プロフィール
- 作者名:木皿泉(キザライズミ)
- 職業:脚本家
和泉務と妻鹿年季子夫妻の共同ペンネーム。『すいか』、『野ブタ。をプロデュース』など多数のテレビドラマの脚本を手がける。小説『昨夜のカレー、明日のパン』や『すいか シナリオBOOK』、『野ブタ。をプロデュース シナリオBOOK』、など自身がドラマ脚本を書いた作品も本として手がける。
作品一覧
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4.0
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3.5
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3.4
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3.3全1巻748円 (税込)テツコは夫・一樹を亡くしてから、一樹の父・ギフと暮らしている。血縁はないけれど「家族」として暮らす二人。テツコはその暮らしをとても居心地よく感じていた。しかし、テツコの恋人・岩井はテツコと結婚したがっているようで…。人気脚本家・木皿泉のデビュー小説を、漫画界の異才・渡辺ペコが瑞々しい筆致で描く!!
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ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ・ドラマを書く仕事をしていて考えるのは、人は何を見たいのかということだ。ストーリーだと思うかもしれないけれど、実はそうじゃないと私は思っている。見たいのは、人間のリアクションなんじゃないだろうか。バラエティー番組で追い詰められた芸人さんの姿に思わず笑ってしまう。ドラマも同じだと思う。役者がこの状況でどんな表情をするのか、もしかしたら見たいのはそれだけかもしれない。
・よい結末になるかどうかは、日常のささやかな行動の中にすでにある。人はなりたいものになれるはずである。
・匂いは、コトバにできない、でもそこにある。白い夏の制服に、うっかりつけてしまった習字のシミのように、洗っても洗っても消えず