松永大司の作品一覧

「松永大司」の「トイレのピエタ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • トイレのピエタ
    3.7
    1巻1,119円 (税込)
    最後の夏、世界にしがみつくように、恋をした。 画家への夢を諦めてフリーター生活を送っていた宏は、突然余命三ヶ月の宣告を受ける。残された時間を知るまでは、この夏もいつものように、ただやり過ごすだけの季節になると思っていた。それが人生最期の夏に変わってしまった時、立ちはだかるように現れた女子高生の真衣。 「私が生きてるんだから生きろ」 宏は、容赦なくありのままの感情をぶつけてくる真衣に翻弄され、戸惑いながらも、生と死の間に強烈な光を見る……。 もっとも純粋で痛切なラブストーリー。 漫画家・手塚治虫氏が亡くなる3週間前まで病床で書き続けていた日記を原案とし、 カリスマ的な人気を誇るロックバンド「RADWIMPS」のヴォーカル&ギター野田洋次郎が主演を務めた映画の原作小説!

ユーザーレビュー

  • トイレのピエタ

    Posted by ブクログ

    この松永って人は誰なの?天才??
    生きていくことと、死んでいくことの葛藤を、眩しいくらいリアルに描いている。主人公の宏と真衣にも、すごく感情移入できるし、もうとにかく早く映画を見てみたい。

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    2015年09月18日
  • トイレのピエタ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    余命数ヶ月、心身ともに疲れ果てた主人公に健康体の真衣は「自分だけが辛いと思ってんじゃねぇよ。あたしだって辛いんだよ!」と叫ぶ

    なんだかな。一方的で暴力的なまでに幼稚なエゴイズム
    今はさ、健康体なだけでも幸せに思え、という暗黙の教えが浸透している、自分の悩みを口に出すことさえ罪のように思えてくる。耳を塞ぐ前に手を抑えられ、訴える前に共感され、叫ぶ前に口を塞がれる。


    そんな中、あるがままの真衣が反対に眩しくて目を細めずにはいられない
    真衣はほんと、怒りの塊だなと。世の中にあるすべてのものに苛立ち、かたっぱしから喧嘩を売るような。昔は私もそうだった。そんな全力疾走の真衣に対して、疲れないだろう

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    2016年04月28日
  • トイレのピエタ

    Posted by ブクログ

    引用

    「世界はさ、変わることなく常に同じ高さにあるの。だから残酷なのとても。わかる?変わるのは自分だけ」

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    2015年07月17日
  • トイレのピエタ

    Posted by ブクログ

    映画の原作との事で読んでみました。
    生きるとは、最後の瞬間まで人生を生き切ることなんだと思いました。近ごろなぜか死ぬまで生き切る人生を描く本に、出会う、そんなお年頃か…?

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    2021年07月28日
  • トイレのピエタ

    Posted by ブクログ

    死を間近にした人がどのように生き、どのように死んでいくのかがとても繊細に書かれていた。病気の話といえば最近は「君の膵臓をたべたい」を読んだが、その本の桜良とは正反対の考え方の主人公が描かれていた。この主人公の考え方には共感できる部分もあり、また私の考え方とはあまりにかけ離れたものもあったので新たな世界を見れた気がした。

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    2015年09月13日

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