コミュニティ

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495円 (税込)

2pt

欲望、妬み……、ふとしたきっかけで、自分の中に潜む闇が表出し、人生が思わぬ方向に転がりはじめる。日常を突き詰めて、あぶり出される恐怖、奇妙さ、甘美を多彩に紡ぐ短編集。不況のあおりをうけて、引越した団地での人間関係の濃さに戸惑う家族を描く表題作「コミュニティ」、大人の恋愛の切なさを美しく綴る「夜のジンファンデル」などデビュー当時から約10年間に発表された秀作を収録。

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コミュニティ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とてもよくできた短編集だと思う。
    短編小説らしいキリリとした作品ばかり。
    予想外にブラックな話が集まっていた。

    永久保存
    …お役所内部の嫌ーな人間関係の話。

    ポケットの中の晩餐
    …芸術家の故郷の思い出。


    …バブルと不倫と手切れ金の別荘。
    これは主人公、気付かないのは馬鹿すぎる 笑
    ただの

    0
    2012年02月10日

    Posted by ブクログ

    人間の欲深さや狂気をあぶり出すブラックユーモアに溢れた短編集
    初めは嫌悪を抱いていたのに徐々に慣れていってしまうおぞましさを体感できる「コミュニティ」
    幻想的で残酷なポケットの中の晩餐がお気に入り

    0
    2023年02月14日

    Posted by ブクログ

    6つの不思議な短編。
    「夜のジンファンデル」は大人の切ない恋愛の話。
    それ以外は、ゾワゾワする怖い話。
    「コミュニティ」は人間関係が濃厚な団地の話。一番ゾワゾワしたかな

    0
    2018年08月10日

    Posted by ブクログ

    篠田節子 著「コミュニティ」、2009.7発行。短編6話。じわじわっと襲ってきます。怖いです!「永久保存」「コミュニティ」、永く記憶に残りそうです(^-^)

    0
    2018年04月04日

    Posted by ブクログ

    2006年に刊行された単行本『夜のジンファンデル』を改題して文庫化。収録されているのは「永久保存」、「ポケットの中の晩餐」、「絆」、「夜のジンファンデル」、「恨み祓い師」、「コミュニティ」の6編。文庫化に当たり表題作を変更したのはどういう意図があってのことか深読みしてしまいます。というのも、ホラーの

    0
    2017年05月10日

    Posted by ブクログ

    日常が非日常へ、そして奇妙な世界に自分自身転がってしまっているのではないか、そんな感覚を持たせてくれる作品。
    たまに時と時の流れがプツッと切れてしまうような印象はありましたが、私個人的にはまぁまぁ楽しんで読めました。
    何か1つあげるとすれば…「夜のジンファンデル」。
    他の作品が奇妙さを取り巻いている

    0
    2012年08月17日

    Posted by ブクログ

    欲望、妬み・・・、ふとしたきっかけで、自分の中に潜む闇が表出し、
    人生が思わぬ方向に転がりはじめる。
    日常を突き詰めて、あぶり出される恐怖、奇妙さ
    甘美を多彩に紡ぐ6つの短編集です。

    篠田節子さんの本は短編の方が読みやすいですね。

    0
    2010年09月06日

    Posted by ブクログ

    ◆あらすじ◆
    欲望、妬み……、ふとしたきっかけで、自分の中に潜む闇が表出し、人生が思わぬ方向に転がりはじめる。
    日常を突き詰めて、あぶり出される恐怖、奇妙さ、甘美を多彩に紡ぐ短編集。
    不況のあおりをうけて、引越しした団地での人間関係の濃さに戸惑う家族を描く表題作「コミュニティ」、大人の恋愛の切なさを

    0
    2009年10月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほんの少しの間違いでそれが故意かどうかはわからなくても、日常には常に闇が隣り合せになっている。その間違いが闇に転落する可能性はたぶん私が思っている以上に高い。
    殺人も他人ごとではない。当事者なのか被害者なのか。紙一重。

    0
    2014年05月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めての作家さん?かな。
    文章が個人的にはすんなり入ってこないところもあったけど、全体的にはおもしろかった。表題作が結構好き。

    0
    2022年09月24日

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