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Posted by ブクログ 2024年02月24日
初本。良い凄く良い 篠田節子さん、何故に出会わなかったのよ自分って。謝辞でお世話になる人を挙げてるけど、段取り踏んでしっかり屋台骨作るから嘘もなくて潔い。米360㌔を乗せて軽で高速走るとかね。27時間だけの出会いなのに内容が濃いし徐々に知られる事情だけでない瀬沼の生き様も全部乗せて走るまさにポルシェ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月27日
「ポルシェ」「ボルボ」「アリア」と、車名を題名にしたロードノベル中編3作。
『田舎のポルシェ』は、軽トラックで岐阜から東京、そしてまた岐阜へと高速道路や田舎道をひたすら走る話。
実家で収穫した150キロの米を運ぶため、助力を依頼した主人公翠の前に現れたのは、坊主頭に紫色のツナギを着た巨漢の男。喉元か...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月31日
どこかでこの装丁を見かけたとき、「田舎のポルシェ」こと、スバルサンバー、に最近乗り始めた自分は思わず手にとらずにはいられなかった…、尤も、自分が乗っているのはこの絵のようなトラックではなくバンタイプではあるが、その小さなクセにせいいっぱいブルンブルンと走り回ってくれる姿にはいずれも変わらないものがあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月22日
「混迷する日本社会の今」を背景に「昭和の時代から懸命に生きてきた人たち」と「今の社会は生きづらく先は見えないけれど、少しだけ光明が見えるかもしれない」という微妙な情景を描き出した中編三作を集めた作品集。なかなか読み応えがありました。というか結構重かった。(決してホンワカする、ハラハラ・ドキドキすると...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月22日
さらさら読めて、車を軸にした旅の物語は3話ともそれぞれ個性があっておもしろかった。
「ロケバスアリア」が1番好きだった。春江さんのキャラも好きだし、春江さんのチャレンジも読みながらなんだか胸が熱くなった。コロナ禍の話でもあり、つい最近のことなのに「あぁそうだったよなぁ…」と少しばかりの懐かしさを感...続きを読む
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