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Posted by ブクログ
エンディングノートの文章講師を務めるところから、人生のコマが少しづつ変化していく。ノートの向きあう事で、死と向き合い、死と向き合うことで、伝えたいことが鮮明になる。けれどもそれは死後に遺された子に対するメッセージとして伝えられる。その文章を読む時、ノートの本人は既に他界しており、返信をすることができない。受け取った者(娘)は、生前には見向きもしなかった、その父の思いに寄り添おうとして、自分の身近な出来事とオーバーラップする。
構成に一部分かりづらいところもあるが、エンディングノートの持つ独自性や広がりの可能性について、実験的に小説という手法で描いている作品。
終活やエンディングノートに関心のある方も、まだこれからという方も、気軽に一読されることをお勧めします。エンディングノートを書く意味についても、登場人物のセリフという形で、素敵なメッセージが語られます。
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