【感想・ネタバレ】昨夜のカレー、明日のパンのレビュー

あらすじ

若くして死んだ一樹の嫁と義父は、共に暮らしながらゆるゆるその死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化された人気夫婦脚本家の言葉が詰まった話題の感動作。書き下ろし短編収録!文庫版解説=重松清。

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【2014年本屋大賞2位受賞作品!!】
病で夫<一樹>を亡くしたテツコと、一樹の父親<ギフ>の、奇妙だけど切ない、悲しいけどどこかあたたかい、二人暮らしの物語。
この物語は、この三人の話だけでなく、一樹の幼馴染や従兄弟、テツコと結婚したい<岩井さん>、ギフの亡き妻<夕子>などそれぞれの人物にスポットをあてた短編が、連作となってひとつの物語を作っています。

「自分には、この人間関係しかないとか、この場所しかないとか、この仕事しかないとかそう思い込んでしまったら、たとえ、ひどい目にあわされても、そこから逃げるという発想を持てない。呪いにかけられたようなものだ。」
「逃げられないようにする呪文があるのなら、それを解き放つ呪文も、この世には同じ数だけある。」
「悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ。」

心に沁みるコトバ、丁寧な暮らし、切ないけれど前向きに生きる力が、この本につまっています。
2015年に仲里依紗さん主演で実写ドラマ化され、また、渡辺ペコさんによるコミカライズ作品も発売されています。(書店員・あんにん)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

有隣堂さんでおすすめされていたので。私好みの日常群像劇系で軽く読めて面白かったです。女性に騙される男性たちの話が笑えました。最後の文庫書き下ろしのお話は、一人旅に行きたくなりました。周囲の誰が亡くなっても日常は続いていく。少しだけ前向きになれそうな本でした。

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

7年前に25歳でなくなった一樹の父、ギフと住み慣れた一軒家で同居を続けているテツコ。
2人を取り巻く人物達それぞれの悩みや思いを綴った短編集。さすが脚本家だけあって、テンポがよく、会話のセンスが良い。くすっと笑え、それぞれの登場人物達に好感をもて、人とのかかわりも悪くないなと思える。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

 本書を読んで一番強く感じたのは、人は「過去を乗り越えて」前に進むのではなく、過去を抱えたままそれでも日々を生きていくのだということだった。
 この作品には、大きな事件や劇的な展開があるわけではない。誰かと話したり、ご飯を食べたり、仕事をしたり、誰かを好きになったりする。そんな一見すると何気ない日常の積み重ねによって、登場人物たちは少しずつ前へ進んでいく。
 興味深いのが、タイトルの「昨夜のカレー、明日のパン」という言葉。昨夜のカレーは過去で、明日のパンは未来。その間にある「今日」を、人は生きているのだと思う。過去にどれだけ大きな喪失があっても、それを消してから未来へ進む必要はない。昨日のカレーを抱えたまま、明日のパンを楽しみにしてもいい。
 また、テツコとギフの関係を見ていると、家族というものは必ずしも血のつながりだけで決まるものではないのだとも感じた。一樹は亡くなってしまったけれど、一樹がいたことで生まれた人と人とのつながりは残り続ける。人は亡くなっても、その人と過ごした時間や、その人によって生まれた関係まで消えてしまうわけではないのだと思う。
 この作品を読んで、「ちゃんと前を向かなければ」と考えすぎなくていいのかもしれないと思った。過去を引きずることも、立ち止まることも、決して前に進めていないということではない。それでも今日を過ごし、明日になればまた何かを食べて、誰かと話して、一日を始めればいい。

 人生には、どうしても取り戻せないものがある。でも、取り戻せないものがあることと、これから大切なものに出会えないことは別なのだと思う。

 「忘れること」ではなく、「忘れられないものを抱えたまま生きていくこと」。それも一つの前向きさなのだと、この作品から教えてもらった気がする。

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大切な人の死という辛い経験を抱えながら、それでも続いていく日常を、前を向き一歩ずつ歩いていく人々に温かく寄り添うような作品だった。登場人物は皆キャラが濃く、一見交わりそうにないけど、お互いの違いを理解し、それぞれの生き方や距離感を尊重している関係性が読んでいて心地良かった。
木皿泉さんにしか描けない世界観があるよなと思う。

先輩社員:加藤さんの「世の中、あなたが思っているほど悪くないよ」と、一樹の「生きるというのは、のぼってゆく太陽に向かって歩いてゆくことなんだよなぁ」が印象的なセリフだった。私も魔法のカード欲しい!

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

人の死を経験する前と後では、同じ日常を送っていても考えや感じ方が変わってくる。
大切な人を失って何年経っても、ふっとした瞬間に襲ってくる、悲しみ、喪失感。自分の人生の前進させかたを探して行かないとと強く感じた作品

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだと知ってから、テツコは、いろいろなことを受け入れやすくなったような気がする。」というフレーズが心に残った。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不思議で、でもすーんなり入ってくる話だった

なんだか心があったかくなって、この世は回ってるんだと感じることができた。何がと言われると具体的にはない感じがまた新しくて良い。

日常の中に確かにある死というものを大げさでなくちょうどリアルに描いている気がした。

魔法カードとか、ほんとうに美しいものとか、ムムム、病院近くのパン屋...
1つ1つの言葉選びやセリフがとても素敵で魅了された

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

温かい気持ちになる。ゆっくりだけど死を受け入れていくテツコとギフの関係も良い。死について考えさせられるがふわっとした気持ちで読み進めることができた。

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2026年02月06日

購入済み

癒しとか信じてなかったのに。

今までは、何かを読んで癒されるとか、綺麗事のように思ってた。だけどこれは…
表現できない気持ちの奥の、かなしさや、やりきれなさ、おかしみ、強さ、いろんなことを、そうとは言わずに描ききられてた。みんな何かを抱えてて、みんな何かをもとめてる。日常の丁寧な積み重ねでそれを許されていくのね、と。気持ちがシンプルに整えられる読後感です。

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2018年02月07日

Posted by ブクログ

 読み終わってみると、じんわり温かい気持ちになるような話だった。
 特にストーリーの山場のようなところはないけれど、人生ってこんなもんだよなって思わされたり、登場人物の気づきに都度自分も考えさせられる。
 素朴で日常的な展開だけど、派手な演出がない分、感情移入しやすく自分の中に残りやすい作品だった。

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2026年09月08日

Posted by ブクログ

優しい岩井さんとギフがそれぞれ女に騙される話が、最高に面白かったです。テツコさんの幸せを祈りたくなります。ずーっと読んでいたいと思う小説でした。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

2013年「王様のブランチブックアウォード」
2014年「本屋大賞」第2位

ゆるゆるとおだやかな小説。
内容としては、若くして夫を亡くしている女性(テツコ)や奥さんや息子に先立たれた男性(義父ギフ)が主人公なので重い話にもなるかもしれないが、時間をかけて、家や人間関係によりなじんでいく。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

てつことギフの穏やかな日常に、時々近所の人や同級生、同僚が登場して話が展開していきます。
特別な出来事は起こらないけど、日々の豊かさを感じます。

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでいてその情景が思い浮かぶ、丁寧な情景描写と心理描写が印象的だった。
まるで心にいつまでも残る、ゆったりと暖かいドラマを見ているようだった。
一樹を中心に関係する人たち。
その人たちが、それぞれの人生を生きながら、何かを感じ、何かを見つけ、少しずつ変化しながら生きていく。
お互いが、会話を通して何か求めていた事への答えのようなものを見つけ、変化していくところが良かった。
ふとした会話が、人生の核心のようなところに繋がっていくのは面白い。
この世界は常に変化していて、それは残酷なことではあるけど、救われることでもあるんだ、というギフの言葉が心に残っている。
出てくる登場人物はみんな良い人で、それぞれの人生や考え方、生き方はとても興味深くて面白かった。
それでもやはり、私はテツコとギフの関係性が好きだ。
異質でありながら、あたかも普通のことのように暮らす2人が好きだ。
代々受け継がれてきたギフの家。
夕子さんと一樹がいなくなっても、その家でギフとテツコで新たに積み上げてきた2人の生活。
いつか来るであろうこの生活の終わりが、その関係性に岩井さんが入ってくれたことで、この先も続いていってくれるようで安心した。
夕子さんのOL時代、テクノロジーの変化で働き方が変わり、そこに乗り損ねて去っていく人の描写がとても印象深かった。
技術がいる憧れていた仕事が、なくてもよい仕事となる。
誇りを持ってやっていた仕事は無駄になり、新たな仕事は無機質でつまらなく感じる。
生きることは変化に対応していくことでもあるが、変化は寂しさも伴う。
それでも、私たちは生きていくんだよな、と思った。
怖かった先輩の言葉で、大丈夫、世界はそんなに怖くないよ、というのがあったが、たしかに、思ったよりもちゃんと優しさがあると思えた。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

明るくて楽しい部分も多いのに、死というものとゆっくり向き合っていくお話で、悲しんでもいいし懐かしんでもいいし、吹っ切れても吹っ切れなくてもいいんだと、そう肩の荷が降りるような作品。
大切な存在の死を、受け入れていくことが怖いと感じている私にとって、救いになった。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

夫婦脚本家の著書でドラマ化が前提だったのか早くに映像化されていたようだ。小説として読むと独特な空気感があるけどドラマで観るとまた違っていたのではないか、、この感じはきっと好きな人は多いだろう。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

死を受け入れられないということはあると思う
特にこの作品のような背景があれば
morning
mourning
心に響く

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

ギフと岩井さんと一緒にいたらイラッとするんだけど、楽しくて幸せな人生だろうなぁ。
ギフの家が想像するだけでワクワクする家で、そんな家と周りにいる人たちに囲まれて生きていけるのは楽しいだろうなぁ。って思いながら読みました。
個人的にこういう世界観は大好きで、この世界に入っていきたいくらい素敵だと。
登場人物がとても魅力的でそれでもそんなような人これまでの人生でもいたなぁとか思い出しながら。
山ガール、夕子、男子会が特にお気に入りです。
ギフとテツコ、そして岩井さんこれからどうなるのかなあ。きっと同じような生活が続いて行くんだろうな。
それでも人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ。 ギフ

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

テツコとギフの会話が面白い。岩井さんとギフのコンビもかわいくて好き。一樹の死を受け入れて、岩井さんと2人の関係も進んでいくのかな。

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2026年05月15日

Posted by ブクログ

意外な展開がとても面白かったです。一話一話がほっこりするものばかり、そして全体がまた繋がっていて、読んで良かったと思わせてくれます。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

穏やかな日常が続く、ほのぼのとするストーリー。登場人物の抱えてるものは、大変なこともあるんだけど、それを抱えていても、日常はほのぼの過ごせるって感じがいいなと思う。

小学生に騙されてしまう岩井さんとか、山ガールと一緒に登山するギフとか、なんかいいなと思う。文章が、自分に心地いいんだと思う。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

人(一樹)の死を受け入れていく話なんだけど、裏表紙のあらすじのとおり、"ゆるゆると"していて、ほのぼのと心温まるお話だった。

ほのぼのしているのは元々のテツコとギフの性格もあるんだろうけど、無理に急いで悲しみから立ち直ろうとするのではなくて、ゆっくり時間が解決してくれるのを2人で待つ感じが、せつなくもあり、温かくもあった。

義父と2人で同居ってなかなかないシチュエーションだし、一樹の死後別々に暮らすこともできただろうけど、テツコにはギフがいてよかったと思うし、ギフもテツコがいてよかったと思う。
家を出られなかったのは一樹との思い出を手放したくなかったのもあるのだろう。

カレーとパンはどこで出てくるんだろうと思いながら読み進めていたけど想像より運命的でドラマチックで素敵だった◎
テツコと一樹の再会後の馴れ初めも読んでみたかったな。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

テツコとギフ。
ステキな関係、というチープなコメントしか出てこなかった。なぜだろう。疲れているのか。穏やかに受け止められる日と、ただ都合が良くて羨ましいだけに終わる日とある。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

派手な事件や大きなストーリー展開があるわけではないものの、静かで心地よい時間が流れる作品だった。
気負わず読める軽やかさがあり、ページをめくるたびにふっと肩の力が抜けていくような読書体験になった。

物語の中心にあるのは、夫を亡くした女性と、その義父との不思議な同居生活だ。通常なら重く描かれそうな設定だが、この作品では悲しみを過度に dramatize することなく、日常の延長線上にそっと置かれている。
二人の距離感や会話の温度が絶妙で、読んでいるこちらも自然と穏やかな気持ちになっていく。

更に、家族やその周辺の人々が登場することで、物語に柔らかい広がりが生まれている。
彼らの何気ない言葉や行動に、小さな感動が散りばめられていて、ほっこりと心が温まる瞬間が何度もあった。大きなドラマがなくても、人の優しさや生活のぬくもりがこんなにも豊かに描けるのだと感じさせられる。

全体として、静かな日常の中にある温度や、失ったものと共に生きていく姿勢が丁寧に描かれた作品だった。
読後には、落ち着いた気分と、少しだけ前向きになれるような柔らかい余韻が残った。

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

近しい人の死、そのあとに残された人たちがどのように人生を考え、どのように暮らしていくかが何人もの視点から丁寧に描かれていた。
何があっても時間は平等に流れ、最後は全員死ぬという決まりをどう受け入れていくか、考えさせてくれる本でした。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

あたしンチのような一話完結型の物語と序盤は思っていたが、それぞれの章がメインの登場人物と関わりがあり、物語が繋がる人情物。抑揚があるわけではないが穏やかな気持ちで読み進めることができる一作。個人的には多少展開の早さや場面転換を求める口なので、面白さはあまり感じなかったが心は休めたのでGOODです。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

【読んだ直後の感情】
小説の中で登場人物のそれぞれの視点を描いた連作小説。
読み方が最初難しいところもあったが、それぞれの登場人物が一人の死を受け入れていく様が描かれており、立ち止まったり前を向こうとしたりいろいろなとらえ方があって、気持ちの整理をつける勇気が得られる作品でもあった。
【印象に残ったポイント】
・「人は変わってゆく、それは過酷なことだけど、同時にそのことだけが人を救ってくれるんだよ。」というセリフは時の流れととも、誰かと生きた記憶もいずれあいまいな記憶となっていく。それは思い出として残していたい気持ちもありながらも、生きている自分たちはそこから乗り越えていかなくてはいけないという解放の言葉なのだだと感じた。
・また生きた記憶、証というのは物だったり、場所だったり、人間関係だったり、いろんなところに点在しており、どこかでその人を感じることができてしまうものなんだなと感じた。

【総評・今後のメモ】
自分にも変わるときがくるその時のために、それで良かったじゃないと進めるよう今を生きようと思いました。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

細々と続く静かな日常を拾い上げる様な作品でした。大事な人が死んでも、その周りの人の生活は続いていく。変わるものもあれば、変わらないものもある日常の中で段々と夫の死を受け入れていく徹子の姿にしんみりしました。徹子が岩井さん用の茶碗を買った時、彼女は夫の死を思い出として前に歩んでいけるようになったのだろうと思いました。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ若いうちに夫を亡くしたテツコ(もしくは亡くなった一樹)を中心とした短編。
最初の方はあまり入り込む事ができなかったが段々と、あ、良いかもと読み進め読後はとても爽やかでした。

個人的には現実味がない話だからこそ、ファンタジーとして楽しめた。自分の身に置き換えてしまうとちょっと息苦しさを覚える、というか辛いかも。

一樹の母親について語られた、夕子という話が一番良かった。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

物語はどこか淡々と進みますが、返ってそれが私たちが普段過ごしている日常の様に感じることができます。その淡々と進むなかで決して大きくはなく、目立ちにくい幸せと新しい発見を噛みしめながら進むしかないんだと考えさせられる作品だと思います。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

最初は読みにくかったですが、徐々に勢いにのって、読み終えました。結構ショックなことも起るのですが、淡々と日常が描かれていて、まあ、そんなものか、と思いました。

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2026年02月06日

購入済み

ほっこり…?

読んでいてほっこりしました。どんどん話が進むにつれて飽きてしまいましたが。テツコがギフと一緒の暮らしをとても大切に思っていて…というかんじが全く共感できず違和感だらけでした。
昨夜のカレー、明日のパン…なぜこの本はこの題名なの?と良く分かりませんでした。

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2016年05月18日

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