木皿泉の作品一覧
「木皿泉」の「昨夜のカレー、明日のパン」「ON THE WAY COMEDY 道草」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「木皿泉」の「昨夜のカレー、明日のパン」「ON THE WAY COMEDY 道草」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
和泉務と妻鹿年季子夫妻の共同ペンネーム。『すいか』、『野ブタ。をプロデュース』など多数のテレビドラマの脚本を手がける。小説『昨夜のカレー、明日のパン』や『すいか シナリオBOOK』、『野ブタ。をプロデュース シナリオBOOK』、など自身がドラマ脚本を書いた作品も本として手がける。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
少年・青年マンガ
小説・文芸
Posted by ブクログ
本書を読んで一番強く感じたのは、人は「過去を乗り越えて」前に進むのではなく、過去を抱えたままそれでも日々を生きていくのだということだった。
この作品には、大きな事件や劇的な展開があるわけではない。誰かと話したり、ご飯を食べたり、仕事をしたり、誰かを好きになったりする。そんな一見すると何気ない日常の積み重ねによって、登場人物たちは少しずつ前へ進んでいく。
興味深いのが、タイトルの「昨夜のカレー、明日のパン」という言葉。昨夜のカレーは過去で、明日のパンは未来。その間にある「今日」を、人は生きているのだと思う。過去にどれだけ大きな喪失があっても、それを消してから未来へ進む必要はない。昨日のカレ