プロフィール

  • 作者名:木皿泉(キザライズミ)
  • 職業:脚本家

和泉務と妻鹿年季子夫妻の共同ペンネーム。『すいか』、『野ブタ。をプロデュース』など多数のテレビドラマの脚本を手がける。小説『昨夜のカレー、明日のパン』や『すいか シナリオBOOK』、『野ブタ。をプロデュース シナリオBOOK』、など自身がドラマ脚本を書いた作品も本として手がける。

作品一覧

  • くらげが眠るまで
    4.0
    1巻792円 (税込)
    年上なのに頼りないバツイチ夫・ノブ君と、しっかり者の若オクサン・杳子の、楽しく可笑しい、ちょっとドタバタな結婚生活。幸せな笑いに満ちた、木皿泉の知られざる初期傑作コメディ!解説=美村里江
  • 昨夜のカレー、明日のパン
    完結
    3.3
    全1巻748円 (税込)
    テツコは夫・一樹を亡くしてから、一樹の父・ギフと暮らしている。血縁はないけれど「家族」として暮らす二人。テツコはその暮らしをとても居心地よく感じていた。しかし、テツコの恋人・岩井はテツコと結婚したがっているようで…。人気脚本家・木皿泉のデビュー小説を、漫画界の異才・渡辺ペコが瑞々しい筆致で描く!!
  • 昨夜のカレー、明日のパン
    4.0
    1巻660円 (税込)
    若くして死んだ一樹の嫁と義父は、共に暮らしながらゆるゆるその死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化された人気夫婦脚本家の言葉が詰まった話題の感動作。書き下ろし短編収録!文庫版解説=重松清。
  • ON THE WAY COMEDY 道草 愛はミラクル篇
    3.5
    1~4巻726円 (税込)
    恋人、夫婦、友達、婿姑……様々な男女が繰り広げるちょっとおかしな愛(?)と奇跡の物語!木皿泉が書き下ろしたTOKYO FM系列の伝説のラジオドラマ、初の書籍化。オマケの前口上&あとがきも。
  • カゲロボ(新潮文庫)
    3.4
    1巻649円 (税込)
    人間そっくりのロボット「カゲロボ」が学校や会社、家庭に入り込み、いじめや虐待を監視している――そんな都市伝説に沸く教室で、カゲロボと噂される女子がいた。彼女に話しかけた冬は、ある秘密を打ち明けられ……(「はだ」)。何者でもない自分の人生を、誰かが見守ってくれているのだとしたら。共に怒ってくれるとしたら。押し潰されそうな心に、刺さって抜けない感動が寄り添う、連作短編集。
  • 木皿食堂
    3.5
    1~4巻539~792円 (税込)
    伝説のドラマ『すいか』以降、その作品世界が熱く支持されている夫婦脚本家・木皿泉。何気ない日常が愛おしくなるエッセイや、創作への熱い情熱が伝わる羽海野チカとの対談をはじめ、貴重なロングインタビューやシナリオなどを、一冊にギュッと収録!思わず心をわしづかみにされるコトバとの出会い、ここにきっとあります。
  • Q10 1
    -
    1~2巻880円 (税込)
    平凡な高校3年生・深井平太はある日、女の子のロボット・Q10と出会う。彼女の正体を秘密にしたまま二人の学校生活が始まるが……人間とロボットとの恋は叶うのか?
  • Q10 1・2合本版
    -
    1巻1,650円 (税込)
    「僕が恋した転校生はロボットだった。」平凡な高校3年生・深井平太は、ある日、女の子の形をしたロボット・Q10(キュート)と出会う。転校生としてやってきた彼女が人間ではないことを秘密にしたまま、平太とQ10の学校生活がはじまる―人間とロボット、二人の恋は叶うのか?語りつがれる木皿泉の傑作ドラマ!巻末には80年後のQ10を描いたオマケも収録。 ※本電子書籍は、「Q10 1・2」の合本版です。 3行目、「Q10の学校生活がはじまり~」 ⇒「Q10の学校生活がはじまる~」
  • さざなみのよる
    3.8
    1巻660円 (税込)
    小国ナスミ、享年43。息をひきとった瞬間から、彼女の言葉と存在は湖の波紋のように家族や友人、知人へと広がっていく。命のまばゆいきらめきを描く感動と祝福の物語。2019年本屋大賞ノミネート作。
  • すいか 1
    4.1
    1~2巻726円 (税込)
    伝説的ドラマの脚本、ついに電子化。 「やっと空き室でました。人気のレトロ賃貸物件。ハピネス三茶(朝夕食事付き)」東京・三軒茶屋の下宿を舞台に描かれる、血のつながりのない女性4人のなにげない日常と、3億円を横領して逃走している主人公の同僚の非日常。彼女たちが語る、等身大の言葉が胸をうつ、向田邦子賞受賞作。
  • すいか 合本版
    -
    1巻1,430円 (税込)
    伝説的ドラマの脚本、ついに電子化。 東京・三軒茶屋の下宿「ハピネス三茶」を舞台に描かれる、血のつながりのない女性4人のなにげない日常と、3億円を横領して逃走している主人公の同僚の非日常。彼女たちが語る、等身大の言葉が胸をうつ、向田邦子賞受賞作。10年後のハピネス三茶を描いた、書き下ろしのオマケは「すいか」ファン必見。 ※本電子書籍は、「すいか 1・2」の合本版です。
  • 二度寝で番茶
    4.0
    1巻550円 (税込)
    向田邦子賞を受賞した「すいか」をはじめ、「野ブタ。をプロデュース」「Q10」などの伝説的ドラマを生みだした夫婦脚本家・木皿泉。二人が家族、愛、自由、幸せ、孤独、個性、笑い、お金、創作、生きること死ぬこと…などについて縦横無尽に語りあう。思わず胸を衝かれる言葉が随所にちりばめられた、珠玉のエッセイ集。
  • 昨夜のカレー、明日のパン

    Posted by ブクログ

    夫がなくなってもなお義父と暮らすという面白い設定だった。逝ってしまった人が残してくれた人と人との繋がりは大きな影響を与えると感じた。

    0
    2024年09月11日
  • すいか 2

    Posted by ブクログ

    大好きなテレビドラマ「すいか」の
    脚本(文庫版)の2冊目。

    知っている話なのに面白かったー。
    目に涙が滲む。
    懸命に生きる一人ひとりを
    愛おしく感じる愛溢れる作品だ。
    どのセリフも、
    ドラマのキャストの声で聞こえてくる。

    おまけで、ドラマにはなかった
    後日の話もあり、「すいか」ファンは
    ぜひとも読むべき!

    私にとって永遠に愛する作品だ。


    0
    2024年09月03日
  • すいか 1

    Posted by ブクログ

    大好きな作品。
    ドラマでみて、dvdで何度も何度もみてきた。
    おすすめの作品。

    台本的な書き方なので
    気になる人もいるかもしれないけれど。
    映像作品を何度も見てきたので
    キャストの声が聞こえてくるように感じる。
    ちょっとしたセリフや
    やり取りの違いにも気づけて面白い。

    0
    2024年09月01日
  • 木皿食堂 : 4 毎日がこれっきり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・ドラマを書く仕事をしていて考えるのは、人は何を見たいのかということだ。ストーリーだと思うかもしれないけれど、実はそうじゃないと私は思っている。見たいのは、人間のリアクションなんじゃないだろうか。バラエティー番組で追い詰められた芸人さんの姿に思わず笑ってしまう。ドラマも同じだと思う。役者がこの状況でどんな表情をするのか、もしかしたら見たいのはそれだけかもしれない。

    ・よい結末になるかどうかは、日常のささやかな行動の中にすでにある。人はなりたいものになれるはずである。

    ・匂いは、コトバにできない、でもそこにある。白い夏の制服に、うっかりつけてしまった習字のシミのように、洗っても洗っても消えず

    0
    2024年08月12日
  • すいか 1

    Posted by ブクログ

    ゆったりしたおもしろい話なのに
    ふとものすごく人生の真理をついたセリフがでてきてハッとさせられる。
    ハピネス三茶に住みたい。

    0
    2024年08月01日

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