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生き過ぎた――この言葉を残して日本洋画界の大御所は自殺した。遺作の修復を依頼された成美は、彼の弟子となるため彼女のもとを去った美大時代の恋人の死に疑問を抱くようになる。危険をかえりみず、真相を究明する成美。彼女の心の中にあるものは、美術界のタブーヘの挑戦なのか、昔の恋人への愛なのか!?
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Posted by ブクログ
この方の作品は何作か積んであり、今作が初の篠田作品。 絵画の裏方、修復師の女性が主人公の話。 絵画の知識に乏しく、修復師が何をする人なのかも良く知らなかったけれど、物凄くのめり込んで読んでしまった。 私は絵心がなく、細かな作業も苦手。 なので正反対の主人公の行動を読んでいるのが面白かった。 篠田節...続きを読む子、好きな作家さんになりそうです。
やはり濃密な空気の漂う1冊である。絵画修復という職人になったヒロイン。今は亡きはかつての「恋人」の足跡を追って、美術界の大御所の遺作を手掛けるようになる。謎の森に読者は誘われる。
美術界の重鎮が謎の言葉を残して自殺した。遺作の修復を依頼された主人公が、その死に対して不審を抱きはじめることからストーリーは展開していく。修復している遺作は贋作なのか… 篠田節子は文章が上手いので、どんどん物語にのめりこみます。一気読みです。美術小説というよりは、ホラー&サスペンス的な要素が...続きを読む強い小説です。
学生時代に模写にかけてはずば抜けていた主人公の女性。 が、自分のものとしての芸術を残すことについての疑問を持っていた。 そして、同じような気持ちを持っていた男性と出会ったが、 彼は有名な画家に弟子入りをするとして、彼女の元から姿を消した。 二十年近く後、彼女は修復師として彼が弟子入りをしていた画家の...続きを読む修復を頼まれる。 そこで見つけた、画家と彼の秘密。 事実はどうだったのか。 惹きこまれる。
大物美術家と,その家族・弟子にまつわる愛憎劇。 そんな中に巻き込まれた主人公は絵画の修復屋。 テーマが非常に面白いと思った。
絵画の贋作をめぐるサスペンスとして、じゅうぶん面白いのですが、それだけでなく登場人物が抱える自分の才能への期待・挑戦・挫折などが心に響きました。
あいかわらず。一日で一気に読み終えた。ただ犯人に語らせすぎ。まぁ、その人生が大切で、解き明かし方はどうでもいいのかもしれないけど。後半はいまいち。前半はいつも通り激しかった。のでまぁいいか。
贋作師という「裏方」。 決して世に出ない「役割」の人間。 なぜ贋作師としての道を選んだのか? 「創造性」「芸術性」のなさを自覚する。 師匠のものを真似て、 書いたという「方法論。」の踏襲。 「スライドを絵にしていく手法。」 本当に魂のある絵になるんだろうか? こういうのを贋作というのだろうか? ...続きを読むしかし、贋作師というのは、著名なヒトの絵を 描くヒトで、さしずめ「ゴーストライター」 ということになるんでしょうね。 「風景画」ということ。 と、人間の中に深く入っていく画家。 「宗教画」に到達していく心境が大切。 「可能性が、どこにでもありそうなんだけど 全部ふさがれている、何をやったらいいのか わからないみたいな状況」篠田節子。 そんな人間がどのような行動をつくりだしていくのか? 自分であるということへの自信。
虚栄の肖像を読んで(過去に読んでたのに2ページ目で気づいた・・・。)絵の修復の話を他にも読んだなと思い出した本。 こちらも絵の修復のことを詳細に書いてあるし、話も引き込まれるしで面白かった。
相変わらずテーマが面白い。人物、特に女性陣(芳子など)が力強い。が、ストーリーの小道具となる品々、情景がちょっと仰仰しい感じで気になったのが残念。どうも後半集中できなかった。
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