カゲロボ(新潮文庫)

カゲロボ(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

人間そっくりのロボット「カゲロボ」が学校や会社、家庭に入り込み、いじめや虐待を監視している――そんな都市伝説に沸く教室で、カゲロボと噂される女子がいた。彼女に話しかけた冬は、ある秘密を打ち明けられ……(「はだ」)。何者でもない自分の人生を、誰かが見守ってくれているのだとしたら。共に怒ってくれるとしたら。押し潰されそうな心に、刺さって抜けない感動が寄り添う、連作短編集。

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カゲロボ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「はだ」、「あし」、「めぇ」、「こえ」、「ゆび」、「かお」、「あせ」、「かげ」、「きず」の9編。それぞれのはなしは、少しずつ重なりあって、暗めで始まるものの、最後は未来に向かって光が差し込む。そんな、展開で、ついつい先へ先へと読み進んでしまう。そんな作品群です。

    1
    2023年11月24日

    Posted by ブクログ

    何個かは違う章でも出ていた人物が大人になっている話もあった。全く関係ない短編集のようだけど実はとっても共通してる感じ。切ないようででもちゃんとあったかく終わる。ゆびみたいな自分の最期にはいれる施設があって会いたい人に会える体験したいことを体験できる場所があればいいなぁと思えた。

    1
    2022年07月05日

    Posted by ブクログ

    人にはそれぞれ色んな傷がある。でも傷を抱えて生きていくのは辛い。そんな傷を抱えた主人公たちを、そっと見守ってくれている、カゲロボ。
    ある時は友人として、ある時は猫として、そしてある時は双子の姉妹として。。

    今の私に特段の傷はない(と思う)けれど、もし今後の人生で傷つくことがあったとしても、私には、

    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    ☆2.8くらい

    何も起こらなかったということが、ここにあった。
    穏やかで幸せってそういうことなのか

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    ふんわりと、もの悲しくて、現実味のない世界で、けっこう不幸なことが起き続けます。でも、ふんわりしてるから、やっぱり現実味がなく、そしてふんわりと救われるような…。それぞれの物語がゆるく繋がって、もしかするともう一度読んでみると、ふんわりではないストーリーが浮かび上がるのかも。

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    世の中には誰かを見張るための人のなりすましたロボット「カゲロボ」がいる。いじめや社会の問題を監視するために存在すると言われている。それは人の形であったり、ネコだったり、場合によっては箱の場合もあり…。

    生活の中に入り込んで、いろいろな人を監視するための小さかったり大きかったりするロボットたちが、人

    0
    2023年12月01日

    Posted by ブクログ

    不思議な話だった。SF?なのかな。「昨日のカレー、明日のパン」とは全く違う世界観に最初は戸惑ったけれど、内容がどれも奇想天外で先が知りたくてサクサク読めた。
    最初と最後の繋がりは良かったな。
    カゲロボ、誰かか自分を見ていてくれる。それはやっぱり勇気づけられ、いい事なのかなぁと思った。

    0
    2023年07月05日

    Posted by ブクログ

    前作2つが好きすぎたので、これは少し好みじゃなくて、読んでてしんどいなと思ってしまったので半分くらいでやめてしまった...

    0
    2023年02月28日

    Posted by ブクログ

    人間の心の機微を描いた短編集。
    それぞれの話はややリンクしてるが、表題であるカゲロボはあまり話には関わってこない感じだった。最初の話ぐらいだった。
    やや、不完全燃焼感。

    0
    2022年08月24日

    Posted by ブクログ

    友人・知人に「この本どう?」って聞かれたら…
    「おもしろいよ。すごい感動するわけじゃないけど、短編9編で読みやすいし、ひとつふたつは印象に残るものがあるんじゃないかな」
    って、言います。

    「はだ」「あし」「こえ」など、身体に寄せたひらがな2文字がそれぞれの短編タイトルになっています。最初に目次見た

    0
    2022年07月15日

カゲロボ(新潮文庫) の詳細情報

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