砂絵 かげろう砂絵~なめくじ長屋捕物さわぎ(三)~

    きまぐれ砂絵 かげろう砂絵~なめくじ長屋捕物さわぎ(三)~

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,045円 (税込)
    「長屋の花見」「舟徳」「野ざらし」と落語に材をとった作品で構成した、さながら“都筑寄席”ともいえる『きまぐれ砂絵』、水に浸すと花開く酒中花、南蛮渡来の燈籠、かいやぐらの太刀など、珍奇な風物を巧みに織り込んだ、江戸情緒溢れる『かげろう砂絵』の2冊を合本。砂絵書きのセンセーを中心に貧乏長屋のおかしな連中が繰り広げる人気捕物帳シリーズ第3弾!きまぐれ砂絵かげろう砂絵
  • 狙撃手のオリンピック

    狙撃手のオリンピック

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    射撃のオリンピック強化指定選手としてモスクワ五輪をめざしていた長野県警所属の神稲貴之。テルアビブ空港乱射事件の被疑者として拘束され、釈放後、地元の整備工場に勤め、逼塞した生活を送る荻窪克己。ふたりの運命は、戦後の混乱期の謎を巡って、奇妙に交錯していた。長野冬季オリンピック開会式の日。テロの予告が届き、警戒の強まるなか、ふたりは、それぞれの過去を清算するために、動き始める――。緊迫のサスペンス長編!
  • 完全版 甲子園の詩 敗れざる君たちへ

    完全版 甲子園の詩 敗れざる君たちへ

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1979年から2006年、夏の高校野球大会の全試合を、作詞家・阿久 悠が観戦し、一日一試合を、詩に詠む、「スポニチ」紙の名物連載27年分を、全収録し、試合のスコア表と各大会のトーナメント表をつけた完全版。球児たちの美しさとはかなさを讃えた感動の記録。底本付録の阿久悠の短編小説「ガラスの小びん」は電子書籍版では割愛しています。また、甲子園球場での試合の写真も電子書籍版には収録されていません。
  • ぴんく ぶろんど

    ぴんく ぶろんど

    小説・文芸
    -
    1巻649円 (税込)
    ピンクブロンドのハデなヘアスタイルで超目立っているギャルな女子、桜井萌愛。周りからは遊んでると思われているけど、実はまだバージン。好きな人の初体験を夢見つつ、毎日エッチな妄想ばかり。そんな萌愛が入学した高校で出会ったのは、クールで秀才のAクラス男子、桂木颯太。性格も話もまったくかみ合わないけど、なんか気になる存在で。バージン脱却したい萌愛の初体験はどうなる……?
  • 誕生日メランコリック

    誕生日メランコリック

    小説・文芸
    -
    1巻649円 (税込)
    高1の紗葉は幼なじみの陸に10年も片想い中。たった1日違いの誕生日のせいで、大好きな陸といつも同じ学年になれないでいた。もどかしい時間を過ごし、ようやく陸と同じ高校に通うことになった紗葉は一緒に過ごす時間も増え、舞い上がっていたが…会えなかった1年の間に陸に想いを寄せるライバルがいた。不安が募っていく紗葉を度々救ってくれたのは、いつも憎まれ口を叩く、同じクラスの旬。「俺なら悲しい思いなんてさせない」――陸と旬の間で揺れ動く恋心は……。
  • スマッシュエース!

    スマッシュエース!

    小説・文芸
    3.7
    1巻649円 (税込)
    わずかな油断や予想外のアクシデントなど、さまざまな理由で人は挫折を経験する。そんなとき、誰しも「もうおしまいだ」と、心が折れそうになるだろう。けれど、どんなときにも必ず光明はある。希望を捨てなければ――。 この物語の主人公は、いずれは日本を代表するバドミントン選手になると将来を嘱望された少年。しかし彼は、ある事故によって、スポーツ選手として致命的なケガを負ってしまう。誰もが絶望する中、彼自身は諦めなかった。 少年は奇跡を追って、再び走り出す。もう一度、空高く翔ぶために。
  • エキナカには神様がいる

    エキナカには神様がいる

    小説・文芸
    3.9
    1巻649円 (税込)
    知っているだろうか? 一日に数十万の人が利用している、東京の某ターミナル駅には「神様がいる」という噂がある。その神様はいつも、優しい目で私たちを見守ってくれている。 理不尽な上司の元で激務をこなし、疲労困憊の会社員。金を無心してくる元彼につきまとわれて悩んでいる女性。一人ぼっちでエキナカを寂しげに徘徊する小学生。記憶を失って行き場のない老女……。そんな彼らを、「エキナカの神様」は決して見放さない。
  • 不動産男子のワケあり物件

    不動産男子のワケあり物件

    小説・文芸
    3.8
    1巻671円 (税込)
    「不動産屋を見たら、まずは詐欺師だと疑え」 俺はそう断言できる。ウチの社長は平気で客を事故物件とか悪条件の部屋にぶち込もうとする。でも、本当に幸せになれる物件を宛てがうことが俺たちの仕事じゃないのか? お客さんが本当に満足できる物件がほかにもあったかもしれないのに、不動産屋の都合で部屋を押しつけるなんて……。 そんな想いを抱えるものの、自分も身元を偽って面接を受けた研修中の身。就職活動がうまく行かなかったとはいえ、本当にこんな不動産屋に就職して良いのだろうか? 物件探しにも役立つ、不動産業界の裏を描いた青春物語。
  • スノウ*ドロップ

    スノウ*ドロップ

    小説・文芸
    -
    1巻671円 (税込)
    大病院の跡取り娘として厳格に育てられた高2の雫は、親の決めた自由のない毎日を生きていた。そんな雫に、ある日、美しい青年・雪との運命の出会いがおとずれる。どこか翳のある雪と心を通わせるうち、暗闇だった雫の心に光が射し込んでいく。やがて恋に落ちる二人。でも、猛反対した父親によって二人は引き裂かれてしまう。「きっと必ず迎えに来る」――雪のくれた約束を信じ、待ち続ける雫の恋は……。
  • 神様、お願い

    神様、お願い

    小説・文芸
    -
    1巻671円 (税込)
    母親から存在を否定され続けてきた陽菜は、辛い過去と希望のない未来に絶望し、かたく心を閉ざしていた。そして16歳の誕生日、当てもないまま家を出る。街をさまよい疲れ果てた陽菜を待っていたのは、街の支配者・黒王と呼ばれる斗羽との運命の出会いだった。陽菜の全てを包み込むように手を差し伸べてくる斗羽だったが――。魔法のiらんどの年間ランキングで上位を独占した超話題作。
  • 夫からもらうもの

    夫からもらうもの

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,408円 (税込)
    大人になったら結婚して誰かの妻となり、幸せな人生を当たり前に送ると考えていた夏帆。しかし、大人になった夏帆は美人ではあったが、なかなか結婚の機会に恵まれず、気がつけば年齢も30歳を超えてしまっていた。夏帆自身も、このまま結婚しない人生もいいかもしれないと考え、一人で生きていけるようにとOLとして働き始めることにした。そんな生活を始めてから半年。仕事も楽しいと思い始めた矢先のこと。母親の行きつけの呉服屋の勧めで、夏帆はもう何度目にもなるお見合いをすることになる。そこで夏帆は、田中和夫と知り合った。和夫は夏帆の理想の相手とはかけ離れた人物だったが、彼の押しの強さ、そして結婚が決まった時の母親の喜びように流され、二人は夫婦となった。しかし田中家の妻となった夏帆を待っていたのは、同居の姑のいじめ、働かずにギャンブルをしてばかりの夫の世話だった。夏帆は自分の独身時代の貯金を切り崩しながらの生活をすることになっていく。離婚を考えながら生活を送っていた夏帆だったが、息子の誠太が生まれたことで気持ちを新たにし、和夫と共に幸せな家庭を築こうと、様々な努力を始める。夏帆は夫をなだめてどうにか自動車修理工場に就職させたり、理不尽なことで姑に辛い思いをさせられながらも、姑を立てることを心がけて生活を送る……。それらは夏帆にとって、間違いなく「夫からもらったもの」だったのだ。

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  • 山小町 -愛-

    山小町 -愛-

    秋の穂高で偶然出会った古都の乙女と、山を愛する青年。ふたりの淡い恋心が、錦繍の京都・愛宕山、白銀の八ヶ岳、そして新緑と残雪の雨飾山で深い愛へと結実していく。2014年12月に刊行されるや否や「昭和の良き時代を思い出しました」「懐かしい恋愛風景、人間関係が描かれている」「一昔前のフランス映画のように余韻をのこし、続編が気になる」と賞賛された山岳紀行恋愛小説の続編が前作を上回るボリュームで待望の刊行!

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  • 昔々、ある夏の日に
    完結

    昔々、ある夏の日に

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    2つの約束は、真夏の空の下で果たされる。 17歳、盛夏。青春の真っ只中の時間に、ボビーと呼ばれる少年は2つの約束を果たすためオートバイに乗って西へ向かう。 1つはオートバイを売却するため。 もう1つはそこからの帰路、同級生の女の子に会うためだ。 2つの約束のために、2つのよくできた略地図が役に立ち、約束は首尾よく果たされる。 しかし、まぶしいほどの夏の光の中に1つの闇があったことをボビーは少女に話さない。 2人の頭上には、ホースから無限にあふれてくる水と真っ青な夏の空が広がっているばかりだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 右の頬に触れる指さき
    完結

    右の頬に触れる指さき

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    その涙、その指 女性と男性は常に1対1の対等の関係にある。 しかしながらそれはAとB、CとDといった固定されたものでなく、AはBと親密、AはCとも親密、そのうえBとCもまた面談し、親しく交際するのだからそうすることがすなわち個人でありその人がまさにその人であることなのだ、と多くの片岡作品同様、この短篇もそう告げている。 その関係の交錯に不意に挿入される涙、カメラが捉えるか捉えないか微妙なその指、それを読むのが小説を読む、ということかもしれない。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 忘れてあげない
    完結

    忘れてあげない

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    記憶の中にも、ジャンプ! 短篇集『ボビーをつかまえろ』に収録された作品。 同年齢の異性の誕生日に豪勢な花束を持って現れ、しかも2シーターでドライヴまで敢行する。 こんなことが17歳で可能か? というユートピア性とこんなことは17歳という年齢以外ではムリだろう、という奇妙な説得力が、作品世界を支配する。 そして極めつけのラストシーン。 さてこのあとはどうなるのか? と懸念したくなる「現実」は小説の知ったことではない。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 誰もがいま淋しい
    完結

    誰もがいま淋しい

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    夏から秋へ。その時、誰もが淋しい。 作者自身が「あとがき」に述べているようにこの作品はそれぞれ別々に書かれた6つの短編をひとつの流れにつなげ、その集合が全体を構成するように作られている。 ショートストーリーを6つつなげているのだからあるタイミングで登場人物はスイッチし、全体を通しての主人公のような人物は存在しない。 にもかかわらず確かに「1つ」を感じさせるのは5月から秋のはじまりに向かう季節の推移の自然さと各ショートストーリーの人物たちが宿している「愛」のようなものに対する独自の距離感とそこから派生する「淋しさ」があるからだろう。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 花一輪
    完結

    花一輪

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    不自然と呼ぶ理由は何もない いくつもの片岡作品がそうであるように女性1人に男性2人、というパターンの短篇である。 三角関係と言ってもいいが、しかし男性同士は友人であり嫉妬のない三角関係だ。 彼らはそれを楽しむ。世の常識への反抗でもないし、特別、欲望に溺れるわけでもなく。 とはいえ、一晩の酩酊くらいはあるだろう。 酔った姿がまた、美しき花一輪だ。 「鑑賞」しながら男たちはコーヒーを飲む。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 寝顔やさしく
    完結

    寝顔やさしく

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    一緒に眠るよりも良いこと 思えば、寝顔ほど無防備なものもまたとないのかもしれない。 東京駅にいて、眠たくてたまらない、となれば普通は一刻も早く勝手知ったるわが家へ急行するはずだが、それよりももっと別の場所で眠りたい、となればその場所の主との関係の親密さは明らかだ。 ぐっすりと眠ったあとには、贈りものが待っている。 他にはない、最上のおだやかさがそこには待っている。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • シャツのボタンが段ちがい
    完結

    シャツのボタンが段ちがい

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    偶然は偶然であり、サインではない 27歳の男性。たっぷりの未来があるようでもあるしそれなりの過去の堆積もある年齢だ。 いくらでも眠ることのできる体力もある。 結婚は、してもいいし、しなくてもいい。 女性もいる。1人ではない。とっかえひっかえ、というのでもない。 ある時、連続してある現象に目を止めた。 シャツのボタンが段違い。それが連続して起きたことに意味を見出すことは可能だろうか? それは必要なことだろうか? 目の前に現れた、連続した、シャツのボタンの段違い。 ただ彼はぶっきらぼうにそれを指摘するだけだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 彼女が持つにふさわしい
    完結

    彼女が持つにふさわしい

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    合意に達した女性たちは、そろって彼を見送る 片岡作品に繰り返し現れるモチーフがある。 例えば、結婚を一度経験した後、自分は結婚という選択を取るべきではなかった、と確認する女性。 彼女らは例外なく、相手の男性に対する愛情を失うことなくキッパリと再び一人になってみせる。 この短篇もそのようなバリエーションの一つだが、そこにあと一つ、新しい要素が加わる。 一つは「性」の超越。もう一つは「交代」。 そんな理屈通りに行くもんか、と思う読者のとまどいをやすやすと超えて物語の人物たちは動く。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 心のままに
    完結

    心のままに

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    時は過ぎ去るに任せよ、いつでも自分自身であれ 家族がある。親と子がいる。 愛情で結びついてはいるが、縛ってはいない。 だからいつしか自然に解けるよりも自ら解き放つほうがいい、と考えてもおかしくはない。 親を、環境を選べない子供たちも、大人になっていく。 一人ひとりがもっと自由に生きることを始める時、新たな出会いがあり、新たな家族の再編があり、かつて家族が他人に代わったように今度は他人が家族になることもある。 サーフィンが、カヌーが、8ミリフィルムが、音楽が、それぞれ色彩豊かなラインを生み出しタペストリーが生み出されていく。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 彼を愛してなにを得たか
    完結

    彼を愛してなにを得たか

    小説・文芸
    -
    全1巻275円 (税込)
    季節がひとめぐりしたから。理由はただそれだけ 徐々に関係がまずくなるとか、短くない断絶を経て決定的にダメになるとか、そういうことではなく、なに一つ問題ないように見える瞬間に終わることもある。 例えば、春、夏、秋、冬、そしてまた春と季節がちょうどひとめぐりした、という理由で。 言い出した側が強く、言われた側が惨めだ、というわけでは必ずしもない。 夜の日本海を眺めながら夜通しクーペを走らせる、その美しい、そして悲しい時間を経験して彼女はその連続のままに、一人だけの朝を迎える。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 白の鳥と黒の鳥
    値引きあり

    白の鳥と黒の鳥

    小説・文芸
    3.8
    1巻275円 (税込)
    はつかねずみとやくざ者の淫靡な恋。山奥の村で繰り広げられる天国に似た数日間のできごと――など、奇妙なひとたちがうたいあげる、ファニーで切実な愛の賛歌!
  • エンディングノート
    値引きあり

    エンディングノート

    小説・文芸
    3.3
    1巻319円 (税込)
    30代半ば、人生停滞気味の脚本家の卵、良子が出会ったノート。それは遺される人に自分の想いを伝えるためのものだった。そこに書かれていた過去の真実が良子の人生を変え始め……心震わす感動の物語。

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