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海難1890
奇跡の実話に基づいた大作映画のノベライズ。 1890年、親善訪日使節団を乗せたトルコの軍艦エルトゥールル号が、和歌山県串本沖で沈没。500名以上犠牲となったが地元住人たちの懸命な救助活動により69名の命が救われ、母国トルコへの帰還を果たす。 時は移って1985年。イラン・イラク戦争に伴いフセインはイラン領空の航空機無差別攻撃を宣言。各国は自国民の救出に動くが日本には手立てがない。多くの在留邦人の身に危機が迫っていた――。 日本・トルコ友好125周年記念合作映画を完全ノベライズ。時を隔てた二つの出来事には、深い絆の物語があった。 -
チーム!
卓球少年たちの熱い友情と戦いを描く! 第1話「チームふたり」は、東小卓球部のキャプテン大地が主人公。小学校最後となる大会で県大会出場を目指す大地は、同じ6年生の誠とチームを組むことを望んでいました。しかし、顧問の辻先生から告げられた相手は5年生の純。納得がいかないまま練習を続ける大地の前に、今度は卓球どころではない問題が。大型バスの運転手として働く父親が会社を解雇され、そのショックから家に引きこもってしまったのです。同じころ、女子部では、大会に臨む考え方の相違から部員が分裂状態に陥っていました。双方の女子から相談を受けた大地は、放っておくこともできず……。多くの問題を一度に抱えて、大地は、東小卓球部はどうなっていくのでしょう。そして、困難を乗り越えた先にあるものとは……。 続く「チームあした」では、新キャプテンとなった純が難題に立ち向かっていきます。舞台は「チームふたり」から約半年後。東小卓球部では、全日本選手権でベスト8に入った経歴を持つ新コーチ大滝を迎え、「県大会優勝」を目標に掲げて練習に励んでいました。ところが1か月もたたないうちに、コーチが突如、音信不通に。自分の力不足が原因ではと悩む純の前に中学生になった大地が現れます。さらに、ライバル西小卓球部のキャプテン富田林が現れて、次の大会で西小が東小に勝ったらコーチをもらう!と宣言。果たして東小卓球部の運命は? 中学生になった大地たちの成長も見逃せません。 -
世にもふしぎなゲームの物語
涙と笑いとゲーム愛あふれるその内容に、有野課長も大絶賛! 人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」の放送作家・岐部昌幸がお届けする待望の小説第2弾! 80~90年代にかけて、社会現象となったファミリーコンピュータ。 あのころ夢中でプレイしたソフトをモチーフに、岐部昌幸が新たに紡ぎ出す、 ゲームキャラクターたちの「世にもふしぎな」アナザーストーリー全4編! 1『商人の息子』 商人の息子に生まれた主人公・ユウスケは、悪魔王討伐の旅に参加するも、 戦闘に向かない自分の能力に自己嫌悪する毎日。 ついに耐え切れず、パーティを飛び出してしまい――。 2『とある村からやってきた、パンツ一丁の男』 ある日、デパートの屋上でアルバイトをしていたマキノは、 ヒゲモジャでパンツ一丁の怪しい男と出会う。 彼は悪魔にさらわれた婚約者を救出に向かう途中だというが――。 3『リストラ会議』 長年愛されているパズルゲーム<ミノリス>。 同部署に所属する7人の社員にまさかのリストラ通告が。 いらない社員は一体誰だ! ? 白熱のリストラ会議はやがて思わぬ方向に――。 4『兄弟の確執』 兄のクリオばかりが活躍し、なかなか目立つ機会に恵まれない弟・二テール。 「オレだってやればできると証明してやる! 」と、 たったひとりでプラム姫の救出に向かうが――。 -
ジェームズ・ボンドは来ない(角川文庫)
瀬戸内海の小さな島が挑む、映画『007』ロケ誘致活動に女子高生の遥香も加わった。島が少しでも発展すればとの思いからだった。署名運動や“ボンドガール・コンテスト”、記念館設立など、プレハブ小屋の直島町観光協会が主導する活動はすべて手作り。だが、やがて署名数は8万を越え香川県庁も本格的に動き出す。ついには映画会社から前向きな返事が届き島は熱狂するが……。2003年以降、直島を揺るがした知られざる感動の実話。単行本にはなかったロケ誘致運動当時の報道など数多くの画像に加え、著者による序文「まえがきにかえて」も初掲載!追加取材によって明らかになった事実も組み込んだ改訂版!! 【※本作品は紙版の書籍から写真の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。】 -
夢を継ぐ
夢が生み出す悲劇とサスペンスの小説! 「約束よ。私の夢を受け継いでちょうだい」 小学六年の時、おじいちゃんが死んだ。父は畑を手に入れ、農業をやると言い出した。私が中学へ進級するのと同時に、父の言いなりのまま、家族は田舎に引っ越す事に。 私には、アイドルになる夢があった。でも、父のせいで潰えてしまいそう。何度か抵抗するも、父の暴力の前に為す術がない。ママは助けてくれない。そんなある日、中国人留学生の劉が、畑の手伝いに来てくれた。私と劉は、少しずつ距離を縮めていく。 (初出:『月刊群雛』2015年03月号・05月号) 表紙イラスト:神谷依緒(『月刊群雛』2015年06月号・09月号表紙イラスト担当) -
Xメン・日本〈竹島八百富短編集〉
読後にモヤモヤする、なんともいえない後味の短編小説集! 『Xメン』 寒風吹き荒れる二月上旬。サラリーマンの聖地新橋に全国各地から集まった五人のおじさん。彼らはネット上で知り合った自称『超能力者』ならぬ『超能力っぽい力がある人』。主催者ウルヴァリンの呼びかけのもと、オフ会で初めて顔を合わせる五人。 居酒屋を舞台に互いの超能力のお披露目会。 そして、『超能力っぽい力がある人』同士の悲哀を語り合い結束を固めていくおじさんたち。 果たして、おじさんたちに未来はあるのか! いや、あるのか? (初出:『月刊群雛』2015年04月号) 『日本』 紅葉が映える山間の風景を画用紙に描く葉山卓は、自分の技術が一向に上手にならないことに不安を感じるが、ナースの鈴木裕子からの励ましで描き続ける。しかし、結局はそれを活かすことなく、ある単調な作業場で働くことになる。そこで生活は保障されるのだが……。 (初出:『月刊群雛』2015年01月号) 表紙イラスト:しんいち(『月刊群雛』2014年07月号表紙イラスト担当) -
あなたが、いなかった、あなた
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここで読者は「彼方(あなた)」の世界に住む、もう一人の「貴方(あなた)」に出会う。ノルマンディ地方の美しい風景の中で静かに辿る「『フェカンにて』」。経済のグローバル化のただ中で、途方に暮れる一夫婦を描く「慈善」など、語りの常識を易々と覆し、変容する現実を再定義する11の物語。長く電子書籍化困難といわれた幻の作品集、遂に配信! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
愛して愛して愛してよ
地方のなんでもない町に生まれた少女、尾崎愛。 人見知りで口下手なため、不遇な学生生活を送りながらも、作家になることを夢見て東京で暮らし始める彼女は、愛を求めて、波瀾万丈の人生を経験することになる。 愛って、どこにあるんだろう? 愛って、なんだろう? -
行列のできる不思議な洋食店
ある土曜の夜のこと。 空腹を満たそうと自宅を出た女子大生の山嶺結は、自宅近くの商店街にひっそりと建つ洋風家庭料理店『すずらん』の前に立っていた。 木製の扉には「会員専用時間帯です」と書かれたサインプレートがかかっている。 うしろからやってきた他の客と話すうち、なし崩し的に彼女は店に足を踏み入れる。 そこで結が目にしたのは、バケモノ――いわゆる怪物、幻獣、妖精などと言われる存在で満席の店内だった……。 あなたも『すずらん』で、愉快なバケモノたちと一緒に、美味しい料理に舌鼓を打ってみるのはどうだろう。 -
おきつねさまのティータイム
心休まる洒落た雰囲気の紅茶専門店マチノワでは、女の姿に化けた狐が紅茶を出してくれるという――。 実は、トウカという名で呼ばれる彼女、紅茶を淹れるのが苦手。客に紅茶をつくるのは、もっぱら尼子拓巳という青年の役割だった。 そんな店を訪れるのは、悩みやトラブルを抱えた客ばかり。お節介焼きのトウカと、そんな彼女に呆れつつもフォローする拓巳。いいコンビに見える二人だが、実は――。 これは、人を騙すことがきわめて下手な狐と、人を騙して生きてきた詐欺師との、嘘と紅茶にまつわる物語である。 -
逢魔ヶ時あやいと倶楽部
雪のように白い肌。黒檀のように黒い髪。血のように赤い唇。その美少女の名は、紫榊銘といった。彼女は、感情が高ぶると、無意識に妖怪を“召喚”してしまう体質であった。制御できない妖怪に狙われる銘。そんな彼女を守るため、『弁慶』と名乗る少年が付き従う。彼の正体は、“社人形”―少年の姿をした対妖怪用呪術戦闘機。銘の日常が、『非日常』に変わる―。これは、不思議な学園異能奇譚。 -
レトリカ・クロニクル 香油の盟約
人間が大陸の支配者であると説くアシミア教会が勢力を持つ西の大国ヴァルト王国。その国境付近で野盗に追われている獣人の娘フィーネを助けた話術士シンと狐の師匠カズラは、彼女に同行し近くの修道院を訪れる。 香油の生産に長けるフィーネたち赤犬の獣人の部族は、永く人間の支配を受けていた。その状況に我慢ならず暴走しようとする族長ベルノルトを止めるため、修道院長ジークムントに仲裁を求めるのだが……。複雑に絡み合う因縁や思惑がシンたちを思わぬ窮地に陥れる! 話術士シンと狐の師匠の心温まる旅物語、第2弾!! -
アンダーワールドストリートへようこそ
「あなた呪われていますよ」 裏社会通り。日常のほんの裏側、一歩道を違えた場所にある謎めいた街には、その身に呪いを抱えた“厄人”が集っている。 あまりに不運な自分の身の上を「呪われている」と看破されてしまった四つ葉つゆりもまた、その街に迷い込んだ。 彼女が出会うのは、誰からも忘れられる女殺し屋、何もかもを忘れられない情報通、生ける藁人形に宿る探偵、セクシーなインチキ霊媒師……そして、全てを「生かす」呪いにとり憑かれた男――。 呪われた人々の運命が、ひとつの事件を巡って集約していき――。 -
無理矢理な人たち ~この素晴らしき世界~
物語の語り手である《おれ》は、とあるバーで出会った奇妙な老紳士《傷の痕》氏から、人の内面をのぞき見ることができるという不思議なコンタクトレンズを受け取る。《おれ》は個性豊かな7人の人生を覗き見て老紳士に語り聞かせる。 一見普通に見かけるような人々…。愛嬌がある太めの女の子。データ入力を生業にする痩せ細った男。変態性癖を隠し持つビルの清掃員兼ブルースギタリスト。勘違いな超ナルシストのビジュアル系バンドマン。男性不信の三十代後半独身キャリアウーマン。過去のトラウマゆえ人形にしか心を開かないSV(スーバーバイザー)の男。石膏のような厚化粧をした良家の令嬢。 物語はそれぞれの人生を細やかに描き出していく。彼らがそれぞれに抱えている決して普通ではない闇と光、痛みと喜び。何が今の彼らをつくったのか。やがてそれぞれの物語が交錯して絡み合ってゆき、《おれ》と老紳士《傷の痕》の関係にも劇的な変化が訪れるのであった。 救いのないようにも思えるエピソードの中で、愚かでどうしようもない、それでも愛すべき「人という生き物」を軽妙な語り口で描いた一冊。 ※本作品は2010年に、ぶんか社より電子出版されていたものを加筆訂正し再発売。 表紙絵・寺澤晋吾 -
バタフライダンスにSAYONARA
夢の中では無敵の<帝王ホリウチ>として、やりたい放題。 しかし現実に帰れば、派遣ドライバーの仕事を適当にこなしながら両親と同居する、牛乳大好物のイモくさい男。 やがて、あまりにも夢の世界だけを求めていくうちに、夢うつつの境界がずれていく。 冒頭に引用される荘子『胡蝶の夢』さながら、黒アゲハが随所にあらわれ、堀内の夢と現実の世界を行き来し、両者の境界の危うさを露呈させる……。 精彩に富む故に震撼とさせるホラー描写、サイコ・ミステリー的謎解き、脱力ギャグ、切ない恋物語と、バラエティに富んだエンターテイメント性満載……現実とは?夢とは? 心とは? 他人とは? 社会とは? と哲学させもする異色のハイブリッド・ノベル。 ミュージシャン、画家としても活躍する著者 寺澤 晋吾の『夕焼けとにょろり』『七日目の蝉』『無理矢理な人たち~この素晴らしき世界~』に続く小説第4弾。 表紙絵・寺澤晋吾 -
P+D BOOKS 残りの雪
古都鎌倉に美しく燃え上がる宿命的な愛。 夫は、なぜ失踪したのか? 理由なき別れに苦しみ、無為不安の日をおくる里子は、40代の会社社長で、骨董の目利きでもある男、坂西と出会う。妻子を捨てた夫と、年上の女との情事が日々うつろなものに変っていくのとは対照的に、二人の愛は古都鎌倉の四季の移ろいの中で、激しく美しく燃え上がった……。 日経新聞に連載され話題を呼んだ長編小説。男女の宿命的な愛を鮮烈に映すとともに鎌倉や京都を舞台に、和服や自然を通して日本の四季が美しく描写されており、作品の魅力に彩りを添えている。 -
P+D BOOKS 銃と十字架
初めて司祭となった日本人の生涯を描く。 「何のために苦しい旅を続けるのか。いつかは捕まり、殺されることも確実なのだ。しかし、いかなる苦渋にみちても肩から人生の十字架を棄ててはならぬ」……。 船を乗り継ぎ、砂漠をよぎって、日本人として初めてエルサレムを訪れ、後にローマに学び司祭となった実在の人物・ペドロ岐部。 この破天荒な訪欧大旅行は、イエズス会亜等の組織の保護なしに、個人の自力で成し遂げた、日本人としても最初の快挙だった。やがて彼はキリシタン弾圧の荒れ狂う日本に立ち戻り、使命に生きたのだが……。 17世紀前半の日本におけるキリスト教弾圧の貴重な通史であり、「沈黙」とともに、作者のキリスト教観の理論的な最高峰に位置する一冊である。一日本人ペトロ岐部の劇的生涯を描く。 -
見えないほどの遠くの空を
2011年5月公開映画の原作小説。 賢は大学で映画研究会に属している。今回は賢が監督で映画を撮ることになった。映画のヒロインには同じく映画研究会に所属する杉崎莉沙が選ばれる。莉沙も実は監督志望、賢が書いた脚本のセリフをめぐって言い争いとなり、賢は莉沙と少し険悪になる。撮影は進むが、莉沙の最後のワンショットを残して、彼女が交通事故に遭い死んでしまい、映画は頓挫する。そんな時、賢は街で莉沙にそっくりな女性を見かける。追いかけて話を聞くと、莉沙の双子の妹の洋子だった。賢は洋子に白羽の矢を立て、彼女を起用して最後のワンショットを撮影し、未完の映画に終止符を打とうとする。大学の映画研究会のメンバーを招集して撮影の再開を告げる賢だったが。集まったメンバーたち、そんな賢の申し出に、何故か戸惑うのだった。「見えないもの。手で触れられないもの。あるってことを証明できないもの。それを信じて欲しいんだ」ひそかに莉沙に思いを寄せていた賢には、深く胸に突き刺さる彼女の言葉だった。2011年5月公開映画の、監督自らが執筆した原作小説。
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