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助言あります。スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時……”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。
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Posted by ブクログ
伊坂さんの文庫オリジナルの短編集。まず、やっぱり面白かったと言っておく。 最初の「浜田青年ホントスカ」は伊坂さんらしい。なるほど、そういうことね、伏線回収をと楽しめた。 「ギア」はセミンゴに尽きる。この世界観。思わずググってしまった。(笑) 「if」はバスジャックされたバス、の乗客を経験した主...続きを読む人公が、同じ状況に陥る話。 「一人では無理がある」も面白かったな。サンタってあんな組織があったんだ。結果オーライの権化。(笑) 「彗星さんたち」新幹線の清掃員たちの不思議なお話。そもそも新幹線に乗らないので知らなかったけど、そんな職業があるんだと。「 後ろの声がうるさい」はそれまでの話の総括的な物語。そして最後に伊坂さんのインタビューが。 どれもこれも期待を裏切らない面白さ。
子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの 妙に心に染みたが、暴力者から出た言葉だったのはなんだか皮肉だ。 伊坂さんの文章は相変わらずおもしろい。 特に「if」と「1人では無理がある」が好きだった。 予想の斜め上をいく伊坂さんの結末。 だから、やめられない。
伊坂さんの短編集、とても好き。 これ、本当に書きたい事だったんじゃないかな。。。 伊坂さんの織りなす時空に唸る。。 最終章への持っていき方、本当に好きな一冊です!
久しぶりの伊坂幸太郎だったがやはり面白い。 「一人では無理がある」は何がどうなっているのか分からず読み進め、最後にスッキリ❗️ そしてこのお話が後の短編でも登場したりして短編の繋がりとして面白い
短編であり、その話には小さな繋がりがある。 小さな繋がりが幸せな物語に彩られる。 最後には心がホッとするような気持ちになりました。
著者インタビューに書かれていた伊坂幸太郎らしくない作品が、最早1周回ってらしい気がしてくる。人気のある『浜田青年ホントスカ』『一人では無理がある』『彗星さんたち』が好き。義父が数年前に新幹線の清掃員の仕事をしていたが、短時間で清掃する大変さを聞いたことがある。職場での彗星さんの話もっと聞いとけば良...続きを読むかったな。よくわからなくて不穏な雰囲気もあるけど牧歌的な短編集。
実家に置きっぱなしだった、伊坂さんの作品を発掘。 長編も好きなんだけど、短編も好きなんだよなぁ… 最後のデビュー15年目のインタビューに伊坂さんが長編と短編に込めた想いの違いについて触れてて腑に落ちた。 ・一人では無理がある ・彗星さんたち が好きだった。伊坂さんぽいようなぽくないような感じも合...続きを読むわせて好き。 短編だから一緒にアンソロジーを書いてる人の作品も気になるなぁ。
なぜか読んでいなかった一冊。これにて伊坂幸太郎単独作品読破です。わーい! 2015年の作品なので、昔の伊坂さんだ!と興奮しながら読めました、味わい深い。 最後の「後ろの声がうるさい」まで、順番どおりに読んでほしい。久しぶりに「ワア!?」って声だしちゃったよ。(家なので問題なし) 「浜田青年ホントスカ...続きを読む」面白かったし、「if」は今の伊坂さんに通ずるところがあるし、「一人では無理がある」は王道だし、「彗星さんたち」は本人もあとがきでおっしゃってたけど女性主人公&お仕事小説で新鮮だった。全部スタイルが違っててさすが。 あとがきで言ってた、いつか書きたい「物騒な人たちが家に入ってきて電話で助けを求める」って設定、ホワイトラビット?と思った。
数年ぶりに再読。 色々な企画(アンソロジーや雑誌の特集など)のために書かれた作品が集められた短編集なので、作風はさまざま。前半はあまり好みでない話が続いたのでやはりせっかくならば連作短編集の方がいいなぁ…と思っていたのだが、最後の「後ろの声がうるさい」でそれぞれの話をつなげるような話があったのと、巻...続きを読む末のインタビューでそれぞれの企画の説明など執筆の経緯や意図が書かれていた(朝井リョウの『発注いただきました!』みたいだなぁと思ったら、まさに「if」の企画については共通していた)のが面白く、一気に満足感が増して、結果もう一回読み返してしまった。すると、好みでない、と思った話も、今度は面白く感じられたような。短編集ではあるが、通して読むとより楽しめる作りとなっていると思う。 ちなみに特に好きだったのは「if」「一人では無理がある」「彗星さんたち」。 「デビュー十五年目という節目なので、”文庫のおくりもの”的なものを作ってもいいんじゃないかな」、という(編集者の)目的から作られた、初めての文庫のオリジナル短編集とのこと。表紙に「a present」と書かれている。また、新潮文庫100周年の黄色いスピンであることもあり、特別感がある。
「伊坂幸太郎」の短篇作品集『ジャイロスコープ(英題:a present)』を読みました。 『アイネクライネナハトムジーク』に続き、「伊坂幸太郎」作品です… 先月に読んだ『火星に住むつもりかい?』以来、8作連続で「伊坂幸太郎」作品ですね。 -----story------------- 書き下ろし...続きを読む短編収録! 初の文庫オリジナル小説集は、驚きに満ちた七つの「伊坂」ワールド!! 助言あり?(ます)――。 スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む「稲垣さん」の下で働くことになった「浜田青年」。 人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる『浜田青年ホントスカ』。 バスジャック事件の“もし、あの時……”を描く『if』。 謎の生物が暴れる野心作『ギア』。 洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの「伊坂」ワールド。 書下ろし短編『後ろの声がうるさい』収録。 ----------------------- デビュー15周年の節目を記念して2015年(平成27年)に、初めての文庫オリジナル短編集として発売された作品で、以下の7作品とインタビューで構成されています。 ■浜田青年ホントスカ ■ギア ■二月下旬から三月上旬 ■if ■一人では無理がある ■彗星さんたち ■後ろの声がうるさい ■十五年を振り返って 伊坂幸太郎インタビュー 「伊坂幸太郎」作品の特徴である、散りばめられた伏線がすべて回収されてい… という展開は踏襲されているので、それぞれ愉しめましたが、特に印象に残ったのは、『浜田青年ホントスカ』、『一人では無理がある』、『彗星さんたち』の3作品でしたね。 蝦蟇倉市へやってきた「本当っすか」が口癖の「浜田」が、相談屋の「稲垣」と出会いアシスタントとして働くことになるが… 終盤、「稲垣」が「浜田」を雇った理由や、「浜田」の正体が判明することにより、意外な展開を見せるミステリ色たっぷりの『浜田青年ホントスカ』、 ある会社の、ある仕事… 一般には秘密裏に行われている事業活動、その仕事の奥は深い… そんな仕事の謎が解けることにより、怪しげな仕事が、子どもに夢を与える仕事であることが判明するが、それだけでなく、いつもミスをする「松田」の仕事ぶりが、実はとても世の中の役に立っていたという、ファンタジー色が強く温か味のある結末が心地良い『一人では無理がある』、 新幹線の車内清掃の仕事に就いた「二村」は、主任の「鶴田」から様々なことを学ぶ… そして、仕事にも慣れ、他の清掃スタッフとも馴染んだ頃、「鶴田」が脳溢血で入院する… 「鶴田」不在のその日、仕事が終わってから、清掃スタッフの間で交わされた人間模様の中から、「鶴田」の人間ドラマが浮かび上がり静かな感動を覚える『彗星さんたち』、 この3作品は、ホントに良かったですねー 最後に収録されている書下ろし短編『後ろの声がうるさい』が、これまでの6作品を巧く紡いだ受け皿となっていて、感動のエンディング… という展開も巧いもんですね、、、 愉しめる一冊でした。
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