ユーザーレビュー ロスト・チャイルド 桂美人 私は一回では理解出来なく、2回3回と読める本。 生きる強さ、過去と闘う強さ、子どもの強さ。 色んな強さが入った作品 Posted by ブクログ エンディングノート 桂美人 読み易く、ぐっとくる1冊。誰にでも人生のエンディングは来るけれど、その瞬間までどう生きるのか、自分ひとりのことだけでなく、自分を取り巻く人々のことも考えていければ良いなと思った。 Posted by ブクログ ロスト・チャイルド 桂美人 これほど読むのに苦労した小説は久しぶりだ。 登場人物も多いし、相互関係も把握しにくい。 途中、何度も戻って読み返したりして、じっくり読んだ。 時間はかかったけれども、なぜか引き込まれる力強さや、スピード感がある。 人の命や遺伝子操作が題材となった興味深い内容で、もし映画化でもされたら面白いだろうなと...続きを読む思う。 Posted by ブクログ ロスト・チャイルド 桂美人 おもしろい部分がありつつも、読むのに苦労しました。 まず、出だしの監察医務院襲撃事件はかなりの疾走感、臨場感に溢れ、これから物語が始まるという謎に満ちた展開になっており、掴みは抜群。主人公ヒカルが美貌で頭脳明晰でありながらさばけた性格でカッコいいというのも魅力的。襲撃犯にも美貌がいたりと、ぜひ漫画化...続きを読むや映画化してほしいと思いながら読み進めました。 物語が展開するにつれて、ヒカルの過去が明かされるとともに、周囲の人間関係の背景も詳細になり、どうやら生命科学や遺伝子をテーマした犯罪・謎の組織がうごめいているなとわかり始めます。キャラクター造成がしっかりしていて、会話もおもしろい。反面、相関関係が広くなるにつれ、誰が誰なのかわかりづらくなり、何度もページを戻して読む必要がありました。同じ人物でも複数の呼称で表現されており、そのたびに物語を整理する必要が出てきます。 さらに、遺伝子や生命科学に関する知識が盛りだくさんではありますが、正直なところ門外漢の私には理解が難しく、企業同士の競争なども一度読んだだけでは理解しづらく、最後のほうは相関関係がわからなくなってしまいました。最後まで読みましたが、よくわからないまま…。 きっと、とてもせつないお話だと思うので理解しながら読みたいけれど、情報量が多すぎて私の頭では疲れてしまいました。 ただ、事件が発生した際の緊迫した場面の描写は読みやすくて引きこまれます。そこが、この作品の一番の魅力だと思います。映像化すれば面白さが増す作品だと感じました。 Posted by ブクログ エンディングノート 桂美人 ーーー 神尾良子、33歳。ライター業で食べている駆け出し脚本家。彼氏なし。親との関係、やや不良。停滞気味の人生に焦りを感じているーー。大学時代の恋人からの依頼がきっかけで、良子はあるノートと出会う。それは人生の最後に、遺される人に自分の思いを伝えるためのものだった。急逝した父も家族にノートを遺してい...続きを読むた。そこに書かれていたある過去の真実。それは良子の人生を変え始め……。大切な人に会いたくなる心震わす物語。 Posted by ブクログ 桂美人のレビューをもっと見る